2022/04/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > 住み慣れた平民地区であっても、普段あまり足を運ばないようなところとなると土地勘も育っていない。特に賑やかな場所や盛り場のようなところとなると、まるで知らない街にやってきたような気にさせられてしまう。
それでも手書きの地図を頼りに、休日で人出の多い広い通りをうろうろと歩き回ってみたものの、やっぱりというか、どこへ行っていいかわからなくなってしまった。
そもそも手にしていた地図の表記が大雑把だったせいで、通りの名前以外の部分の把握も難しい。
「……えと…」
地図に引かれた道の線をなぞってみて、おおまかな予測を立ててみるものの、これであっているのか自信がない。
メインストリートから途中で外れて、横道へ入るのだと思うけれど、と小首をかしげながら、それらしい目印はないかと周囲を見回してみて。
■ミンティ > しばらく手元と周囲を交互に見比べていて、やっとの事で地図と景色が一致した。地図の道を指で辿りながら歩いてみて、この方向に進めば目的地につけそうだと確信すると同時に、ほっと息を吐いた。
迷っている間に時間がかかってしまったけれど、急げば予定も乱れずに済むだろう。そう考えてすこし早足に、見つけた横道へと姿を消して…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。
ご案内:「平民地区 酒場」にオルティニアさんが現れました。
■オルティニア > 「~~~~~~ッかぁぁああああ♪ おぉっっかわりぃい!」
ドワーフもかくやという一気飲みで空にしたジョッキは、エルフの小顔と同じくらいデカかった。それを頭上に掲げてふりふりしつつ、上機嫌な赤ら顔が声高にお代わりを注文した。
ここは冒険者御用達の食堂兼酒場。
可愛いウェイトレスが多く、そこそこの値段で味もまぁまぁ、そして何より馬鹿みたいな量を盛りつけてくるという事で人気のお店である。
そのテーブル席でご機嫌なのは、つい先日、命からがら大冒険より生還したというエルフ様。
だらしなく崩れた赤ら顔でも可愛らしく美しい整いを保つ顔貌と、暗色髪の側方から飛び出してぴょこぴょこ揺れる笹葉耳はなるほどエルフその物だ。
しかし、すらりと高い、もしくは華奢で儚げというイメージに代表されるエルフ像からすれば「んにゃっはっはっはっは!」なんて大笑いに合わせてばるんばるん揺れるウシ乳と、子供みたいな背の低さはどうにもそこから外れている。
まぁ、噂に名高き森の乙女を想像して声を掛けたら一発で幻想をぶち壊されそう、という確信だけは抱けるだろう酔いどれエロフがそこにはいた。
そしてそいつのもうばっちり据わっている翠瞳が、ぬぅーんっと店内を睥睨する。
絡む相手を探しているのだ、この酔っ払いは。
ご案内:「平民地区 酒場」にクィンスさんが現れました。
■クィンス > もう少し、物静かなところを選んでもよかったのだが、今回はここに決めた酒場。
そこそこ飲めるとはいえ、こんなむさくるしいところで飲まなくてもいいだろうに、と主に突っ込まれるかもしれない。
しかし、その突っ込んでくる主はいないのだから、どこで何をしようと勝手だろう。
そんな思いで入った酒場、その場所はまさに活気にあふれていた。
なるほど、こういうところで飲むのもまた乙なものだ、と思う。
騒がしいと思うこともなく、ただにぎやかな場所で、クィンスはちびちびとお酒をたしなんでいた。
そしてその横眼に見る、明らかにエルフ…エルフ?の娘を一瞥していた。
「なんや、けったいな娘はんやねえ…、豪快っちゅうか…。」
年は幼そうに見えるけれども、エルフだからそこはわからないか。
もしかしたら自分よりも年上かもしれない、彼女らは長寿で非常に若々しいイメージがある。
しかし、華奢で物静か、というよりも少し人付き合いが苦手というイメージのエルフとは
かけ離れたその様子に、頬杖を突きながらクスクス、とおかしそうに笑った。
「あ、主はん。よかったらもう一杯おくれやす。
うん、ちょっと飲みたい気分なんよ、ここ楽しいやろ?
