2021/09/05 のログ
■ティアフェル > 目を離したすきに急変してたらやだなーと若干恐々しながら即戻って来ると、大丈夫。全然持ちそう。
若いから体力も回復力もふんだんにあるのだろう。冒険者はタフなものだ、幸い周りの速い毒ではなかったようで、解毒はまだ間に合いそうだ。
どこかほっとしながら、こくこくと水筒を受け取りながら確認する声に首肯して。
「いやというほど飲んで。解毒の基本。次回毒ったら解毒→水がぶ飲みは即やって。お手洗いも超行って」
力強く云いやれば、軽く目を伏せて集中状態に入る。施術するのを邪魔することはなく大人しく見守ってくれるお蔭で、大騒ぎの中でも瞑想に入れるが一層すんなり術式を構成することができて、やがて構成が済むとスタッフの先を彼女の身体の中心辺りに翳し、また先程とは違う内容の詠唱を紡ぎ始めた。
謡うような抑揚が唇から零れだすと、それと同時にスタッフの先から生まれた青白い光が今度はひんやりと微かに冷たく彼女の全身にじんわり浸透してゆき。ちょうど消毒薬が沁み込んでくるような感覚を与えたかと思うと、すうと吸い込まれるように彼女の中に光は呑まれ、仕上げに取り出した聖水の小瓶からとぷ、と少量傷を負った箇所に振りかけて。
「魔障はあとあときたりするからねー……大丈夫だと思うけど、魔物の毒なら、2、3日念の為聖水を振っておいてね。女の子だから肌トラブルになると大変よ」
ちょうど教会なので聖水を仕入れていた。彼女に渡す分もしっかりある。
解毒して、体調は戻って来たかと思うが、さらに服用できる増血剤のポーションを渡して。これ服んで完了、と人差し指を立ててのほほんと笑みを投げかけ。
「はい、お疲れ様ー。お大事に!」
■アズ > 「わ、わかった……。ありがとう」
冒険者の癖に毒やら怪我やらの対処法には疎いアズ。
今まで散々死にかけてきたのも、その情弱ぶりが原因だったりするのだが。
とにかくティアフェルに急かされるように水筒の中の水を飲み干す。
そこから暫くの沈黙。
毒抜きに集中するティアフェルの傍ら、アズはボーっと遠くを見るかのように、
瞬き一つもせず目を見開き続けていた。
身体の奥底へ伝わるひんやりとした感覚に目を細め、アズは息を漏らす。
ダンジョン攻略やギルドの依頼はソロで挑むことがほとんどなので、治療魔法を受けるのもこれが初めて。
ついさっきまで感じていた倦怠感も消え、身体にも力が戻る。
立てる。
これなら歩いて帰ることもできそうだ。
「ほんとに、ありがとう……。あともう少しで、ボク死んじゃうところだった。
助かったよ。ありがとう、ティアフェル」
少女らしい可愛らしい笑顔に頭をぺこりと下げて、アズは立ち上がる。
聖水やらポーションを鞄に詰めて、教会を後にしようとした時だ。
アズは何やらもじもじと口をくぐもらせ、ティアフェルを見つめる。
お礼も何もしていない。このまま帰るのは幾らなんでも自分勝手すぎるだろう。
「……えっと、その……。ティアフェル。
ボク、君にお礼がしたくて、だから……その、手持ちがないからさ、ボクの家……とか、どうかな?」
言葉が上手く出てこない。
口下手過ぎて、その意図が相手に伝わっているかどうかも微妙。
あくまでお礼がしたいという口実ではあるが、その実心が参っていることもあって寂しかったのだ。
もちろん、ここで断られれば大人しく帰るつもりだが……。
■ティアフェル > 「とりま、生きてりゃなんとでもなるから。応急処置は覚えとこうね。死んだらもったいない」
弱っている相手、しかもそう年も変わらない少女であったので、掛ける言葉の語調は柔らかい。
云った通りに水を飲み干すとよしよしと満足げに肯いて。
施術中、遠目でどこか虚ろな様子を見せていた彼女だったが、解毒を終えてちゃんと元気になってくれた様子に、ほーと安堵の息を吐き出し。
「いえいえ、どう致しまして。生き残ったのはアズちゃんの力よ。
ヒーラーは手助けするだけ。役に立ったなら本望ってやつ……とはいえ、お礼ね……。
気にするな、と云いたいところだけど、そうね。もらうもんはもらっとくのが冒険者。
受けて立とうー……てか、経過もちょっと気になるし、結局どんな魔物だったのか確認したいし、お邪魔しまーす」
なんだかもじもじと申し出る様子にいじらしさを感じて、「いーよ別に」と紋切り型に断るのも躊躇って、こくりと首を縦にし。
もしかしたら今夜熱発する可能性もあり得る。
まだ経験の浅い、女子の冒険者仲間。乗り掛かった舟にはとことん。
心細いならばお姉ちゃんの出番だ、と無駄に世話焼きを発揮して、掃除の途中だったので、事情をつづった置手紙を残し、血痕などは拭き取ってから掃除の続きはまた後日に回すことにし、血のついた白衣だけは脱いで腕にかけると、
「ほい、じゃ出発ー」
と少女の手を引き、どっちの方向か訊きながら送りがてら自宅までゆくのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からティアフェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアズさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にエリゼさんが現れました。
■エリゼ > 先日受けた依頼は、近隣の街道に出た魔物の討伐だった。
初日は移動日で、ギルドで臨時のパーティを組み、行商の馬車に乗せてもらって目的地へ。
比較的安全な場所にキャンプを張り、夜営を共にして二日目が魔物討伐となった。
複数の猪型魔物を討伐し、後処理を終えたのが二日目の夕方。お陰でキャンプにもう一泊。
そこから王都へと戻って、ギルドに報告をし終えたのがつい先程のこと。
報酬をもらって懐はホクホク。依頼を成功させたのだから、気分は良い筈なのだが――。
「……あぁ、もう!どんなに良い雰囲気になっても、夜営でいちゃつくなっての!」
ギルドから大通りに出て、一人歩く少女は筆舌に尽くしがたい思いを抱えていた。
