2022/05/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「~♪」

まだ日の高い時間帯。
ピーヒョロロとヘタクソな口笛を奏でながら、悠然と冒険者ギルドに足を踏み入れる金髪の男が一人。
賑やかな様子のロビーを軽く見渡せば、あちこちでパーティらしき数人の集団が話し合っている姿が見える。
そんな活気のある光景に目を細めて小さく笑みを浮かべながら、そのままのんびりと掲示板の設置された
一角へと向かってゆく。その掲示板には依頼書や、パーティ募集の要項などが雑多に貼り出されていて。

「──うむ今日もいっぱい来てますなぁ。さて、なんか面白そうなのはあるかにゃ?」

親指と人差指で摘むようにうにうにと自らの顎をさすりながら、他の冒険者らに混じって
掲示板の前に立ち、何かしら興味を引くものがないものかと眺め回し。

エレイ > しかしこれといったものは見つからず。仕方なしに、数日放置されている様子の
人気のない依頼を一つ手に取れば、ふらりと受付カウンターの方へ足を向け──

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
ミンティ > もうすこしで空が夕焼けになりそうなころ、大通り沿いの小さな公園。目立たない場所にあるベンチに腰かけて、うつらうつらと舟をこいでいた。
膝元には読みかけの本を開いたまま、春の心地よい風に吹かれているうちにやってきた眠気にまどろんで。
遠くから聞こえている子どもたちの遊ぶ声も、ちょうどいいBGMとなっていて、下りかけていた瞼が、ゆっくりとしたまばたきのあと、静かに閉ざされる。

「……ぅ、…ん」

背凭れに深く身体を預けて、すう、すう、と静かな呼吸のリズムにあわせて、小さく肩を上下させて。
読みかけの本のページが風でまくられていくのも気がつかず。

ミンティ > そのままゆっくりと身体が前傾になってきたころ、転がってきたボールが足にぶつかり、大袈裟にびくついた。あわてて身体を起こし、周囲を見回してみると、遊んでいた子どもがこちらに駆け寄ってくるのが見える。
ぼんやりした意識の状態から、自分がうたた寝していたのだと気がついて頭を振り。本を小脇に抱えると、転がっていたボールを少年に返し。
空を仰ぐと、帰宅にはちょうどいい時間。夕食の材料でも買いながらいこうと、のろのろ歩いて公園を後に…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。