2020/03/15 のログ
■リムリア > 「ほんとに、それ以上口説かれると、恥ずかしさで死ねちゃいますからー」
団扇代わりのメニューで扇がれると、気持ち良さそうに。
くてー、とテーブルに突っ伏してしまう。
裏表なく素直に思ったことを口する様子には好感が持てる。
ナンパとしては、どうだかは知らないけれど。
「んー…
ルインさんとなら、一緒に居て楽しいですしー
だから、誘ってもらって嬉しいです」
ナンパ師の言い分に耳を貸すと、それはそれで一理はある。
基準が可愛いかどうかはともかくとして、パーティメンバーに声を掛けるというなら、その言い分は正しいもの。
テーブルに突っ伏したままで、えへへーと締まりのない笑みを相手に向け。
――その姿は、どう見ても頼りになるとは思えないもの。
■ルイン > 「死ぬなら私がリムリアを貰っちゃいますよ?」
出来るだけ周囲に迷惑が掛からないようにメニュー扇ぎ。
気持ちよさそうにしてテーブルに突っ伏してしまうと、そっと手を伸ばして優しく頭を撫でようとして。
気に入らない、嫌い、嘘をついているという相手にはいくらでも腹芸もするし嘘もつく。
しかし自分が気に入った相手には本当に裏表を見せず。
「そう言ってもらえると嬉しいですね。
私もリムリアと一緒だと楽しいですよ。
だったら色々とお誘いしますよ、冒険にお酒に…後は気持ちいい事も」
色々と一緒に楽しみましょうと満面の笑みだが一言多く。
冒険でのパーティはやはり出来る事が優先ではあるが可愛い、好みと言うのは優先してしまい。
突っ伏したままで締まりのない笑みを向けられると嬉しそうに笑みを返し。
その姿は一見頼りなくは見えるが、そうではないとなんとなくだが判り。
そっと手を伸ばすと頬を突こうとする。
■リムリア > 頭を撫でられると、気持ち良さそうに瞳を細め。
酔いも回って、そのまま寝てしまいそうな、ふわふわした感じ。
「んぅー……」
そのまま頭を撫でていて貰いたかったけれども、伸ばされた指先に邪魔されてしまう。
頬を突かれると、とろんとした半分寝ぼけたような瞳を向けて、おもむろに身体を起こす。
そのままギコギコと椅子をずらすと相手のすぐ隣へと。
「ルインさんのお誘いなら、なんでも大歓迎ですよぅ~」
椅子ごと身体を寄せてくると、ぎゅむー、と抱き着く。
酔いの回った身体は、服越しであっても体温が高めなのが伝わるか。
ただ女性らしい柔らかさはあるものの、ボリュームという点ではやや控えめ。
そのまま頭をぐりぐりと擦りつけて、もっと撫ででと催促。
「きもちいいこともー……好きですしー……」
寝言のような、そんなはっきりしない虚ろな言葉を漏らしながら。
■ルイン > そっと頭を、髪を手慣れた手つきで梳くように撫で。
瞳を細めて眠りそうになっていくと、その手を止めて目覚ましと言うように頬を突く。
「こんなところで寝ちゃうとお持ち帰りコースになっちゃいますよ?」
半分寝ぼけたような視線を受けると危ないとお道化るように囁き。
身体を起こしたことに目を覚ましたのかと思えば椅子をずらして隣に来る彼女。
「その言葉、本気に取っちゃいますよ?
