2020/01/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にトワさんが現れました。
トワ > 夕暮れも近づいた王都の一角
辺りの住宅からは夕餉の支度をする匂いが漂ってくるころ。
表通りに軒を連ねる商店も、そろそろ店仕舞いに向けて忙しくなくなってくる頃合い。
朝とは違うそんな喧騒の中に、少し浮いた雰囲気の少女が歩いていた。

片づけを始めた店先をきょろきょろと覗き込み、けれども目当てのものがなかったのか、すぐに他の店へと移動する。
何かを探しているらしいことは、少女の様子を見れば明らかなのだけれど、店主に話しかけるわけでもないから、
少女が何を探しているのかまでは杳として知れず。
店の方も、ただの冷やかしかと、ちらりと一瞥するだけで。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「―――わかるっ! 分かるでぇ、お嬢ちゃん。実際中々見つからへんよねぇ、自分にぴたっと合うやつて」

そんな少女の真後ろ、驚くほど近い距離から唐突に発せられたのは、ちょっぴりハスキーな、しかして若い女性の物とはっきりと分かる声音によるしみじみとした呟きであった。
少女がそちらに振り返ったならば、ストライプ柄のスーツをびしっと着こなし、それでいてメリハリの付きすぎたボディラインが妙な色香を垂れ流しにする長駆の猫娘の姿を捉える事が出来るだろう。
艶やかな黒髪のショートボブと、その頭頂からぴょこんと突き出た獣耳、スーツから露出する褐色肌が野生的で行動的な印象の、しかし、切れ長の金眼を飾る銀縁の眼鏡が理知的な気配も匂わせる美女。

そして、繊手の中指をそっと鼻筋に沿わせる様にしながらオーバルフレームを持ち上げた美女は、黙っていれば怜悧ささえ漂わせるだろう美貌の中でそこだけが強い愛嬌を感じさせる大口をにまっと笑ませて彼女に告げる。

「そんなお嬢ちゃんにぴったりなんを、たまたまウチは持っとるんよ! どや、ちぃと見てみん?」

ぴこぴこっと頭頂でうごめく猫耳といやらしい曲線を描く腰の後ろでくねくねする猫尾が、どうしようもなく悪い予感を抱かせる美女の申し出。

トワ > 数件目を見て回り、そろそろ通りの端にまで差し掛かろうかという辺りで。
突如、声を掛けられる。それもいつの間に近寄ってきたのか、自分のすぐ傍で。

「ふゃぁ!?」

マイペースに店先を覗いていた少女も、さすがに驚いてしまったのか。
何処か気の抜けたへんてこな悲鳴を上げて、慌てて距離を取る。
ぱちぱちとそのセピア色の瞳を瞬かせて、声の主の方を見てみれば。
この界隈ではあまり見かけないスーツをきちっと着こなした女性が佇んでいた。
パッと見には理知的な、けれどもその表情は悪戯好きそうな。
そしてその身体つきは、男性の目を引いて已まない。
何ともよく分からない相手だった。

「……………」

あからさまに胡散臭そうなセリフを口にした女性をじっと観察してみる。
これが小太りの中年男性だったならば、即自警団へ通報モノ。
それだけ美人というのは役得なのだろう、とどこかずれた感想を抱きながら、首を僅かに傾ける。

「……どんなものをお持ちなんでしょうか?」

素直に信じたわけではないけれど。
それでもこれだけ探してないのだから、訊いてみても良いかもしれない。
そう考える程度には、少女も歩き疲れていて。

キルシュナ > この世には、運命の分かれ道というものが厳然として存在する。
この日の彼女の正解は、悲鳴の一つでも上げて胡散臭い猫から一目散に逃げ出す事であったのだろう。それをついつい、いい加減歩き疲れたとかいう理由で不意にしてしまったことを、後々彼女も後悔するのかも知れない。
ともあれ、少しばかりの疑念を愛らしい双眸に覗かせつつも、それでも好印象な反応を見せる彼女に、スーツの猫はぴここっと獣耳をピクつかせ