組んだパーティの一部――神官の少女と戦士の少年が何やら良い雰囲気だったのだ。
雰囲気だけならば特に気にすることもなかったが、夜営では甘ったるい気配が見え隠れ。
更に言えば、夜更けには近くの茂みから何やら悩ましい声やら息遣いやらが聞こえてくる始末。
気づかずに休めれば良かったのだが、気づいてしまったのが運の尽き。気になって眠れない。
更に加えて、己の下腹部に生やされた淫魔の置き土産は、しっかりと反応し、悶々としてしまう。
結局、己の性処理は一切出来ずに生殺しで、他者の性行為を垣間見るだけの三日間となった訳で。
「――うぅ、宿につくまで我慢よ、私っ……!」
後天性のふたなりは、一日性処理を怠るだけでも脳味噌を桃色に染め、理性を蕩かす。
それが、今回は三日分だ。ふつふつと性欲で煮えたぎった脳味噌を制するので精一杯。
腹は減ったし水も浴びたい。のんべんだらりと休みたい。だが、性欲も満たしたい。
低俗ながらも言語化すると、自慰でも何でも良いから、溜まった物を吐き出したい。
中性的なショートパンツの中に屹立した陰茎と熟れた陰嚢を秘めた少女は、宿へ急ぐ。
我慢をしながらの道行きは、その外見以上に切羽詰まっていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 怜悧な美貌を大口に浮かべたにまにま笑いで軽薄に緩めさせ、男好きのするプロポーションの褐色肌を下着めいて露出の高い黒皮装束で包み込んだ淫乱猫は、今日も今日とて人出の多い大通りにて獲物探しの真っ最中。
主に男達から己に向けられる肉欲たっぷりの視線などまるで気にしていないかの様にマイペースに通りに巡らせた金瞳が、とある一角でぴょこっと眉根を持ち上げた。
「―――おぉ? あれはこないだ森で会ぅた……にっひっひっひ♡ なんや困った事になっとるようやないか♡ これは初めてを奪ったお姉様として手助けしたらなあかんよねぇ♡」
"手助け"という善意溢れる言葉とは裏腹な、毒リンゴ作戦を思いついた魔女の如き邪悪な笑みを浮かべた変態猫は、尻尾ふりふり爆乳たゆんたゆんさせつつ遠くに見つけた彼女へと真っすぐに歩を進める。
そうしてある程度の距離まで近付けば、残りは音も気配も見事に消してショートパンツの後ろ姿に忍び寄り
「エ~リ~ゼ~ちゃぁぁん♡ ウチの子、身籠ったぁ?♡♡」
無造作に伸ばした繊手が少女の華奢な太腿の合間に滑り込み、陰唇から尻の割れ目へとしゅるりと撫で上げるという挨拶代わりの痴漢行為を華麗に施してみせた。
着衣越しの悪戯めいたワンタッチ。
にもかかわらず、ぞくぞくぞくっと背筋を走る快楽の量は思わず甘い声を漏らし、その場にへたり込んでしまいそうな程の喜悦となって少女の脳へと至るだろう。
数多の少女の泣き悶えさせてきた変態猫の驚嘆すべきフィンガーテクニックであった。
■エリゼ > 大通りは行き交う人も多く、今の少女にはすり抜けるのも大変だ。
美麗な女性や可憐な少女を見るだけで、邪な欲求が込み上げてしまう。
組み伏せて犯してしまえば――等と考えてしまって、慌てて深呼吸。
気分を鎮めて向かう先は、己が一人になれる場所。だったのだが――。
「うわぁあっ!?――ひ、ぁあぁっ♡は、ぁっ――ふっ――ぁ♡」
音も気配もなく、淫らな魔の手がやってくる。認知と驚愕と快楽は同時だった。
頭の中が様々な刺激でパニックになる。だが、最も強いのは快楽だ。
彼女の問いに答えることも出来ず、背筋を駆ける快楽に体が震え、目の前が白む。
同時に、下着の中で屹立していた陰茎の先からは、びゅるりと濃密な白濁が暴発して。
射精の法悦に身を戦慄かせながら、ぺたりとへたり込む。蹲るとも言うべきか。
びゅる、びゅる。下着の中で溢れる白濁は量を増すばかりで、思考が蕩ける。
やがて、濃厚すぎる十数秒を終えた後、少女は持久走の後にも似た呼吸を残す。
べっとりと下着の中に吐き出した"お漏らし"の感触だけが、生々しかった。
■キルシュナ > 「おほっ♡ あーらら、あららぁ♡ ちょぉっと刺激が強すぎたかなぁ?♡ いやぁ、すまんかったねぇ、エリゼちゃん♡ お洋服汚してもたねぇ♡ おっしゃ! 詫びに服おごらせてもらうわ! ほれ、エリゼちゃん、そうと決まればさっさと行くで♡」
美女の悪戯を受け、素っ頓狂な喘ぎを漏らしてへたり込み、華奢な小躯をビクつかせた少女に多くの視線が突き刺さる。
過酷な"外"用のショートパンツは存外分厚く、内部にたっぷりと生温かな白濁をぶち撒けたにも関わらず、それが表にシミとなって浮かぶことは無かった。
しかし、彼女の下着は今はお漏らし直後のおむつの様な気持ち悪い状態になっているに違いない。
それが分かっていながら、卑猥なにやにや笑いを浮かべた猫は白昼の大通りでの不意打ち射精にへたり込んだ少女の細腕をぐいと引き上げ強引に立ち上がらせ、彼女が何を言う間もなくその腰に腕を回して歩き出す。
密着した身体が黒装束の爆乳を少女の頬に押し付けて、柑橘にも似た雌の体臭をふわりと匂わせる。
歩を進める度ににゅるにゅると淫猥な粘感を伴い下着と擦れる逸物と、それを伝い落ちてクロッチに蟠るザーメンが陰唇に纏わりつく背徳の感触、そしてキルシュナの体臭と柔らかな雌肌が思い起こさせるだろう先日の種付けレイプの記憶が、射精を終えてなお残る少女の淫欲を昂らせるはずだ。
そんな少女の状態を知ってか知らずか―――まぁ、当然知っているのだけれど、長躯の細脚は力強く歩を刻み、平民地区の大通りの中でも富裕区にほど近い高級店の立ち並ぶ区画へと進んでいく。
淫乱猫は道中何を言うでもなく、ただただずんずんと目的地に向かって進み続けるも、下方から少女が見上げる横顔は機嫌よさげに緩んでいるので、何かしら言葉を投げれば問題無く返事が戻ってくるだろう事は伺えようか。
■エリゼ > 「う、うぅぅ、が、我慢してた、のにぃ……」
三日の間、夜な夜な聞こえてくる可憐な少女の喘ぎを聞きながらも焦らされる。
