2020/09/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──んーッ……今日も一日お疲れチャン、と……」

夜でも人通りの絶えない表通りを、両腕上げてぐーっと伸びをしながらのんびりと歩く金髪の男が一人。
一日の冒険者としての仕事を一通り終え、つい先程フリーになったところである。

「しかしまあ昼はまだ暑いが流石に夜は過ごしやすくなってきた感。秋もボーッとしてると
すぐに来てしまいそうだなという顔になる」

近頃の気温の変化についての感想を一人ごちながら、中央広場へと足を踏み入れ。
片隅のベンチに腰を下ろすと、背もたれに身を預けながらゆっくりと脚を組んで。

「まああそれはそれとして……今日の宿どうしようかねぇ」

続けて腕も組みながら、少し眉を寄せて悩み顔をしつつ呟く。
普段利用している宿が今夜は満席ということで、現在男は宿無しの状態だった。