2019/08/20 のログ
■エレイ > 未だ止みそうもない雨に烟る景色の中へ、やがて遠ざかる男の姿も紛れ、そして消えてゆく──
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にファイネアさんが現れました。
■ファイネア > 「んん~……。」
女が見ているのはストリートにある掲示板。
夜だというのに掲示板の周囲はそれなりに照らされている。
見てもらえなければ意味がないというので、わからないでもない。
何か面白いニュースもしくはよさげな依頼でもないかしら、と思っているのだが…。
さしてそんな旨い話も転がっていないようである。
ものの数分で興味を失くし、ふん、と鼻を鳴らしながら掲示板に背を向けた。
今日は軽装。防具も身に着けていないし、短槍も宿に置いてきた。
一応ローブの下には曲刀が一本下げられている。
それでもゴロツキ程度ならどうにでもなる。
さて、じゃあ宿に帰ろうかな…と思いながら周囲を見る。
酒場などは今が最も忙しい時間だろう。何だったらどこかで一杯ひっかけていくのも悪くないなー、と考えながら歩き始めた。
興味を惹く人もしくは店などがあればいいのだが…。
■ファイネア > こつ、こつ、と足音を鳴らしながら石畳を歩いて行く。
興味を引く対象は見つからない。
ふと、すん、と鼻を鳴らす。近くの酒場から漂ういい香り。
肉の焦げる匂いだろうか。
じゃあ、今日はそこにしようかしら…そんな風に思いながら酒場のドアをくぐっていった…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からファイネアさんが去りました。