2020/03/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルインさんが現れました。
ルイン > 昼の時間帯の平民地区の大通り。
買い物や仕事中、休みを満喫する人でごった返す中を鼻歌を歌いながら歩く。
楽しそうにしている人を眺めているだけで楽しい気分になれ、色々な店や露店を眺めるのも楽しくて満面の笑みを見せて。

「今日はどうしようかな。買い物もいいし食事も捨てがたいんですよね」

勿論好みの子が居ればナンパも良いのだが珍しくそれは二の次。
先ずは何処に行こうかと軽い足取りで大通りを右へ左へと行き来し。

「おや…これは……」

人を観察し店を冷やかして歩く事しばし、とある店の前に足止めて並ぶ商品に目を向けて。
何か面白いのがあるかと前かがみに物色するように見繕って。

ルイン > 「偶にはいいかも」

あまりこう言うのは買う事はないが偶には良いかもしれない。
そう考えれば店にと入っていって……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にさんが現れました。
アエロリット > 平民街の酒場で、一人酒を飲む少女の姿が。
異国の出を思わせる褐色の肌に、長く美しい銀髪が目を引く。

「……むぅ……寒いと傷が染みるのぅ……。」
右腕の肩から先は、以前闘技場で斬り落とされて失っている。
その傷口が時折痛む様で、顔を顰めて左手で抑える。

「片腕の暮らしも慣れてきたがのぅ。
 ……やっぱ不便じゃな。」
愚痴をこぼしながら、左手で酒の注がれたジョッキを口元へと。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にダグラスさんが現れました。
ダグラス > 仕事を終えた帰り道。
隠れ家へ戻る前に酒でも一杯飲もうかと適当に見かけた酒場に入り。
空いている席がないかと店内を見渡せば異様に目立つ銀髪の褐色少女を見かけ。

「おいおい、こんなところで出会うとは奇遇だなぁ」

少し前に闘技場で自分の身体を切り刻んでくれた相手の元へ近づいて声をかけ。
それなりに手荒に戦ったことを悪びれる様子もなく不躾に相手の向かいに座ってウエイターへビールを注文し。

「くく、どうだ?片腕の生活は慣れたか?」

魔法でも簡単には治らないようにしておいた腕がまだないことを見れば楽しそうに目を細め。
ジョッキが届けばそれをグイっと仰ぐように喉へ注ぎ込み。

アエロリット > 「………むぅ……?」
居酒屋に誰かが入ってくる気配。
賑やかに混んでいる店内でも、その気配は強烈に突き刺さる。
肩口の傷が、一段と強く痛み、疼く。

これは、以前出会った者。
……それも、忘れる事も出来ない相手。

「……ほぅ、貴公か。
 ダグラスと言ったかの?」
声をかけてきたその男は、
自分の腕を斬り落とし、犯し尽くした張本人。

「……おかげ様でな、左手がすこぶる器用になった。」
腕を斬り落とされた恨みはある。
だが、あれは戦場での出来事。
斬った斬られたの恨みを娑婆に持ち込むのは三流だ。

そんな戦士としての矜持を冷静に保っていられる自分に、自分自身可笑しく思う。
何せ辱められただけならまだしも、四肢のひとつを持っていかれたのだ。

「貴公、今日も女子をいたぶって儲けてきたのではあるまいな?
 ……あの様な業は、ほどほどにしておくのじゃ。」
麦酒の御代わりを頼むながら、説教染みた事を言う。

ダグラス > 「ははは!そりゃ無理ってもんだ」

全く恨みがないわけではないだろう相手が目の前に現れても動揺するそぶりも見せない相手。
そんな娘から説教を喰らえば大きく笑って見せ。

「俺は海賊だぜ?海賊が欲望のままに戦って犯して生きて何が悪い?」

ジョッキをどんとテーブルに置き。
ついでに頼んでおいた骨付きの肉が届けばそれを手に取ってかぶりつき。

「そういう意味じゃ、お前さんも弱ぇなら戦いに出向くのはほどほどにしておいた方がいいぜ?
 隻腕だからと言って次戦いになっても遠慮はしねぇからな。

 おめぇの剣の腕はなかなかだが、まだ相手を殺しなれてねぇ動きだ。
 戦いの技術ってのは殺した人数で上がってくからな」

言葉を返すように、食べた肉をビールで喉に流し込みながら説教を垂れて

アエロリット > 「くくっ、賊め。
 力に任せ自由を謳うのは勝手じゃが……
 ……いずれ法に裁かれ、罰せられる時が来るじゃろう。
 その相手が、わらわとも限らんぞ?
 わらわは天才じゃからな、隻腕であれ、日々成長しておる。」
少女もまた、ダグラスに負けじと大言を吐く。
決して冗談ではなさそうな所が生意気だが、
しかしその自信も少なからず持ち合わせている様だ。

