2023/04/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にヴァンさんが現れました。
ヴァン > 平民地区の住宅街。
何軒かの建物が共同の庭としている小さな空き地に、ぽつんと桜の木が一本だけ生えている。
高さは10mほどだろうか。隣にある3階建ての酒場兼宿屋とほぼ同じだ。
銀髪の男はベンチに座り、ぼんやりと桜を眺めていた。

「今年ももう、散ってしまうな」

満開はとうに過ぎ、数日もすれば葉桜になってしまうだろう。
酒も煙草ものまず、ただただ桜を見つめている。