2022/10/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/小さな料理屋」にユイリンさんが現れました。
■ユイリン > ある日のお昼ごろの時間帯。
本来なら店を開けている筈の時間なのにまるでやっていないようにがらんとした店内。
そんな店内で店主の少女が暇そうにカウンター席に腰を降ろして本を読む。
お客が来れば直ぐに対応できるようにしてはいる、そのせいもありこうして時間も潰せて。
そうして時間を潰しながらも感がるのは店の経営に関して。
「そろそろ仕入れもしないとね」
その時に応じて冒険者に定期的に仕入れを頼んではいるがその在庫も少なくなり。
今は閑古鳥でも一応、冒険者への報酬や店を潰さない程度には稼げていて。
ふと残りの食材を思い出せば仕入れも考えるべきかと考えては本を読み続ける。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/小さな料理屋」にヴァンさんが現れました。
■ヴァン > 扉を開けて入ってきたのはジャケットにカーゴパンツの男。
人気がないため、まだ開店していなかったと訝しむ。
カウンター席に座って本を読んでいる少女以外に人の気配がないため、遠慮がちに声をかけた。
「今、お店やってます、よね……?」
店の奥、厨房の方にも人の気配はない。
入口すぐの場所に佇んで、少女の返事を待つ。
■ユイリン > このままお客が来なければ店を閉めて出かけよう。
そう考えていたが扉の開く音に本から視線をあげて向け、ラフな姿の男に目を向けて。
「いらっっしゃい、ちゃんとやってるよ。
空いている所に適当に座って」
パッと見ればやっていないような店内にその問いかけは当然。
そんな男にやっていると笑みを見せれば椅子から腰を上げてカウンター裏に入っていく。
■ヴァン > 「あぁ、よかった……この定食を一つ」
メニューの一番上、一番安いセットメニュー。カウンター席、先程まで少女が座っていた席に座る。
店内をきょろきょろと見渡しているのは、一見さんというよりは過去に訪れた時との違いを確かめているような風だった。
厨房へ入っていった少女へと声をかける。
「おやじさんは……今は外出されているので?」
前の店主のことを言っているのだろう。右手の掌を下にして、前店主の身長を示すようにしてみせる。
■ユイリン > 「それね。ちょっと待ってね」
メニューの一番上のセットの注文を受ければ笑顔で了承して厨房へ。
パンとスープ、サラダのセットなので直ぐに用意できるとスープを温め直し。
その間に男の姿を見てれば店内を見回す様子に珍しいのかと考え。
「おやじさんって…師匠?師匠なら貴族のお抱えになるとか言って出てったよ」
恐らくは師匠、前の店長の事だと考える。
手で示された低い身長にまず間違いないと思えばどうしているかを説明。
説明中に温まったスープを器によそい、トレイに乗せて男の元へと運んでいく。
■ヴァン > 男は少女の言葉に衝撃を受けたようだった。椅子によりかかり、ゾンビがあげそうなうめき声をあげる。
しばらく天を仰いでいたが、問題は解決しないと悟ったか椅子に座り直す。テーブルを指先で叩く。
「そう、あの……髪が不自由な。
まいったな……住まいを聞いておけばよかった。ちなみに、連絡はとれたりは……?」
苦虫を噛み潰したような顔をしつつ、期待していない様子で尋ねる。
前の店主にそれなりに大事な用事があるのだろう。
定食が来ると最初にサラダを食べきった後、パンをちぎり、スープに浸しては食べていく。
■ユイリン > 店長の事を告げるとうめき声をあげ天を仰ぐ男。
もしかして用でもあったのか、弾にやってくる知り合いの類なのかと見て。
しかしどういう知り合いか判らない以上声をかける事はせず。
「チビで禿げでちょっと変な料理が好きなのよね?
住まいって…奥に住んでたみたいよ。全然、何処に行ったのかもわかんない」
髪が不自由と聞くと更に酷い特徴を並べていき。
苦虫を潰したような顔に何かやったのかという考えがよぎる。
そして問いかけには知らないとはっきりと言い切れば、セットを食べる姿を眺め。
「何か師匠がやらかして、締め上げにでもきた?」
もしそうなら暫く逃げなければと考えながら問いかけて。
■ヴァン > 少女が話す時には食べ物にとりかかり、ややあってから話し出す。
「あー、そうそう。それ。太って……はいない方か。
貴族のお抱え、って……あの人は作品で勝負っていう職人気質なのに。
弁舌巧みに自己アピールできなきゃお抱えはさすがに……」
酷い特徴の言い方をする少女に、三重苦ではなかったな、と呟く。
パンに染みこんだスープを舌で味わうと、うんうんと頷いた。
おそらくは前店主の味を思い出しているのだろう。
「いや、うーん。やらかしたことが今わかった、かな?
