2020/11/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にラミラさんが現れました。
■ラミラ > 「うふふぅ。それでですねぇ…。」
カウンター席に腰掛けた少女が足をブラブラとさせながら店主らしき男と話している。
表情はニマニマとした特徴的な笑み。衣服は見ただけで仕事のわかる踊り子の衣装だ。
店主は若干呆れたような様子でため息を一つついた。
「たまーに!たまーにでいいんですよぉ。ちょっと踊らせてもらってお金もらえたら。」
おひねりももらいますけど。としたたかな様子を見せながらの交渉のよう。
ただ、酒場としてはそれなりに賑わっているので必要か?と店主は疑問のようだ。
交渉は劣勢か、に見えたが…。
「…だぁいじょうぶですよぉ。損しませんって。ネ☆」
少女がパチリとウインクをする。
すると店主が一瞬硬直し、あぁ、そうだな…と少し気の抜けた返事を返した。
見る者が見れば「何かした」ようにも見えるだろうが…。
ともあれ、交渉は成立した様子。ありがっとでーっす☆と気楽な様子でミルクを注文していた。
一杯飲んで帰ろうかというような様子ではある。
ただ、存在自体は目立つ為チラチラと他の客の視線も集めていたようだが…?
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジーゴさんが現れました。
■ジーゴ > 「こちら、ミルクでございます」
小さな音を立てて、踊り子の少女の目の前の机にミルクのカップが置かれる。
カップを運んできた給仕は少し大きめの黒いベストを身にまとった少年。
『バイトくん、洗い物よろしくね』
ミルクの注文を運び終わって、カウンターの中に戻ろうとした少年に奥から聞こえる別の従業員の声がかかり。
「わかりましたッ」
少年はカウンターの中、ちょうど踊り子の少女の目の前あたりで洗い物に勤しみ始める。
割れやすく洗いづらいグラスも丁寧に。ピンチヒッターで入った短期バイトだからか、随分こき使われているけれど、淡々と洗い物をこなしていく様子が、少女の席からも見えるだろうか。
■ラミラ > 「はぁーい あ・り・が・と♪」
差し出されるミルクを受け取り、ニヤニヤとした笑みを給仕の少年に向ける。
衣装に着られているような、何とも可愛らしい少年だ。
運び終えてすぐに洗い物にと呼ばれ、目の前で洗い物に勤しみ始める。
真面目な様子だ。…この際だから弄んでみたくなる。でも仕事中だしなぁ…と妙な葛藤を感じる少女。
「ね~ぇ君。君ぃ。忙しそうだねぇ。」
世間話の体で話かけてみる。まぁ、忙しいようだから生返事くらい聞けたら上等か?と思うのだが。
カウンターに頬杖をつけば、豊かな胸元がカウンターの上に置かれてむにゅりと形を変える。
これくらいのからかいはいいかなー、という様子。
■ジーゴ > 「!」
ミルクを置いた後はすぐに洗い物を始めていた少年だったが、どうにも目の前の人からの視線を感じて、ちらりとそちらの様子を伺おうとした瞬間に話しかけられたものだから、驚いて立った獣耳がさらに大きく上に立ち上がる。
「な、なに?」
驚いて無意識に崩れた口調。相手の方を伺うように見つめた視線が、その豊かな胸元を捕らえる。おもわず数秒。
まじまじと見つめてしまってから、気まずげにまた視線を洗い物の方に落とし、また洗い物を継続して。
視線こそ元に戻したものの、まだピンと上に大きく伸びた獣耳がその動揺を物語る。
■ラミラ > 反応してこちらを向いた少年の視線。
自分の胸元に一瞬釘付けになってしまったのを見て、にんまりと笑う。
うーん、ダメだな。我慢できないなー。と思いながら…。
「ふふふ。別に。忙しそうだなぁ…って思っただけですよぉ。」
ぴーんと立った獣耳。あれは興奮?動揺?と考える。
どちらにしれも美味しい反応である。
ちらり。横目で店主の様子を見、こちらの方はあまり気にしてない様子だったので…。
「えっち。」
とその耳元のすぐ傍で声がするような囁き。
それに少年が反応しても周囲の者は誰もその声を聞いていないだろう。
反射的にこちらを見てしまえば…。
ゆっくりと妖しい仕草でグラスを撫で回す指先が目に入るかもしれない。
まるで男性を弄ぶような…そんな手つき。
それには得意の、幻惑の魔力が込められており…少年の視線を捕えていくかもしれない。
■ジーゴ > 「別にいそがしくな…」
相手からわざと目をそらしながら答えようとしたのに、その言葉は途切れる。突然、耳に囁き込むように聞こえた言葉。反射的に相手の方を見れば、その官能的な動きに興奮しかけていた躯が反応してしまうのが自分でも分かる。
バリンッ
手にしていたグラスが取り落とされて、床にぶつかって割れる音。それでもどこか上の空の少年はふわりとした焦点の曖昧な目のまま。
「あ…オレ、ホウキ取ってきますね」
急いでその場を離れて、客席からは少し距離のある酒瓶や備品が並べられた通路へ移動して。興奮した荒い呼吸を落ち着けようとするも、そのまま服の上から自分の性器に手をのばしてしまう。
今のところ人はいないが、入ろうと思えば客でも誰でも簡単に入ることができるスペースで、自分を慰めようとするくらい、簡単に幻惑されていて。
