2022/05/07 のログ
ミンティ > これで言いがかりをつけたと返されたりしたら、子どもみたいに泣きじゃくってしまったかもしれない。内心びくびくとしながら、それでも伝えたい事をしっかり口にできた自分を褒めてやりたい気持ちも少々。
それから少女の反応を待っていた。数秒くらいなのか、もうすこし時間がかかったのか。どうやら現状を理解しなおしているらしい様子を黙って見守って。

「…?!」

いきなり目の前で頭を下げられて、びくっと震えた。頭を下げるだけならまだしも、額を地面につけそうな姿勢には、周囲からの視線もあって、おろおろしてしまう。
なにより自分を中心にして結構な面積の水溜まりが広がっている状態。地面に顔を近づけた分だけ、匂いも知れてしまうだろうと思うと、ずっと恐怖に青褪めていた顔が、今度はすこしずつ紅潮をはじめて。
鞄まで汚してしまうのは困るから、スカートのしみを隠そうとしていた方の手だけを彼女に差し伸べて。

「あ、あの、こ、困り、ます…っ、……そんな風にされたら……
 いい、です。だいじょうぶ、です。なにか…嫌がらせとか、そういうのじゃ、なかったのでしたら…っ」

あわてふためきながらも、少女の肩を掴み、上半身を起こそうとする。
どういう誤解が生じていたのかは、まだわかっていない。けれど、とりあえず嫌がらせされていたり、おどかされる理由が自分にあったりするわけではないのだと知れただけでも十分に思える。
彼女の様子を見ても、悪気があって追いかけてきていたわけではない事は、しっかり伝わって。自分の臆病さにも原因があると考えると、申し訳なさそうに眉を下げながら、少女に呼びかけを続け。

イェン > (ストッキングの双脚どころか、地に接するスカートにまで少女の恥液が染み込む状況。それでも微動だにせぬ姿勢は、真摯な謝罪の気持ちを真っすぐに届けた事だろう。ちょっぴり生温かなおしっこが、野良犬のマーキングによる物などではなく、紛れもなく眼前の美少女によって広がった物なのだという事実や、そこからほんのり漂うアンモニアの臭気に理解不能なときめきを覚えているなんて事は、真っすぐ伸びた背筋からは伺い知れまい。)

「―――――は。決してそのような事はありません。私は貴女の後姿を目にして目的地までのエスコートというお節介を焼きたくなっただけで、決して困らせるつもりではありませんでした。重ねて謝罪いたします」

(持ち上げた小顔が見つめる少女の狼狽ぶりから、これ以上頭を下げるのはよくなかろうと、今度は軽い会釈だけを彼女に向けた。どこまでも人の良い少女だと思う。改めて好感を抱く。己の謝罪が彼女に気恥ずかしさを抱かせてしまっている事にも気付けば、こちらは何事も無かったかの様に立ち上がろうか。ストッキングの膝下や、プリーツの裾に染み込む恥液の沁みなどまるで気にした様子のない立姿が、す…と伸ばした手でへたり込む小躯を立ち上がらせようとした。気の利いた魔術で濡れた着衣を乾かす事など出来ればいいが、あいにくイェンは先に見せた断斬の四剣しか扱えない。)

「このような場所に貴女を連れ込む事は本意ではないのですが、その………そのままでは帰るのも難しいでしょう。一旦は近くの宿に部屋を取り、そこで身と服を清め、今日はそこで泊るとしましょう。明日の朝には服も乾くはず。如何でしょうか?」

(目弾きに彩られた切れ長の双眸がヘの字の唇と共に提案する。娼館街で年も近しい女同士で連れ込み宿に部屋を取り、あまつさえそこで一晩過ごすというのは知人にでも見られたらおかしな誤解を生む事は間違いない。とはいえ、おもらしの染みを色濃く滲ませたまま往来を行くというのは流石に忍びなかろうという考えの元に発せられた苦肉の提案であった。彼女がこれを受け入れてくれるのならば、二人は娼館通りを足早に移動してほど近い場所にある連れ込み宿で一晩褥を共にする事になる。無論、そこで何かするつもりなどない。けれども、互いに裸身を晒してシャワーを浴びたり、濡れた着衣を乾かすために裸のまま一つのベッドに入ったり、そうした行為には決して彼女に気付かれてはならぬ妖しい興奮を覚え、留学生は一人もんもんと夜を過ごす事になるのだろう。無論、彼女が別の案を出すならば、こちらは粛々とそれに従うのみである。)

ミンティ > どんな答えが返ってくるかを待つ間、ばくばくと高鳴る鼓動で苦しい胸を押さえたくもなったけれど、まずは少女に頭を上げてもらわなければ自分も落ち着けない。
いきなり土下座なんてするくらいだから、きっと相当まじめな性格なのかもしれない。それだけに、こちらの訴えを素直に聞き入れてもらえるかという不安もあった。
幸い、意固地になられる事もなく頭を上げてもらえて。会釈には、こちらもこくんと軽く頭を垂れる動作で応じて。

「……そ、それ、でしたら…、一言…なにか、おっしゃっていただけたら…
 い、いえ、その、わたしも…、どんなご用件か、聞くべきでした……」

黙ってついてこられて、怖くないはずがない。そんな考えから恨めしい目つきになりかけたものの、すぐに、コミュニケーション不足はお互いさまだったと思い直す。
とりあえず、この先も怖がりながら過ごす日々が続くのでなければ、もうそれだけで十分に思えた。
ほっと息を吐きながら、強張りっぱなしだった身体から、ようやく力を抜く事ができて。
それでも腰は抜けたまま。先に立ち上がった少女の服が濡れてしまっているのに気がつくと、目を伏せ、ますます申し訳なさそうな顔をして。