大した金額じゃないんだが、お金を貸していてね。」
師匠の不始末を弟子に話すものではないかも、と思いつつも正直に伝える。
スプーンでスープの具を掬ってはパンの載せ、もぐもぐと食べる。
■ユイリン > 「太ってはないね、チビで禿げだけ。
普通にすれば美味しいのに、時々変な独創性を見せるのに正気と思えないのに…。
あの師匠にできると思う?」
太っていれば魅力なし3点セットであるが2つなのでセーフ?と考えることとし。
あのへんな独創料理で勝負を、しかも口が下手で先ず希望はないのに物好きと考え。
パンにスープを染みこませては頷く男に、美味しいよね、と笑って。
「今……?借りて返さずにどっか行ったのね…」
色々と問題はなくはなかったが、借りた物を返さずに失踪。
本人は返したつもりだったかもしれないが、返していないのを聞けば溜息を吐き。
そんな居ない相手に取り立てに来た男に同情するような顔をすれば一度厨房へ。
戻った時には皿に乗せた串焼きを傍に置き、サービスというように。
■ヴァン > 「…………?あぁ、うん。君がいう独創性は結構、貴族社会では受けると思うよ。
ああいう連中は普通のうまいものは喰い慣れているから、時々刺激的なものを食べたがる」
意外なことに、男は前店主の独創性をそれなりに評価しているようだった。
ほぼ空になったスープ皿にパンを押し付けて、何も残さないようにして食べ終わると息をついて、暖かいコーヒーを、と伝える。
その後、思い出したかのようにコーヒー込の料理の代金分の硬貨を机の上に置いた。
「あー、いや。これは受け取れないな。話を聞いているこちらがお金を出すのならともかく。
貧民地区のマフィアやろくでなしの金貸しが羨ましいよ。
本人が消えた時は関係者に対して、道理など考えずに取り立てるんだから」
串焼きには首を振って、両手で受け取らない旨のジェスチャーを示すと、軽く肩を竦めて笑う。
口ぶりからして、少女に請求しようという考えはさらさらないようだ。
■ユイリン > 「あんなのが受けるのね……。
刺激的すぎと思うけど、師匠の独創的なのは」
自分は全く評価していない変料理を評価する男に目を丸くし。
残さずに綺麗に食べてしまう男の様子に行儀がいいなと見ていれば追加の注文。
厨房に戻ればコーヒーを用意し、それを運べば硬貨を回収して。
「師匠が持ち逃げしてるしいいのよ。なんて言うか真面目ね。
そんなのに借りてたら私が大変な目にあうだけど?」
受け取らないとジェスチャー込みで示されると仕方ないと自分で食べ始め。
男がそういう相手出ない事には純粋に安堵し、もしそうなら色町に売り飛ばされる未来しか見えず。
そうでない事に純粋に良かったと思って。
■ヴァン > 「毎日はともかく、他の貴族を招く時なんかは役立つね。
ただ、あの人の場合は厨房に立つ前にあの口下手だから……」
貴族に売り込みできる人間さえいればすぐお抱えになれるのに……と続ける。
どうしたもんかな、と宙を眺めつつ、懐から取り出したペンと紙を使ってなにやら書き留めている。
コーヒーを口に含み、飲み干してから言葉を紡ぐ。
「うーん……それなんだが。法律上は君が代わりに借金の一部を払った、ということになる。
借金を借主と連帯して払う意思あり、とみなされる。仮にさっき受け取って俺が食べたら、今後君に全額請求できるようになる。
……君がそれでよいのならそのようにするが」
受け取らなかったことの説明をする。
少女の頭のてっぺんから爪先までを眺めると、顎に手をあてて考え込むそぶりをする。
とはいえ、冗談なのだろう。顔は穏やかに笑っている。
■ユイリン > 「そういうものなのね。
口が下手で態度も悪いから無理ね、絶対に」
そもそもに口がうまければ大通りで店を持っていてもおかしくはない腕前ではあると頷き。
宙を眺めては何かを書き始める男を眺めては串焼きを食べ尽くし。
可愛そうには思うが師匠の居場所は知らないのでどうにもできず。
「サービスでそうなるって変な法律ね。
それはごめんね、いくらか判らない借金を払える訳ないよ。
絶対に嫌」
受け取らなかった説明を聞けば、変とは思うが支払うのは嫌ときっぱりと言い切り。
穏やかに笑ってはいるが、上から下まで眺められるといい気分はせず、エッチと言い顔を赤く染める。
■ヴァン > 「悪いオトナは法律をたてにして無理を通してくるからね。俺以外からは借りてない筈だから、安心していいと思う。
あぁ、いや…………無遠慮に眺めたのはすまない。料理以外、仮に何ができるのかなと思ってね。
身体つきで、今の仕事だけではなく過去の経歴なんかも推測できるからさ。
冒険者のようなことも過去やっていたりは?」
黙っていれば少女に請求できたものを、受け取らずわざわざ説明したのはそれなりに誠意があるのだろう。
性的な視線で見ていたつもりはないが、そう受け取られるのも当然なので素直に謝罪の言葉を述べる。
腕や足回りを見ていたのか、そんなことを口にする。
「……何にせよ、所在を突き止めないことにはどうにもならないか。
このお店に、彼の所持品だったものは残っているかな?愛用の品ならより探知がしやすいんだが」
どうやら、探知魔法を使って探し出すつもりらしい。
大した金額ではないと言っていたが、先程の口ぶりからすると博打の負け分や酒場の飲み代といったレベルの金額ではなさそうだ。
■ユイリン > 「この国にむしろ善良に金を貸す人の方が少ないと思うけど。
もし他に借りてるならまずこの店が差し押さえられてるし。
普通体つきで判るものじゃない気がするけどね?
