2020/11/03 のログ
タピオカ > 【後日継続となります】
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から弾正さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にコカさんが現れました。
コカ > 王国平民地区の比較的人通りの少ない一角、仕事を終えた者達の往来がある程度で
さほど周囲には人がいない。それでも何をして良いというだけの人は少なくない。
その通りに、ローブを着て目深にフードを被った2人の人物が、褐色の肌の娘と話をしていた。
娘の姿は往来を歩くにはあまりにも肌、というよりも殆ど裸の姿を晒している。

「コレは、根の部分に多く含まれていますが…一度硫黄で洗わないと成分が…」

フードの人物は薬師と錬金術師だった。娘は帝国よりもさらに南の前人未到の秘境であった
裸族の出身、しかもその呪術師であり帝国にも王国にもない薬品の知識があった。
それを聞きつけたのか、自身が持ってきた疑問を娘に助言してもらおうと邂逅していたようだった。
娘は用意していたらしい袋を二人に渡すと、ローブの人物二人はお互いを見合わせ頷き
娘に対しても頷いて見せると、銀貨を2枚だけ娘に手渡し、静かに陰に消えていく。

「…………」

帝国を経由して王国にやってきた娘が得た仕事は、故郷で行っていた房中術系列の技術よりも
こうした薬学、植物学の知識だった。娘が一仕事終えて辺りを見回すと
例によって奇異の目で見る通行人の姿だった。乳房や尻どころか股間の割れ目まで
外気に晒している娘は、それらも全く意に介さず平民地区を堂々と歩き始める。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からコカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」にテンタさんが現れました。
テンタ >  
「えー、触手ー、触手いらんすかー」

公園の一角にシートを敷いて露天商をやっている少女。
胡坐をかいて身体を揺らしながら、そんなに大きくない割にそれなりに通る声で客引きを行っている。
シートに並べられているのは、触手。
長いモノから短いモノ、太いモノや細いモノまで多種多様な触手がうねうねと蠢いている。
囲いも何もないのに逃げ出さない辺り、躾はなされているらしい。

「触手――んっ、ふ、こら、やめなさい。えー、触手ーいらんすかー」

たまにこちらの身体に絡みついて来て、声が漏れる。
その都度触手をしかりつけて身体から引きはがし、再び客引き。