「…お気づかい、ありがとうございます。…あの、ご親切のついでに、お願いが…
 その、前を、歩いていていただきたいのと、…肩を、貸していただけたら…」

粗相をしてしまった事実は、通りすがる人たちの目に今もとまる状況。
せめて顔を認識されないようにと俯きながら、ぼそぼそと小さい声で少女へ助力を頼んだ。
応じてもらえたなら、前を歩く少女の肩に掴まりながら、なんとか立ち上がり、ふらつきながらも移動はできるようになっただろう。
一度おぼえた恐怖心は短い時間で拭いきれるものではなく、連れられた宿の中では、拾ったばかりの猫みたいに距離を取りたがったかもしれない。その夜をどうすごしたかは、二人のみが知る話となって…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にトーラスさんが現れました。
トーラス > 王都に幾つか存在する冒険者ギルドの支部の一つ。
とは言うものの、その実態は冒険者が客として集まる酒場兼宿屋であり、
申し訳ない程度に店内の掲示板に日銭を稼ぐための依頼文が貼られているに過ぎない。
それでも、1階の酒場では冒険者を始めとした荒くれ者や、彼らを相手に春を鬻ぐ娼婦、
その他にも飲食の為に訪れた一般客達にて相応の賑わいを見せていた。

その賑わいの中心、客達がそれぞれの卓にて同席の身内や仲間と思い思いの
時間や食事を愉しんでいる中で、独り、周囲の卓の客にちょっかいを掛ける中年男の影が一つ。
本来であれば、嫌われそうな行為であるが、誰も文句を言わず、また、店主も黙認する理由は至極単純で。

「いやぁ、運が良かった。ゴブリンの懐を漁ったら、まさかの宝石を見付けてよぉ。お陰で俺の懐が潤ったぜ。
 お、グラスが空じゃないか? マスター、俺の奢りで同じのもう一杯。ほら、乾~杯~♪」

等と、傍迷惑ながらも、明快にて、周囲の客達に見境なくも奢りを振る舞う故。
奢られた方は多少困惑するも、ただで酒が飲めるとあって強く文句を口にする事もできず、
店主も彼のお陰で儲かる上に支払い許容額も抑えている為に、この行為を見て見ぬ振りをする始末。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にテンタさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエイガー・クロードさんが現れました。
テンタ >  
いつもの公園、いつもの場所。
地面にシートを拡げ、いくつもの籠を並べて、自分は椅子に座っている。

「触手いかがスかー」

そうしてやる気があるのかないのかよくわからない声を出す。
彼女の前には「触手屋」と書かれたの木の板が立ててあった
触手屋である。
触手を売っているから触手屋。
わかりやすい。
籠からたまににゅるりと触手が顔を出し、引っ込める。

エイガー・クロード > こういう場所ではいつも妙なものを見かけることが多い。
そんな風に、その声に振り向けば何かを売っている商人が見える。
別にこのぐらいなら何も怪しくはない、のだが……。

「しょくしゅ、や……?」

そのあまりにも隠す気のない卑猥な物体が詰まっている籠を見せつけていた。
本当に生物を売っているのか、というか触手は生物に部類されるのか?
あまりにも奇天烈なその店の姿に思考停止をしかけるが。

「………あの、何を売ってらして?」

と、興味半分、職務半分に声をかけるのだった。

テンタ >  
ん、と声に顔を上げる。
上げる。
さらに上げる。
背が高かった。

「――触手ス」

近くの籠から触手を一匹取り出して見せる。
蛇のように長い、しかし顔は付いていない。
その代わりに先端が三つに開き、その中から舌のようなものが三本にゅるんと飛び出してきた。
自身の腕に絡みつき、人差し指をその口?で甘噛み?している。

「いかがスか?」

エイガー・クロード > 「はぁ……」

見上げられたその顔は、思ったよりも幼かった。
いや、顔だけじゃなく、その体格も、かなり幼かった。
ぎりぎり成人してるか、していないか、それぐらいだろうか?

「えーと、それは依存性があるものとか、そういうわけじゃないのよね?
たぶん、ペットのようなものだと思うのだけれど」

面喰いながらもそういって、彼女が持つ触手を眺める。
……やはり、とんでもなく卑猥だ。公然で売っていいものじゃないと思う。
けれど、これを取り締まるのは明確に違法でない限りはできない。
というか、彼女に悪気は一切ないのだろう、普通にこうして売っている、たぶん、常習してる。

「えーと……どんなものがあるの?」

テンタ >  
「はぁ。まぁそう言う子もいなくはないスけど、オススメはしないスよ」

奴隷を堕とすのに使うだとか、壊すのに使うだとか、そう言う注文はたまにある。
あるにはあるが、基本的には無害なものばかりだ。
何より触手を道具の様に使われるのは好きじゃない。
好きじゃないだけで注文があれば受けるのだが。

「まぁ、基本的には愛玩用と言うか、夜のお供スよ」

手近の籠を手元に寄せて、中から次々取り出して見せる。
長いもの短いもの太いもの細いもの。
ブラシのような毛が生えているのとか、不規則にゴツゴツしているものとかも。

「おにーさん――おにーさん?スよね? 自分で使うスか、それとも恋人に――恋人ってどっちスか?」

見た目と言葉遣い、恰好のギャップ。
それに戸惑いつつもそこはやはり客あっての商売だ。
否定はせずにニーズを探ろうと質問しながら。

エイガー・クロード > 「あ、そういう良識はあるのね……」

などという、どこか失礼なことを言いながら。
並べられてる籠を見て……。触手って日差しにあたっていいのだろうか。
ナメクジやカタツムリみたいに干からびたりやしないだろうか。
【自分】はそんなことにはならないのだが……。

