2019/06/28 のログ
■キルシュナ > よもや"体液"の注文から『吸血鬼なのかも…?』なんて疑いを持たれているとは思いもしない変態猫。そういった意味では、彼女はキルシュナの予想を超えていた。
「にゃはははっ、体液言われて何を想像したんか聞きたいトコやけど、まぁ今夜はまともなカクテル注文するだけにしとくわ」
改めて先の注文を笑い話として流しつつ、しかしてこの変態猫、何一つとして諦めてはいなかった。まともなカクテルを注文するつもりなど皆無である。
チカチカッと光らせた金の魔眼がきっちりと彼女の赤瞳の奥の理性を濁らせたのを確認した黒猫は、小さくともプロとしての対応を貫くバーテン少女に改めて大口の笑顔を向けて言う。
「ふふっ、したらとりあえず、酒精の弱い酒と潰れやすいぶどうとか桃みたいな果物を用意して、ここに座ったってくれるぅ?」
言いながらぱむぱむっと叩くのはカウンターの天板上。
それだけでも十分に型破りな注文なのに
「あ、下着脱いで両足ぱかーっと開いたおまんこ丸出しのM字開脚でよろしくな❤」
何かのついでみたいに付け足されたセリフは先程の注文と大差ない、むしろはっきりと淫語を口にしている分余計に質の悪い要求であった。先の発言と合わせれば、ひっぱたかれて店から蹴り出されても文句は言えまい。先程までの彼女なら平手を見舞うかどうかは別としても間違いなく断る事だろう。
しかし、キルシュナの魔眼に侵された彼女は『ちょっと変わった注文だなぁ』程度の感想しか抱かぬはず。少し面倒ではあるけれど今は他のお客さんもいないし、まぁ相手してもいいかな…なんて考えてしまう常識改変。
ただし、先程のジャブで強い警戒心を抱かせてしまっただろうし、それを考えるなら魔眼の影響を受けていてもこの注文を断る可能性はある。
その時はもう撤退するしかない。
なんとなく彼女の反応を見てみたかったなんて思いつきで、ムードも流れも無視した初撃を仕掛けてしまった失敗を悔やみつつ、猫尾をへにょんと垂らして店を出る事となるだろう。
■ミユ > ミユはほっと胸を撫で下ろし…
「あはは…次言ったら…袋叩きにして…簀巻きにして叩き出しますね?」
あくまで笑顔で一緒に笑うも…さらっと、こんな事を言ってしまったり…
「ほむ? あ、はい、お作りしますね…?」
お客様の妙な注文、こういうのを聞いたことがないので…少し首を捻るも…
(変な注文だけど、材料はあるし…いいか…)
と、あまり疑問に思わず注文に承諾する。
普段のミユであれば、帰ってください。とお願いするレベルの注文ではあるが…
力の支配下にいるミユは、大したことではない。と思ってしまったようで…
ミユはキッチンに入ると、保管樽から、ひと房の葡萄を取り出し…カウンターに戻ってくる…
この店では酒精の低いお酒はなかなか出ないので棚の上の方においてあったりして…
「お酒は直ぐに用意しますから、少し待ってくださいね…」
と伝え、カウンター奥からハシゴを取り出す…
そして、棚の中央にハシゴを掛けて登っていくミユ…
見上げれば下着をつけていない臀部がくねくねしてるのが見えるかもしれないし、
凝視すれば、きれいな割れ目がちらちら見えるかもしれないが…
上に上がると林檎酒を探すミユ…酒精より甘味があって飲みやすいが、保管が聞きにくいので
少々お高めのお酒。といった所。
「あ、ありました。ありました。」
と、手を伸ばすと、そのボトルを棚から取り出し…ハシゴを降りてくる…
降りてくるときは、スカートがふわっと浮いて尻尾の付け根までみえるくらいの扇情っぷりだが、
相手が女性のお客様だから、あまり気にしても仕方ない感じで何も無かったかの様に降りてくる。
そして、グラスに注がれる林檎酒…淡い桃色をしたそれを差し出すと…
「では、失礼して…」