「ウチの卓越した目利きが見極めた、お嬢ちゃんにぴったりな商品言うのはぁ―――――どぅるるるるるるるる……でんっ! これやっ!」

勿体つけた口ぶりが、自ら発した奇妙な効果音と共に大胆にボタンを外して襟を開けさせた胸元、たわわに実った肉鞠の深い谷間に差し込んだ手に持ち取り出したのは―――――それはもう立派なおちんぽであった。
子供の拳くらいはあろうかという一対の陰嚢を底として、少女の腕くらいはあるだろう海綿体のうねりも力強い肉幹を雄々しく反り返らせ、どす黒く淫水焼けした亀頭部などは凶器めいて大きく傘を広げたとんでもないディルドである。
たまにバナナなんかでびっくりするくらい大きいやつを見て、「うわっ、なにこれしゅごい…!」とか思う事があるかも知れないけれど、少女の幼気な黒瞳の真ん前にででーんっと突き出されたそれもまさにそうした力強さに満ち満ちていた。
まぁ、やってることはコートをガバっと開けて全裸を見せつける変態行為と同等の、この瞬間にも悲鳴をあげられひっぱたかれたとておかしくないセクハラに過ぎないのだけれども。

―――が、もしも少女が思わせぶりな美女の伊達メガネの奥で妖しく煌めく双眸をちらとでも見てしまっていたなら話は異なる。その一瞬で少女に施した催眠術は『これこそが彼女が探していた逸品である』という、流石に事実とは大きくかけ離れているだろう錯覚を与える物。

トワ > 不用意に近づいてくる見ず知らずの相手。
警戒するに余りある態度に、距離だけはしっかりと確保する。
先ほどのように気配を感じさせずに距離を詰められたらどうしようもないけれど、
目の前に対峙している限りは、不穏な動きがあれば魔法で対処も出来るだろう。
けれども、そんな少女の警戒も、女性の取り出したそれに明後日の方向にぶっ飛んでしまう。

「……………残念ですけれど――――」

取り出されたそれが、どういうものなのかということは知っている。
ただ、それがどうしてそんなところに収まっていたのかという疑問だけは、きっと永遠に解けないだろう。
実に冷ややかな瞳で、ため息をひとつ吐き。時間の無駄でした、とばかりに踵を返そうとして。
その刹那に、相手の瞳を見てしまう。

「……あれ? 私が探してたのって……それ、だった…ような……?」

軽い眩暈のような感覚を覚えたのは一瞬。
ノイズのような雑音が耳の奥で聞こえた気がしたけれど、多分気のせい。
こめかみを抑えて、眩暈を振り払うと、怪しさ満点の女性にぺこりと頭を下げる。

「えーっと……よく分からないですけど、それを探してた…みたい、です。
 お譲りしていただいても、構いませんか?」

よく分からない違和感がものすごい。
それでも、たぶんあれがようやく見つけたモノなら、手に入れないと歩き回った苦労が水の泡になる。
困惑した表情を一瞬だけ浮かべてから、先ほどよりは警戒の解けた口調で話しかけ。

キルシュナ > 「―――――むほっ♥」

その時猫が浮かべた顔は、『こんなトコで本当になんか釣れるんやろかぁ?』と適当に垂らしていた釣り糸に予想外の大物がヒットした時みたいな表情であった。が、即座にデキる秘書っぽい真面目な顔へと戻った猫は

「せやろせやろ! お嬢ちゃん、そーゆー顔しとったもん!」

こんなデカちんぽを欲しがる顔ってどんな顔だよ!と思いつつも、ぺらぺらとよく回る口は相変わらず適当な事をまくし立てる。そして、飢えた獣の口元にどうぞ召し上がれと言わんばかりに近付いてくる彼女を前に

「せやかてこれだけの逸物や。子供のお小遣いで買うんはちぃと厳しいもんがあるやろ。買うだけかって、せやけど実際には使えへんかったーなんて悲劇はウチかて望んでへん。そんな訳でどないやろ。ここでとりあえずお試ししてみぃひん?♥」

