2020/09/12 のログ
ご案内:「酒場/平民地区」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 平民地区の公園
ベンチと生け垣ぐらいしかない簡素な公園の上空から、一人の少年が舞い降りる。翼こそ出してないものの、天使である。
軍服が濡れるほどの汗と、荒い息。とりあえずひたすらに走り込んで、空中を飛び回って身体を疲労に追いやってから

――ぶん、と、公園で蹴りを虚空に繰り出す。
何度も、何度も、同じ場所をシャドーするように、蹴りで撃ち抜く
疲弊した足が重い、持ち上げるのすら苦労する重い重い足を、それでも振り抜く。
何十、何百と繰り返したら、今度はイメージで相手の弓矢の想定をしつつ、回避行動のステップ。
もつれそうな足を無理やり動かして弓がこちらを向くイメージが生まれた瞬間に其の場を避ける。
――それを繰り返して――がっ!という、軍靴が石畳に引っかかる音とともに、転がるように地面に倒れた

ゼッ、ハッ、ヒュー……ひゅー……という酸素を求める呼吸音が響く。悪態をつく余裕すらない

「かは、くそ、なまりすぎて、やがる――」

グラスシエル > あーだりぃ、このまま寝よう、そうしよう
どうせここには人は来ないのだ
そのまま石畳で。目を閉じる

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフォンさんが現れました。
フォン > (平民地区の大通り……やや富裕地区に近い路地の傍らに敷物を敷き、自作の装飾品を並べ、露店を開いている黒髪の男)

「さぁさぁお急ぎじゃない方は是非とも眺めていってっ!
見るだけでも十分価値のある綺麗な細工物だよ、もちろんかって自分の物にしたらその価値は貴女の見た目に上乗せだっ!」

(景気のいい呼び込みをし、大通りを歩く人の目を引くようにしながら男が作り上げた細工物を手で指し示していく)