靴を脱いで…カウンターに上がり…そのままM字開脚をする様な感じでお客様の目の前に…
ミユはなんだか不思議な違和感を感じながらも、そのままに
「これで宜しいですか?」
と、和やかに応えた…
■キルシュナ > 「――――え゛、まぢで!? そ、それは怖いなぁ……」
よもやこれほど物騒な言葉が愛らしい少女の可憐な唇から飛び出すとは思っていなかった。しかし、この時間のバーを一人で任されているのだから、ある程度の荒事対応も必要なのだろう。
この後の言動に対して手痛い反撃が返ってくる可能性の浮上に、褐色の頬を一筋の汗が伝った。それでもそうした試みを諦めようとしないのが変態猫の変態猫たる所以なのだが。
「わお❤ お嬢ちゃん、ええノリしとるねぇ❤」
そしてそれなりに緊張しつつ放った型破りな注文に、少女が眉をしかめるでも無く応じたのを見た変態猫は、内心で「いやっほぉぉおぉぉうううっ!」と歓喜の雄叫びを上げつつも、表向きは上機嫌といった程度の控えめな反応を返す。
無論、重たげに立てかけたハシゴを登る華奢な脚線と、スカート裾から覗くお尻はガン見である。小柄な割にぷりんっと肉付きのいいお尻に下着らしき色彩が一欠片も見られない事に「んんっ!?」なんて困惑の声音が漏れた。
降りてくる際にはもうはっきりと履いてないことが分かってしまい、思わず「パンツ履いてへんやんかっ!!」とツッコミを入れてしまいそうになって慌てて口を塞いだ。ギリギリのタイミングであった。
「――――パンツ履いてへんやんかっ!!」
が、そんな少女が楚々とした風情でカウンターに登って意外にむちむちした下肢を開いた所で結局思いっきりツッコミを入れてしまった。
「なんやねん、この店ではバーテンはパンツ禁止かっ! そういう店か! ノーパンバーかっ! この淫乱にゃんこめっ!」
カウンター席を蹴倒さんばかりの勢いで立ち上がり、それはもう激しくツッコむ。「ふーっ! ふーっ!」と呼気を荒げる程のツッコミを入れた変態猫は、とりあえず無言で倒してしまった椅子を戻してその上に改めて腰を下ろし
「――――ええ店やなっ!」
ぐっと突き上げた親指と共に少女にいい笑顔を向けた。
そうして改めて上体をカウンターに寄せる。天板の端に押し付けた豊乳をふにゅんと歪ませ、真面目な顔をしていれば怜悧ささえ漂う褐色の美貌を少女の恥部に寄せる。
変わったカクテルを作るために必要な行為。精々が手とり足取りカクテル作りを指導されているくらいの感覚。
しかし、少女が感じる羞恥心については何ら改変を行ってはいない。
それほどおかしな事をしているわけでもないのに、しかし、自らの秘めるべき場所を初対面の名も知れぬ同性の眼前に晒す羞恥心は通常通り少女の心を苛むという奇妙な状況は、なんとも落ち着かぬ心地心地を彼女に与える事となるだろう。
それを更に煽るべくスッと形良く整った鼻筋の先を幼い肉溝に沿わせる様に動かしながら、ゆっくり深く息を吸い込む。空気の流れがひやりとしたくすぐったさを生じさせる程の至近距離である。当然、少女の醸す生々しい恥臭が変態猫の肺腑を満たす事となるし、そんな匂いを嗅がれる少女の羞恥も常識改変の影響を受けてはいない。
■ミユ > 「ふふっ…これくらいのサービスでしたら…」
クスクス笑って答えるミユ…でもなんだか内心は恥ずかしい様な気がした…
登った所で盛大な声での突っ込みに…
「これは~ご主人様のご命令なので…仕方がないのですよ~」
と躰をモジモジさせると、お尻もそれに合わせてクニクニ動く。これは普段のミユの作戦。
勿論、下着なしは変態ご主人様の命令ではあるが…
「あはは…結果的にいえば、ノーパンバーになっちゃいますよね?」
てへへと笑いながら、ほんとは恥ずかしいので、頬を赤らめちゃって…
(あれ?なんでこんなに恥ずかしいのかな?)