似たような事はやってたよ」
善良な人は少ないと言ったが、男は数少ないそういう男に見え。
例えどういう理由であれ体を上から下まで見られるとそう感じてしまい。
告げられた言葉に似たような事ならばと。
「どこにも相手にされないで国から出てなければいいけどね。
所持品ならあっちこっちにね。厨房の鍋や包丁、これとか使ってたカップだし」
探すつもりなのか問われればあちこちにあると返し、近くにあったカップをカウンターに置き。
そこまでして探す以上、大した金額なのは簡単にわかって。
■ヴァン > 「違いない。俺の勤め先からしてろくでもないしな……借りは作らないにこしたことはない。
ここは……どうだったかな。確認してみるか」
個人間での貸し借りのようだ。建物について言及されると、目を細める。借家だと思い込んでいたようだ。
似たような事をしていた、との回答に納得したように頷いた。
「国外に出られたらお手上げだな。借用書を人に安く売って、代わりに回収してもらうしかない。
あー……じゃあ、このカップを借りてもいいかな」
カウンターに置かれたカップを見遣ると許可をとる。
鍋や包丁の方が前店主との結びつきが強いだろうが、借りている間は少女が不便になるだろう。
コーヒーカップを空にして、人心地ついたとばかりに息を吐く。
■ユイリン > 「ろくでもないって事は騎士団か教会?大丈夫、一部の冒険者に食事の提供で依頼料を安くしてもらってる程度だけ。
此処を持ってかれると私が困るのだけど?」
碌でもない勤め先、この国だと騎士団か教会か、どちらもいい思い出がないのかさらりと口にして。
立地的に平民地区と富裕地区の間でお客は入りにくい事を覗けばそこその立地、ここを持っていかれると困ると口にし。
今まで旅の間に狩猟もしていたので似たような物だと。
「この国で駄目なら他所にって考えるかもしれないし。それって元が取れるの?
どうぞ、持っていってもいいから」
借りてもという男に持っていっても良いとさらっと告げ。
鍋や包丁は持っていかれれば不便ではあるが無ければなければでしばらく休むのもありかと思う程度。
息を吐いた男の前からセット乗ったトレイだけを下げて。
■ヴァン > 「……よく、わかるな。ま、ろくでもない組織は数あれど金を貸すのは教会くらいか。
借り主がいる物件は、新しい所有者だとしても勝手には追い出せないんだ。法律上はね。
無事に俺が見つけ出せることを祈っておいてほしい」
少女が所属を言い当てたことに意外そうな顔をする。
困るとの発言には、安心させる意図をもって答える。悪徳業者なら「法律上は」の文字は不安を煽るだけだろうが、
自分が言う分には問題なかろうと考え伝える。
「借用書を売ったら赤字だが、ゼロよりはいい。
仮に売ったとして、これまで受け取った利息を考えると、元金が確保できるかどうかってところかな。
当面それはしないよ。流れ流れて変な奴が手にすると、君に迷惑がかかるかもしれないしね」
立ち上がり、椅子を元に戻す。どうやら店を出るようだ。
許可をもらうとジャケットのポケットに、落ちないようにカップをつっこんだ。
■ユイリン > 「何となくよ。知り合いの店のがよく教会の話しをしてたからね。
そういう法律になってるの。法律上はなのね。
そこは祈っておくけど…自分なりにね」
知り合いが教会の人にと愚痴っていたと言い当てた理由を口にし。
告げられた言葉にとりあえず追い出される心配はないと大きく息を吐き。
先ほどまでは師匠だからと思っていたが今は見つかれと願い。
「そう言われると確かにそうね。
売っても赤字、捕まえれなくても赤字はやってられないわね。
……それが一番困るから」
変なのに回れば確実に迷惑が来る、その言葉に本当にと肩を落とし。
立ち上がった男の姿、カップを仕舞う姿に見つかる事を願うと告げて。
■ヴァン > 何度か上半身を動かして、カップが落ちないことを確認する。
この場で探知魔法を使わない所をみると、男自身が使うのではなく、魔術師にでも依頼するのだろう。
「教会は利率は少し低いが、ことあるごとに寄付を要求するからな……高くつく。
それじゃあ、今度は食事だけの用件でお邪魔するよ」
男が首からさげているのは、主教のホーリーシンボル。
己の所属する組織だというのに、否定的な言葉に反感を持つような様子は見受けられない。
扉を開けて、去り際に少女に最後の依頼。
「ないと思うが、もしおやじさんと会うことがあったら、ヴァンが探していたと伝えてもらえるかな。
いつもの図書館にいる、と」
■ユイリン > 「……下手な所で借りるより高くつきそうね。
時々やってないけどまたいつでも来てね」
利息よりも寄付で大変になりそうだと思えば金は何処でも借りない方がよさそうと改めて思え。
今度という男に何時でもと笑顔で答えて。
そして今頃に男の首から下がっているホーリーシンボルに気が付き、拙い事を言ったかと思うが怒っていない様子に安堵し。
「見かけたら伝えておく…って言うか図書館に引き摺ってくね。
