2020/12/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にファイネアさんが現れました。
ファイネア > 平民地区にある酒場の一つ。2階はお決まりのように宿屋になっている。
そんな酒場のカウンター席の隅っこ。入口からはずいぶん奥まった場所に一人席を陣取っている。
いつもは微笑を浮かべているような娘ではあるが、今日はちょっと不機嫌そうだ。
…このところ、いつも不機嫌なわけであるが。

「マスター、おかわり。」

と、注文するのはホットワイン。
はぁ~…と辛気臭いため息をつくのは季節のせいだ。
いい加減この寒いの嫌なのよね…と内心で思いながら酒を受け取る。
温かい酒でも飲んでいないとやってられないのだ。
冬眠などしない分、そこいら一般の蛇種よりも十分な強さはあるわけだが…。

誰か捕まえて温まろうかしら…?と不穏当な考えも思い浮かぶ。
ワイン片手に何気なしに周囲を見回してみるが…。

ファイネア > 目についた者はいなかった。
はぁ~、と辛気臭いため息をつきながらワインをまた飲りはじめる。

冬の間はやってらんないなぁ、と店主にぐちぐちと言いながらそれなりに酔うまで座っていたとか。
なお、2階に上がる時に程々にしておけこのウワバミ、という言葉を頂戴したとか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からファイネアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にルインさんが現れました。
ルイン > 「仕事後の一杯は格別ですね」

平民地区にあるこじゃれたように見える酒場。
客で込み合う店内の一角でエールを口にしては幸せそうに息を吐く。
そうして空になったカップを置けばすぐにお代わりを頼んでツマミの豆を口に運ぶ。

「んー…明日も仕事ですし控えないと駄目ですかね」

新しいエールが届けば口をつけて思い出し。
もっと飲みたいけど仕事が…と少しまで迷いながらエールをちびちびと飲んでいく。

ルイン > そうして適当にお酒を楽しめば代金を払って酒場を後にする…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からルインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロイスさんが現れました。
ロイス > 夕刻、仕事帰りの冒険者たちが騒ぐのを横目に見ながら。
テーブル席で、自分より若い冒険者の相談を受けている男。
相談の内容自体は、他愛ない話で、直ぐに分かれることになった。

「(それにしても)」

今日はなんだか、普段に比べ客入りが良い気がする。
はて、なんか冒険者が騒ぐイベントでもあったかと思い……そして思い当たった。

「(そうか、もうすぐ年末だな)」

遠くから来た冒険者が帰省したり、年末の祭りが行われたり。
色々と騒がしくなる時期だ――特に今年はシェンヤンの件もある。
祝宴の警備依頼も多く上がることだろう。
もっとも、男はそういう仕事は若い者に回すべきだと思うので参加はしないが。

「(まあ、オーナメントの手伝いとか、力仕事系ならあまるだろうし、そっちに回るかな)」

などと考えつつ。
取りあえず、何時ものようにビールを注文するのだった。