その苦行を乗り越えて、後少しの所でこんな仕打ちに遭うとは不運にもほどがある。
じわりと目尻に涙を浮かべながら彼女を見上げるも、間もなくひょいと持ち上げられて。
すん、と鼻を鳴らせば鼻腔を擽る柑橘の香り。自然と先日の情事が脳裏をよぎる。
にゅるにゅる。陰茎で味わう刺激も先日の搾精責めを彷彿とさせて、再び勝手に勃ち上がる。
小ぶりな陰嚢に三日分の魔力を総変換した精液を溜め込んだ少女は、悲しい程性欲に忠実で。
「ど、どこに連れて行くつもり……?」
何やら機嫌良さげなのが嫌な予感を誘ってくるが、こうなると逃げられない。
それは、腹の中に根付いた彼女との子供が、親を結びつけようとしているかの様で。
最早少女は借りてきた猫のように、彼女にぶら下がってついていくより他はない。
服を奢る――その言葉が正しければ、彼女の着せ替え人形になる運命なのだが、はてさて。
■キルシュナ > 「くふふふふっ♡ さっき言うたやろぉ?♡ 汚してもた服の代わりに、新しい服奢らせてもらうて♡ 悪いようにはせんからお姉さんに身を任せて大人しぅついて来ぃや♡」
恐々とした、それでいて抗う様子もない少女に応え、どこまでも強引でマイペースな拉致で彼女を連れ込んだのは門構えからして駆けだし冒険者であるエリゼとは無縁そうな高級ブティック。
痴女丸出しな格好のミレーが、安物の冒険者装束の少女を伴い立ち入るには相応しからぬ場所なれど、当の猫娘はまるで物怖じする事無く「邪魔するでぇ~♪」などと気楽な声掛けと共に店内に押し入った。
珍客の乱入に目を丸くして硬直する年若い店員に代わって優雅な所作で変態猫を出迎えたのは、タイトなスーツ姿が女執事といった体のあるベテラン店員。
『ようこそいらっしゃいましたキルシュナ様。本日はそちらの少女のための衣装探しでしょうか?』
「せやせや。ほれ、この間入ったっちゅうキャミワンピの……せやなぁ、黒なんかええんちゃうやろか。それにグレーのカットソーを合わせて……」
どうやら常連らしいキルシュナと店員が着せ替えの確定している当人を置き去りにして勝手に話を進めていく。
そうして少女にプレゼントされる事となる着衣が決まれば、衣装の調達は店員に任せ、黒猫はエリゼを伴い勝手知ったる店の奥へと歩を進め、試着室というよりはちょっとした休憩室と言うべき立派な個室へと連れ込んだ。
そうして待つことしばし、片手にエロ猫から注文された数点の着衣を下げた店員がノックの後に扉を開けて、傍らのテーブルにそれらを乗せて『ごゆっくり』と品の良い笑顔を浮かべて退室すれば
「さぁて、エリゼちゃん♡ 汚れた服、脱ぎ脱ぎしよなぁ♡♡」
滾るエロ欲を隠しもしないにまにま笑いの猫娘が、両手をわきわき動かしながら少女に迫る。
例え少女が両手で力強く己を抱いて必死に抵抗を試みたとて、ゴールデンフィンガーのエロ愛撫を要所で用いた強制脱衣は彼女の身に着けた物全てをあっさり剥ぎ取って異空間のストレージへと放り込む。
そして、ショートパンツと下着の中で蒸れ一層卑猥な精臭を香らせるショタペニスとロリまんこのザーメン和えは拭いもせず、どろどろにゅるにゅるのままにベテラン店員の用意した衣装へと着替えさせる。
そうして少女の白躯を包み込んだのは黒色のキャミワンピースとスクエアネックのカットソー。
膝上丈のワンピスカートは大胆に少女の脚線を晒す物の、上半身の布地面積の多さは変態猫のエロ装束などとは比べるべくもないまともな物。
シルクの様な光沢は高価な生地に特有の物であり、それを着込んだエリゼの姿はさり気なく施した"浄化"によって旅の汚れも落とされた冒険者らしからぬ色白の肌や艶やかな銀の長髪も相まって、お忍びで街に出た貴族令嬢か、名のある豪商の箱入り娘といった風情。
大きな姿身に映るその淑やかな姿は、エリゼ自身、別人を見るかの心地にさせるかも知れない。
そんな品の良いお嬢様スタイルが余計に、黒スカートの短裾を持ち上げる歪な膨らみ――――ローライズの横紐ショーツから陰嚢もろともはみ出し、屹立したふたなり勃起ペニスの違和感を強めていた。
まぁ、キルシュナの人外巨根とは比較にならぬ初々しいショタちんぽなので、それを溜め込んだ肉欲で膨らませてしまっている当人はともかく、傍から見ただけではそこまで目立つわけではないのだけれども。
■エリゼ > 言われなくても、こうしてぶらりと足がつかない状態でぶら下がっていれば、逃げられない。
窓から日干しする布団の様にだらりと、少女はそのまま往来を連れ回されることになる。
やってきたのは明らかに高級そうなブティックの前。うわぁ、と表情が困惑に変わる。
一応これでも貴族子女故、お高い店の類とはそれなりに縁を持っている。
この店も確か、いつかの誕生日にプレゼントで貰った気がするが――。
「え、あの、ここ入るの……?」
問いかけの最中もずんずん進んでいく彼女。あっという間に店の中へ。
店員は彼女の格好にも驚くことなく、すんなりと中へ通した。
口ぶりから察するに、彼女はかなりのお得意様なのだろう。
少女も何度か使用したことがあるものだから、顔を覚えられてないかが気がかりだった。
「うぅ、どうしてこう、思い切りが良いかな……」
最早、彼女は止まらない暴走超特急だ。逃れることは諦めた。
放り込まれる試着室。かつて少女も使用したことがある貴賓用の個室だ。
注文の服を持ってくる店員を見ながら、汚れた服を身に着けた自分が申し訳ない気分で。
「いや、その、ちゃんと体清めてから――あぁ、もう、待ってってばっ!?」
脱がされて、着せられる。恐ろしいのはその手技の精緻さだろうか。
一瞬で下着姿になり、全裸になり、下着を着せられ、服を纏わせられる。
熱り立つ股座の陰茎を見られて、羞恥する間もなくの早着替えである。
柔らかくて肌触りの良い布地に垢抜けたオシャレな雰囲気の丈長ワンピース。
それから、同じく高級感溢れるスクエアネックのカットソー。これも良いものだ。
こうして出来上がる、本来の身分相応の姿。久方ぶりに見る、貴族令嬢っぽい自分。
