2020/10/03 のログ
■ルキオラ > 世界ごと視界が傾けば、さすがにこれまでと覚悟を決めていたが
不自然な力が働いてアルブムのポーズが元に戻ってしまう。
さながら生けるI字バランスの彫像だ。
どうやら《かみさま》は最後まで全面的にサポートしてくれるらしい。
ならばもはややりたい放題やってしまおう。
自分の肉体とアルブムの分泌液を媒介に、即席の錬金術を行使する。
すると小人の輪郭がぐにゃりと歪み……まばたきの後には
ルキオラが半分ぐらいのスケールになって、なんと二体になっている!
錬金術製の小人であるがゆえに、このような分裂も容易に行えるのだ。
そうして作られた分身は、アルブムの両脚の間をくぐって這い、陰嚢の裏側……会陰部へとたどり着く。
そうして性器にへばりついているルキオラと同様に……
タイツに包まれた睾丸の裏に頭を突っ込んで性臭を小さな肺いっぱいに取り込みながら、
蟻の戸渡りに尖った肉茎を、こりっ、こりっと擦りつけていく。
前面にいるルキオラも、溢れて染み渡る露を口をつけて吸いながら……
膨らみの亀頭部分に座って下半身を押し付ける。こりこりこりこり。
小さくなって力と重みは減じたものの、激しさは更に増している。
「あっ……すごっ……」「おちんちんとたまたまのにおいが、いっぺんに……っ♥」
汗を流しながら、隆起と会陰部、両方を同時に味わい……
やがて、前後同時にぷぴゅるるると白精を発射し、アルブムのタイツを一筋の線で汚すだろう。
■アルブム > 「………………!?」
無茶な姿勢を保たされたまま、無理やり気味に見下ろす己の股間。
すっかり膨らみきってしまった局部に抱きつくようにしがみついていた小人、その輪郭がぐにゃりと溶ける。
もしかして今まで見ていたルキオラの影は幻覚だったのか?
……と己の正気を疑いかけたアルブムだったが、次に目に映る光景はより一層幻覚めいた図だった。
「ひゃっ……!? な、なんでルキオラさ……増えてっ………っあ、あっ♥ あっあっあっ♥」
さらに小さな2体へと分裂した小人。股間にかかる重量感が和らぐかわりに、掻痒感は2倍になって。
うち1体が陰嚢の陰に潜り、敏感な会陰部に体を押し付け始める。
全身に力をこめ続けなければならない体勢が祟って、ルキオラの悪戯の感触は鋭敏過ぎるほどに伝わってくる。
「らめ、らめっ♥ そこ、そんなとこ、おちんちんで突いちゃっ……あ、あぅ、あうううっ♥
ぼく男の子だからっ♥ おまんこ、ないからっ♥ ルキオラさ、んっ……っ♥ わかってるで、しょっ……うああ♥」
180度開いた自らの脚をポールのように抱えるポールダンサーの姿勢のまま、アルブムは甲高い喘ぎ声を上げた。
まるで女子にそうするように、股間の下の方を責めてくるルキオラ2号。
ペニスの一番敏感な部位も同時に責められ、アルブムは硬直したまま身悶える。
ぞく、ぞく、ぞくっ。片足で直立する全身に断続的に寒気が走り、徐々にその感覚が縮まってくる。
ルキオラ1号が跨るペニスも喘ぐように脈打ち、潮吹きめいて先走りを吹き出してはタイツを汚していく。
「だめ、だめ、だめえええっ♥ もうむり、無理ですからああっ♥ あっ、う、うんっ♥ うぁ……うわあああっ♥
やだやだやだっ、こんなカッコで、びゅってするっ♥ 射精するの、恥ずかしいからっ♥
おねが、い、もう、もう、もうっ………っ!! く♥ くううううっ♥ ……ん♥ん♥んん♥ぁ♥」
びくんっ。ひときわ大きい波がアルブムの細身を波打たせ、体重を支える右足首がクッと跳ね上がる。
背筋もいっぱいに反らし、アルブムはルキオラと同時に絶頂を迎えてしまった。
ルキオラ2号が味わう会陰部のすぐ奥から、1号の触れる亀頭へと、熱と圧力が走り抜けて。
ぶっ、ぼびゅっ、と元気な水音を立てて白濁が噴かれる。その一部はタイツの繊維をもすり抜けてにじみ出る。
青臭いザーメン臭と芳しい白檀香が入り混じり、朝の公園に漂っていく。
「………………っひ……♥ ひぅ………………っ、ぅ……♥」
無茶な姿勢を強要されながら、無様な朝イチ射精を迎えてしまったアルブム。
なおもI字バランスに固められたまま、痙攣するように詰まった喘ぎ声を漏らし続ける。
■ルキオラ > 「うああああ……っ」
タイツ越しの精液圧に、身体を跳ね上げる股間のルキオラ1号。
漏れ出したアルブムの白濁に下半身をべっとりと汚し、射精を続けながら剥がれ、アルブムの足元にぼとりと落ちる。
玉や会陰部の柔らかさを楽しんでいた2号もアルブムの射精の衝撃と疲労から、同様に落ちる。
二匹の小人の周囲や頭上に、アルブムの意思とは関係なく漏れ出てくる若い精の塊が落下してくる。