ミユの羞恥心は通常の感覚にて刺激され、ミユは無自覚な羞恥心の震えに戸惑いを覚えるも、
特にちょっとしたサービス程度で始めたこれは、まあ、常連さんなら良くあるサービス程度にしか
頭にない。しかし違和感はそこにあったようで…。
「んっ…」
ミユからはスカートでよく見えないが…なにやら肌が秘裂を沿って動いていくような感触…
そして長い周期で秘裂に吹きかかる暖かい風と冷たい風…スカートの向こうにお客様が見えない
所からして、ミユは想像し、あらかたその想像が当たってると感じると、ミユは少し快感を覚え、
両手をやや後ろに着いて…軽く腰を浮かせてしまう…ミユは自らお尻の穴まで晒している事すら
気付かずに、今ミユを騒ぎ立てる羞恥心に耳まで真っ赤にしながらも耐えていた…
■キルシュナ > 少女の言う"これくらいのサービス"というのが、先程の体液を飲ませてほしいという注文と大差の無い代物だったと気付いた時、彼女がどの様な顔を見せる事になるのか。それを想像したキルシュナのニヤニヤ笑いは、ますます邪な物となる。
「中々商売っちゅうもんを分かっとるご主人様やなっ! 後でそのご主人様と普段どないな事しとるかも詳しく聞かせるよーにっ!」
改変された常識と、正常なままの羞恥心に困惑する様子と愛らしく染めた頬にブルルッと黒の猫尾を震わせつつ、こちらの無茶な注文に応えて曝け出された恥部をがっつりと視姦する。
元々被虐の気質が強いのか、もしくは少女の言うご主人様の調教によるものなのか、秘所どころかその下の不浄の窄まりさえ見せつける様に腰を浮かせた少女のそこに寄せた鼻先が芳しい香りを深く吸い込み
「んふぁぁあぁぁ~~…っ、なんともたまらん匂いやねぇ❤ これはええカクテル出来る思うよぉ❤ あ、せや、お嬢ちゃんのお名前教えたってくれる? ウチの名前はキルシュナや」
豊かに張り詰めた胸いっぱいに少女の甘酸っぱさを吸い込んだ変態猫は、少女の名を問いつつ用意されたぶどうを6粒まとめて自らの口腔に放り込む。そうしてしばらくもにゅもにゅと膨らませた頬を蠢かせた後、果物の乗せられた皿の端に皮と種だけを器用に吐き出し、ちろりと悪戯っぽい光を湛えた金瞳で少女を見上げた。
そしてM字に持ち上げた太腿の下から回した両手でと彼女の尻肉を鷲掴みにしつつ顔を寄せ、ベージュの唇をむちゅぅうっと剥き出しの秘所に密着させると――――ぷりゅんっ、ぷりゅんっ、ぷりゅりゅんっと皮と種を除かれた葡萄の果肉を膣内に潜り込ませていく。ついでにサービスとばかりに蠢かせる舌先がにゅろにゅろと幼溝を舐め回し、卑猥な性感で少女の背筋を蕩けさせる。
口腔に含んだ6粒の果肉全てを彼女の胎内に送り込んだ後は、触手の如く蠢く舌もその膣内に潜らせて、グチグチニュロニュロと卑猥な水音を響かせながら唾液と果汁と少女の体液を長舌のマドラーで撹拌していく。
■ミユ > 後でご主人様との性交について聞かれる事となるミユだが、それに対してもそういう話は良くある事
程度にしか感じず…頷いて答えるしか道はなかったか…
羞恥と被虐にまみれるのが一番性感を煽られるミユにとっては、通常の意識下でもこういう行為への
敷居は低い。それに加えて常識が改変されてれば、こういう反応になるのは至極当然な結果といえようか。
「はぅ…わたしは…ミユっていいます…」
羞恥心、被虐心を煽られた躰は性感を伴わずとも火照り始め…ミユは自分の芯が燃え上がるのを感じるも、
なぜ、このような状況下で羞恥心や被虐心が燃え上がるのか、全く理解できてないでいた。
ただ、躰が熱く燃えてくる感覚、そして、下半身が雄を求め始めるのがよく解る…
早くも解れはじめた膣口がヒクヒクと痙攣するたびに濡れ始める…
「んはうぅ…」