「なるほどね。……ただのアダルトショップなのねぇ」

顎に手を当てながら、ただ納得したようにつぶやいて。
いろいろなものがあるが、どれがどれ用かなど見当もつかない。
どれもこれも卑猥でとてもいやらしいのはわかるのだが……。

「ん?えぇ、大丈夫、私は男よ。
……いや、自分で使う気も他人に使う気も今のところはないけど……」

いろいろ、配慮されながらの質問に苦笑しながら
仕草や笑い方、しゃべり方は完全に女性のそれだが、自意識は男であるのを伝えて。

「オススメのものとかあるのかしら?可能なら使い方……飼い方?もレクチャーしてほしいのだけれど」

テンタ >  
「だってそう言うの迂闊に売って捕まったら、処分されちゃうじゃないスか」

処分はよくない。
こんなに可愛い触手を処分するなんてとんでもない。
籠から取り出した触手たちは大人しく自身の身体に絡みついている。
胸の間に入り込んだり服の中に潜り込んだりしているが、大人しい。

「そうなんスか。じゃあ一回使ってみると良いスよ。うちの子はみんなちゃんと躾されてるんで」

買うつもりがない、と言われ、取り出した触手を元の籠に戻していく。
うねうねにゅるにゅるしながら、言葉通り大人しく籠に戻っていく。

「んー、使い方も飼い方もそれぞれ違うスからねぇ。この子なんかは水入れた桶に入れておけば、桶を清潔にしとくだけで餌もいらなかったりするスけど」

籠ではなく水桶に入っている触手。
水と言いつつローションのような粘度である。
それを服が濡れるのも構わず膝に乗せ、にゅるにゅるべちょべちょと撫でてやって。
触手の方も嬉しそうに腕に巻き付いてくる。

エイガー・クロード > 「あ、そっちなの……」

自己保身でもなんでもない、自分の商品が本当に大事だからという理由らしい。
……それはそれで、どうしてそんな大事なものを売っているのか。
というか売り物にしている時点で気にならないのだろうか?と思う。
まぁそこは、本人の意識が関係するのだろうから気にはしてはならないと思うが。

「使う、って……ナニに使うっていうのよ……」

苦笑しながら、彼女の元へ戻っていく触手を眺めて。
……もし自身の片腕を見せたら彼女はどんな反応をするだろうか。

「へぇ~、掃除用に飼うとかもあるのね。
じゃあ害虫駆除用とかもここにいるのかしら?」

なんていいながら、両膝をまげてじっくりと商品を見始める。
完全にこの姿は【押せば買う】客の姿だった。
興味津々にそこらの触手の籠を開けて眺め始める。

テンタ >  
「何って、ナニっスよ」

触手をそれ以外に使うことなどない。

「まぁ色々あるスよ。ペット感覚で飼ってもいいスし、部屋の汚れ食べてくれる子もいるス。ここにはいないスけど、布団になる子もいるス。冬温かくて夏ひんやりスよ」

べちょ、と桶に触手を戻す。
彼が空けた籠の中から何匹か触手が顔?を出していて、彼の様子を見る。
蓋を開けた彼の手に群がり、しかし触れずににおいを嗅ぐような仕草を見せる。

「あぁ、その子は飼いやすいスよ。好奇心旺盛で懐きやすいでスし。生命力もあるんでそうそう死なないス」

特に何か暮らす上でメリットになる能力は持っていないけれど、猫を飼うぐらいの労力で飼える。
初心者にオススメの触手だ。

エイガー・クロード > 「えぇ……?」

さっきから同じような顔をずっとしているような気がする。
こんなに堂々としていていいものだろうか。
子供の教育に非常によろしくないのだが……。

「いろいろな用途があるのね……。
じゃあそのナニ用の触手って、例えばどんなのがあるの?」

非常に粘着質な音が響いた桶に目を向けながらそう言って。
アダルトグッズといえど、具体的にどんなものがあるかなど想像もできない。
……群がった触手たちは、あるいは【同族】を見つけたときのように懐いてくるだろうか。

「いちおう生き物だし、無害なら変な真似はしないわよ」

まるでいじめるために使うような言葉にまた苦笑して
その顔を出してきた触手を軽くなでる。……この感触は、いささか飼うとしたら慣れるのに時間がかかりそうだ。

テンタ >  
「んー、女の子用だと、まぁよく飼われてくのはこの辺スかねぇ」

近くにある籠を引き寄せて、中の触手を取り出す。
表面はすべっとしており、乾いている。
長さは20㎝ぐらいか。
柔らかく、うねうねとよく曲がるし良く動く。
自身の手首に巻き付き、ぐるぐると巻き付き続けるように。

「買ってくのはほとんど女の子スね。男性用もあるにはあるスけど、今日は持ってきてないス」

別の籠の蓋を持ち上げて、触手が顔を彼に向けた。
こちらは細く長い触手で、やはり乾いており、ざらざらした表面のもの。
やはり彼のにおいを嗅ぐように近付いていく。

「事故とかで死んじゃうことが少ないって意味スね。おにーさん懐かれてるスねぇ」

エイガー・クロード > 「男用のもあるのね……」

需要はどこにあるかわからないものだなぁ、と思い、
彼女が取り出した触手を眺めて。
結構長いのに乾いているのは、いいのだろうか。
ちゃんと濡らしてから、あるいはローションを使うことが前提なのかもしれない。
……なんだかこの光景に慣れてきた自分がいて嫌だった。