せやから、どうしてもお酒進んでまうんよね、せやから上の部屋も1部屋うちが予約しといてもええかな?」
にこにこ、と笑いながら交渉を始めるのだった。
■オルティニア > さてこのチビエルフ。
何故にこうまで荒ぶるのか。
王都在住なのに半年近く消息不明で、昨日の夜王都にたどりついたというのだが、まぁ、その旅は本当に大変だったらしい。
恐らくは多分に脚色されて、所々完全に創作だろというエピソードもちりばめられてはいたが、部分部分に経験者でなければ分からない実感が込められていたのは確かなのだ。
そして、そんな過酷な旅の最中、腕輪で封じられっぱなしだったおちんぽが、呪いのふたなりおちんぽ様が、とりあえず穴があればなんでもいいから突っ込ませろと大層お怒りなのだ。
当然、優雅で知的なエルフ様が、そのような汚らわしい誘惑に負けてなるものかと我慢はした。
しかし、1年くらい前までは何を勘違いしてくれたのかそれはもう可愛らしいワンコが好き放題パコらせてくれたので、その時の気持ち良さを覚えているエロフは抵抗力が激減していた。
そんなわけで悶々としつつも夜ごはんを食べにきて、男達がそれはもう美味しそうにお酒とか飲んでいて、なんとなく。そう、何となく自分も同じのと注文して今に至るというしょーもない流れの結果が今である。
そんなエロフの長耳が、ぴくくっと動いた。
細首の頭部がぐりんっと動いてカウンター席に座る"着物"姿に翠の酔眼をロックオン。
「んっふぅーーー♪ ちょっとそこのぉ! ほら、そこのあんたよ、あ・ん・た! ちょっとこっち来なさいよぉ。エルフ様がお酒を奢ったげるつってんの――っ♥」
マスターと会話しつつも、エッチな流し目でこっちを見ている美人のお姉さんを高慢ちきに呼びつけた。
『呼ばれるまま近付いたらきっとヤられる…!』
そんな直感がびんびんに働いてしまうくらい不穏な気配が、据わった半眼と片端を吊り上げたおちょぼ口に渦巻いていた。
いや傍からみたら、おっぱいのくっそデカいチビエルフが、背伸びして酔っぱらってなんか絡んできたみたいな微笑ましい感じなんだけども。
にもかかわらず、その背景にはふしゃー!と牙剥くフェレットのオーラが見えるのだ。弱そう。
■クィンス > 「………ん、うち?」
見て楽しんでいただけだったのだが、まさかのご指名である。
グラスに注いでもらった琥珀色の液体、それをちびちびと飲んでいただけなのだが
そのエルフ様に呼ばれて、ふっと細い首がそちらを向いた。
クィンスには、そのエルフ様がこちらを読んでいる背後にあるオーラのようなものは見えていなかった。
しかし、行けば確実に絡まれるだろうということは簡単に予測できる。
「……んふふ、ほんならお酌してもらおか?
主はん、すんまへんけどこれ、もうちょっと追加してもらえる?」
――――だが、楽しそうだ。
こちらもこちらで短絡的な理由で、女エルフのほうへと近寄っていくだろう。
屈強な男に混ざって、明らかにクィンスは場違いな雰囲気を持っている。
無骨な鎧を着ているわけでもないし、この雰囲気には似合わない、水玉模様のキモノ姿。
髪は降ろしているものの、その質は艶やかでまっすぐと腰まで伸びている。
男が殴り掛かれば、あっけなく吹っ飛ばされそうな細身の身体。
エルフにはかなわないだろうけれども、それなりの美貌であることは自信があった。
だから隣に座り、軽く会釈して見せようか。
「あんまし飲みすぎたらあきまへんえ?