壁に背を預けるようにして、服越しに固さを増していく自分の性器を刺激し始める。少女がグラスを撫で回す様子が頭から離れない。
■ラミラ > 明らかに動揺を見せ、手元のグラスを割ってしまう少年。
先程の手指の動きはしっかりと少年の目に焼き付いているだろう。
とろりとした甘い興奮を与えてあげたのだ。今頃きっと裏では…。
「ふふふっ…♪」
しゃん。とブレスレットの音が鳴り、少女が立ち上がる。
至って普通に酒場のスタッフが入る通路に入っていくが…誰も気に留めない。
まるで少女がまだカウンター席に座っているかのような、そんな光景。
そして通路に入って行けば…そこではどこかぼんやりとした視線のまま、自らを慰め始める少年の姿が。
にんまり。と笑いながらゆっくりと少年に近づいていく。
「こちらは気にしないで…。ゆっくり撫でればとっても気持ちいいですよォ…♪
そのまま快感に集中しましょうネェ…♪」
少年のすぐ傍で、ピンと立った耳元に妖しく囁きかけていく。
声はするすると少年の頭の中に入っていくように感じるかもしれない。
そして、自慰をする少年の手に自分の手を添えて…ゆっくりと。
先程の手の動きを少年の指先に覚えさせるかのように。
「そうそう。上手、上手ですよ…♪ くすくす。」
次第に少年の指先が、自分のモノではなくなっていくように錯覚するかもしれない。
■ジーゴ > きもちいい…
頭の中はすぐに快楽に支配される。
自分で刺激しただけで簡単に、ゆっくりと揺れ始める腰。
踊り子の少女が自分に近寄ってきていることもうっすらとしか認識できずに容易に受け入れて。
「や…きもちいぃ……やぁ…」
小さく漏らした言葉。手を添えられて、服越しとはいえさっき少女がグラスを撫でていたように妖艶に性器を弄ばれれば思わず声が出る。まるで人に触られているかのように敏感にその快感を拾い上げて。どんどん荒くなる呼吸の合間に、小さな甘い声が漏れ始める。
より強い刺激を求めて、服越しに自分の手に性器を擦りつけるように腰を動かして。ただただ快楽に思考は溶けていく。
■ラミラ > ゆら、ゆら、と指先の動きに合わせて揺れる腰部。
すっかりと衣服の上からでもわかるほどに起ち上がった性器。
惚けたような表情のまま甘い快楽に浸る少年をにやにやと眺めながら、淫靡な指導は続く。
「ふふ。ほらぁ、先端を弄って…サオを撫で擦って…。
それは君の指? 別の人の指? もうわかんないですよねぇ…君の手じゃないみたいですよぉ…♪」
少年の手がリズムよく動き始めれば、自分は手を離す。
惑わされるまま、まるで別人にされる愛撫のように。
しかし自分の性感帯を一番知っている指先が性器に絡みついていくだろう。
「ほーら覚えちゃいましょうねェ。君の手で、別の人に愛撫される感覚を…♪
いつでも他の女の子にイかされちゃうオナニーを…♪」
囁きの合間にしゃん。とブレスレットが鳴る。
くらりと来るような心地よい音と共に、囁き声と自慰に没入すれば…。
そのまま、夢見心地のまま射精に至る事ができるだろう。
■ジーゴ > 「なんか…へん…なッ…あッああ」
自分の手で触っているはずなのに、他の人に触られているような変な感覚。変なだけではなくて、普段よりも余計に刺激を敏感に捕らえてしまう。
先端を擦るように動かすと、質の悪い服の布地が少年の性器を強く刺激し。自分がよく知る敏感な部分をいつもと違う快感が走るから、果てるのも時間の問題。
「だめ…これいじょう…やめ…イ!いっちゃう!いっちゃう!」
従業員通路内は勿論、客席にも聞こえてしまいそうな余裕のない声。
動かしているのは自分の手なのだから、止められるはずなのになぜか止められない。
腰元を中心に一度深く痙攣して、服の中に盛大に精を放つ。服越しにも染みだして、精液は少年自身の手も汚してしまう。余韻に浸るように数度腰を前後に揺らしてようやく
「だ…れ…?」
しばらくは放心状態で息も絶え絶えだったけれど、魅了されて曖昧になっていた少年の理性も取り戻され始める。ようやく誰かが自分の側にいることに気がついて、荒い呼吸のまま、誰かを問うた。
■ラミラ > 囁き声に導かれるまま自慰行為を続けていく少年。
表情には余裕がなくなり、果てるのも時間の問題。
それをニヤニヤと眺めながら…。
「いいですよぉ♪ さぁ、出して? 貴方が持ってきたミルク…。
私がぜぇーんぶ、飲み干しますからねぇ…♪」
ミルクを飲み干す、という言葉で少年の想像を掻き立て、そのまま…。
びく、びく、と震える身体を見下ろして。
じんわりと服の上に染み出てくる精液をそっと指で掬い取り、ぺろりと舐める。
そして少年の意識がわずかに戻り、名前を問われれば…。
「ふふ。秘密です。私が誰だったかは…吸い取っちゃいますねェ?」
ちゅうっと少年の耳朶にキスをする。
じゅるり、と吸い取るような音を立てて耳をくすぐれば…誰かに愛撫された、くらいのもやもやとした記憶に変わっていくだろう。
しかし―――。
「…大丈夫ですよォ…♪ 君のこのおててが、おちんちん弄る時に、私の指先を覚えてますからねェ…♪」
と、少年の手の甲をさわさわと撫でる。
そして、脱力状態の少年から身を離せば、そのまま背を向けて通路から立ち去っていくだろう…。