「まぁ、私は自分に使うつもりはないからいいけれども……」

というか、女性に『触手を飼っている』なんて言っても絶対に好意的にみられることはないだろう。
そんな触手もまた自分に近づいてくるのを見て。

「なるほどねぇ。……嬉しいような嬉しくないような。
……ちなみに、女の子に対して使う場合の、実演とかしてくれるの?」

テンタ >  
「そりゃまぁ、基本的にはそう言う生き物スから」

野生の触手のほとんどはそう言う生態なのだから仕方がない。
女性を餌にするものも居れば、男性を餌にするものも居る。

「えー、もったいない」

触手を知らずにいるなんて。
信じられない、と言う様な顔。

「実演。見たいんスか?」

彼の顔を見る。
じい、と、その言葉の真意を探る様に。

エイガー・クロード > 「触手にも性別とかあるのかしらね……」

などとぼやきながら、自分が今まで知ろうとも思わなかった生態を聞いて。
というか野生の触手という単語がすごいパワーを感じる気がする。

「もったいない、のね……。あ、あはは……」

これは自分が悪いのかなどと思いながら頬をかき、
彼女を顔を見て

「そりゃあまぁ……見せてもらえるなら……。珍しいし。
単純に飼ってもみたいけど、どんな使い方をすればいいかわからないもの……」

きょとん、としながらその彼女の見つめてくる目を見て。

テンタ >  
「ある子もいるスし、ない子もいるスよ」

雌雄同体だったり、そうじゃないのも居る。
卵生のものも居るし、胎生のものもいる。
一口に触手と言っても様々だ。

「ん……まぁ、おにーさん悪い人じゃなさそうだし、別にいいスよ」

そうして彼の顔から眼を離し、触手の入った籠を片付け始める。
手早く触手を鞄に詰め、籠を重ねて鞄に括り付けて、それを背負って立ち上がる。

「んじゃ、行くスか。どこがいいスか? ボクんちか、その辺の宿でも」

エイガー・クロード > 「あぁいうの基本両生類かと思ってたわ……。
……触手を直接売るよりそういう図鑑を作ったほうが儲かるんじゃないのかしら?」

そう提案しつつ、商人の言葉を受け入れる。
本当に触手といっても、カテゴリーとしては触手の中でさらに枝分かれするらしい。
なんとも複雑な生物だと思う。
……自分も、人のことは言えないが。

「え、あ、うん?ありがとう?といったほうがいいのかしら……」

何とも言えない感想に少し悩みながら、彼女に習って立ち上がり。

「えーと……さすがに初対面の人を家に上げるというのは女の子としてよくないと思うわ……。
私が払うから、宿のほうに行きましょう?」

テンタ >  
「ボクは学者先生じゃないスから」

本を作るほどの技術もコネもない。
そう言うのは商人の仕事ではないのだ。
それに、本に時間を割いたら触手に掛ける時間が無くなってしまう。

「ん、じゃあそれで。場所は任せるス」

鞄を背負い、彼の横に。
彼が歩き出せば、こちらも付いていくだろう。

エイガー・クロード > 「それだけ知識があるなら十分名乗れると思うけどねぇ……」

どこか残念そうに言いながら短髪の頭をかいて。
彼女がやりたいことをやるのが一番いいのだろうと結論付ける。

「なら少し歩く場所に行きましょうか。
私はエイガー。エイガー・クロードよ。
お嬢さん、あなたの名前を聞かせてもらっていいかしら?」

そうなのりながら、彼女とともに歩き始める。
10分ほど歩けば、少し大きめの宿へとつくだろう。

テンタ >  
「触手の専門家の自負はあるスけど、学者先生のつもりはないスから」

もしそう言う本を出そうとしている学者先生が尋ねてきたら、知識の共有をするつもりはあるけれど。
自分は触手と戯れていられればそれでいいのだ。

「触手屋テンタ、テンタでいいスよ」

しばらく歩いて宿へ着く。
部屋に入って鞄を下ろし、中から触手をいくつか取り出して。

「ええと、じゃあ、どれが見たいとかあるスか?」

エイガー・クロード > 「なるほどね。まぁ、そういうポリシーがあるなら何も言わないでおくわ」

本当は別に商人をせずに生きていけるならそうしているのではないだろうか?
そう思ってしまうほど、彼女には熱の方向性が定まっているような気がする。

「じゃあテンタちゃんね。よろしく」

そう言って宿の主人に先にお金を支払って。
中の部屋はそこそこ仕立てがよく、個室用の風呂があった。

「ん-、初級者からオススメのものを1つ。
中級者と上級者向けのも1つずつ拝見させてもらおうかしら」

テンタ >  
「じゃあさっきのと、中級者用、って言うと難しいスね」

初心者用はさっきの子。
中級者用は迷ったけれど、太く長い、長さ1㎝ぐらいのイボ、と言うか突起のうねっている触手を選ぶ。

「上級者用って言ったら、この子で決まりスね」

そして最後に取り出すのは、触手と言うよりはローパーのようなもの。
握りこぶし二つ分ぐらいの基部から、太い二本の触手――あからさまな形状である――と細い一本の触手が上に並んで生えている。
横からは長い触手が伸びており、先端は口の様に開いていて、その中は無数の小さな触手がびっしりと生えていた。