内臓潰して、明日の朝えらい目に会うても、うちは知らんよ?」
■オルティニア > 「んっふーーっ♪ いいじゃない、あんたニンゲンにしては話が早………ニンゲン、よね……?」
求めに応じてはんなりとこちらに近寄る"着物"美女に、肉食の小動物は口角を吊り上げた。満足げに翠眼を細めてうんうんと首肯を繰り返し、ふと、怪訝な目で再確認。
以前やり合って、惜しい所で、本当にぎりっぎりのとこで、まぁ、本気出せば勝てたケド、一応形的には負けたといっても過言ではないというか、ともあれそんな感じでふたなり化の呪いをかけてきたクソ淫魔みたいな気配を感じたのだ。酔っぱらってもエルフである。
「な、内臓潰してって………あんた、妙にエグいコトゆーのね……。まあいいわ! そこのウェイトレス、こっちのにもあたしと同じの出したげて! あ、あたしももう一杯だかんね! ちょっぱやで!」
なんとなく嫌なもやもやは感じたけれど、見た目は悪くない。
もちろん、エルフ様にはかなわないけど、ニンゲンにしてはやる方だ。
あと、おっぱいがでかい。
自分のおっぱいはエルフっぽくないという理由でコンプレックスを抱いているも、他人のおっぱいは嫌いじゃない。むしろ好き。揉みたい。
酔っ払いのジト目が、欲望駄々洩れで着物の合わせから覗くさらしのおっぱいをガン見する。
ウェイトレスがお酒を持ってきた。
■クィンス > 「さあて、どないやろね?
まあ、別にうちが人間はんでもなんでもええんちゃう?」
楽しければそれでいい、そういうことにしておいてもいいんじゃないか。
クィンスはにこりと微笑んで、頬杖を突き視線を合わせる。
その赤い瞳には何が売るつかはわからない、がとりあえず敵意だけは、感じないのは確かか。
「んふふ、うち…嘘ついたり回りくどい言い方出来へんのよね。
うちの恩人はんがね、そういうお人やったからそれは移ってしもたんよ。」
だから、直接的な表現になるのは堪忍な?と苦笑しながら軽く謝る。
琥珀色の飲み物に唇を付け、少しだけ舐める。
得意じゃないのは得意じゃないのだが、実意はこのお酒、結構アルコールが強い。
「うぃすきー」というらしいが、この煙のような香りと舌がしびれるほどの強いアルコールが気に入った。
それに合わせてもらう肉料理もなかなかに美味しいのだが、あまり食べ過ぎたら明日が怖そうだ。
「…………どないしたん?」
さっきからその視線が自分の胸元に向いているのがわかる。
今は晒で潰していてほぼ真っ平に見える胸元のはずだが、その視線はどこか野獣のそれ…。
かなり欲望的な視線で見てくるそのエルフ様に、にこりと微笑んだ。
「……助平やねぇ、エルフはん。うちのおっぱい、そんなに気になるん?」
■オルティニア > 「…………………それもそーよね。うん、そこそこ綺麗だし、おっぱいおっきいし、それでいーかも」
秒で言いくるめられた。アルコールの影響という事にしておきたい。
翠と赤をじっと重ねてにっこり。ガワだけ見れば非常に絵になる一幕だ。
「別にいいわよ。それこそあんたがさっき言った通りだわ。おっぱいおっきいし!」
どんだけおっぱい揉みたいのか。
ちょっと見過ぎなくらいガン見である。
流石のエロフも普段はここまでではないのだが、今日は本当にヤりたい盛りの発情エルフ状態なのだ。
なので、まるで咎める様子のないヤらせてくれそうな問いかけには
「――――気になるわっ! ええ、気になる気になるすっごい気になる! 揉ませて!!」
美女と美少女のやり取りを密かに観察していた冒険者共が、思わずどよめく程の男らしい告白である。
ウェイトレスが置いていった大ジョッキをがしっと掴み
「ほら、あんたもそんなちまちま飲んでないで、もっとぐいーーっといきなさいよ! こーやって飲むのがおいしーんだからぁ! んぐっ、んぐっ、ふぐっ、むぐっ、んぐんぐんぐんぐんぐっ……………ッぷはぁぁあああああ!」
再びの一気飲み。
酒飲む姿が犯罪的ですらある巨乳ロリエルフ(合法)の見事な飲みっぷりにも荒くれ共は大はしゃぎ。今日の客はノリがいい。
そして見事に飲み終えて、おちょぼ口の周りに白髭を蓄えたエルフが――――ばたーーんっ! テーブルに突っ伏して撃沈した。すごくいい寝顔である。
ちなみに支払いもまだであった。
■クィンス > エルフに綺麗だと言われて、悪い気がするはずもなかった。
笑みを少しだけ深くしたクィンスは、ちびちびとやっぱりお酒をたしなむ。
確かに側だけ見れば、巨乳エルフに絡まれるキモノ女という図柄だが、エルフと美人のコラボレーションだ。
決して悪い絵柄にはなるまい。
「ようわからはったねぇ…サラシ、ちょっと緩いんかなぁ…?