「はぁぁぁ、せーし、せーしっ♥
もっとぉ……♥」
体重が軽すぎるせいか、落下でさしたる怪我はなかったようだが、すっかりと少年の香に酩酊してしまったらしい。
すっかり色に狂ってしまった様子で、1号は四つん這いで地面に落ちた精子をすすり、
2号はといえばアルブムの靴に付着した精子を舐め取りだしている。
どちらも股間のものを恥ずかしげもなく再び猛らせて。
見ようによってはおぞましく、見ようによっては愛らしいとも評せる光景。
もしアルブムがいまだ身動きを許されないなら、その様を見せつけ続けることになってしまう。
■アルブム > 「………………っ♥ ふ♥ ………………ぅ、あ………」
骨盤を開ききった体勢での射精ゆえか、いつも以上に放精の余韻が長い。新しい境地に目覚めてしまいそう。
そんな恍惚に魂を弄ばれ、ルキオラが2体とも地面に落ちたことにすぐには気づかない。
そして、深く大きな絶頂の波が収まり始めた頃。
ふと唐突に、全身の緊張がスッと抜ける感覚を覚える。《かみさま》による硬直が解かれたのだ。
アルブムは咄嗟に左腕を己の左脚から剥がし、割り開いた脚を下ろしながら両手で股間をまさぐる。
自分を辱めたルキオラ達を剥がしてしまおうとするが……いない。
ふと下を見れば、足元に落ちてしまっているではないか。
「………だ、大丈夫ですかっ! ルキオラさん!」
疲労しきって悲鳴を上げる膝関節に無理やり力を込め、しゃがみこんで精液塗れの小人達を諸手に拾い上げる。
どうやらこの高さから落ちたくらいでは怪我はしないらしい。
「…………う、うううっ……! ルキオラさん、最低ですっ! スケベ、変態、露出狂っ!
耐えるのも修行だって《かみさま》がおっしゃったからガマンしましたけど……いえ、できませんでしたけど……。
いきなりズボンを脱いで、その、こ、こすり始めるなんて。しかも、変なとこの匂いまでかいで……」
ようやく二足歩行の体勢に戻れたアルブムは、その両手に握った小人を顔面に近づけて大声で罵倒する。
はじめは空色の瞳でキッと睨みつけながら、やがて泣き出しそうにその瞳を潤ませながら。
「……変態さんには、きっと天罰が下りますからねっ! 今日は無事でしたけど、きっといつか怖い思いをするんですから!
………あうぅ……。タイツの中、汚れちゃいましたよぉ…。ぼくのと、ルキオラさんので……。
お風呂に入ってお洗濯もしなくちゃ……」
ひとしきり、アルブムなりの叱咤の言葉を叩きつけると、それきり萎れてしまい。
悪戯好きな小人2体を逃さないように両手で包みながら、脚を引きずるようにして公園を後にしようとする。
「…………ルキオラさんも、一緒にお風呂、入りますか…?」
公衆浴場へと向かう道すがら。そっと手を顔に寄せて、小人に語りかけるアルブム。
そこには早くも、いつもどおりの優しく弱気な笑顔が戻っていた。
■ルキオラ > 「はぁわわわわわわわわワワワワ」「ワワワワワワワ」
狂乱状態にあった二匹は逃げられもせずその手に捉えられる。
声量という暴力を叩きつけられ、びりびりと痙攣する。
正気に戻れば、大きい人間にまじめに怒られているという事実にふるえてお互いに抱きついてふるえてしまう。
《かみさま》のバックアップで調子に乗ったからとはいえ、10:0で悪いので握りつぶされても文句は言えない。
が……天罰は降らず、怒声はトーンダウンして、むしろ自分自身のことを案ずるような言葉に変わると、
粒のような目をパチクリと瞬かせる。
「そりゃこっちのセリフですよー」「あたしらでなかったらもっと酷い目にあってましたよぉ」
下半身丸出して破顔して応える様はあまり反省しているようにも見えないが、それでも一応ごめんなさいと頭を下げる。
「お風呂、いいですね! 入ります」「入ります入ります」
優しげなささやきの提案に、分裂したままの二匹はホワホワと緩んだ表情で賛成する。
この笑顔、守護らなければ。
それでも一緒に入浴するなら、やっぱり騒ぎの一つや二つもあるだろう。
何しろ彼に悪戯をするのも、叱られるのもクセになってしまったのだから……
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルブムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルキオラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にヴァレリー=D=ツインテイルさんが現れました。
■ヴァレリー=D=ツインテイル > 「……変わらないですわね。ここいらも」