後で冗談は聞きませんからね?」
抱き着く彼女を抱き留めて、本気にすると囁き。
酔った彼女の身体は衣服越しでも暖かく、普通よりは少し熱いかなと冷静に受け止め。
そして女性らしい柔らかさ、ボリュームは控えめではあるが文句はなく。
逆に強く抱き返して大きな膨らみを押し付けていき、撫でろと催促するように頭を擦り付けられると優しく撫でるのを再開して。
「その言葉は今は反則ですって。お持ち帰りOKってとりますからね」
寝言のような言葉にぴくっと反応してしまい。
お持ち帰りしますよ、と頭を撫でながら、いいのですかーと周囲を気にしつつ問いかけて。
■リムリア > 自分とは違ってボリュームのある弾力は抱き枕には最高
抱き着いているだけでも気持ちが良い。
そのうえ催促すれば、優しく頭を撫で貰えると、それはもう至福の刻といえる。
「ふぁ……ルインさんなら、ひどいこととかしなさそうだしー…」
了承とも取れるような言葉を零すけれども、冗談を言うほど頭は回っていない。
それは寝ぼけたような顔を見れば明らかだろう。
逆に深く考えていないとも取れるけれど。
大きな膨らみを押し付けられると、そこへと顔を埋めるような恰好で。
「反則なのは、ルインさんですよぅー
武器も魔法も使えて、美人さんで、胸も大きくてー……」
やっかみを込めて、ぎゅむぅーっと抱き着いてやろう。
幸いにも他の客はこちらの会話にまで気を配っている様子もない。
店内を走り回っている給仕さんだけは、抱き着いている様子には気づいているだろうけれど。
それも、まだ酔った勢いでのじゃれつきと思われる範囲のもので。
■ルイン > 抱き着き撫でるのを催促する姿は可愛いの一言。
これに逆らうなどできる筈も無く好きに抱き着かせては撫で。
「酷い事なんてしないですよ。一杯気持ちよくしてあげちゃいますから」
寝ぼけてはいるだろうがその言葉を了承と取り。
据え膳食わねば状態を黙って見過ごすほど人?は出来ていない。
膨らみに顔を埋められ場驚きはするがそのまま、むしろ押し付けるように頭を抱き。
「リムリアの可愛さには負けちゃってますよ。
リムリアも直ぐに私以上に美人になって…胸は育ててあげますし、魔法も使えるようになっちゃいましょうか」
抱き着く力が強くなれば少し苦しく感じるがそのまま。
こういう店では他人の話に聞き耳を立てないのがルールと言う事もあり気にはされず。
給仕たちも抱き着かれているのは気が付いているだろうが知らん顔。
酔ってのこういう事はよくあるとばかりで、なので…。
「リムリア、私の所で一杯いいことしましょうか」
だから行こうと楽し気に、本当に楽し気に声をかけて背中や腰を軽く叩いて。
■リムリア > 「ルインさん、やわらかくて、温かくて、きもちいいですー…」
今でも十分に気持ちが良い。
けれども、もっと気持ち良くしてくれるというなら、拒む理由もない。
すっかり身を任せきった少女には、警戒の欠片も見受けられはせず。
「ふぇー…? どういうことです?」
胸はまだ揉めば育つという都市伝説があるけれど、
魔法についてはどういうことなのかさっぱり分からない。
疑問符を浮かべて、ゆるーく首を傾げて見せ。
「はいー、お腹も膨れましたしー…
そろそろ次ですねー」
地元民にお勧めされただけあって、料理の味は文句なしだった。
お酒の方もお気に入り。できればまた来ようと思う。
その時は、抱き着いてしまっているこの相手と一緒が良いなと、ふわふわする頭で。
腰を叩かれ促されると、ふらつきながらも立ち上がる。
そして「どこでも付いていきますよー」と、べったり甘えた答え。
それでも、しっかりとお財布は取り出すあたりは、まだ完全に酔ってはいないのかもしれず。
店員さんにお礼を告げて、抱き着いたままで夜闇の中に二人消えていき――
■ルイン > 「リムリアも柔らかくて暖かくて気持ちいいですよ」
お互い一緒ですと楽し気に同じ気持ちを共有できてうれしく。
もうここまで来てしまえば我慢できないと完全にお持ち帰り思考。
「ちょっとした秘策かな?うまく行くかは賭けなんですけどね」
彼女の胸をしっかりと育てて自分と同じぐらいに。
そして魔法はもしかすれば邪法に近い油断かもしれないがこれも可能性。
なのでうまく行けばと付け加えておいて。
「では次に行っちゃいましょう」
何時食べても美味しい料理とお酒、可愛い子と一緒ならば余計に美味しく感じ。
同じ冒険者なのだからきっと会うのは簡単、次は一緒に来ようと決めて。
軽く叩き促すと帰ってきた言葉に「可愛い」と思わず抱きしめ直し。
ここの支払いは任せてと取り出した財布を仕舞わせて良い所を見せ。
そうして支払いを済ませ店員さんにお礼を言えば、彼女に抱き着かれ支えたまま夜闇の中へと二人で消えてゆき……
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリムリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」にスバルさんが現れました。
