2022/09/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロロスさんが現れました。
ロロス > 商店街にて、パンを交互に見比べている男
むむむ、と口をへの字にしてどちらが良いかと暫し悩んでいた。
馴染みの店主から呆れられたような視線を受けつつ。

「……半分にして半額とか…」

『帰るか?』一睨みされてしょんぼり肩を落とし「ごめんなさい」と素直に謝罪。
大人しくパンを買って手提げの袋に入れ、店を出てため息。
財布の中身を確認してみると、余り残ってはいなかった。

「あの店に行ったの駄目だったよなぁ……はぁ、パンが食えるだけでもありがたいと思おう」

この前、大人のお店――それなりに高級な――に行ったのでお金が消え去っていた。
依頼でも受けようかな、と頭の隅で考えながら次の店に向かう。
スープ用の塩に野菜、買えるかな、とのんびりあるきながら計算する。

手元を見ながら歩いているので、誰かにぶつかったり、
違う店の前についたりするかもしれないのは頭からスッポ抜けている。

ロロス > 気づいたら、商店街を通り過ぎようとしていたので、
慌てて踵を返し、数日食いつなげる文の食材を買い込み帰っていく。
後日には、ギルドに行って依頼をこなし事なきを得たとか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロロスさんが去りました。