2023/02/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアルティールさんが現れました。
■アルティール > 「……!マスター。わらわに強めの酒と甘味を頼むぞ!」
平民地区の酒場。いわゆる"ランチタイム"の時間帯だというのに、この肌寒さからか、はたまた違う理由か。人気が疎らな其処に明るい声が響き渡る。
外見は少女。と言っても過言ではない。が、この酒場の常連であるからか、マスターも「昼間から酒とは随分と自由だな?」と笑いながら、要望通りの酒と甘味を差し出してくれる。
其処に並んだのは、度数40を超えるブランデーが注がれたグラスと、チョコロールケーキ。
此処の酒場はこんなところではあるが、甘味と酒が豊富なので、ついつい足を運んでしまう。
「んふふ……♪ よいのう。食べ合わせも良い。
チョコで飲みやすくして酔い潰すつもりか~?……くふふ。お主もワルじゃのう?
……何? 違う。まったく、そうムキになるでない。
冗談じゃよ?……こほん。では、いただきます。」
両手を合わせ、祈りを捧げてから――まずはチョコロールケーキを一口。
おそらく何らかの果実を僅かに練り込んでいるのだろう。とろっとしたチョコの風味の中に若干の酸味。
噛みしめる度にその酸味が口の中で暴れ、それを濃厚なミルクチョコのクリームがゆっくりと包み込んでくれる……。
ここにブランデーを一口。鼻を通り抜ける果実の香りに「ほぅ……」と、吐息が溢れて……。
「美味い……相変わらず、菓子も酒のチョイスも一品じゃな。
もう少し大きく宣伝すれば、わらわ以外の娘子の来店も増えそうな――何?客に絡む厄介客が増えそう?
くふふっ……確かにそうじゃな!わらわもするだろうしなぁ!」
……呆れられつつも、歓談中。
■アルティール > 「しかし、この肌寒い時期……果実を使ったケーキとかは美味いの、作れるのか?
……ああ、ケーキに入っている苺。それにコニャック……この酒の林檎もであったか。
ううむ。困らせようとしたが、案外練られておるな……ぐぬぬ。」
たあいない雑談はちょっとしたメニューへのどうこうに。
ブランデー。もとい、コニャックの林檎の香りは、本当に良い。ケーキに練り込まれた苺も良い。チョコとイチゴ。合わない訳がない。
なら、新作はあるのか?などと、続いていく話題。
この昼のケーキタイムの間は、止まることはなく……
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルティールさんが去りました。