「じゃあ、この子からするスね」

服を脱ぎ、全裸になってベッドの上に。
ローションを手に取り、自身の股にべちゃりと付ける。
そのままぐちゅぐちゅと中へ塗り付ける様に。

「で、こう、宛がってやれば――っ、んぅ」

触手の先端を女性器に導いてやる。
あとはもう全自動だ。
触手が中にゆっくりと潜り込んでいき、ゆるりゆるりと動き始める。

エイガー・クロード > 「ふぅん……値段はそれぞれで違うの?」

つんつん、と籠手のついてるほうの手で触手をつっついて反応を見る。
やはり、自ら分泌液を出すことはないらしい。触手達もまたそのつついた指のにおいを嗅いでくるのが見える。

「うわぁ……デッカ……。先っぽにヒゲみたいな触手生えてる……」

上級者用のそれを見て、もう完全にヤバいと一目でわかるものを見つめる。
おそらく膣に入れるのも慣れていないと一苦労だろうとわかるが
一度入れてしまえばどうなるか……わかってしまう自分がいた。

「えぇ、お願いするわ」

そういうと、全裸になる彼女を眺める。
低めの身長に、不相応な体の肉付きをしていた。いわゆるワガママボディというものだろうか。
出るところはしっかり出ていて、非常に発育がいい。
並の男なら涎が出そうになるだろうが。
この男はそんな肢体を眺めて、しかし大事なのは触手のほうだと目の方向を変えるだけだった。

「なるほどね、自分で動いてくれるの……ほぼ自立行動する張型なのね」

テンタ >  
「まぁ、手間かかる、子は、ぁ、その分、お値段貰ってる、ス、ねぇ、んっ」

くちゅくちゅ、と粘ついた音が出る。
動きに合わせて声を上げたり、吐息を漏らしたり。
初心者用、とは言えど、しっかり躾けてあるし、自分の弱いところはしっかり覚えられているのだ。

「ぅあ、この子、大きさは、そんな、ですけど、んぅ、うまい、んスよ」

動きに合わせて身体が跳ねる。
この触手は物覚えが良く、だからこそ躾やすいし、テクニックもある。
思わず身体を丸め、脚が閉じていく。

「ぅ、あ、だめ、ぁ、いっかい、ん、イき、ぁ、ぅ、~~~っっっ♡」

あっさりと絶頂へ押し上げられた。
ぎゅう、と脚の指を丸め、自分の膝を抱くように身体を丸めて。
触手の方もそれが分かったのか、動きを緩めていく。

「ふ、はーっ♡ こ、んな、かんじ、ス、っ♡」

エイガー・クロード > 「じゃあ、飼うのも上に行くほど大変そうね?」

テンタ、と名乗った彼女の痴態を見ながらも、ただ頷いて様子を見るだけ。
完全に観察する者の目で彼女の姿、そして秘部で動く触手を見つめている。
女性の弱いところというのをしっかりと理解できているその動き方に、彼女のテイマーとしての手腕がよく表れていた。

「そうみたいね。ちゃんと細かく動いてイイところを一つ一つちゃんとしてくれる。ってところかしら?」

彼女の体の震え方、呼吸の不規則さから、まったく痛みのない動きをしているのだろう。
それに、その表情はとても心地よさそうだ。
おっと、そろそろ彼女は限界らしい。

「そうやって使うのねぇ……。
下手に恋人に使ったら、触手ちゃんに寝取られちゃいそうね」

くす、と冗談めかしていうと、彼女が用意した『中級者』の触手に手を伸ばせば
その触手が自身の腕に巻き付いてくる。その状態のまま、イった余韻に震えている彼女へと歩んでいき。

「この子もちゃんと自分で動くのかしら?」

と、まだ快楽で震えている彼女の秘部……より、少し下の、アナルへと近づける。

テンタ >  
「はぁー、でも、こんきよく、付き合ってあげれば、大体の子は、大丈夫スよ」

触手の声がわかる自分だからこそ、だろう。
中に潜り込んだままの触手はうねうねとゆっくり動いている。
激しさはないが、絶頂した直後の身体にじっくり快楽を染みこませるような動き。

「特に、ボクは、教えるのに、何回も――えっ、ちょっ、まっ――」

彼の動きに気付いた瞬間、慌てて脚の間を手で守ろうとする。
しかしそれは間に合わず、凶悪な形の触手は空いている肛門へと入り込む。

「ぅぉ、ぉ♡ 両方♡は♡だめ♡♡スよぉ♡♡」

触手はびちびちと、陸に上がった魚の様にのたうち回りながら肛門へ潜り込んでいく。
その動きは激しく、肛門をいっぱいに伸ばしながら快楽を叩き込む。
回転を加えながらその身をねじ込み、突起が肛門を弾くたびにぱちぱちと視界に火花が飛んで。
前の触手もそれを察し、また動きを強め始めた。

「ぁ♡♡だめっ♡♡♡いくっ♡♡これ♡♡だめっ♡♡♡♡」

ベッドに仰向けで倒れ込み、シーツをぎゅっと掴みながら身体を跳ねさせる。
二本の触手が入り込んだことで、よく見れば下腹部が僅かに膨らんでいるのがわかるだろう。

エイガー・クロード > 「根気よく、ね。それができるあなただからこそ、この子たちもあなたに懐いてるのねぇ。
―――こんな風に」

そう言うと同時に、ニュルンと彼女の肛門に、そのイボ付きの触手が潜り込む。
自分の意図を汲み取ってくれるかは少々わからなかったが、しっかりと聞いてくれるらしい。
あるいは、これも彼女の躾の賜物なのだろうか?