冒険者として過ごす姿と比べれば、まさに別人だよなぁ。そんな感慨すら抱くほどで。
「……こんな格好、久々だわ。それにしても……やっぱり、目立っちゃう」
ワンピースを僅かに持ち上げる陰茎の膨らみ。陰嚢もショーツできゅっと支えられて落ち着かない。
元が小さいから傍目からはわかりにくいが、他ならぬ自分だからこそ理解できてしまう。
鏡に映る姿を恥ずかしく思いながら、しかしその中では下着に包まれた陰嚢が少女を苛む。
一度精液を吐き出した程度では解消されない、強烈な発情状態。衝動はなおも煮詰まっていた。
■キルシュナ > 単なる駆け出し冒険者にしては、少女は落ち着きすぎている。
肌荒れとは無縁そうな白肌や、艶やかで繊細な銀の髪質などからもしかしたらとは思っていたが、どうやら彼女の出身はやんごとなき身分にあったらしい。
まぁ、それが分かった所で貴族令嬢の初物を森の中の青姦レイプで食い散らかして、たっぷりと生中出しして孕ませ汁を多量に注ぎ込んだ過去には益々の興奮を募らせるばかりだし、今日これからしようと考えている淫行に何らかの手心か加えられるなんて可能性も皆無なのだけれども。
「おっほ♡ 思春期フェロモンぷんぷんのショタチンポザーメン和えの青々しいこの臭い……ホンマたまらんわぁ♡♡」
早着替えの最中少女の脚間に長躯をしゃがみ込ませ、白濁シロップを纏う幼根に鼻先を摺りつけるかに美貌を寄せて、その淫臭を爆乳いっぱいに吸い込む変態猫。
それを終えて立ち上がりつつ、持ち上げていた黒裾をふんわりと下肢に掛ければ、そこにいるのはどこからどうみてもイイトコのお嬢様。
こんなお上品な美少女にこれからたっぷりイタズラをするのかと思えば、ついついふたなりちんぽを生やしてフル勃起した先端からカウパーの一つも膨らませたくなるのだが、とりあえずは我慢しておく。
そんなのを生やしてしまえば計画を前倒しして、この場で本番を始めてしまいそうだからだ。
さて、そんなこんな駆け足の一幕を経て店を出れば、例年に増して早々に秋めいた涼風が、最早どこをどう見たとて駆け出し冒険者などとは思えなくなった美少女の小躯に吹き付けられた。
銀髪を靡かせ、膝上丈の黒スカートをはためかせる悪戯な秋風は、黒色のニーハイソックスに包まれた細脚の付け根、ザーメンと、場合によっては愛液で既にぐちょぐちょになっているマイクロショーツと、そこからほぼノーパン状態ではみ出したオスの象徴に強烈な心元無さを感じさせるに違いない。
「んふふふふふっ♡ よぉ似合っとるでぇエリゼちゃん♡ にしても、薄々そうやないか思うとったけど、エリゼちゃん、元々は結構イイトコの出やったんやねぇ。なしてそんな子が駆け出し冒険者なん底辺の仕事しとるんかは知らんけど……くふっ♡ それはそれで興奮するよね♡♡」
元貴族令嬢が駆け出し冒険者御用達の木賃宿のザコ寝部屋で、浮浪児めいて薄汚いルーキー共の暴走気味の淫欲で夜這いされ、どさくさ紛れに参加した他の連中にもめちゃくちゃにレイプされる。
もしくは、ゴブリン程度ならソロでも行けると若気の至りで突撃し、数匹倒した所で案の定返り討ちにあって巣穴に連れ込まれ、そこから数週間の間連中の苗床として使い倒される。
そんな少女の淫惨な未来を想像し、ぞくぞくと変態的な興奮を覚えるのがキルシュナという名のエロ猫なのだった。
■エリゼ > 家の仕来りと体に宿す呪いを解く為。その二つの理由が少女を冒険者に仕立て上げた。
外の世界を知るためだけであれば、他にもっとマシな道があったのは分かっている。
それでも、密かに植え付けられた股座の逸物を失くすためには、これしかなかった。
――もしかしたら、少女の運命は全て淫魔の掌の上で、より淫らで惨めになるためなのかもしれないが。
何れにせよ、彼女の邪な考えは分かっていながらも止めることは出来ない。
匂いを嗅がれながら、揶揄されながら、しかし少女は頬を朱に染めて耐えるのみだ。
「……恥ずかしいから、そう言うのあまり言葉にしないで欲しいのだけど」
先走りやら愛液やらで既に買取確定になっている下着。その感触が悩ましい。
陰嚢をきゅっと支えるものは敢えて身につけてこなかったが、なんだかしっくり来てしまう。
手で支えられて、包み込むように愛撫される錯覚。それだけで、目眩すら覚える。
淫魔の手で植え付けられた陰嚢は、少女を苛んで躾けることに特化した器官だ。
愛撫されるだけで精液を生み出す速度が上がるし、性魔術も抵抗せず受け入れてしまう。
無理やり付与された何よりも脆い弱点は、今も頭に媚薬めいた衝動を絶えず送り続けていた。
その内、少女は着替えを終えて店の外へと連れ出される。
令嬢染みた格好での外出は久しぶりだ。ましてやスカートを身につけるのはかなりご無沙汰で。
吹き抜ける初秋の風に裾を押さえつつ、彼女の隣を歩く。何故か、逃げるという発想はなく。
「……わ、私は元々普通の女の子だったの。それが、こんなの着けられちゃって。
だから、呪いを解いて、普通の女の子に戻るために冒険者をやってるのよね。
――キルシュナとはどうせ腐れ縁になりそうだから、仕方ないけど教えてあげる」
他言無用よ、と付け加えつつ、彼女を見る。まさか己で妄想しているとは思うまい。
彼女の妄想が現実になったら――その時はどうなるだろうか。きっと、乱れるに違いない。
少女の思惑はともかく、少女を玩弄する淫魔の思惑は、少しずつ着実に叶っていくことだろう。
■キルシュナ > 「にっひっひっ♡ それは無理な相談っちゅうやつやで♡ ウチはエリゼちゃんみたいな美少女が恥ずかしがっとるんを視姦するのが大好きやからなぁ♡ 諦めて精々可愛らしぅ恥ずかしがったってや♡♡」
下着やニーハイソックスを含め、平民の稼ぎの数か月分にもなろうかという衣服の支払いは当然キルシュナのお財布から。
とはいえ、過去の偉業でそれこそ腐るほどの財貨を所蔵している変態猫にとってははした金に過ぎない。