キルシュナ様が見上げると、ミユは顔を真っ赤にして息を荒げてきてるのが見えるだろうか…
ミユの浮いた腰は、刺激を受けるたびにブルっと震え…背筋に快感を覚える…
「ふうっ…ふうっ…はんっ!」
キルシュナ様の舌の刺激も受けて…膣内に六個の葡萄を挿入されはじめると…それが何かを確認するように締め上げる…その締めつけにより葡萄は中で押しつぶされて愛蜜と一緒に果汁を溢れさせるだろう…膣内に舌を挿入されれば…さらに嬌声は強くなり…舌を締め上げる膣内が蠢く様も感じ取れるであろう…
溢れ出した大量の愛液は舌に熱くからみつくだろうか…
「なんで…こんなに…っ…」
荒げきった呼吸、そして、性交にも似た、強い快感…それ程のサービスをしてる訳ではないと
感じているミユは、この行動の結果が予想とはるかに違う状況に戸惑いを隠せなくなっていた…
「ふうっ!ふうぅ!」
それほどサービスしている訳では無いのに、こんなに感じていれば本当の意味で痴女であり、
そんな自分が更に恥ずかしく感じ、それがミユの羞恥心をさらに煽る…
喘ぎ声を殺すように、下唇を噛むも、激しい息遣いの合間に嬌声が漏れる…
羞恥と被虐…そして与えられる快感に、ミユはどんどん絶頂への階段をのぼってゆく。
■キルシュナ > 「んふふっ、ミユちゃんかぁ。庇護欲がかき立てられる可愛らし名前やねぇ❤」
などと口にする変態猫の心内でかき立てられているのは、嗜虐の欲望。
原因不明の羞恥に反応してヒクつく陰唇が、初々しい花弁に朝露めいた甘露を伝わせ始める様に強い興奮を覚えてしまう。
興奮の鼻息が吹き掛かるほどの至近距離から生殖のための狭孔と排泄のための窄まりを視姦する変態猫は、当然の如く金色の上目遣いを向けて興奮の昂ぶりに染まっていく少女の顔も観察していた。それがますます少女の羞恥を煽り、被虐の淫熱を高めるのだと分かっていての所業。
「にふふふっ、どないしたんかなぁミユちゃん、そないやらしい声上げてぇ❤ ウチ、ただカクテルの作り方教えとるだけやんかぁ?❤」
少女の雌洞に長舌を潜り込ませたまま器用に言葉を操り問いかける。
その際に蠢く舌先は彼女の子宮口をチロチロと舐めあげ、のたくる舌腹はGスポットを圧迫する。味蕾のざらつきと、押しつぶされる果肉の感触の違いが、異物の挿入を強く少女に感じさせる事だろう。
そうして少女の秘裂を唾液と果汁と愛液で溢れさせた後に引きずり出した長舌は、弄ばれた膣口の直上で震える尿道口と花弁の上端で尖る肉芽をれるぅんっと舐め上げてから顔を離した。
後一押しで少女が絶頂するだろうギリギリのタイミングでのクンニリングスの中断は、なんとも言えぬ切なさを彼女に与えるはず。
「んふふっ、したら次は酒注がなあかんから、もちょい上体倒しておまんここっちに寄せたってくれるぅ?❤」
ベージュの唇を卑猥に光らせる粘液を艶かしい舌なめずりで舐め取ったキルシュナは、グラスに注がれた林檎酒をぐいっと一息に煽る。そして上品な甘さを持つ高価な林檎酒を嚥下するでもなく口に含んだまま、変態猫は少女の下肢をぐいっと引っ張ってからその小躯を折り畳んだ。M字に開いたままの両膝で、カウンターの天板を枕とした頭部を挟み込む窮屈な姿勢は、俗に言う"まんぐり返し"の羞恥姿勢。
そうして天井に向けられてカクテルを貯め込むのに適した角度となった少女の生殖孔に近づけた唇が、再び彼女の媚肉に密着した次の瞬間――――びゅぅぅぅぅうッと口腔に含んだアルコールを彼女の奥に浴びせかける。
その粘度こそ本物とは比べ物にならぬ程薄い物の、キルシュナの口腔で温められたそれは中出しの疑似体験を少女の子宮口に感じさせる事となろう。
■ミユ > 「んうっ…そんな…なまえっ…」
(名前まで…恥ずかしいっ!)