うち、こんな格好してるやろ、おっぱいおっきいとね、すごい着難いんやわ、この服」
着付けにも時間がかかるし、毎朝毎朝大変なのだ。
これを一人で着こなすようになるには、紆余曲折を経て非常に苦労したものだ。
お酒の力も借りて、愚痴三昧になるかどうか、というところであったが。
しかし、ここまでストレートに公言してくると思わず笑ってしまう。
まるで盛りの付いた獣のようだというついっこみがどこからか入ったかもしれないが、そこはクィンスが人差し指を唇に当て、
言ってはいけない、とジェスチャーすることで収めた。
そもそも、ここまでストレートに言われても何も思っていないような笑みだった。
「もう……しょうがないエルフはんやこと。
でも、うちはそんなに軽い女や………あらま…?」
当然と言えば当然か、あtれだけ派手に煽っていれば必ず考案るだろうことは予測できた。
限界を超えて飲んだものの末路か、とクィンスはクスクス、と口元にそでを持っていき、笑った。
「すんまへん、主はん。お金、この娘の分も明日の朝まとめて払いますよってに、ここは堪忍しておくれやす。
…あと、うちこんなか弱い乙女やし……?」
まあ、運んでくれと言いたいのだろう。
先ほど部屋を取っておいて正解だった、とクィンスは苦笑しながら、運んでもらう冒険者の後ろについていくだろう。
ただ、このエルフ様へのセクハラは黙認…したが。
■オルティニア > 「"着物"はおっぱいおっきいと似合わなくなるってゆーしね。でも、あたしは好きよ。着物から零れそうになってるおっぱいってエロいじゃない!」
だからサラシとかはずして生乳みせて♥ なんて言葉がサラウンドで聞こえてきそうなエロフの視線。
その後のやり取りも、ドストレートにがっつくエロフと、それをはんなり交わす手練れの美女の図式が続き、飲み慣れていないがために限界も知らなかったエルフのノックアウトであっさりと勝敗(?)が決した。
酔いどれエルフを担いだ男は、だらしないくらい大きな乳房の割には随分軽いという事実と、アルコール含みのいい匂いにたっぷり役得を楽しんだ事だろう。
なんといってもエルフ様との接触など、普通のニンゲンには一生叶わぬのだから!
――――ていうか、セクハラ黙認とかされたら、おっぱいは揉まれるわ、パンツは見られるわ、なんならさっとキスとかされるわでやりたい放題されるのだけど、お姉さんちょっと止めて! こいつ、おまんこに指入れようとしてるからぁっ!?
うなされているかの寝顔の言葉に出来ない訴えは、果たして聞き届けてもらえるのか。聞き届けてもらえなければ、ほくほくとろとろおまんこエルフいっちょ上がりみたいな感じで部屋にデリバリーされてしまうんだけども。
ご案内:「平民地区 酒場」からクィンスさんが去りました。
■オルティニア > 【部屋移動しますー!】
ご案内:「平民地区 酒場」からオルティニアさんが去りました。