■スバル > マグメールの平民地区のとある商店街は様々な店が立ち並んでいて、買い物する主婦を呼び込む店主が沢山いる。
食材を扱っている店、服や布地を扱っている店、書物を扱っている店、クスリを扱っている店。
その中でも、さらに細分化されていくと、肉屋とか、果物屋、とか、そういった店がいっぱいあり、活気に満ち溢れている一角と言って良い。
商店街をとことこ歩く少年は、その風景に溶け込んでいると言える。黒い髪の毛は特におしゃれをしているわけでは無く、この地域では少し珍しい程度のもので、服装は、この周囲の子供服として一般的な素材のもの。背中にリュックサックを背負って居るが、ちょこんとネギが出ている。
小さな子供、リュックサック、そして、ネギ。どう見ても、お使いの最中であり、むろん少年はお使い……と言って良いだろう状況にあった。
両親は家にはいない、いつ帰って来るかはわからないけれど、全く帰ってこないわけでは無い。
家の中の事、炊事洗濯掃除は、少年が一人で行って居た。姉も、何時も遊び歩いているのか、家に居ないことが多いから。
「うーん……今日のご飯は。と」
何にしようかな、と思いながらリンゴだの並べられている果物のお店の食材を眺めて、視線は、何を食べようか、と彷徨って居る。
しかし、だ、少年の視線はその長い髪の毛に隠されてるので、外からは見えないだろう。
リンゴを一つ手に取り、もっと違うのにしようかな、と、次は芋に手を伸ばす。
■スバル > 「うー………。」
小さくぼそりと呟く少年は、リンゴなど、今置いてある食材にピンとくるものが無かった。一応レシピ的には作れるものがあるが、いま食べたい、と言う程のものでは無かったのだ。
店の主人は、綺麗な奥様達に買ってもらおうと必死でセールストークしているので、まあ、良いか、と林檎を元に戻して、店から離れるのだった。
買い物の籠の中に有る食材を思い出すことにする。
ネギに、キャベツに、玉ねぎに、芋は……家にあったか。あれ?と首を傾いだ。それなら、出来るもの有るんじゃないだろうか。
パンは買って帰ればいいし、と少年は曇り空に視線を向けて考えるのだ。
よし、と小さく呟いて、肉屋へと向かう事にする。
「鶏ガラと、ソーセージとか、ベーコンとか、あるかな。」
スープ、お肉を入れたスープが良いな、と。
後は何か付け合わせに作るのどうだろうか、と、石畳の上を、とことこ進む少年
■スバル > しばらく歩いて、馴染みの肉屋へと向かう。そこの肉屋の人は優しくて、少年でも怯える事が無く買い物が出来るのだ。
だからよく使うその場所に入って、少年はベーコンとウインナーを注文して買う事に、少し多めなのは、皆が帰って来てもいいように。
「えへ。」
貰ったお肉をリュックサックに詰めて、少年は満足そうに頷く。
そして、家に戻ることにしよう、とことこと、歩き始めた少年は、買い物客の合間を縫うように歩き始めて。
それから、夕暮れの街の中に消えて行くのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」からスバルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──~♪」
雨がしとしとと降り注ぎ、普段に輪をかけて人気のない住宅街の路地を、
下手くそな口笛を奏でながら、傘布の部分に赤いラインが入っている以外は全てが銀色の蛇の目傘という
奇妙な物体を担いでのんびり歩く、金髪の男が一人。
そんな奇っ怪な傘を差している代わり、普段羽織っているジャケットの姿はなく。
食事を終えた後、暇つぶしを求めてブラブラと大通り、路地裏と歩いてきたものの、
特に何か特筆するものと遭遇するでもなく、気がつけばこの場所まで辿り着いていた。
先の二箇所に比べると、余計に事件性の少なさそうなロケーションではあるが──
「……まああ人生ドコでナニが起こるか判らんもんだからな」
なんて、眉下げて笑いながら独りごち。
適当に視線を彷徨わせて住宅街の景色を眺めがてら、なにか興味深いものの一つでも出現しないか、などと
雑な期待をしながら、ぱしゃ、ぱしゃとマイペースに歩を進め続け。
■エレイ > そうして歩き続けているうちに、小さな公園にたどり着く。
当然ながら雨天の下、公園の敷地内にも誰の姿も見受けられない。
そんな光景にフンス、と鼻を鳴らしながら男は敷地に足を踏み入れ、ゆるりと周囲を見渡して。
「……ほむ、ココでちくと休憩していくとしますかねぇ」
公園の片隅に、小さな東屋を見つければぽつりとそう呟き。
おもむろに近づいてゆくとその屋根の下に入って傘を閉じ、軽く水を切ってから
壁に立て掛け、ベンチに足を組みつつ腰を下ろしてふぃー、と息を吐き出す。
それから頬杖ついて、雨で煙る周囲の風景をボケーッと眺めつつ、休憩後の予定を考える。
ここからだともう貧民地区もわりと近い。どうせなら、そちらまで足を伸ばしてみるのもいいだろうか──などと。