そんなこんなで払いを済ませ、外に出た所で少女の秘密の告白を受けたのならば
「なるほどなぁ。エリゼちゃんも色々と大変なんやねぇ。」
しみじみと言いつつも、どこか他人事、棒読みのセリフが返される。
別に少女の事情に興味がないなんて冷たい理由からではない。
淫魔と真正面からやり合う事の出来る淫術のエキスパートであるキルシュナであれば、少女の呪いを取り除く事も可能なのだ。
にもかかわらず、『エリゼちゃんみたいな可愛らしい貴族令嬢にふたなりちんぽがついとるいうんはエロくてえぇよね♡』なんて理由から、そのまま放置しようと考えているからこその返事である。
その淫欲優先の悪辣さは、少女に呪いを施した淫魔と大差ない物ではないだろうか。
無論、気に入った相手に対してはそれなりの情を持ち合わせてもいるので、彼女が本当に困った時には手を貸すだろうが、それまでは精々少女のふたなり特徴を愉しもうという心積もり。
「んふっ♡ エリゼちゃんみたいな可愛らしい子との腐れ縁なら、是非とも大事にしたいとこやね♡ ―――さぁてと、準備も整ったし、そろそろ始めよか♡」
始めようなどと言われても何も聞かされていない少女としては困惑するしかないだろう。そんな彼女の意思などお構いなしに、変態猫はぶつぶつと口内で複雑な術式を編み、無意味なまでに高度な淫術を発動させる。
「よっしゃ、成功やな♪」
そういって、文鳥でも乗せているかに上向けていた褐色の手の平から、もう一方の手指が見えない何かを摘まみ上げた。
途端、少女の幼根に走る繊指の感触。
訳の分からぬ状況に戸惑っているだろう少女を笑み細めた金瞳で見下ろしながら、摘まみ上げた何かを踊り食いにするかの様に大きく広げたベージュの唇が
「いただきまぁす、やで♡ はむっ♡ んっ、ふ♡ れじゅる…っ♡ んふぅ…っ♡」
ぱくんと食み転がす。
それに合わせて少女の下肢に走るのは、可愛らしい玉袋が生暖かくぬめった何かに包み込まれ、にゅろにゅろと舐め転がされるという卑猥な悦び。
少女の逸物は先程までと変わらずキャミスカートの中にあり、シルク光沢の黒布を白濁粘液を纏った幼根で持ち上げビクついている。
にもかかわらず、もごもごと褐色の頬内で飴玉でも転がすかに何かをしゃぶる変態猫の口腔の動きに合わせて少女の陰嚢がひとりでに動き、急所を他者に嬲られる心元ない不安感と、同時に得も言えぬ猥褻な喜悦を少女の腰骨に蟠らせていく。
変態猫の施した淫術は、魂の一時的分離という死霊術の分野にも関わる禁呪である。
目には見えずとも変態猫の指先はいきり立つ幼根を摘まみ、その口腔にはザーメン塗れの陰嚢が放り込まれ、長舌にて舐め転がされているのだ。
感触、味わい、臭い、体温、全てが本物とたがわぬそれが、変態猫の淫猥な愛撫に晒されて、それはそのままダイレクトな刺激としてキャミスカートの中のふたなりペニスに伝わって、少女の背筋を震わせ、脳髄を溶け崩していく。
■エリゼ > 全て合わせて、冒険数十回分は軽く飛ぶ筈の服だが、少女の手元からは一切金子が減らない。
それは、彼女からの詫びであり、これから先の迷惑料のような気がして仕方がない。
これほど高いものを送られたとすれば、どれ程酷い目に遭うのか。今から気が重い。
「――だから、出来れば平穏無事に暮らしたいのだけど……」
彼女だけに体を弄ばれるのは、最早諦めたから構わない。
だが、周囲の某にまで見られて、嬲られて、辱められるのは嫌だ。
まだまともな少女は、少しばかり爛れただけの貞操観念故に、そう考えていた。
そこで淫術に長けた彼女ならこの呪いを解除できるのでは、と思いつかない辺り、詰めが甘い。
淫魔と違って、少女が本当に困った時に助けてくれる分、彼女のほうが優しいのだが。
「……何の準備してたのかしら。あまり他の人がいる場所でするのは……ぉぉおおぅっ♡」
一瞬、何をされているのか分からなかった。理解できなかった。
しかし、何も持っていないはずの彼女が手を動かす度、肉棒に有り得ざる刺激が走る。
摘み上げられれば、スカートの中で肉棒がぐにりと持ち上げられる。
次いで、彼女が口を開いて、何かを口に含むように閉じれば、目の前が蕩けて。
「んぃっ、ぁ、はっ――ぉぉおおっ♡にゃめ、られっ、ひっ――ぅぅううっ♡」
足を閉じようにも、彼女の顔があるような気がして、どうしても閉じられない。
肩幅より少し広く足を広げる様は、ワンピースがなければはしたなく見えただろう。
布の中に彼女が居て、陰嚢を舐めしゃぶっていると分からされてしまう強烈な快楽。
つるりとした玉二つが口内で転がされる度、少女の魔力が急激に精液へと変換されて。
「ひっ――ふっ、ぁっ――うぁ、あっ♡ま、ってっ、とけ、りゅっ、たま、たま、とけちゃ――♡」
脳味噌が茹だる。ぐちゃぐちゃの何かに変わる。そんな予感が、直感がある。
その内、今持ち合わせている魔力を全て精液に変換してしまうと、本能が煮詰まって。
陰嚢から発せられる少女専用の濃縮媚薬染みた衝動が、性行為以外の思考を押しつぶして。
「ひ、ぐっ――ぁ、はっ、うぁ、あぁああっ♡きる、しゅなっ、まってぇ――♡」
少しでも動いたら、暴発してしまう。そんな状態で、少女は足を止めて、震えるのみ。
今はまだ周囲の人も無関心だが、その内蕩けた喘ぎで気づいてしまう人も増えてくるはず。
せめて、それならどこかに行くか或いは。衆目の記憶に残らないなら、この場で射精したくて仕方なかった。
■キルシュナ > 「可愛らし顔してこないエッチなもん生やしといてなぁにが平穏無事な暮らしやねん♡ そんなん無理に決まっとるやん♡ ウチがエルザちゃんと同じ新米冒険者やったら、出会ぅたその日にレイプして肉便器にしとるで♡」
彼女と同じ新米冒険者ではなかったが、出会ったその日に種付けレイプした犯罪者が言い放つ言葉である。説得力が半端ない。
そんなエロ猫に今日も捕まってしまった貴族令嬢の末路など、分かり切った事だろう。
