2019/11/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
エレイ > 大通りの中でも、食品の屋台が多く立ち並ぶ一角。
その中の一つに、シェンヤン産の麺料理を提供する立ち食いの屋台がある。
そこに客として訪れている金髪の男は、湯気の立ち上る丼からズルズルーッと音を立てて美味そうに麺を盛大に啜り上げていた。

「うむ、美味しッ。今日も見事な仕事だと感心するがどこもおかしくはないなオヤジよぅ。──というわけでおかわりだ」

などと、店主の中年に気安く言いつつ。スープをずびび、と飲み干すと、おかわりを所望する。
店主は複雑気な笑みを浮かべながらも男の注文に答えて次を用意し始める。
それを満足気に眺めつつ、男は丼を、すでに複数積み上がっている丼の上にからん、と音を立てて更にもう一つ重ねた。

エレイ > 程なく差し出された一杯も味わって残さず平らげれば、ハフ、と満足げな吐息をこぼし。

「謙虚だからおかわりは9杯でいい。んじゃーごちそうさんッ。また来るぜぃ」

そんなセリフと代金を置いて、男は軽い足取りで屋台を後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。