2020/09/13 のログ
フォン > (富裕地区寄りに露店を開いたせいか、金銭に余裕のある通行人が多いようで飛ぶように……とはいかないが、
平民地区の市場近くで露店を開いた時より明らかに売り上げは上がっていて、人の流れが一段落した所で
男は売れてスペースが空いた敷物の上にまた新しい装飾品を配置し、次なる商売の準備を整えていけば)

「さて……ちょっと声を張り過ぎたかな?」

(軽く咳払いをし、喉の辺りを手のひらで撫でていけば、竹の筒で出来た水筒に口を付けて
喉の嗄れ、渇きを癒すように水を飲みあげる姿を晒している男)

フォン > (商売を再開させて、日がある程度傾いた辺りで露店を畳む事を決めた男)

「あんまり暗くなると細工の細かい所が見て分からなくなるから、この細工物の評価が分かってもらえないんだよなぁ。
完全に夕暮れとかになる前に店を畳むに限るんだよな」

(そんな感じに独り言を口から洩らしつつ、商品をポンポンッと小さな皮袋に収めていく男。
どう見ても皮袋の容量に対して商品の方がかさばるというのは明らかなのだが、皮袋の口から商品がはみ出るという事無く
商品を皮袋の中へと収めれば、路上に敷いていた敷物を畳み、その敷物までも皮袋へと入れれば、
男はほぼ手ぶらといった感じの姿でその場から立ち去っていった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフォンさんが去りました。