平民地区、商店の立ち並ぶエリア。
そこで、一人の貴族令嬢が退屈そうに立っていた。
何をする、ということもない。
ただ、風景を観察しているような様子であった。
「……ま、懐かしむような何かも残ってはいないでしょうけれども」
ふぅ、と息を吐きつつ、周囲を見ている。
平民地区の風を感じている、と言ったら多少は格好がつくかもしれないが。
実のところは、ただぼ~、っとしているだけなのだ。
「……そして、この退屈さも。
変わらないですわねぇ」
平民地区。平穏無事。
それは、女にとっては蛇蝎の如く嫌っているものでもあった。
■ヴァレリー=D=ツインテイル > 「……ま。たまに散歩にくるくらいなら。
ありかもしれませんわね」
女はそう呟くと、平民地区を後にした。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からヴァレリー=D=ツインテイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/武具店」にユンファさんが現れました。
■ユンファ > 用がないとこない武具店。
そんな場所に足を運ぶのは変わった武器を置いていないかという考え。
勿論使う訳ではなく収集癖の一つで手元に置いておきたいと理由から。
そんな訳で何軒目かの武具店で並ぶ武器を眺めて。
「特に変わったのはなさそうね」
壁に掛けられていたり棚に置かれたり、または樽に突っ込まれた武器を眺めてはみるがどこにでもあるような物ばかり。
剣や槍を手にするも本当に大量生産という鋳型の物ばかり。
そんな武器を手にしては軽く振っては直ぐに戻して。
「パっとしないのばっかね。こう…ティンと来る物はなさそう」
形が変わっていると言うものはあるにはあるが実用性皆無の飾り武器。
そういうものではなくきっちりと扱える変わった物を探して視線を棚から武器が乱雑に差し込まれた樽を漁る。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/武具店」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > ドアベルがカランとなる。
武具店なんて言うものはそう繁盛するものではない。
冒険者も兵士も、一度買ってしまえばそれなりに長く使ったりするものだし
突然武器種を交換することも少ない。
だが、砥ぎや打ち直しは鍛冶屋の仕事…とはいえ
かんたんな手入れならやっている店もある。
そしてこの店はそういうところ。
「邪魔するぜ。できてるか?」
■ユンファ > 「んー…今一ね」
パッと見ればそこそこよく見れる剣に見えるが鞘から抜けばなまくら。
そんな剣をささっと樽に戻して次の店に行こうか。
そう考え扉に向き直ると丁度ドアベルが鳴って開く。
他のお客が来たのかと思えばフードをかぶった少年の姿。
あんな冒険者もいるのだと珍しそうに眺めていると何かを頼んでいたような言葉をかけているのが聞こえ。
「ここって製造もやってる?」
そんな勘違いをしてしまい、少年が何を受け取るのか気になり後ろからそっと近づき覗き込んでいく。
■ブレイド > 店主に声をかければ、棚から二本のショートソード…
いや、大型のククリナイフを出してくる。
それを受け取りシースから抜いて出来を見ていると…
背後から声がかかる。
何事だと振り向けば、わかりやすいシェンヤンの服に身を包んだ少女。
怪訝な顔でみていると、少女の質問に店主は首を振っていた。
「ここは手入れ専門だ。
作ってほしけりゃ鍛冶屋にでも行くんだな」
店主に代わって答えると、ナイフをしまう
■ユンファ > 覗き込むとショートソードを二本と大型のナイフを受け取っているのが見え。
確認をしていると思えば振り返られて驚き一歩下がり。
思わず出た言葉に店主が首を振っているのが見えて。
「そうなの?ワタシ鍛冶屋の場所知らないね。
ここで頼めば研いでくれるって判っただけでも大助かりよ」
少年の言葉に何度も頷き勧進した顔になり、ナイフがしまわれると残念そうにするが直ぐにおおもと思いついたという顔。
「ね、それ見せてほしいね」
そんな無茶ぶりをいきなり告げて手を差し出していく。
■ブレイド > 言葉遣いもシェンヤン訛り。
衣装もそれということもあって、おそらくは向こうからの旅人。
観光客…ではないだろう。
シェンヤンにいれば、この国の噂も入ってくるだろうし
何より観光客はこんな武具店になんて顔を出しはしない。
しかし、この少女…武器が好きなんだろうか?
