2022/03/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にローザリンデさんが現れました。
■ローザリンデ > こつこつと硬質な靴音が夜の街に響き渡る。
当座の生活物資を買い揃え、最近越してきたばかりの借家へと戻る途中の女はついぼやいてしまう。
「なんでこんなに寒いのよ。話が違うじゃない…」
季節は春になったはずなのに、ここ数日間は冬将軍の撤退が遅れたのか寒風が吹きすさぶ始末。
着ているのがワンピースとコート一枚だけではさすがに準備不足と言われても仕方がない。
予定では日が沈むまでに借家に戻って片付けの続きをするはずだったのだ。
そのはずだったのに、午後の時間のうち数時間の記憶がポッカリと抜け落ちている。
普通なら違和感を感じるところなのだが、この女はそのような記憶の空白が発生することが珍しくない。
たぶん、何かに集中してしまったせいなのだろうといつものように非生産的な思考を切り上げた。
「道は間違ってないはずよね?」
足を止め、荷物を抱えなおして周囲を見回した。
■ローザリンデ > 夜の静寂に満ちた見慣れぬ街並みを見回すのもそこそこに再び歩き始める。
「お腹も空いたけど、調理するの面倒ね。
せっかく住処もできたのにまた保存食かぁ…」
両手が塞がっているので寒風に靡いたピンク色の長髪を直すこともできない。
記憶が正しいなら、あとふたブロック先を右に曲がれば借家に到着するはず。硬質な靴音がペースを早める。
空腹と荷物の重みと寒さの三重苦に終止符を打とうと、気が逸る。
着いたら毛布にくるまってお湯だけでも沸かして、それから、それから…。
借家についたときのことを想像することで、なんとかモチベーションをひねり出す。
「ふぇくしっ!」
思わずくしゃみが出て立ち止まってしまった。靴音が止まる。
こうなったら、自分に寒くないと自己暗示をかけるしかないか?
自己暗示はこの剣で稼ぐ女の戦術を支える主要なスキルだった。
だから、こういう日々のことに使うことには少し抵抗がある。
「いけない。お師匠様に叱られちゃう」
再び靴音が夜の街に響き始めた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にガザさんが現れました。
■ガザ > 夜の街を行く、一人の女性。実は、彼女は午後に、とある催眠士によって催眠凌辱を受けていた。その時の記憶は消されてはいるが……
催眠士は、一つ強力な暗示をかけていた。それは、「夜の街で迷い、催眠士の館を自分の家と思いそこへと向かう」というもの。
夜に再び彼女の肉体を弄ぼうという魂胆で……
だが、ここで催眠士に誤算が生じた。それは…
「へー、この家、いろんな面白い道具がいっぱいだねえ」
『ハイ』
自分が、ガザと言う青年に人心掌握術で催眠を受けるという誤算。
「で?ここで待ってれば、その「強そうでエッチな女」がやってくるわけ?」
『ハイ』
その館の内部に我がもの顔で居座り、催眠士の意識を奪っているガザ。
手には、巨大なディルドなどの玩具を弄びつつ。
さて、今から来る女性でどう遊ぼうかな?
なんて、純粋な悪意を心に持ちながら……
■ローザリンデ > 夜の静寂に響いていた硬質な靴音が停まった。
「はぁ、やっと着いたわぁ」
平民街の中にある家の一つが目の前にあった。やっと戻れたと、安堵の溜息がこぼれる。
「さ、早く家にはいって食事して日課を済ませて寝なきゃ。
明日から早速営業始めないとだし、あまり時間ないのよね」
ドアの前で荷物をおろしてノブを回す。違和感は欠片も感じない。
しかし、ドアを開けると中の様子は予想と全く違っていた。
中には男性が二人いる。
「え? ぇえっ?」
女は荷物を拾い上げることもできずに驚愕に目を見開いたままで硬直している。
■ガザ > 「あ、やっと来た。こんばんは~。待ちくたびれたよ」
にこやかに、純粋な笑みを浮かべておどろいてる女性に挨拶。
ただし、手には巨大な男性器を模した玩具を持っているが。
部屋の中には、女の意識をぼやけさせる催淫のお香がたかれており、甘ったるく鼻につくだろうか。
「俺ね、ガザって言うんだ~。君は?」
そう言いながら、指を鳴らし、催眠士に指示。
『自分の名前を明かせ』
そう、催眠の術が相手を襲う。
そのまま、ずかずかと相手に近づいたガザ。腕をつかむと。
「うん、いい肉質だ。良い鍛え方してるね」
そう相手の肉体を称賛しつつ。
「決めた。今晩は君で遊ぶ!君は今晩、俺の玩具だよ~」
なんて、楽し気に宣言しようか…
■ローザリンデ > 中にいた男性の一人が陽気に挨拶をしてきた。
部屋の中に一歩足を踏み入れた女を催淫香が包み込む。
そして、ガザと名乗った男性の言葉の後で、意識が遠くなった。
女の顔から表情が消えて、水色の瞳はガラス玉のように空虚な光を反射している。
「はい。私はローザリンデと申します」
ぼんやりとした声が女のしっかりとルージュを刷いた唇から漏れた。
ガザに腕を掴まれても全く抵抗をしない。
触られても撫でられても胸に熟した果実が柔らかく揺れて、後頭部で結わえたピンク色の髪がサラサラと揺れるだけ。
「はい。ローザリンデはご主人さまの玩具になりました。
何なりとお使いくださいませ」
半分ほど下りた瞼がピクピクと痙攣して、唇は半開き。
玩具になってしまった女は全くの無防備でその場に立ち尽くしていた。
■ガザ > 「あはは~。勿論!たっぷり使ってあげるね~」
そう言いながら、相手の催眠への体制の低さに若干驚きつつも。
扉を閉め、一旦。
「じゃあ、玩具が服着てるのってなんかおかしいよね。「すべて脱げ」」
そう、自身の玩具となった相手に命じる。
そして、もし相手が全裸になれば、大好物の胸。そこにかぶりつこうか…
乳房を、上、下、乳輪…と、葉を若干立ててかぶりつき、吸い上げ、卑猥な跡を付けつつ…
その間に、催眠士は床にセットするタイプの巨根ディルドをセットしている。
「じゃあ、ローザリンデ…長いから、ローザでいいや。ローザ、「蟹股になって、床のディルドに腰を下ろせ」」
そして、乳首を引っ張りつつ、そう相手の尊厳も何もない命令を下そうか…