「わぁ~、すっごい。とっても気持ちよさそうねテンタちゃん。
初級者と中級者の両方だけでも、こんなに気持ちよくなれるのね?」

楽しそうに両方の口角を上げて笑い、彼女がまた絶頂する姿を眺める。
ローションもいらないほど彼女の両方の性器がすっかり触手によって馴染まされていく。
なるほど、確かにこれは需要がある。見ていて楽しい。
……なんとも、下衆な発想だがこれを自分の恋人ができたとして、やれたらと思うととても昂るものがある。

「テンタちゃんも可愛いわね。でもほら、ちゃんと触手ちゃんの使用感も教えてくれる?
ナカに入ったら、どんな風に動いて、どんな風に気持ちよくしてくれるの?」

そう彼女の隣に座りながら聞いて。
下腹部が触手によって膨らんでいるのを見るが、苦しそうな気配がないということは
こういうことも彼女は慣れてるのだろう。
このまま何度も絶頂する彼女の姿を見るのも一興だ。

「ダメじゃないでしょ?ほら、触手ちゃんたちがどういうところが『ウリ』か実践してみせて?
それとも……私がもう、命令すればちゃんと動いてくれるの?
たとえば……『もっと激しく攻め立てなさい』ってね」

と、そう触手に向けて言ってみると……下腹部と、腸の中で触手たちがより一層激しく動き回り始めるだろうか。

テンタ >  
「しよう♡かん♡♡って♡♡こんな♡♡むり♡♡あっ♡♡また♡♡いくっ♡♡♡♡」

腰が浮く。
ぎゅう、とシーツを掴み、脚をピンと伸ばして。
しかし触手は止まらない。
ぐちゅっぼちゅっといやらしい音を立てながら、二つの穴がめちゃくちゃにこね回される。

「だめ♡♡むりなのっ♡♡♡こんな♡♡あたま♡♡おかしく♡♡な♡♡ぅぁ♡♡いッッッ♡♡♡♡」

再び絶頂。
自分の身体のことを知り尽くした触手二匹に責められているのだ。
次から次へと絶頂の波が襲ってくる。

「ぁ♡♡だめ♡♡♡だめだめだ――ッッッッッ♡♡♡♡♡♡」

そしてトドメの彼の言葉。
もっと激しく責め立てろ、の言葉に触手が反応する。
今までとは比べ物にならないほどの音を立て、大暴れしながら中に潜り込んでいく。
お腹の膨らみが激しく波打ち、それに引っ張られるようにより高く腰を浮かして。
一瞬で絶頂に絶頂を重ねられ、言葉にならない悲鳴を上げた。

「ぉ♡♡――――♡♡♡♡」

そのままどさりとベッドに腰が落ちる。
目を裏返し、シーツから手を離し――あっさりと意識が飛んだ。
その間も触手は激しい責めを続けており、意識がなくともその動きに合わせて身体が僅かに跳ねている。

エイガー・クロード > 「あらあら、それじゃあお客さんへちゃんと売れないわよ?頑張れ!がんばれっ!」

そう応援しながら、腰が浮いたまま動く触手と、それによって快楽を得る彼女を見つめる。
自身の耳にすら聞こえるほど激しく動き、そこから愛液が噴き出ていた。
絶頂の余韻を新しい絶頂で塗りつぶされて、とても気持ちよさそうな顔をしている。

「頭がおかしくなるほど気持ちいってことなおね?
じゃあどれぐらいおかしくなるか、実演してもらわないといけないわ」

笑みを浮かべてそう言う彼は、触手の動きを止めさせるつもりなど一切ないことがわかる。
触手たちもまた、不思議と彼の言葉を既に聞いて、その通りに動いていた。

「―――あら、落ちちゃった」

そう言って、腰が落ちると同時に意識を失った彼女を見て。
気をやっていても未だ動く触手たち、体の細胞はその動きにまだ翻弄されているのが見える。
いったん考えた後、そっと彼女の下腹部へと手を当てて。

「そこらへんで一度止めて?」

と、お願いすると、するすると触手たちが彼女の膣と肛門から這い出てくる。
そこから、白い本気の愛液をずるずるとまとった触手たちが彼の手へと集まって。
そっと、その触手を舐めて、彼女の愛液を味わって。

「………売り物、といえば」

そう言うと同時、ペロリと愛液を舐めて意識を失っている彼女の頬を撫でて
見つめると

「テンタちゃんの使用感も試させてもらってもいいのかしら?」

そういうと、『上級者』用の触手を自身の腕に巻き付けさせて……
その触手の、先っぽだけを彼女の無防備な下半身へと押し当てる。

テンタ >  
「ぅ♡♡ぉ♡♡♡♡♡」

ぐったりと意識を手放したままの自身の穴から触手が這い出てくる。
散々こね回された二つの穴は、触手が這い出てもぽっかりと開いたままだ。
這い出た触手はしばらく彼の手に巻き付いていたが、すぐに鞄へと戻っていく。
躾がちゃんとされているらしい。
一方残ったローパーのような触手は、彼の腕からすぐに離れてしまった。
プライドが高いらしい。
うねうねと動いて自身の尻の下に入り込み、細い触手で体を引っ張る。
が、力がないのかどうにもならない。
どうやらテンタを自分の上に座らせたいらしいが……。

エイガー・クロード > 「可愛らしい姿ね、ふふ……悪戯したくなっちゃうわ」

クスクスと自身の口に手を当てて笑う。
自分の意志でちゃんと鞄に戻る辺り、本当に彼女の手腕がすごいのだろう。
触手を愛しているというかなんというか……ここまでくると尊敬を禁じ得ない。
そうして考えると、その太い触手は自尊心というのを持っているようだ。

「あら……この子たちもちゃんと性格があるのね……」

なるほど、とうなずいた後……彼女を持ち上げようとするしている?その姿を見て。
少し考えた後、彼女の背後から、彼女の両脇に両腕を入れて、羽交い締めの状態で彼女を軽々と持ち上げる。