「ん・ふ・ふ・ふ・ふぅ~~♡ ザーメン塗れのショタたまたま、ぅんまいわぁ♡♡ 普通の男のと違ぅて皴も無くてぷりぷりしとんのがえぇよねぇ♡♡ くふふっ♡ 子猫ちゃんみたいな可愛らし声上げてもて、周りの男共がエロい目向けとるでぇ?♡♡」
にゅこ、にゅこ、にちゅる、にゅちゅぷぅっ♡
ベージュの唇で玉袋の根を食んだままの口腔内、たっぷりと唾液を纏った長い舌が双玉の合間に潜り込み、右玉を、続いて左玉を、頬粘膜に押し付けて圧迫する。
どこか息苦しさにも似た淡い痛みを伴う唇舌愛撫はマッサージめいて、ふたなり少女の雄欲を昂らせ、同時に子種の生成を早めさせる。
少女の甘声に嗜虐心を刺激され、ぞくぞくと戦慄く背筋がTバックの食い込むエロ尻にて揺らめく猫尾をぷるぷると震わせた。
「んんぅぅう~~~……っぽぁ♡ にゃはぁぁん♡ エリゼちゃんのザーメン袋、ウチの唾液に塗れてほくほく湯気立ち昇らせて、ホンマうまそうやわぁ♡♡」
窄めた大口が一瞬ぽこんっと割り開かれて、パントマイムの様に見えない何かをエロ猫の唇から引きずり出す。
変態猫の金瞳には、ねっとりとした愛撫に紅潮し、ぬらつく唾液に照り光る表皮からほくほくとキルシュナの口臭を伴う湯気を立ち昇らせる様が見えていた。
恐らくは淫魔の呪いも影響しているのだろう。
少女のそれは、エロ猫が口に含む前と比べて明らかに数サイズパンプアップしていた。
意識を集中したならば、腰抱きの密着でエロ猫の魔力の影響を受けている少女の目にも、同様の光景が薄っすらと見えるはず。
無論、周囲の人目には晒されていないので、すれ違う人々からは何をしているのかさっぱり分からない。
何やら美味しそうなものを食べている様なのだけれど、エロ猫の繊指には何も摘ままれてはいない様に見えるのだから。
「おぉっとそうそう、このまま出してもたら折角新しくした服が汚れてまうし……ほれ、自分で出すもんは自分で処理するべきやろな♡♡ 犬猫やないんやし♡♡」
ふと思い出したように新たな淫術を発動する。
直後、少女の口腔ににゅるんっと生じる硬く、熱い、ソーセージめいた何かの感触と、青臭さと生臭さを共に持ち合わせる独特の臭気と味わい。
それは、清拭もままならぬ冒険の最中、死と隣り合わせで否応もなく生存本能を昂らされた陰茎が、下着の中で醸造させたオスの臭いと味わいに他ならない。
唇を割り開くでもなく、突如として口内に生じたそれが己のペニスであると気付くのは、嗅ぎなれた淫臭からではなく、それに伴い股座に生じる蕩ける様な愉悦が故。
エリゼは今、淫乱猫の口唇に玉袋を食み転がされながら、己自身の舌にてセルフフェラに興じるという変態的で異様な状況に晒されているのだ。
そして、キルシュナが先程口にした事が確かならば、それらの悦楽に流されて絶頂に至ってしまえば、自分の吐き出した肉欲の塊を自らの口腔にて受け止めて、そして嚥下しなければ活きの良いおたまじゃくしが無数に泳ぐ白濁粘液を大通りの石畳にでろぉっと吐き零すという恥ずかしい目に合わされるという遠からぬ未来も想像できるはず。
それを十分理解した上で
「あぁ、せやせや。ここで突っ立ったままやとむっちゃ人目引いてまうやろし、こっから先はエリゼちゃんの行きたいとこ行ってえぇで♡ ウチはエリゼちゃんの可愛らしい玉々しゃぶりつつ着いてくから♡」
口腔内でふたなり少女の双玉を舐め転がしながらも、まるでくぐもった所のない明瞭な発生のハスキーボイスが告げる。
言われて周囲に目を向けたなら、平民地区の中では上等で清潔な着衣に身を包んだ老若男女の好奇と色欲の滲む視線がいくつもこちらに向けられている事に気付くだろう。
上級市民の群に交じっても頭一つ抜きんでて見えるだろう上等な着衣に身を包み、それに負けぬ整いと清潔さを見せる容姿の美少女。
そんな彼女とは対極的に立ちんぼの娼婦めいて淫猥な黒装束にむっちりとしたエロ肉を押し込めた褐色肌のビッチ猫。
ただでさえ人目を引くだろう組み合わせの二人が、単なる仲良しというには少々行き過ぎた密着―――少女の陰嚢を口腔で舐めしゃぶるキルシュナは、片手で彼女の腰を抱き寄せて少々歩きづらいくらいに褐色肌を寄せているのだ―――を見せているのだから、耳目の集中もなんら不思議ではない。
陰茎や亀頭への刺激とは異なって、直接的に加速度的に射精に向かう喜悦ではないとはいえど、精嚢へのねちっこい口舌愛撫はどこまでもぐるぐるとふたなり少女の射精欲を煮詰め、膨らませていく。
射精に至るまでの時間はかかろうとも、その分普段以上に濃厚で多量のザーメンを、たっぷりの時をかけて吐き出す事となるだろう官能の昂り。
■エリゼ > 「し、しなくていいってばっ――うぁ、はっ、んぁっ♡」
どうにか反射的に答えを返すも、叩き込まれる快楽の前ではそれが精一杯。
そもそも、彼女が新米冒険者でなくとも、普通に出会い頭に犯されている。
故に、彼女との出会いがどうあろうと、レイプされていたという事実は変わらないのだろう。
「くひっ、ぃ、ぃぃいっ♡きる、しゅなっ――まって、ったらっ――ぁあああっ♡
とけ、ちゃっ、ほんとにっ、こー、がんっ、とけちゃ――うぅぅううっ♡」
噛み殺そうにも、快楽が強大すぎて上手くいかない。思考がパチパチと爆ぜる。
玉を舌で挟み潰されると、絶妙な疼痛が背筋を駆ける。転がされると熱が玉を蕩かす。
ぎゅんぎゅんと生み出されていく精液は、睾丸を普段よりもぷっくり大きく熟れさせて。
活性化した陰嚢は、普段の数倍の速さで精液を生み出す。それこそ、四日分に比類する程。
そして、精液が溜まる程に少女を苛む媚薬成分も増えて、脳味噌が桃色に茹で上がる。
「へひっ、ぁ、ぁあっ、だ、したいっ、せー、えきっ、う、ぁっ、はっ――♡
でも、ここじゃ、だめ、なのにっ――んいぃいいっ♡も、やめっ――ぅぅうっ♡」
ようやく彼女の淫猥な責めが終わる。幻影化している陰嚢は、男のそれと寸分違わない大きさで。
しかし、中に詰まっている量は男の数倍。いわゆる"淫らなはしたないふたなり"に相応しい物だった。
衆目には別の光景が見えているのか、近寄ってくるような人はいない。だが、快楽は本物で。