「しかし、貴様の腕は確かじゃ。
 ……並みの戦士では貴様を打ち倒すのは無理じゃな。
 何せ、このわらわが深手を負わされたのじゃ。」
この前は不覚をとったが、少女の腕前は決して悪くはない。
ダグラスの言う通り、人を殺す剣にはまだ慣れていないと言わざるを得ないが。

「……一介の賊に貶めておくには惜しいな。
 貴様なら、一軍の将も務まるじゃろうに。」
腕を落とされた恨みとは別に、この男の実力は称賛に価する。
……恐らく、海賊に身を堕とす前は、名のある戦士だったのではないか……
と、少女は邪推する。

ダグラス > 「軍?くくく……あんな堅苦しいところはごめんだぜ。
 給料は安いし、女を犯しただけで罰則だのなんだのとほざいてきやがる」

元王国軍兵士であることはわざわざ言わないものの少し調べればわかることだろう。
最近は貴族との癒着もあって表立って賞金を懸けられることもなくなったが。
少し前までは公然で賞金を懸けて狙われていた時期もあったのだから。

「まぁお前が強くなる分には俺からすれば好都合だがな。
 強い女を犯して孕ますのが俺にとっては最高の楽しみだ。
 ましてやお前みたいないい女ならなおさらな」

自信満々に成長を語る相手を目を細めて全身を眺め。
以前は謎の魔法によって妨害されたが、今度犯したときは必ず孕ませてやろうと狙っているのは確実なもので。

アエロリット > 「欲望に忠実なのは人の業じゃ、責めはすまい。
 じゃが貴様の腕なら、それこそ金と女に困る事はなかろうに?」
正規の軍でも、この男の腕なら欲望をある程度満たすくらい、訳はないはずだ。
そんな報酬すらちっぽけに思えるほど、この男が欲深いのか、
それとも規律に縛られるのを嫌ったのか。

あるいは、この男を飼っていた者が、
充分な報酬も用意できない程の小物だったか。

「ふん、わらわを負かして犯すのは勝手じゃがな……」
仮にも元王族。
辱められるのを、「勝手」で済ますのは、
そういうお国柄なのか、この少女の貞操観念がずれているのか

「わらわを孕ませるのは適わぬぞ。
 ……貴様、魔法の素質は薄いと見た。
 わらわの紋章を解除するのは、貴様には無理じゃろな……!」
と、小生意気な笑みを浮かべて得意気に言う。

ダグラス > 「は!俺は海賊だぜ?手に入れるって言ったもんは絶対に手に入れる。
 魔法が俺の力でとれねぇなら、おめぇの方から孕ませてくれって懇願させてやるまでよ」

どこに根拠があるわけでもないが、堂々と言い切ってみせ。

「お前の心は折れなくても女の身体はどうしようもない。
 雌は孕みたがるように出来てんだよ」

経験則かそれともただの思い込みか。
いずれにしても魔法の障壁程度でこちらが諦めることがない様子なのは示して見せ。

アエロリット > 「ふむ?
 くくくっ、貴様もだいぶ妙な事を言うな……!
 わらわ貴様をだいぶ憎んでおるのじゃぞ?
 そりゃそうじゃ、腕一本獲られたんじゃからな。
 それをこっちから孕ませてくれ、とは……くく、楽しみじゃな!」
恨んでいる、という割には、
それを感じさせない声で、からからと明るく笑う。

「しかし……
 貴様の言う事も一理あるな。
 先日など、わらわも気づかぬうちに自分で避妊の紋を解いておった。
 ……理性とは、さして役にも立たぬものじゃな。」
数日前の、とある冒険者との交わりを思いながら、
その時の事を赤裸々に語る。

「わらわ、まだ情事の経験は疎いからの。
 ……そのあたりの事は、貴様の方が上手じゃろうな。」

「じゃがその前に、まずわらわを打ち倒さねばそもそも身体は許さぬ。
 ……次は貴様の竿を落とすつもりで行くからのぅ、油断するでないぞ。」
あくまで負けるつもりは無い、と。

ダグラス > 「そりゃそうだろう、俺は色んな女に恨まれてるからな。
 けどどんなに恨んでいても快楽に人は弱いもんだ」

人に恨まれることには慣れているのだと笑って見せ。
実際に自分を恨んで襲ってきた相手を力でも肉体的にも屈服させてきたから今日まで生きてきてるのだと語り。

「その心配もいらねぇな。
 お前と同じで俺もこと戦いにかんしちゃ天才だ。
 お前が強くなるのと同じくらいの速度で成長してやるからな、一生追いつけねぇぜ?」

苦笑を浮かべつつもジョッキが空になれば代わりを持ってこさせてそれも楽しそうに喉へ流し込み。

「まぁ俺は闘士じゃねぇから、戦う場所はどこでもいいぜ。
 腕の恨みを晴らしたきゃいつでもかかってこいや。
 俺もお前さんをやりたくなったらいつでも襲ってやるよ」