「これでいいのかしら?触手さん」

そう聞きながら、そっと彼女を……その二本の太い触手に、秘部と肛門が当たるように
ゆっくりと狙いを定めて下していく。

テンタ >  
「ぅ、――?」

持ち上げられて意識が戻る。
戻るとは言っても、まだ半分夢の中に居るような状態だが。
そうこうしている間に触手の上に移動させられ、このまま下ろせば触手の責めが始まる、と言う状態に。

「――、ぁ……?」

そのまま、身体が下ろされる。
太い二本の触手――さっきの二匹とは比べ物にならない太さだ――が突き刺さり、細い触手が尿道にも入り込む。
その瞬間、基部から太い触手が飛び出し、脚へ抱き着くように固定される。

「っ♡♡♡ぉ♡♡♡ぅああっ♡♡♡」

一気に覚醒。
先ほどよりも腹の膨らみははっきりとしている。
その膨らみがえげつない勢いで動き回っているのがわかるだろう。
尿道に入り込んだ触手はクリトリスを根元からこね回し、脳が焼き切れそうな快楽を叩き込んでくる。

「ぁ♡♡♡ が♡♡♡♡ ごぇっ♡♡♡♡♡だすげっ♡♡♡♡♡♡♡」

ばたばたと手を動かして助けを求めるが、しっかりと太ももにしがみ付いた触手は離れる気配を見せず、また突き刺さった二本の太い触手が支えになって倒れることも出来ない。
涙と涎と鼻水を垂れ流しながら、目を見開いて暴力的な快感に耐えることしか――否、耐えることも出来ない。


「ぅ♡♡♡ぉ♡♡♡♡ぁ♡♡♡がぁぅ♡うぉぉ♡♡♡おぉぅぅう♡♡♡♡♡♡」

獣のような声で鳴きながら。

エイガー・クロード > 「あら、起きた?」

なんて吞気に声をかける。
これからどうなるか、などと、考える暇など与えさせない。
そのまま、彼女の真下にいる触手の意志のまま、彼女をおろして。

「わぁ……すごい光景ねっ」

にんまりと、彼女が助けを求めたと同時に
その暴力的な快楽に飲まれていく姿を鑑賞する。
本当に上級者向けのようで、常人に使ったら発狂しかねない程のものとわかる。
あるいは、使ってしまったらその快楽からは二度と逃げることができないのだろう。
現に、彼女はもう逃げることすらできなくなっていた。

「ふふ、面白そうだし、この子たち全部買っちゃおうかしらね。
……聞こえてないか」

そんな風に呟いて、獣のようになった彼女を見て。
自身もまた、ここに来てようやく昂ぶりを感じてきた。
今、彼女のナカで暴れている触手の、その太さと大きさを想像して、イメージする。

「………こんな感じかしら?」

と、言うと同時に、自身も脱げば、鍛え抜かれた美しい肉体。
しっかりと男を感じられる、実戦とトレーニングの両方で作られた彫像のような体。
その体には一切のムダ毛はなく、その股関には立派な……それこそ、今テンタの秘部と肛門で暴れている
太く、長い触手並の肉槍が備わっていた。

「ついでに、あなた自身のこともコッチで試させてもらおうかしらね」

そういうと同時に、彼女の頭を両手でつかんで
必死に呼吸と声を上げることによって快楽を逃そうとしているテンタの口に
その巨大なペニスで思い切り塞いだ。

テンタ >  
「た♡♡♡すけ♡♡♡っっ♡♡♡♡♡♡」

下半身がぐちゃぐちゃに溶けてしまいそうな、暴力的な快感。
腰から下の感覚はとっくに消えてしまっているのに、快楽だけが脳を叩く。
命の危険を本能で察知し、自分を助けられる唯一の存在に手を伸ばすが、

「――ぁ♡♡」

鍛え抜かれた彼の身体。
口調とは全く逆、オスとして完璧な彼の身体に、自分はメスだと言うことを自覚させられた。

「んぉ♡♡ ご♡♡♡」

屈服。
自分から腕を背中に回し、彼のペニスを喉まで受け入れる。

「ぐ♡♡ぶぉ♡♡♡ぉご♡ぅ♡♡」

エイガー・クロード > 「あら……結構、テンタちゃんも乗り気だったのね?」

自ら、自身の体へと腕を伸ばして、ペニスを咥え込む姿を見て嬉しそうに。
そのまま、自ら腰を動かして、彼女の頭を『使う』。
生暖かく、そして先ほどまでずっと涎を出していたからかとても滑りがいい。

「うん、気持ちいいわね。これも触手ちゃんたちのおかげかしら?」

そんな風に、彼女の下で暴れている、彼女の秘部に張り付いている触手へと目をやった。
もうすっかり触手への忌避感はなくなっているらしい。

「ほら、もっと奥まで、お願い、よっ!」

そう強く言うと同時に、無理矢理根本まで、彼女の喉奥までペニスを挿れる。
喉奥と口の両方でペニスをしごかせて、彼女に呼吸する暇など与えなかった。

テンタ >  
「ぅぉ♡♡ ぼ♡♡♡♡ごぉ♡♡♡げぅ♡♡♡♡♡」

乱暴に頭を扱われ、濁った声が漏れる。
酸欠で視界が黒くなるが、しかし下半身への地獄のような責めのおかげで意識を手放すことも出来ない。
触手はいつの間にか射精していたようで、腹がぽっこりと膨れている。

