2022/03/21 のログ
マツリカ > それから数時間後。最後の踊りを終えると、少女は一礼してその場を辞去する。
向かう先は店主の所。一夜の給金を受け取ると、少女はそのまま従業員用の裏方へ。
服を着替えて身支度を整え、少女はそろりとその場を後にし、学院寮へと帰っていく。
ひっそりと自室に忍び込むのは、中々苦労したのだとか――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からマツリカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にアークさんが現れました。
アーク > むにゅむにゅと口をもごもごとしながら少し寝ぼけているのは久しぶりのお休み。
何となくぺこぺこのお腹を抱えとことこと人波に攫われない様に大通りの端っこを進んでいく。

行先から流れてくる風にのって届く花を擽る香ばしい香り。
くんくんと小さく鼻を鳴らし、その匂いに誘われるようにふわふわふらふらと進んでいく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からアークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 大通りに面した酒場。遅い時間でもまだ賑やかな店内の、騒がしさを避けるように奥まった席。少数客用の小さなテーブルにグラスを一つ置いて、ぽつんと座っていた。
冒険者や旅人が多く利用するこの界隈だと、鑑定承ります、と札を立てておけば、ときどき仕事が舞いこんだりする。
本来任されているお店が目立たない場所にあるから、ときどきこうして出張でもしないと、なかなか新しいお客さんにも恵まれない。
そんなわけでときどき温かいお茶で喉を潤しながら、立てた札を見た人が興味を持ってくれれば話をして、数件の鑑定依頼をこなしたところで、ふう、と息を吐く。
こちらに向けられる視線も減ってきたし、そろそろ潮時かな、と小首を傾げて。

「あの…すみません」

ちょうど目の前を通り過ぎていこうとしていた給仕の人を呼びとめる。
今日は頑張ったから、こんな時間からでもデザートを食べていいかと、小さなアイスクリームと、紅茶のおかわりを注文して。

ミンティ > 注文していたアイスクリームが届くと、さっそく小さなスプーンで口に運ぶ。寒い日に食べる冷たいものと、熱い紅茶のは格別に思えて。目を細めて満ち足りた表情を浮かべながら、ささやかな贅沢を堪能し…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。