2022/08/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシアン・ファーガーソンさんが現れました。
■シアン・ファーガーソン > 日も暮れ始めた時間帯の平民地区。
店や路地の多い通りを探し物をするかのように店や時折にある露店を眺めて歩く。
しかし探し物はないのかしばらく覗いた後はその場を後にしていて。
「やっぱり、取り寄せる方が……早いかな」
探すものはそんなに珍しくはないはずだが無い時は無く、まさに今がそういう時。
ある時に買いこんでおかなかった事に後悔を多少はするも意味はないかと直ぐに気持ちを切り替え。
後何軒か回って無ければバイト先で取り寄せて貰おう、そう決めては次の店、目についた露店に近寄り。
「ちょっと見せてね」
そう言えば商品を眺めていって。
■シアン・ファーガーソン > そうしてその露店を離れては次の店にと足を向けて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシアン・ファーガーソンさんが去りました。
ご案内:「レアルラ武具店」にレアルラさんが現れました。
■レアルラ > 平民地区、武具店が並ぶ通りの端っこにある小さな店。
その奥のカウンターの後ろ、静かに本を読む店主。
武器の手入れも店を開ける前に終えているので、やることがない。
「うーん、この本……いいわね」
最新の恋愛物で中々良いという話であったが、評判通り見ていて飽きない。
続きが気になるけれど、一度本をおいて背もたれにくたり、と背を預ける。
「お客さん。こないかしら」
今日は、冷やかしの客だけ来ただけだったから売上がない。
冒険者家業で稼げば良いのだが、それもそれでなんか違う。
まぁ、来る時は来るだろう、と本を手に取り再び視線を下ろす。
ご案内:「レアルラ武具店」にヴァンさんが現れました。
■ヴァン > 扉を開けたのは何度か店に顔を出したことがある顔。
買うのはナイフ用の小さな砥石などのメンテナンス用品くらいか。冷やかしよりはマシ程度の客。
「すいません。カタナ用の砥石とか、メンテナンス用品ってありますか?
最近手に入れたので、一式買おうかと」
入口から入ってすぐの所で一度立ち止まる。
どのように歩けば武具にぶつからずにカウンターまで行けるか考えているようだ。
■レアルラ > 扉が開け放たれた音に顔をそちらにむけて、見えたのは見知った顔
砥石などを買ってくれる、きちんとしたお客である。
いらっしゃい、と片手を振りにこやかな顔を向けよう。
「勿論あるわよ? ここをどこだとお思いかしら。
種類だけは豊富なのよ? まぁ、数は少ないのだけれど」
真ん中と壁に木製のウェポンラックとがあるので、その脇を慎重にまっすぐ抜ければたどり着ける。
もし、少しでも強く武器に触れてしまえば鋭い刀剣類が崩れ落ちてくるかもしれないので注意が必要だ。
自分も、ゆるりと立ち上がったのなら慣れたようにするりと遠い異国の武器、そのメンテナンス用品がおいてある場所まで向かう。
「これでいいかしら? それと、後は何か買っていくものはない?」
チラチラと武器へと視線を送り、買っていかないかとアピール。
露骨な催促であった。
■ヴァン > 慎重にルートを決めて少女が歩いた先、メンテナンス用品コーナーに向かう。
時折ウェポンラックに目をやるが、じっくりと見たりはしない。
「あぁ、ありがとうございます。
後、後は……武器は手に入れたばかりなんで、しばらくは要らないかな。
あぁ、そうだ。カタナに関する本とかは……ここにはないですよね。メンテナンスとか、内容は問わないんですが」
口ぶりからすると、なかなかいい刀を入手したらしい。
話したもの以外、他に買うものはなさそうな感じ。
懐から袋を取り出して、カウンターで支払いをする準備をしている。
■レアルラ > メンテナンス用品のコーナーで、彼の視線をチェックする、が
どうやら買う気は無いようで、目をやるのみであった。ガックリと項垂れるものの
これを買ってくれるのだからと、両手に持っているカタナ用の品を見下ろし肩をあげる。
「そう、そうよね。一本手に入れたら他はいらないわよね……予備にコダチなるものもあるのだけど……
うぅん、そうねぇ……本なら、少し待ちなさいな」
とっと、と足取り軽く胸を揺らしながら彼の後をするりとすり抜け
カウンターにメンテナンス用品を置き、その後ろの階段を登り二階へと。
上では、あれでもないこれでもない、とドタドタと足音がし、その度に店の中の壁にかけられている武器が揺れている。
そうして、奇跡的に落ちずに済んだ武器達が落ち着く中で二階から戻ってくる。
手には、薄い本が二冊。
「カタナの振り方と、メンテナンスの仕方をこっちの文字でまとめたものよ。少しお高いけどいいかしら?」
手に入れたはいいが、余り興味のないものだったので放置していたものだが
これ幸いとばかりににこやかな笑顔でそう告げるのだ。
ちなみに、メンテナンス用品よりは少し割高な程度。良心はある様子。