またのお越しを」
扉をあげて告げられた言葉に頷き、むしろ連れて行くとつげて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/小さな料理屋」からヴァンさんが去りました。
■ユイリン > 去っていく男を見送ればコーヒーカップを下げてカウンターを拭き。
それが終われば元のようにカウンター席に腰を降ろし。
「ほんとに碌でもない事しかしない師匠ね…はぁ…」
まさか借金まであるとは思っていなく呆れ。
借りたあの人がいい人でよかったと滅多にない神への感謝を口にし。
再び本を読み始めて。
■ユイリン > そうして次のお客が来るまでのんびりと時間を潰して…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/小さな料理屋」からユイリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > すっかり秋めいて来た平民地区。
普段は弛緩した空気の流れる昼過ぎの時間帯にも関わらず、その日の市場通りは奇妙なざわめきに満たされていた。
それもそのはず、大通りのど真ん中を悪の組織の女幹部が歩いていたのだ。
種族的にはミレー族なのだろう。
前下がりボブの黒髪の頭頂からは三角形の獣耳がぴょこんと突き出し、肉付きの良いお尻からはにょろろんっと黒毛の長尾が揺らめいている。
エキゾチックな褐色肌の20代前後と思しき長躯の娘。
すれ違う者達へと切れ長の金眼を向けるその美貌は、顔の上半分が仮面舞踏会などで用いられるマスカレイドマスクで覆われていた。
それだけでも十分不審者として目を付けられるだろうに、この娘、この肌寒い時期に有り得ないほどの薄着―――というかもうほぼほぼ全裸といって良いエロ装束を纏っているのだ。
指の先から二の腕までと、足の先から腿の半ばまでは魔人めいて刺々しいデザインの黒鋼にてがっちりきっちり守られている。
にもかかわらず、肝心の胴部分はほとんど剥き出し。
しなやかに引き締まったへそ回りはもちろんの事、たわわに実った爆乳や、むっちむちの太腿の付け根などは、ベルトハーネスと極小の黒布で覆われているだけである。
乳首や秘裂は辛うじて隠されているものの、歩みのたびにたゆん、たゆゆんっと蠱惑的に揺れ弾む爆乳は芸術的な球面を瑞々しい弾力性と共に見せつけて、エグイ角度で小股に切れ込むハイレグベルトは極小の黒布に雌溝の凹凸をはっきりと浮き上がらせている始末。
割れ目の直上に描かれた淫紋のみならず、逆三角形に整えられた恥毛の翳りさえ堂々と曝け出し、トゲ付きの肩パッドから伸びて背筋を覆う黒マントを雄々しく靡かせ街を行くその姿はまさに、悪の組織の女幹部。
アダルティな半裸に男達は鼻の下を伸ばし、非常に分かりやすい悪役の登場に子供たちも大喜び。
きゃーきゃーとまとわりついてくる少年少女を自在に動く猫尾でいなし、街行く悪女は縦長の瞳孔の特徴的な金眼を巡らせ獲物の物色に余念がない。
そうしてベージュの唇が薄笑みと共に紡ぐのは―――
「くふふふふふ♥ さぁて、ウチの目ぇに最初に付くんは可愛らしい犠牲者ちゃんか、無辜の民を守ろうとする正義のヒロインちゃんか♥ ま、どっちにしても亜空間触手で拘束して、大勢の人に見られとる中、ウチのエロテクでねっとりにゅるにゅる嬲られて、おまんことろっとろにさせられてまう運命やけどな!♥ にゃあーっはっはっはっはっはぁ!」
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシルフィーナさんが現れました。
■シルフィーナ > 「……。え、ええっと……」
あまりにもハレンチな姿で歩く女にあっけに取られた娘。
ドレスアーマーをを身にまとい、銀の剣を佩いている。
銀色の髪は膝下まで流れるようになびき、紫の瞳はまじまじ、と女を見ていた。
「ええっと……」
エキセントリックな言動にもなんと声をかけていいかもわからず。
とりあえず、寒そうなその格好めがけて一言。
「寒くございませんか?」
なんともやなな一言であった。
■キルシュナ > 「――――んぉ?」
ざわめきく人波をゆったりとした歩調で割り裂き進む猫が、右に向けていた金眼を左へと戻す途中で遠慮がちに掛けられた声音にマスクの美貌を向けた。
銀糸を思わせる艶やかな長髪とアメジストの様な紫紺の瞳。
キルシュナに比べて頭一つくらい低いその身が纏うのは、ミスリルと思しき部分鎧とロングスカート。
腰から下げた長剣もそれなりに値の張るだろう立派な物で、見るからに女騎士といった風体である。
「ほうほう、ほほぉう♥」
少々浮世離れたした問いかけに応えるでもなくずずいと近付き、顎先を褐色の指で撫でつつ騎士娘を観察する。
大口の端をにんまりと吊り上げたその顔は、マスクで目元を覆っていてさえ分かる美貌。
軽く腰折る動きに合わせてたゆゆんっと揺れる爆乳や括れた腰、むっちりと肉付く尻回りなどはこの不審者が騎士娘と同性であることを示している。