妙に残念そうな……と、思っていると、なんかいきなり見せてくれだと…
「え…いや、なんの変哲もねぇ武器だけど…」
それでいいというのならば別に。
盗むなんていうリスクを犯すほどでもないだろうし…
大型ナイフを渡す
■ユンファ > あちこちと気の向くままに旅をして観光をしている自分。
この国の悪い噂も勿論嫌というほど聞いてはいるが好奇心に負けてやって来ていて。
こんな観光に向かない武具店にも変ったもの収集でやってきている変わり者。
少年が今受け取っていた武器ももしかしたら変わったものかもしれないという好奇心。
なので遠慮などなく見せてと笑顔で押してのお願い。
「それでもいいね。もしかしたらワタシには変わってる物かもしれないよ」
それでいいから早く早くとせかして手を動かし。
渡された大型ナイフを鞘から抜くと角度を変えて刃を何度も見返し。
「凄く綺麗ね。よく砥げてる…」
大型ナイフの手入れの良さに思わず見惚れてしまい。
そっと鞘にしまうと少年に返して。
■ブレイド > 「そうかぁ?期待はずれでも文句言うなよ?」
シェンヤンに滞在していたこともあるが、これに似たような武器はいくらでもあった。
柳葉刀といったか。
変わってるものかもしれないと笑顔を見せる少女にとっては
正直、なんてことのない代物だろう。
魔力がかかった武器でもないし
名工が作った業物というわけでもない。
とはいえ、武具店の店主の手入れの腕は確かなもの。
それに仕上がったばかりだというのだから
彼女が感心する部分はそこだろう。
「まぁな、手入れに関してはいい仕事してくれるぜ?
この店」
品揃えは普通だけども。
返してもらったナイフを腰のホルダーに戻して
■ユンファ > 言わない言わないと首を左右に振ってから頷く。
こちらの武器は故郷の物とは違い直剣が多い。
だがナイフなどはどの国も似たような物なので特色でもあればという期待。
結果的にはいたって普通に買える品物でではあったが収穫も勿論あり。
「本当にそう思うよ。凄くいい仕事ね。
ワタシも何か頼んで……ぁ」
少年に倣って自分も頼もうと袖から確実に入るサイズではない曲刀を取り出すのだがそこで何かに気が付き動きが止まり。
「一本の砥ぎ代…おいくらね?」
■ブレイド > ご期待に添えるものではないのは確かだっただろうが
相手はどうやら気難しいタイプではなかったらしく
笑顔で、素直に店主の仕事を褒める。
こちらも穏やかな表情でうなずくが、次の瞬間表情が固まる。
「え?」
なんだ?どこから剣出した?
魔術か奇術のたぐいだろうか?
たしか、なんでも異空間に収納できる魔術とかあった気がするが…
「あー、たしか…一本こんくらい」
少女に指で示す。
イチから作るわけでもなし、値段としては安い。
■ユンファ > この武具店は扱う商品は目を見張るものはないが手入れは別。
こちらに滞在中はここで頼もうと思えるほどの出来、こんな予想外の収穫があった事に偶然少年がやって来た事に感謝をして。
「どうしたのね、少年」
何か不思議そうにしてる少年を見ては問いかけ。
取り出した曲刀は愛用品であるが所詮は量産品で刀身は刃に欠けがあるほど。
それを早速手入れに出そうとしていたのだが…。
「……出せなくはないね。でも…ちょっと厳しくなるよ」
見せられた数字、値段は安いと言えるもの。
ただそれを出すと宿代に微妙になり無くなってしまう金額でもあり。
手入れをしておきたい、しかしお金がと真剣に悩んでしまう。
■ブレイド > 不思議そうにこちらを見る少女。
なるほど、これはツッコんではいけないやつだ。
「いや、なんでもねぇ…
ってか、結構使い込んでるんだな」
手入れにしたって結構手間がかかるレベルの傷み具合。
プロに頼むのが正しいだろう。
だが、結構な安値にも関わらず、厳しいと答える少女。
そんなにカネがないのだろうか?
ただ値切りたい…という風にはみえない。
「なんだよ…大した金額じゃねぇってのに。
そんなに旅費がカツカツなのか?…しかたねぇな…」
店主に研ぎ代を支払って。