2020/02/14 のログ
セイン=ディバン > 「……別に~? オレは可愛い子には優しいだけさ」

相手の大物然とした言葉に、男はにへら、と笑い。
誤魔化すようにそんなことを言った。

「ギルドにはオレから話を通しておくから。
 それもっていけば大丈夫。あ、得意な武器とか。
 そういうのは自分で書いておいてね?」

アピールポイントはあればあるだけいいよ、と。
アドバイスしつつ、酒を飲み干す男。

「ふむ。あまりオススメはしないけどね。
 身体を壊しちゃ、修行も何もあったもんじゃないし」

珍しく、相手を心配するような言葉を投げる男。
歳をとってだいぶ丸くなったようである。
本来なら、他人にここまで親身にはならない。

「あはは、それは分かってるよ。
 ……ん~。そうだなぁ。
 もしもオレの手に余る仕事が出てきたら、協力してもらうとか?
 あるいは……うん。
 キミがこの街に慣れた頃、一晩を共にしてもらうのはどうかな?」

代価の話になれば、男はそんな風に言う。
冗談なのか、本気なのかいまいち分からない口調だ。

アエロリット > 「ふむ、まぁ良かろう。」
笑って胡麻化すセインに、一度話を区切り。

「分かったのじゃ。
 この国の文字は不慣れじゃが……なんとかなろう。」
ふむふむと頷いて、書簡を懐にしまい込む。


「ふむ。」
セインの提案に、顎に手を添え首を傾げ、少し考える仕草を。
紫の瞳が、セインの眼をじっと見据え……。

「まぁよかろう。
 一宿一飯の恩に報いるならばそれくらいは妥当じゃな。」

「では、今宵は厄介になるとしよう。
 ……それで、仕事か夜伽か……どちらが良いのじゃ?」
前者はともかく、後者についてもそれほど抵抗なく受け入れるのであった。
あどけない顔をしていながら、場数は踏んでいるのだろうか。

セイン=ディバン > 何かを察してくれた相手に、男は苦笑で返し。
掌をヒラヒラと振ってみせる。

「言葉が通じりゃなんとかなるさ。
 ……多分な」

そうか。文字の問題もあったか、と思いつつ。
男は、相手の見た目を記憶していく。
ギルドに話を通す時に必要だからだ。

「あら意外。下賎の民に抱かれるなど、とか言いそうだったのに」

まさか断られないとは思っておらず、正直に驚く男。
続く言葉には、ふむ、と。今度は逆に男が考え込む様子。

「……ま、それはおいおい、かね。
 とりあえず、宿を確保するからさ。
 また今度会ったときに、詳しく話そうぜ」

選べ、といわれると悩むなぁ、と。
男はにこにこと笑ったまま、席を立ち上がる。
そうして、男は酒場のマスターに話をして、代金を払い。
二階の宿の鍵を預かると、相手に渡す。
……もちろん。男はいっしょに宿泊したりはしないつもりであり。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
アエロリット > 「ふむ、意外かや?
 まぁ、確かにわらわは背も小さいがのぅ……。」
もう男娼を侍らせていても良い年頃なのだが、
と思うアエロリットであったが、
身分を知られるのも面倒かと思いそこまでは明かさず。
そもそも、この国にはそういう風習は無いかも知れない。

「良いじゃろう。
 ギルドで仕事をしていればまた会うこともあろうな。
 ……ひとまず、礼だけは言っておくのじゃ、セインよ。」
今夜はセインに取って貰った一室に泊まる事に。

明日は、紹介状を手に冒険者ギルドへと行くつもりだ。
まずはこの街で満足に暮らしていく基盤を手に入れなければ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアエロリットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にテアンさんが現れました。
テアン > とことこと歩く割と小柄な人影。150cm程度。
さて、そんな少年が何をしているのかというと夜の散歩である。
とは言えもう夜も深まり、それなりに照らされているが周囲は店の明りのみ。
歳若い少年であれば家に引っ込み明日の支度をする頃だろう。

…普通ならば。

ふと散歩がしたいな、と考えて家を出かけた少年。
しかし、その実内面の声に導かれるようにして無意識に外出していた。
通った後にはうっすらと残る上質な精の匂い。
人でないものならばすぐに嗅ぎつけてしまうかもしれない。
意識せず、餌になりに外出した少年の運命やいかに…?という所である。

テアン > ふん、ふん、と鼻歌混じりに歩いて行く少年。
さて、今夜はどうなったことやら…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からテアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミストさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミストさんが現れました。
ミスト > 賑わう酒場通りを珍しく仕事ではなくプライベートで歩く。
とくに目的があったという訳ではないが少し散歩でもしようと歩いている間にたどり着く。

「この辺りは賑やかだよね、よく考えるとさ」

昼間だろうが日が暮れようが賑やかな通り。
朝は流石にそうではないが実の所あまり来た事はない。
お酒は飲めないので用がる訳ではなく…通り過ぎるつもりで人を避けるように歩く。

ミスト > そうしてそのまま酒場通りを通り過ぎ宿へと戻っていく…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミストさんが去りました。