にもかかわらず、細めた金眼に灯るのは、訓練中などに不心得者の若い騎士が、夜会などで傲慢な上位貴族などが、それぞれに向けてくるのと同質の露骨なまでの肉欲である。
「寒いか寒ないかで言えば確かに寒い! まぁ、マントに掛けとる保温魔術のおかげで凍える程やないけどな。 ――――しかぁし! しかしや! 寒いから言うて厚着なんするんは悪の女幹部失格やろ!!」
そうしてしっかり相手を物色した後、遅ればせながら彼女の発した素朴な問いに応える猫。
猫尾も雄々しくぴんっと立て、人差し指をずびしぃっと突き付け放つ口上は『おおおおー-!』とちびっ子どもの共感を得たらしい。
■シルフィーナ > 「……悪の女幹部……?」
悪、と聞き、そして幹部とも聞けば。
そのタレ気味の目を若干釣り上げて。
銀色の髪をなびかせその手はミスリルの剣に手が伸びる。
悪と……幹部、なればこの手合は"法に反する存在"である可能性がある。
ならば正義感の強い少女騎士はそれを見逃すことなど出来ない。
「悪の幹部が堂々と名乗りをあげているのはどうかと思いますけど……それならば、捕縛させて頂きます」
男性の方々にも目の毒ですし、と呟きながら。
まだ剣を抜かず、片手を徒手空拳に構えながら女に向き直った。
女の肉欲の眼差しには気づかぬままに。
■キルシュナ > 「にゃは☆ それでこそ正義のヒロインちゃんや。ウチはその勇ましさを称賛するでぇ! ――――我は悪の組織の女幹部キルキル! 以後、お見知りおきを、や」
摘まんだ黒マントの端をばさぁっと大仰にはためかせながらかますボウ・アンド・スクレイプ。
伏せた頭部の金眼ばかりを上向かせ、不敵に唇端を笑み歪ませたその様は、組織の適当設定とは裏腹に強キャラ感に溢れている。子供たちのテンションも爆上がりだ。
「あ、ちなみにどないな組織なん? とかそーゆー細かい設定は作ってへんから聞いたらあかんで」
続くメタ発言にはブーイングの嵐。
そんなちびっ子たちのノリの良い反応とはまた別に、ただでさえエロッエロな黒猫痴女に、美少女感たっぷりの騎士娘の登場。
これはもしかしたら大道芸人か劇役者の宣伝活動か何かかと遠巻きに様子を見始めるギャラリーが増えていく。
「いきなりとぉう!!」
十分に人目が集まった所で唐突に、しゅばっと振り上げる黒鋼の凶腕。
ダイナミックな動きに合わせてノーブラの爆乳もまた激しく揺れて『おぉう!♥』と大人達からも好感触な反応を引き出しながら――――ずぞにゅるるるるるぅぅんっ!
突如、中空にいくつも開いた闇孔が、見るも卑猥な粘液を纏わりつかせた無数の触手を生え伸ばして騎士娘に殺到させた。
無策に突っ込ませる先方の数本は、彼女に見せ場を与えるための物。
その死角からタイミングをずらして飛び出す本命は彼女の両手首を拘束して鎧姿を引き上げて宙吊りにしようと試みる。
■シルフィーナ > 「……?」
設定とか作ってないとか言うのに疑問げになりながらも。
中空に開いた闇孔からいきなり突き出てきた触手。
それにとっさに反応して剣を抜き放つと同時に切り払い。
「人目がある所でこんな……ッ!!」
見るも卑猥な粘液触手を出したことに小さく独りごちて。
全身に冷気を纏いながら、氷結する結界をはり、無数に襲い来る触手を凍りつかせ、柄頭で打ち砕き、一気に肉薄しようとし――――。
「きゃあっ?!」
死角から飛び出してきた触手には対応が遅れてしまったせいで、その手を拘束される。
同時に剣を取り落としてしまい、吊るされ上げて宙吊りにされ。
「……なっ、気持ち、わる……っ……」
卑猥な粘液が手首をぬめぬめして気持ち悪さにもがきながら。
■キルシュナ > 『おぉぉ!』
『すっげぇ!』
『本格的だなぁ』
などなどの歓声を引き出しながら、中空をのたうち迫る無数の触手。
対しては全方位の氷結結界と柄頭による攻撃で、猥褻触手を砕き散らす騎士娘。
鎧姿にも関わらず軽やかな疾走でエロ猫の懐に入り込もうとした所で、気配を殺して飛び出す触手が見事その身を拘束した。
がららんっと落ちるミスリルソード。
バタ付き藻掻く鎧の小躯。
『あぁ…っ!』
『そ、そんな……』
『がんばれぇ、騎士のおねぃちゃぁん!』
子供たちは一生懸命捕らわれのヒロインに声援を送るも、事、淫術に関しては大賢者クラスの変態猫である。
生物的にのたうつ蛇胴には複雑な呪言が施されていて、捕らえた獲物の魔法構築を阻害する。
ぶにぶにと気持ち悪い柔らかさを有するその身体は存外に頑丈で、オーガの膂力を持ってさえ引きちぎる事は叶わない。
そんな触手が更に数本蠢き迫り、にゅろろろろぉぉ…っと左右の脚甲に絡みつきつつ、捕らわれの小躯に"人の字"の姿勢を強要する。
「くっくっくぅ♥ いやぁ、捕まってもたねぇ♥ 大ピンチやねぇ♥」
にたにた笑いを浮かべつつ、ゆったりとした歩調で爆乳を揺らしつつ騎士娘の周りを悠然と歩く自称悪の女幹部。
■シルフィーナ > 「……?! 魔法、発動しない……っ?!」