彼女が囁きとともに新たな魔術を用いると、口内につぷりと細長い何かが入り込んで。
「んむっ、ん、ふっ――んむぅぅぅうっ――♡む、ごっ――むぐぅっ♡」
竿を飲み込む。それだけで、耐えられなかった。びゅるりと精が切っ先から吹き出す。
それはそのまま、下着に角度を補正されて腹部にビタビタと当たって、肌をべっとり汚す。
立ち上る雄の臭いは、精液を鍋で煮詰めたかのような濃さで、秋の風によって散らされて。
一度吐き出すことで若干の余裕ができたのか、少女は肩で息をしながら、次の射精感をこらえる。
自ら我慢するしか無い、自分自身で行う射精管理。必死に射精をこらえつつ、よろよろと歩き出す。
「んむっ、ん、ふっ――んぅっ♡……ふっ、ぅっ♡」
ふらり、よろり。向かう先は己の宿だが、そこまでは結構な距離がある。
そこまではまず保ちそうにないし、我慢できる気もしない。故に、路地裏に入り込んで。
そこから、かすかな理性をどうにか繋ぎ止めて向かう先は、寂れた公園の跡だった。
夜になれば家を持たないものの屯するだろうそこも、日が指している内は安全だ。
遊具もなく、あるのは水場代わりのボロっちいトイレのみ。辺りに人の気配はなく。
「……ん、ふぁっ、んむっ、ぐっ――♡んぶっ……♡」
己の陰茎を舐め回しながら、それでもゆっくりした足取りでトイレの中へ。
浮浪者の水場。長らくメンテナンスなどされていないそこは、饐えた臭いがして薄暗い。
だが、人気がなく、体を清める水場がある場所は、ここしか知らなかったのだ。
かつて一度だけ、緊急避難的に小用を済ませたことのある場所。その入口から、中へ。
衆目を気にせず良くなれば、我慢などしていられるはずもなく。
「んうっ、ん、んぅぅぅぅうううっ――♡」
びゅぐ、びゅぐ。我慢していた分濃厚な精液が吐き出されて、全てを真っ白に染めていく。
我慢し多分溢れる量は多く、服の中をドロドロと汚しながら、足元にも塊が垂れ落ちて。
びゅるり、ぼたぼた、びゅるり。夜の利用者とほぼ変わらない濃度の精液が、タイルを汚す。
これが少女の吐き出したものだと誰が思うだろうか。そんな、浅ましい欲望の結晶が止まらない。
■キルシュナ > 玉転がしに浸りながらの高位術式の発動は、流石のキルシュナにも少々難しい物があったらしい。
肉茎の感触と感度は口腔に移してペニスの実体は元の場所に残したまま、それでいて絶頂に合わせて噴き出すザーメンは口内にぶち撒けさせるという淫術は、中途半端な物となっていた。
結果、美少女の口腔をべっとりと穢すはずだった精液は購入したばかりの高価な黒服の裏地と、それ以上の価値がつくだろう純白の柔肌に浴びせられる事となった。
「んぉぉ?♡ ……くふっ♡ エリゼちゃん自分で自分のおちんぽ咥えて速攻でイッてまうとか、想像以上のどすけべやったんやねぇ?♡ ほれっ、ほれっ、がんばってあんよ動かさんと、またみんなに見られながら無様にザーメンぶち撒けてまうでぇ?♡♡」
一度の射精を終えたとて、それ以上の勢いで子種を作り続ける精液工場。
弾ける寸前の水風船の如き有様となった玉袋をぢゅぽんっと口腔に引きずり出して、そのずっしりとした重さを堪能するかの様にねろねろと舌で舐め転がす。
オスフェロモンとキルシュナ自身の唾液に塗れたその淫臭は凄まじく、エロ猫の子宮までもがついついきゅんっと疼いてしまう。
「うっわ♡ エリゼちゃん、思っとった以上に変態やったんやねぇ♡ わざわざこない汚らしい場所選んで……くふふふふっ♡」
どうやら近場の宿に入り込む事も諦めたらしい。
まぁ、宿泊手続きを手伝うつもりもないキルシュナなので、玉舐めとセルフフェラの魔悦に晒されながら、受付でのやり取りを終わらせるのは難しかっただろうし、中々に妥当な判断と言えるだろう。
しかし、ふら付く足取りが辛うじてのプライベートを目的として誘った場所は、富裕区が近くにあるとは思えぬ場末の公園跡。
恐らくは再開発が遅れているのだろう汚らしいトイレに、貴族令嬢らしい品の良い着衣を纏ったふたなり少女が自らの淫欲に従ってエロ猫を誘う倒錯は、再びキルシュナにゾクゾクとした愉悦を抱かせた。
「んじゅるるるぅううっ♡ れぢゅるっ♡ ずぢゅるるっ♡ ぁむ、……っぷふぅ♡ ぐぢゅっ、ぬちっ、にぢゅるぅうう…っ♡♡」
そんな少女に与えるご褒美とでもいうのだろうか。
膨れ上がった玉袋の形を褐色の頬に浮かび上がらせ、コロコロと双玉を舌上にて転がし、時に口蓋垂のあたりまで吸引し、奥歯の甘噛みで急所を他者に良い様に弄ばれる恐怖感を伴う快楽を蟠らせていく。
数度の射精は薄汚れたタイルにも泥山めいて白濁を垂れ零す程。
最早高級感溢れる黒スカートにもはっきりとした淫沁みが広がって、そこからは愛らしい少女の身体から香っているのが嘘の様に濃厚な精臭が香り立つ。
それこそ、不衛生なトイレに染み込むアンモニアとメタンの悪臭に似合いのザーメン臭。
「ずぢゅぞぞぞぞぞ……ぢゅっぽんっ♡ それでぇ?♡ エリゼちゃんはこない汚らしい場所にウチを連れ込んで、一体何をさせるつもりなんかなぁ?♡ んれるぅ、れろっ、にちゅ、にぢゅるぅぅう…っ♡♡」
幼根に見合わぬ程に肥大化した巨玉を小気味よい吸着音と共に口外に引きずり出したエロ猫は、金の双眸を意地悪く細めつつ、最早淫欲に理性を溶かし切っているだろう少女に向けて問いかける。
その間にも棒付きキャンディをしゃぶるかの所作が双玉を舐め転がし、吸いしゃぶる。
その変態猫の下腹には、男好きのする肉感的な女体の中にあって不思議と妙な一体感を醸し出すふたなり巨根が生え出でて、ビクッ、ビクンッと少女の幼根とはくらべものにならぬ力強さで戦慄く様子を見せつけていた。
ここまで少女の雄欲を刺激して、にもかかわらずこのエロ猫には少女の童貞をつまみ食いするという予定はなかった。
とはいえ、彼女が涙目で懇願したりするのなら、その時はぱっくりと両足を拡げて熟れたエロまんこ―――といっても、形崩れも最低限で色彩も愛らしいサーモンピンクではあるが―――にて彼女の初物をいただくというのもやぶさかではない。