んふふふふふぅ♥
なんて聞くだに不穏な笑い声と共に変態猫が提案したのは、やはり頭がどうかしているアイデアである。前だろうが後だろうが、こんなぶっとい物を―――いや、この際太かろうが細かろうがあまり関係はないが、大勢の人々が行ったり来たりしている夕刻の往来でディルドの使い心地を試すなんて全くもってどうかしている。
―――が、今回もまた変態猫の金眼チカチカ攻撃にて『わおっ、それは素敵なアイデアね!』とか幼気な少女は思ってしまうはずなのだ。そんなずっこい催眠術と無駄に強い変態猫の押しに流され続ければ、本当にとんでもない事させられるので『あ、それは嫌だなー』とか思ったならば、適当に理由を付けてなんか上手いことアレしてほしい。

「あぁ、安心してえぇよ。こう見えてもウチは顧客の悦ぶ顔見るんが好きでこーゆー商売しとるタイプやし、実際に使ぉて見て身体に合わへんかったいう時にはビタ一文受け取ったりはせん! せやからほれ、遠慮のぉ使てみ♪ ほれ、そこにちょーどえぇ台もあるし♥」

そういって変態猫が指し示したのは往来の端。店舗の間のデッドスペースを心地よく彩る街路樹の足元に設置された円柱石のスツール。少女がガニ股でそれを跨げば、なるほど確かに吸盤付きのディルドを丁度いい感じに咥え込む事が出来るだろう高さではある。

トワ > 「むぅ………」

そんなに顔に出ていただろうか。
ずっと探し回っていたのは確かだけれど、そんな風に見えていたと言われると、ちょっと釈然としないものを感じてしまう。
それはそれとして、せっかく見つけたからにはやはり入手しなければ意味はない。
とはいっても、お金を稼ぐ手段といえば、時折街でお手伝いをする程度の少女に、そんな大金があるはずもない。
遺跡のアレやコレを売って、どうにか資金を作ってはいるのだけれど、果たしてそれで足りるのかどうか。

「ふぇ……っ、こ、ここで……ですか?」

欲しかったものがすり替わっているとはいえ、目の前のそれが何かは認識しているわけで。
その使い方も当然のこと。
だったら、こんな往来で試すなんてことはあり得ないわけなのだけれど。

「え…でも、あの……これって、その……」

高い買い物だけに、相手の言っている道理は決して間違ってはいないはず。
それは認めるのだけれど、使い方を知っているだけに、戸惑っていると。
あれよあれよという間に店先の間に備え付けられた休憩スペースのような場所へと連れて来れられてしまう。
恥ずかしそうに人目を気にして、きょろきょろと落ち着かなさそうに辺りを窺うばかりで、さすがに「ノリノリでお試し!」とはいかないらしく。

キルシュナ > 猫娘の催淫は強力な物なれど、それでも視線を合わせた一瞬の時間で施された簡易的な術式に過ぎない。であれば当然効果も一過性の程々の物となるのはどうしようもなく、相手が本当に望まぬ行為であればキルシュナの意とは違った解釈をしたり、場合によってははっきり拒絶されるなんて事もある。
その点、彼女の反応は変態猫にとって大層好ましく思える物であった。
愛らしい外見に見合う羞恥心たっぷりの困惑。それでいて、変態猫のむちゃくちゃな申し出を受け入れなければいけないとでも思っているかのその反応。
もしも今、キルシュナがふたなりペニスを生やしていたなら、思わずびくびくっとその長胴をうち震わせて、先走りを溢れさせていただろう事は疑い無い。