魔法で凍結させて砕こうと思ったそれが発動しないことに気づき。
ぬるぬる、とした粘液を纏う触手から逃れようとじたばたしていたら足も開かれて。
「……ッ……も、目的はなんなんですかぁ?!」
自称悪の女幹部がそろそろ詐称と言うことに気づき始めて。
要するにこれはそういうふり、だと言うことに気づいた様子で。
小声ながらも女に聞こえるように喚いて見せて。
そうしながらもじたばたと抵抗を続けながら、抜け出せないものかともがき続ける。
しかし、もがけばもがくほど卑猥な粘液がぬるぬる、と広がっていくだけで。
■キルシュナ > 「いやぁ、どない勇ましぅしとっても、こうなってしもたらただの小娘やねぇ♥」
くふくふと忍び笑いを漏らしつつ彼女の背後へと回り込んだ痴女猫が、ガントレットの指先にじゃぎんっと伸ばした凶爪で胴鎧を固定する皮ベルトを斬り千切る。
剣に続いて騎士娘の足元に落ちる胴鎧。
そこから溢れ出す94cmHカップの豊乳。
無骨な鎧に覆い隠されていた女の象徴に、大人達から品のない歓声が上がる。いたいけな子供達にもなんとなく、これからイケナイ事が行われるのだというのは分かるのだろう。
幼い小顔を赤く染め、互いに困惑の目配せを交わしあい、しかしてちょっと興味はあるのか食い入るように悪女と騎士娘のやり取りに目を向ける。
「――――目的ぃ? そんなん決まっとるやろが。昔っから悪の女幹部言うんは正義のヒロインちゃんをいやらしぅ可愛がるんを至上目的としとるんや!♥」
異論はあろうが知った事ではない。
とりあえず美少女騎士ちゃんと数多のギャラリーを巻き込んだイメージプレイが楽しめればそれで良いのだという無軌道痴女。
そうして褐色肌の女幹部は、むにぅんっと自前の爆乳を鎧の剥がれた騎士娘の背筋に押し付け、鎧下の着衣の上からたわわな騎士乳を揉み捏ね始めた。
むにゅう、ふにゅにゅん、もにゅもにゅふにゅぅん♥
先の尖った黒ガントレットが信じがたい程の柔らかさを誇る豊乳に指先を埋める様子は痛々しくも見えるだろうが、双丘を好き勝手にされる彼女に痛みはない。
普段であれば少し痛みを感じる程に強く10指を埋められても、彼女が感じるのはぞくぞくぞくぅっと背筋に走る、擽ったさと寂寥感を混ぜ合わせたかの紛れもない性快楽。
同性の弱点を知り尽くしたガチレズ猫なればこそのとんでもないフィンガーテクニックであった。
■シルフィーナ > 「異論しかありませんねその言葉?!」
がぁん、と帰ってきた返事に叫びを返しながらこれからされることに察しがついてしまい。
胴鎧が落とされがらん、と言う音をあげて地に落ちる。
鎧に押しつぶされていた豊かに実った胸をこねられ始めれれば、その身が痙攣して、震えてしまい。
逃れようとじたばたもがくそれがより激しくなりながら。
「ひぅっ。……んっ……っ……ちょ、せめて……人、いない、ところ……っ!」
甘い声と吐息を漏らしてしまい。
そのいやらしいテクニックであっと言う間に胸の頂きはぷっくり、と膨れ上がり。
胸を覆い隠す胸帯と衣服の上からでも分かるほどにいやらしさを示していて。
周りに見られているのが恥ずかしいのか、あるいは、快楽に震えているのか。
顔を赤くしてしまう。
■キルシュナ > 「にふふふふふっ♥ 何を言うとるん、騎士子ちゃん。戦いに敗れたヒロインちゃんは無辜の民草の前でその身を嬲られ穢される言うんがテンプレなんやでぇ?♥ ほぉれほぉぉれ♥ ここをこないすると気持ちえぇんやろぉ?♥ こっちをこないされるのも気持ちええよねぇ?♥ くふふっ♥ 乳首もすっかり固なってきとるでぇ?♥ この乳首、思いっきり摘ままれたらどないやろなぁ?♥♥」
双腕をまとめて頭上に吊り上げられた美少女騎士の腋下から、頬ずりするかに寄せたマスクの美貌を顔を覗かせ嘲り笑いに細めた金眼を彼女に向ける。
その間にも複雑に角度と力加減を変えつつ豊乳を揉みしだく凶手は、騎士姫の精錬な心根など知らぬげに思春期娘の発情を促していく。
激しい身悶えに揺れ捲れるロングスカート。
ほぼほぼ全裸の痴女猫に対し、胴鎧を剥がれたとはいえ肌の露出が最小限な騎士娘。
それでも自在に蠢く黒鋼の10指に豊満な丸みを歪ませ、ドレスに悩ましげな皺を刻む巨乳と、可憐な唇から漏れる甘声は、観衆の興奮を大いに煽る。
童顔を真っ赤に染めた少年は訳も分からず股間を抑えて前かがみ。
その隣で騎士娘に声援を向けていた少女もまた、はぁはぁいいつつスカートの付け根ぎゅーっと小さな手指を埋めている。
「にゃはっ♥ なんや騎士子ちゃん、乳首ばっきばきに勃起してもうとるやん♥ なんだかんだ言うて、騎士子ちゃんもこの状況、案外楽しんどるんちゃう?♥♥」
揉み捏ねる手の平にはっきりとしたしこりを伝え始めたさくらんぼ。
身を乗り出して正義のヒロインのピンチを見守るギャラリーに見せつけるべく、その部分の布地をぴんっと伸ばして乳首の尖りを浮き上がらせる。
途端『おぉぉぉ……!♥』なんて歓声があちこちから上がり――――ぎゅむぅぅうっ!♥