しかし、どちらかといえば溜めに溜め込んだ獣欲の滾りをぶつける先は自分以外の誰か、出来る事ならちょっと初々しい小動物めいた少女なんかをターゲットとしてほしい所だ。
ふたなり化の呪いに負けて、人畜無害で人の良さそうな美少女なんかにショタちんぽを捻じ込んで、夢中になって腰を振り、たっぷり中出しをキメた後で後悔するエリゼちゃん。
そんな光景に得も言われぬ興奮を覚えるのがこの変態猫なのだから。
■エリゼ > 近場の宿に逃げ込む選択肢もあったが、宿の部屋を借りるには店主との応対がある。
そこで口元に肉棒の幻影を咥えたまま会話ができるかというと、答えは否だ。
他にも知り合いに出くわしてしまったり、部屋の防音が悪かったり等のリスクもある。
万が一盗撮でもされていたら、最悪の未来すらある。それ故に、人がいないことを一番に考えた。
結果として、彼女を興奮させる程に汚らしい場末のトイレを避難場所に選んだ。
快楽で半ば駄目になった思考で、そこまで考えたのだから褒めて欲しくすらあるが、果たして。
「んにっ、ん、ふっ――せー、えきっ、とまんにゃ――んぐ、ぅぅうっ♡」
びゅぐ、びゅぐ、どく、どく。ワンピースの中は既に大惨事になっていた。
多量の精液で上塗りされた内側は、ゲルっぽい弾力の白濁がへばり付いている。
それでも、普通の男性で数週間分の禁欲に匹敵する程の射精は止まる素振りを見せない。
打ち止めにならずに出続けているのは、本物の睾丸ではなく魔力を変質させる器官だからか。
溜め込んだ分だけ吐き出す。それは、ただ性欲を溜め込むよりも悲惨で無様な結果を生んで。
「あはっ、ぁ、あぁああっ――ふ、はっ……ぁ――♡」
一分程の射精の後、ようやく一息つけた様子で爛れた視線を彼女に向ける。
質問に答える余裕はないが、彼女に襲いかかるのは必死になって堪えていた。
無論、冒険者としての年季が違うから、襲いかかっても組み伏せられておしまいだろうけれど。
貴族という生まれ故か、常人よりもよほど強靭な精神は、狂おしい性欲にも蓋をして。
「……あ、とは、お部屋に、帰って、一人でするから……」
揺らぎそうな理性をどうにか堪えて、少女はそれだけを言い残し、トイレの出口へ向かおうとする。
内側を精液で汚しきったワンピースだが、今は何より自分だけの空間へと逃げ込むのが一番。
だから、後少しだけ理性が持てばいい。そんな希望を抱きつつ、少女は遅い足を進めて。
だが、悲しいことに少女の身にかけられた呪いは、自体をより淫猥な方向に傾ける。
だから例えば、この寂れたトイレに可愛らしい少女が切羽詰まって現れるとか。
或いは、いつもより早くやってきた浮浪者に見つかってしまうとか。
少なくとも、今よりもより淫らで爛れた方向に進むハプニングが起こってしまうかもしれない。
その時に、彼女がどうするか――きっと傍観者になる気もするが――何れにせよ、少女の運命やいかに。
■キルシュナ > 「…………………ほほぉう?」
色惚けた脳の中、辛うじて消え残った理性を総動員して告げたのだろう少女の返答を若干の感心と共に丸めた金瞳で見つめたキルシュナではあったが、彼女の痴態と陰嚢の味わいにこちらも我慢できなくなる程の劣情を催しているのだからこのまま少女を逃がす手はない。
未だ手にしたままの少女の玉袋、あれだけの量を吐き出したにも関わらず、十分な重量感を持ち合わせるそれを褐色の繊手が鷲掴みにしたかと思えば
「――――むぎぅぅうううっ♡」
軽々しい擬音と共に、唾液のぬめりに塗れた生熱いそれを握りしめた。
一息につぶれる程の力強さではないが、それでも男でなければ味わう事のない苦悩が下腹部にて炸裂するだろう圧迫感。
ショタペニスを膨らませたままひと気のないトイレの個室に移動したにも関わらず、それでもどうにかエロ猫の魔手から逃れようと出口に向かった少女の歩みを止めるには十分な衝撃であるはずだ。
「ここまで来てそないな遠慮は無用やって♡ ウチとエリゼちゃんの仲やないか♡ 最後まで責任もって気持ちよぉしたるから、な?♡♡」
むぎゅっ、ぎゅむっ、むぎぅうっ、ぎゅむんっ♡
幾度も繰り返される握撃は、本来ならば耐え難い圧迫の苦しみばかりを少女に与えるはずだった。
しかし、手の平に浮き上がった赤紫の淫紋が幻影の陰嚢に流し込む魔力がそれを狂わせ、先日のレイプの際に教え込まれたポルチオ快楽にも似て重苦しい肉悦として少女を苛み始めた。
一度は閉ざされた破れかけのベニヤ扉に縋りつく様に身体を支える事となっているだろう少女の、無防備に晒されたお尻。
そこにかかる黒布をペロンと捲り上げれば、ローライズから半ば以上露出した白桃めいた臀部が露わとなる。
白の柔肌に食い込む黒布を尻の谷間に潜らせた人差し指でぐいっと引き下げ露出させるのは、つい先日食い散らかした処女孔ではなく、その上でヒクつく楚々たる窄まり。
「本来やったらしっかり洗浄してからヤるもんなんやけども、こない汚らしい場所なんやし、そのままヤる方が場所に合うとるよね♡」
搾精の握撃に絞り出されるかの様にびゅるびゅると白濁を溢れ零しているだろう幼根に絡みついた手の平が、雑な手コキであふれるザーメンを掬い取る。
それをショーツを引き下げられた少女のアヌスと己の巨根に塗り込んで、そのまま力強く反り返った剛槍の先端を引き下げたなら
「――――くふふっ♡ 力抜いといた方がええよ、エリゼちゃん♡ うんちするときみたいに息むのが一番利巧やで♡♡」
なんて言葉と共に一気にその腹腔を貫かんと腰を突き出す。
白肌の柔肉を割り拡げ、生まれてこの方異物の挿入など受けた事もなかっただろう排泄孔に焼けた鉄柱の如き肉塊をめり込ませていく。
■キルシュナ > 【一旦部屋を変えての再開予定です。】
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からエリゼさんが去りました。