「んふふふふふふ♥ ええからええから、そない遠慮せんと。なぁ、おっちゃん、ここて今からウチらが使ぉても問題あれへん場所やろぉ?」

落ち着き無く周囲を気にする少女の華奢な肩を馴れ馴れしく抱き寄せて囁く美貌が、傍らの店先からこちらを見ていたオヤジに悠然と声を掛ける。金眼をちかちかさせつつの問いかけに店主と思しきその中年は
『おう、構やしねぇぜ。嬢ちゃんも高ぇ買い物しようってんなら猫の姉さんが言う通り試しに使わせてもらった方がいいだろうぜ』
と、いかにも彼女の事を心配しているような言葉を返す。
そんな事を言いながらその眼が微妙に血走っているのは、常識改変を仕掛けられつつも雄の欲望などには一切手を加えられていないがため。自慰行為などしたことも無いと言われても納得してしまいそうな美少女が、店先のスツールに跨ってあられもないディルドオナニーに浸る姿など早々見られる物ではないのだから、興奮が滲むのは仕方があるまい。
同様に周辺の通行人にもささっとインスタントな常識改変を施して準備は完了。これで無粋な誰かが妙な正義感を発揮して衛兵を呼びに走るだとか、辛抱堪らなくなったモブがどさくさ紛れでエロ行為に参加しようとするだとか、そういった邪魔が入る事はなくなった。

「ほれ、なんならウチが手伝ったろか? 大丈夫やで、ウチ、こういうん慣れとるし♥」

ベージュの唇が耳朶に触れるほどの距離で囁いて、むぎゅりと彼女の二の腕に押し付けた豊乳から柑橘の体臭をふわりと香らせ繊手を伸ばす。
その手指はそっと彼女の腹部に触れて、なんとも淫猥な手付きでするりするりと下降していく。その指先が目指すのが少女の最も大事な部分、スカートに包み込まれた細脚の付け根だろう事は彼女にもはっきりと分かるだろう。

トワ > 戸惑い困惑する少女の背中を押すように、なんと店主までが女性に同意する。
あまりにあっさりと言われてしまうものだから、自分の方がおかしいのではないかと思ってしまう。

はたして、使って良いと言われたものの。
こんな往来のある場所で、どう使って良いのか。
少女自身、使い方を知っているだけで、使ったことがあるわけではない。
もじもじと石のスツールを見つめるばかりで。

「え……? や、慣れてる…って……んぅ……あっ……」

またも、気づけば密着するほどに近くで囁かれる。
否、実際に密着されてしまっていた。
柔らかな乳房を押し付けられて、そっと指先がお腹に触れてくる。
その指先がゆっくりと降りていくと、ぞわっとした甘い痺れが全身に広がっていき。
さすがに先ほどからずっとそれの使い方ばかりを考え続けていたせいで、
身体はすっかり刺激に敏感になってしまっており。ほんのちょっとの刺激でも過敏に反応してしまう。

キルシュナ > 上品に覆い隠された脚線の付け根、乙女の秘園へと到達した手指が肉溝にぴとりと中指の腹を沿わせ、スカートに皺を刻みながらすりすりと彼女の秘裂を撫で上げる。
『慣れている』という先の言葉が間違いなく真実であると分かるその手付きは、同性ならではの手管というよりも、同性相手のエロ行為に普段から沈溺しているレズ娘の手慣れた愛撫。
ぞぞぞぞっと背筋を這い上がる背徳の魔悦は、少女の意思などお構いなしに雌蜜を溢れさせ、ぴっちりと閉じ合わさっているだろう花弁を綻ばせ、種付けの可能な状態まで未成熟な肢体を火照らせていくはず――――だったのだが、不意にひょいっとその手は彼女の下腹から撤退していった。
同様に豊満な乳肉もむにぅんっと淫猥に押し付けていた体躯もすっと身を離し、淫熱を灯した褐色肌の体温を遠ざける。
そして、突然の変化に困惑しているだろう少女に向けて申し訳無さそうな苦笑を浮かべた猫娘は、頭頂部の猫耳をへにょんとさせつつ

「ん~……、あかんっ、こらあかんわ。ウチ、ついついやりたい事先走ってあれこれシてまう事が多いんやけど、お嬢ちゃんにはこのプレイは色々厳し過ぎたみたいやねぇ。ウチがこういうプレイも好きなもんやから、ついつい他の子も好きに違いあれへんとか考えてまう言うんは良くない癖や」