騎士娘が感じるだろう羞恥の爆発に合わせた乳首摘まみは、そこに電極を突き刺し電流を流したかの鮮烈な喜悦を少女の背筋を駆け上がらせる。
それは、ゴールデンフィンガーの乳揉みで十分以上に肉欲を昂らされた騎士娘が、軽い絶頂へと昇らされるのに十分な刺激だろうか。
■シルフィーナ > 「テンプレってんっ、ぁっ、ひぅっ、うっんっ……♡」
甘い声が漏れ始めてしまい。
快楽に押し流されながら、いや、いや、と言うように首を振りながら。
淫らに実った淫乳を揉みしだかれればぷっくりと浮いた乳首は服をさらに押し上げてしまうだろう。
そんなそこを摘まれてしまえば、全身をびぐん、びぐん、と痙攣させて。
ぷしっ、と潮を吹いてしまい、下着とロングスカートを濡らしてしまう。
そして、愛液が太ももを伝い、もうすでに身体は発情してしまっていることをありありと示していて。
周りのどよめきも、その羞恥心が身体の感じやすさを加速させているのか。
「くっ、ぅっん、っ、ひぃんっ、やめっ、ひぁ、あっ、うっ♡♡」
そして、また盛大に背中を反らせて、絶頂してしまい。
■キルシュナ > 『うぉっ!?』
『なんだ、小便もらしたのか!?』
『いや、潮噴きってやつじゃねぇか??』
『すげぇ、乳だけで潮噴かすとかとんでもねぇな』
『いやいや、案外あの騎士の姉ちゃんが好き者だったりするんじゃねぇの?』
ロングスカートの内側で飛沫を散らす絶頂潮。
乳攻めだけでそんな痴態を晒してしまったヒロインちゃんに、衆目からの下劣な囁きが届けられる。
「いっひっひっひっ♥ 騎士子ちゃん、おっぱいむっちゃ弱いやん♥ 普段から同僚の騎士連中に揉み倒されて開発されとったりするん?♥」
打ち震える騎士娘の双乳を、絶頂の余韻をより深く心地よい物とすべく優しく揉み込むレズ娘の後戯。
そこらの男には決して真似出来ぬだろう行き届いたアフターフォローは、ノン気娘の心根にも同性愛者の性癖を植え付ける魔性の愛撫である。
執拗な乳揉みに充血して熱帯びた双丘を解放した淫手が、するするとドレスの腹部を撫でさすりつつ乙女の下肢へと這い進む。
「くふふふぅ♥ さぁて、こっちの方はどないなっとるかなぁ?♥♥」
不穏なセリフに重なり響くのは、螺旋を巻きつつ騎士娘の細脚を這い上がっていた触手が、槍の様に尖らせた先端をスカートの内布に突き刺し引き裂く異音。
脛の辺りまできっちりと覆い隠していたドレススカートが一気にその丈を切り詰められて、腿の半ば以上を晒すミニスカートに変じていた。
それでもまだ足りぬとばかりに蠢く触手が続く絹裂き音によって両サイドに深々とスリットを形成し、淫手の侵入を容易くさせる。
さて、清楚なロングスカートの下、騎士娘の下肢はどのような着衣で守られているのか。
男の様にトラウザーなどを履き、その上からがっちりと脚甲などをつけているなどという色気も可愛げも皆無な恰好であればお仕置き決定だ。
エロ呪の一つもぶっかけて、今後はズボンなど穿けぬ様に――――なんなら下着すら穿けぬ様にしてやるのもいいかも知れない。
無論、存外淫靡なエロ鎧だのアダルティックな下着だの、予想外のノーパンスタイルだったりなんかするのなら、当然の様にかさにかかってそれを揶揄い責めるつもりである。
■シルフィーナ > 「ひぅっ、んんっ……そんなわけ、ない、ですっ……!!」
実際はもっと酷い目を受けているのだが。
そんなことは口を裂けても言えない娘は気丈に歯を食いしばり。
そしてドレス・スカートを破り捨てられてしまい、ミニ丈にされてしまえば。
露出する白い太もも、ふくらはぎまで覆う脚甲。
下着は幸い普通であっても、その白い太ももを晒すような組み合わせだったのは間違いない様子で。
「……っ、やめっ……やめなさいっ、やめて……っ!!」
太ももまで伝う愛液に、もう濡れそぼって使い物にならなさそうな下着。
顔を赤らめたまま、触手から、そして女の手から逃れようとあがいて。
もがいて。
それでもその手から逃れることは出来なくて。
せめて、せめて人の目からは逃れよう、とその身体を縮こまらせようとして。
■キルシュナ > 「―――おほっ♥ 騎士子ちゃん、中々可愛いの穿いとるやん♥ ええねええねぇ♥ イキ潮でぐちょぐちょになったおパンツとヤらしいぬるぬるでてらてらしとる純白の太腿♥♥ すぅぅぅぅう……っぷはぁ♥♥ 乙女の匂いもたまらんわぁ♥♥」
ミニ丈スカートのスリットによって切り離された前垂れ部分をぴろりと捲り、腰脇からひょっこり突き出すマスクの美貌が隠されていた少女の恥部を卑猥な評価で褒めたたえる。
くんかくんかと褐色の鼻先を蠢かせて姫騎士の恥臭を嗅ぐ様子には、『俺も嗅ぎたい!』と言わんばかりの羨望の眼差しが集められていた。
最早誰一人として捕らわれのヒロインちゃんの行く末を心配してはいない。
むしろ『いいぞ、もっとやれ!』といった空気が充満している。
最初の内は無垢な声援を向けていた少年少女さえもが、今では固唾を飲んで乙女の危地を視姦する始末。
