2021/04/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリーアンさんが現れました。
リーアン > 朝まだき、酔い潰れて眠る酔漢程度しか見当たらない裏通りに、
いつから其処にそうして在るのか、一体今も見る者が居るのか、
朽ちかけた紙片ばかりが貼り付けられた、古びた掲示板。
いつも通りの異国の装束に身を包み、何気無い風を装って、
其の前に立ち止まり――――懐から一通の書簡を取り出すと、
ちらちらと、通りの左右へ視線を巡らせ。

「来るかしら、……出来れば今日は、手渡ししたいんだけど」

其処へ現れる、故郷の連絡員の姿を探す。
危険ではあると思うけれど、今日は何しろ、異母妹の直筆の親書だ。
出来ればこんな場所へ、貼り付けて済ませたくはなかった。

「止めたのに、……あの子ったら、名前、書いてしまうから」

彼女の名が綴られた、其の書簡は。
普段遣り取りされる紙片より、ずっと危険な存在だった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリーアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にレイさんが現れました。
レイ > 普段から人で込み合う冒険者ギルド。
何度か初心者向けの依頼を達成はしたがそれ以上を受けようという予定は今はなく。
今日も探すのは採取系の依頼なのだが今日は出払っているのか全くなく。
仕方がないと他の依頼を見るのだが……。

「討伐系ばっかりだね。僕には少し荷が重いかな…」

ゴブリンやコボルト程度ならと思わなくもないが一人で討伐できるとも思えずに二の足を踏み。
もしかすれば他の依頼も出てくるかもしれない、そんな事に期待をして掲示板を眺める。

レイ > しかしいい依頼を見つける事が出来ず…そっと引き上げていく
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からレイさんが去りました。