言いながら繊手の一方で鷲掴みにしていた疑根を再び奇術の如くするするっと豊乳の谷間に戻し、ひらりと翻ったその手指の先にて

「―――ほいっ」

とんっと少女の額を軽く突いた。
途端、少女の意識を混濁させていた淫術の認識改変が解け、自分が本当に探していたものはキルシュナの手にしていた様な物では無かった事を思い出させる。そして妙な術を掛けていた事への当然の反撃を避ける様に更にととんっと距離をとった変態猫は

「にゃはははははっ、悪かったねぇお嬢ちゃん。今日の悪戯はこのくらいにしとくわ。また機会があったら、そん時はもう少しソフトなトコから遊ぼな♥ したらなっ!」

先程までの若干申し訳無さそうな殊勝さが嘘の様に、悪びれもしない笑い声を響かせながらシュタッと持ち上げた手をぴっと振って別れの挨拶とすると、あっという間に人混みの中に姿を消した。
後に残されるのは迷惑猫の嵐の様な悪戯に巻き込まれたいたいけな少女と、その少女の淫靡な痴態に期待して血走った視線を向けていた衆目ばかり。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキルシュナさんが去りました。
トワ > 甘い、甘い毒のような快感に、流されそう…というか、流されかけていると、それが不意に止まってしまう。
疼く身体を持て余していると、またも眩暈を覚えて、瞳を瞬かせる。

「~~~~っ!?」

今の状況を正しく認識すれば、茹蛸のように真っ赤になる。
どちらかと言えば大人しい少女であっても、さすがにこの状況は看過できない。
手に魔導書を呼び出すと、涙混じりの瞳できっと相手を睨み付け。

けれども、その魔法が放たれるよりも先に、相手は人ごみの中へと消えてしまう。
あとに残されたのは、下着が恥ずかしいことになってしまった少女と、こちらの方をチラチラと見遣る野次馬ばかり。
振り上げた拳を下す先さえ失ってしまうと、八つ当たり気味に石のスツールに魔法を叩き込み。
周囲の野次馬に近づいたら、同じに目に遭わせると無言の威嚇を放ったうえで、脱兎のごとくその場を後にするのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からトワさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシチューさんが現れました。
シチュー > 王都の平和な昼下がり、平民区の露天市へと続く道。
野良猫が欠伸する軒先の下を長い尻尾を揺らしながら呑気な鼻歌うたうミレー族が通っていく。

「今日もご主人様に美味しいご飯作るんだー!
どんなメニューにしようかなー」

まもなく見えてきた色とりどりの幕屋。木台に野菜や果物が山と積まれ、一抱えほどの肉がぶら下げられ、設えた水槽に泳ぐ魚。焼き立てのパン、香辛料や豆の入った大小の壺。

それらの迷路を歩きながら、買い物かごのバスケット揺らし。指先を頬に当てて熟考顔で献立を練る。
悩みながらも、露天市の人の集まりを狙った大道芸人たちが往来の真ん中でパントマイムやナイフ投げで人寄せをしている。そちらにもやっぱり気をとられたりで、ふらふら歩くミレー族は注意散漫で時々人にもぶつかりかける有様。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアシュトンさんが現れました。
シチュー > くんくん、と何か良い香りに気づくと目元を緩め。
火元に向かう夏の虫のように歩いていく――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシチューさんが去りました。
アシュトン > (広間の露店市付近となれば、人通りもそれなりのモノだろう。
その合間を縫うようにして、歩く男が一人。時に周囲へ視線を巡らせてはいるものの、紙一重の距離で他の誰かとぶつかるのは避けているらしい。
ぱっと見た所、周りの人々と同じくに、並べられている商品を見歩いている、様でもあるのだが)

「…………おっかしいな?」

(見失ってしまった模様。
その後も暫くと、うろうろと探していたようで、あったのだが……)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアシュトンさんが去りました。