後日、ちびっこの間で"悪の組織に捕らえられたヒロインごっこ"なる遊びが流行る事となるのだが、まぁ、それは別の話である。
「さ・て・とぉ♥ まずはこのまま………おっほ♥ 騎士子ちゃん、むっちゃスムーズに指飲みこむなぁ♥ 処女の可能性も考えとったけど、これならウチのでかちんぽぶち込んでも問題なさそやねぇ?♥♥」
改め伸ばした黒鋼の手指が、ぐっしょりと濡れそぼったショーツの内側に差し込まれる。
そして、その無骨で刺々しいガントレットの指先が―――つぷんっ♥
乙女の秘裂を割り開き、その狭孔に潜り込む。
一見すると雌粘膜を傷つけかねない籠手なれど、あくまでもエロ目的のカスタマイズが施されたそれは先端が丁寧に丸められ、凶悪な凹凸が織りなす官能ばかりを犠牲者に与える様になっている。
そんな淫手の中指が、続いて隣り合う薬指までもが乙女の膣孔に潜り込み、ぢゅこぢゅこぢゅこぢゅこぢゅこぢゅこぢゅこぢゅこ♥
それはもう激しい手マンで激しい水音をかき鳴らす。
もう一方の手でスカート裾を捲り上げられ、四肢を中空に縛り付けられた騎士娘は濡れ下着の内側で激しく蠢く黒の凶手と、それによって雌蜜を溢れ散らす様を否応もなく曝け出す事となる。
そして、先の乳揉み同様に、エロ猫のフィンガーテクニックは我慢など不可能なレベルで騎士娘の弱点を攻め立てて、勢いよくエクスタシーへの階段を駆け上らせる。
■シルフィーナ > 「んっ、おっっ、やっ、あっ、ひっ、うっ、んっ、んっ♡♡」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ、と激しい水音を響かせられて。
そのたびに愛液が噴き出しては、指先どころかガントレットそのものを濡らし汚していって。
一往復するたびに背筋がはずんでは跳ねて、びくっ、と痙攣しては背中を折れそうなほどそらして。
エクスタシーに無言の悲鳴をあげながら達しながらぷしっぷしぃっ、とまた淫乱まんこから潮を吹けば、もはや抵抗する余力すらなくなったのか。
「……おっ……んっ、……はへ……♡♡」
蕩けたアヘ顔を浮かべながら触手に宙吊りにされている状態で。
もう身体は完全に整ったのだろう。
女の極悪なでかちんぽをぶちこんでも雌鳴きするだけの状況は完全に整っており。
■キルシュナ > 『はぁっ、はぁっ♥』
『すっげ、すっげぇ!』
『おいおい、良いのかよ、こんなことまでしちゃってさぁ♥』
『え、なにこれ。もしかしてどっかで撮影とかしてんの?』
散々に揉み捏ねられた双乳も、今まさに凌辱の憂き目にあっているおまんこも、どちらもはっきりとした露出はされていない。
しかし、ショーツに黒々としたシルエットを浮き上がらせる淫手の蠢きに加減など存在せず、時に強く引っ張られた薄布が花弁のピンクを晒すこともある。そのたびに『うぉぉぉおっ!♥』『見えた! 見えたよな! 今の騎士の嬢ちゃんのおまんこだよなぁ!?♥』なんて遠慮の無くなった歓声があがるのだ。
「うぇひひひひひっ♥ 騎士子ちゃん、もうイきっぱなしやん♥ そんなんで正義のヒロインなん勤まるんかいな♥ ウチ、心配になってまうでぇ?♥♥」
噴き出す潮さえ尽きる頃、半ば意識を失いかけの少女の秘所からぬ”るりと引き抜かれる黒鋼の凶手。
ねっとりと糸を引きつつ雌蜜を滴らせるガントレットは、湯気立つ愛液にぬらぬらと妖しい光沢を見せていた。
今や完全に無抵抗となった姫騎士のショーツを再び伸ばした鋭爪にて引き千切り、ぐっちょんぐっちょんのそれはお土産として異空間ストレージにぽい。
そうしてちょいちょいと中空に向けた黒指が触手に指示を出す。
それによって形作られるのは双腕を後手に括られた上体を前に倒し、捲り上げたミニスカートがぷりんっと丸い桃尻をぐちょぬれまんこと共にギャラリーに晒す立バックの雌姿。
その白尻にぱぁぁん!っと小気味よい音を響かせ振り下ろされるスパンキングが告げる。
「いつまでもぼけっと惚けとったらあかんでぇ♥ これから悪の女幹部キルキルのたっくましぃデカちんぽが騎士子ちゃんのおまんこにずっぷしそーにゅーされるんやからなぁ♥♥」
高らかに宣言するエロ猫の股間には、いつの間にか棍棒めいて節くれだつ肉凶器が溢れ伝うカウパーも生々しくそそり勃っていた。
■シルフィーナ > 「ひぃんっ!! ふぁ、あっ……やめ、てぇ……」
犯すなら、せめて人のいないところでして、ぇ……
か細く声が響いて、瞳に涙を浮かべながら首を振り。
そもそも正義のヒロインなんかじゃないのに、とも思いながら。
触手に宙吊りにされたまま、立ちバックの格好にさせられ。
撮影? 撮影なんかされているのだろうか。
そんな姿を撮られていたら、羞恥心で生きてなどいけない。
「何、それ、おおき、すぎ……」
棍棒めいた極悪肉ちんぽに震えてしまい。
それを淫乱まんこに押し当てると言うのならば、それは応えるだろう。
肉厚のピンク色はちゅぅ、と吸い付いて淫らさをその女に伝えてしまう。
肉体が開発されきってることを伝えてしまうだろう。
「や、無理っ……だめ、離してくださっ……!!」