2020/03/03 のログ
イグナス > そのうち、その中の一つに決めたらしい。紙をひっつかんでギルドの方へ――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「平民地区のカフェ」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 平民地区にある一軒のカフェ。
カフェと言えど酒も扱うこのお店では昼間から飲んだくれが屯している。

開店当初はまともな客も居たそうだが、近ごろはごろつきの溜まり場となっていた。

そんな店で一人テーブルに着き、のんびりと紅茶を楽しんでいるネメシス。

実の所、店に居るごろつき達は皆バルバロ騎士団の団員かその関係者である。

そして、いつの頃から店の奥に設けられた個室。

ベッドだけが設けられたそこは騎士団のメンバーが気に入った女を合意、非合意に関わらず
連れ込んでは快楽を楽しむための場所である。

こんな店ではあるが、時たま事情を知らないものがやってくるときがある。

はたして、今日はどうなるか…。

ご案内:「平民地区のカフェ」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館通り」にエンジェルさんが現れました。
エンジェル > もう日も暮れて数時間が経つと言うのに娼館通りは煌々と照らされ、人の熱気に満ちていた。
むしろ、この時間からが本番と言うべきだろう。
下心を隠そうともしない男達が今夜限りの恋人を物色しながら通りを歩いていく。
そして、そんな男達に目一杯の媚びを売る娼婦達。
そんな不夜城の一角に文字通り城のような建物が建っていた。
『天国への階段亭』そう名付けられた娼館は貴族御用達の所謂高級娼館だ。
値段も高いが、それ以上に娼婦の質が高い。
故に金に糸目を付けない者達が好んで通うのだ。
飾り窓の奥では娼婦達が男の目を意識した佇まいで歓談している。
客が付けば屋号ともなっている二階への階段を登り一晩の夢を提供する。
そんな店の前にひとつ置かれた椅子に、一人の少女が笑顔を振りまきながら座っていた。
あまりにも場違いに見える幼い少女、ペンギンを模したコートに身を包んでいれば尚更だ。
だが、そんな幼い少女もまたこの店の商品なのだ。

「ちょっとあたたかーくなってきたねー♡」

冷やかしにも嫌な顔ひとつせず笑顔を振りまく少女はこの店のマスコットでもあった。
コートから伸びた素足をぱたぱたと振りながら客を待つ。
今宵の客は金が余っている富豪か、はたまた幸運にも店の割引チケットを手に入れた者か……。

エンジェル > ――そして、すぐに客は付く。
客と満面の笑顔で腕を組んで階段を登っていった少女は、その小柄な身体を十二分に活かし、奉仕し自らまたがって腰を振り、極上の快楽と共に搾り取る。
一晩たっぷりと幼い熟練の娼婦を愉しんだ客は、翌朝幸せそうな顔で娼館を後にするのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/娼館通り」からエンジェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
イディオ > (冒険者ギルドは、様々な冒険者が集まり依頼を受けたり、待機中で酒を飲んだり、上の宿で休んだりできる複合施設。
所属する冒険者は、此処で寝泊まりするのもいれば自宅を持つ者も居る、自分で宿を探してとる者も居るが、この冒険者は、ギルドに宿を取っている男である。
今日は依頼を受けるためにギルドの依頼が張ってある掲示板の前に立っている。
流石に、今は依頼を受けているわけではないので、腰に剣を挿してだけの楽な状態。)

う……ん。依頼、か……。

(様々な依頼が張っていた後のある掲示板、パーティで受ける依頼がいろいろ剥がされていて、残っているのは、人気の低い依頼や、難易度が高すぎる依頼や、恒常的に張ってある日常的な依頼である。
男は一人であり、パーティ用の依頼は受けられない。受けられない事もないが、一人では難易度が跳ね上がるのが殆ど、英雄クラスの冒険者でなければ、無理だ。
なので、選ぶべきなのは、一人でもできるような依頼、恒常的な依頼や、荷運などの簡単な依頼。報酬の少ない、地味な依頼ばかりになるのだ。
其れはそれで重要な仕事でもある、男は地味でも緊急性の高い依頼があるだろうか、と掲示板を眺めるのだ。)

イディオ > 特に、緊急性のある依頼は、無さそう……だな。

(掲示板の依頼を眺めてみるが、特にそういったものはなさそうだ、本当に緊急性のあるものであれば此処に貼り付けるのではなく有能な冒険者に依頼を直接するだろうし、と考えてまあ、良いかと割り切る。
それなら、恒常的な依頼や、人気のない依頼にするかと掲示板を再度眺める事にする。
隣で依頼の紙が剥がされて、持って行かれる、選択肢がまた一つ減ったなぁ、と考えるのだ。)

……―――おや?

(掲示板を眺めていたが、一つ依頼を見つける、隊商の護衛依頼がある、近寄ってみてみると、国中をぐるりと巡る隊商が護衛を求めているようだ、拘束期間は長いがそれなりに条件は良いみたいだ。
そして、募集に関しても、ソロ、パーティを不問としていて、人数も多い。
成程、一つのパーティでは足りないぐらいに大きい隊商で、多くの護衛を必要とするようだ。
道中の食糧の支援もある、給金もそれなりに良さそうだ。)

成程、これが良いかもしれないな。

(これは、依頼の容姿をはがさずに、受付の方で言えば紹介してもらえるのだろう。これにしてみようか、と条件をもう少し詳しく眺めることにした)