「、♡♡♡♡♡っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ――♡♡♡♡♡」

さらに喉の奥へと突き込まれる。
喉がボコリと膨れ上がり、声も出せなくなった。
目がぐるりと裏返り、しかしそれでも抵抗らしい抵抗は見せない。
完全にメスとして、オスに屈服しきっている。
胸に伸びた細い触手が乳首を咥え、上半身の感覚も溶かされる。
最早全身でペニスを咥えこむ道具と化している。

エイガー・クロード > 「んっ、喉奥の締め付け、すごいわね……」

そういうと、一度根本まで挿れた状態でしばらく、そのままにして。
一気にその口からペニスを引き抜けば、唾液と粘液にまみれたペニスが姿を現す。

「なかなかいい心地だったわ、テンタちゃん。
……じゃあ、次は下のお口の具合を確かめさせてもらってもいいかしら?」

ペチペチと、彼女の頬にその巨根をたたきつけて。

「ほら、触手ちゃんはもうやることしちゃったみたいだし、私のほうに交換してくれる?……お願い」

そう、彼女に張り付いている触手へと声をかける。

テンタ >  
「ぅ♡♡ぉ♡♡ っげぇぁ♡♡♡♡」

ペニスを引き抜かれ、汚い声が出る。
ぼたぼたと唾液が零れ落ち、シーツに広がって。
声を掛けられた触手は、その言葉を理解したのかしていないのか、とにかく脚から離れる。
下半身の感覚をぐちゃぐちゃにしながら身体を支えていた二本の触手が抜け、べちゃりとベッドの上に横たわった。

「ぉ♡♡♡♡ ぉー♡♡♡♡♡っ♡♡♡♡」

すっかり快楽に溶け切った脳。
口から舌を零しながら、もぞもぞと動いている。
両穴からは触手が吐き出した粘液がごぼごぼと音を立てて零れ落ちて。

エイガー・クロード > 「あらあら、女の子が出しちゃいけないような声を出しちゃって……。
ふふ、可愛い♪もっとその声を聴きたいわ」

そういうと、離れて行ってベッドに力なく仰向けに倒れた彼女。
その大きな尻の上に、覆い被さるように彼女の上へ移動して。

「さて、じゃあ……避妊具とかナシで、挿れてもいいわよね?」

聞こえているのか、聞こえていないかわからないが
そのまま、秘部……『と』肛門に、巨大なペニスの感触が当たる。
その違和感をもし彼女が感じることができれば、これから起こる暴力的な快感を感じることはなかったのだろう。
だが

「それじゃ、ナマでさせてもらうわね?えーと……」

そういうと、粘液が音を立てて噴出している『両方』の穴に、ペニスをあてがう。
ぐちゅぐちゅとそこに狙いを定めて、寝バックの姿勢で……一気に腰を落とした。
そのまま、触手とはまた違う、硬い肉の槍によって、子宮と、子宮の裏側が一気に押しつぶされるだろう、

テンタ >  
「ぁ♡♡♡」

のしり、と自身の上にのしかかられる感覚。
半ば意識が飛んだ状態だが、無意識のうちに尻の肉を手で広げ、オスを受け入れる体勢。

「ぅ♡♡♡ぉ♡♡♡っ♡♡」

そのまま両穴へペニスがねじ込まれた。
ごりゅん、と子宮が挟まれるように潰される。

「ぉっ♡♡♡♡おぉうっ♡♡♡♡ぃ♡♡♡ぎぅ♡♡♡♡♡」

ばちばちと脳が電流で焼かれるような感覚。
最早両穴が犯されていることに違和感は覚えず、ただひたすら快楽を貪るだけだ。

エイガー・クロード > 「んっ!すご……すんなり入っちゃったわね」

ごりゅっ、と膣壁をさっきとはまた違う質量によって抉られて。
子宮を最奥まで突き上げられて潰される。
そんな暴力的な快感をむさぼる彼女は、快感によって両手と両足をバタバタとしてしまうことだろう。

「ダーメ。ちゃんと全身で受け止めないと、いけないわよ」

そういいながら、彼女両腕を、自身の両腕でつかんで
両足を自身の両脚の膝でベッドに固定させて、暴れないようにして
その状態から一気に、また腰を引き抜いた後、真下に突く。
子宮をペニスで直接、挟み込むように何度も殴りつける。

「ほらほら、もっといい声で鳴いてみなさい?
ケダモノのように、さっきの触手ちゃんたちにあなたのいやらしい姿を見せつけるようにねぇ!」

ごりりゅごりゅと、何度も、何度もそのペニスで彼女の膣と肛門を開拓する。
暴れることも、逃げることも許さない、ただ許されるのは、その汚い絶頂の声を上げることだけだ。

テンタ >  
「ぉ゛♡♡ぉ゛ぉ゛ぅ♡♡♡♡♡」

ガッチリと全身を固められ、逃げ場を失う。
それは物理的なことだけではなく、快楽を逃がすことも出来なくなったと言うこと。
その状態で子宮を揺らされ、肛門を抉られ、その度に口から獣のような声が漏れる。

「ぉ゛っ♡♡ お゛ぅ゛っ♡♡♡♡ぉ゛♡♡ぉ゛う゛ぅ゛っ゛♡♡♡♡♡」

もうずっと絶頂しっぱなしだ。
全身の感覚はきもちいいだけしか残っておらず、脳も快楽でぐずぐずに溶けているかのよう。
言われたことを理解しているのかどうかはともかく、彼の言葉通りにひたすら鳴くことしか出来ない。

「ぉ゛♡♡♡ぉ゛ぉ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

一際大きく鳴き、一際強い絶頂。
それでもきっと責めは続くだろう。
恐らくは一晩中――