2021/03/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──はいサンキュー。またなんか面倒げな依頼があったらいつでも俺を頼るべきだろうな俺は優しいからな」
とある日の冒険者ギルド。
受付カウンターで、受付嬢に笑顔を見せながらそんなことを言う金髪の男は、
差し出された大きめの袋を受け取ると、軽く中身を改める。
中には冒険者としての依頼の報酬であろう、金貨がぎっしり詰まっていて。
それを特になんの感慨もなさげに眺めてから、袋を無造作にバッグに仕舞い込んでカウンターを離れ。
「さーて……ひと仕事終えたら時すでに暇というあるさま。これからどうしようかねぇ?」
片手を顎に添え、指で顎先を軽くいじりながらそんな独り言を漏らし。
なにか思いつくきっかけになるものでもないかと、適当に周囲を眺め回してみて。
■エレイ > しかし特に目に留まるようなものもなく。フンス、と小さく鼻息を漏らしながらふらりとギルドを後に。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
■イディオ > (わいわいがやがや、わいわいがやがや、冒険者ギルドの中は本日も様々な冒険者が集まっている。彼らは冒険が終わり、其の一日の疲れを癒すために酒を酌み交わしている。
純粋に酒を酌み交わすだけかと言えばそうでもない、カードゲームに興じるものも居れば、見目麗しい女冒険者やギルドの職員に粉を掛けているものも居る。
まあ、なんというか、私生活でもフリーダム、という雰囲気がひしひしと感じられるのが、冒険者どもだ。
中堅のギルドの中にある、中堅レベルの冒険者の男、今日は、暖炉にほど近い良い席が取れて、ほんのりと温かさを感じながらの酒宴という所。
流石に他の冒険者の様に、自分から声を掛けると言うのは―――難しい。
知り合いであればまだしも知り合いではない人に声を掛ければ十中八九、『キモ』とか言われて、精神をえぐり取られてしまう。
彼らが悪いわけではない。
男の眼が悪いのだ、死んだ魚の様な、陰鬱な目。光の無い、闇落ちしてるんじゃないかとか言われてしまう様な眼をしているから。
自分でもそれは重々承知しているし、悲しい事に成れてしまっているが、キモとか言われたりすると人波に傷つく。
なので、取り合えず知り合いが居るかどうかだけ、一瞥して確認してからの、酒盛り。
冷たいエールを、暖かい暖炉の脇で、温まる前に呑む。
その、ささやかな幸せに、男は、ふはぁ、と息を吐き出して見せる。)
■イディオ > 「――――……。」
(酒場の様子を見るのだが、とても楽しそうな喧噪である。うん、こう、もう少し、人に慣れていれば、あの輪に入れたのだろうか。
いや、話術スキルがそれこそ神のように無ければ、無理な気がする。
こう、外見がかなり……あれなのだから。
自分的には普通である、そう思いたい、そう思いこみたい。でも――――。
悲しいかな、現実は非常なのである。
こうやって、一人でお酒を飲んで、飲んで、飲まれて、飲んで。
酒を、飲んで、一寸遠くを眺めて、視線を戻して見せて。)
「うむ。マスター。酒のお代わりを。」
(いろいろ気にしたら負けだという事で。男は酒を飲むことにした。
酒を飲んで忘れたい、出来れば女の人が来たら、声を掛けてみようと思う。)
■イディオ > 「さて。」
(暫くの間酒を一人で呷っていた男は、ふぅ、と酒精混じると息を吐き出して、摘まみをが釣りむしゃむしゃ、と食べ終える
けふ、と、軽く息を吐き出してから、男は大きく伸びをする。)
「マスター、支払いはこれな。」
(金貨をテーブルの上にいくつかおいてから、男はふい、と立ち上がって、肩を回す。
そして、それからギルドの入り口の方へと足を運ぶ。)
「さて、道具を調べに行こうかね。」
(そんな風に言いながら、男は去っていくのだった―――)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からイディオさんが去りました。