名前まで可愛らしいと言われればさらに羞恥心は燃え上がる…
さらに、秘裂や尻穴まで見られる視線を感じれば、ミユのその欲望はさらに広がる…
「は…はい…カクテル作ってる筈なのですが…」
ミユは耐えられなくなった羞恥心をさらに煽られて、次第に涙を零し始める…
傍からみれば、こんなのはカクテル作りでもなんでもないのではあるが、
ミユは常識だけを改変されているので、そのあたりが全くわかっていない‥
「んふうっ…はうぅ…」
キルシュナ様の膣内への刺激は、ミユの感じる場所を的確に捉えていて…もたらす快感は
絶頂へスピードをさらに加速させてゆく…
「はう…イっちゃいそう…なんでっ…はうっ」
少し震えていただけの腰がどんどんその震えを増して…絶頂に近づいていることを告げるか…
ミユはもう果てる事を感じながら…カクテル作りでイくなんて想像すらつかず…
…と、その瞬間に愛撫が止まる…
「え…?」
ブルッブルッと震える躰、ミユの躰は更なる快感を求め、腰をくねらせてゆくが…
「は…はいっ…」
ミユはカクテル作りには欠かせないものだという認識はまだ戻らない…
そのままに、ミユはカウンターに背中を預けると…持ち上げられる下半身…
「ふあ…ふああっ…」
両手を口に当てて…大量の涙を流すミユ…
絶頂を求む躰と拒む心…そんな複雑な状況のミユは…次の瞬間…膣口への濃厚な口付け…
そして、強い射精感…今までに経験した中で、どの様な雄でもここまで強い射精は無かった。
「イっ…イっちゃう…っ!」
絶頂に達したミユは、腰をガクガク震わせ、背筋をしなやかに反らせて…
果汁と愛液と林檎酒が混ざったカクテルをキルシュナ様の口いっぱいに溢れさせながら、豪快に果てる。
「はううっ…はううっ…」
ミユはイキ顔をキルシュナ様に見られるのだろうか…
■キルシュナ > 改変された常識は、出会ったばかりの肉食猫に手を添えられつつカクテル作りを教わっているといった程度にしか現状を把握していないはず。しかし、実際の所は出会ったばかりの同性に至近距離から恥部を視姦され、その上卑猥に蠢く舌先で胎の奥まで舐め回されているという濃厚クンニの真っ最中。その羞恥心は改変されることなく少女のマゾ気質を刺激するのだからたまったものではないだろう。
あまりの羞恥に涙さえ浮かべる童顔を、舌奉仕を続ける美貌がねっとりと見上げて微笑んだ。ついには絶頂さえしようかというタイミングで、ギリギリ高みに至る事を許さぬ愛撫を最後にクンニリングスを中断させる。
物欲しそうに身悶える小躯を、唇に付着した淫蜜と共に味わいながら見下ろして、さらなる羞恥を強要し、唇からのアルコール射精の疑似快楽を注ぎ込む。
最後の一押しを与えらなかった雌肉が、可愛らしいイキ声と共に締め付け溢れさせる淫蜜のカクテル。
中途半端に潰されつつも、プリプリとした食感を残す葡萄の果肉と、唾液と愛液の混ざり込んだ林檎酒のなめらかな甘み。それらをしっかりと口腔内で堪能する変態猫のツマミは、盛大に捲り上がったスカートから覗く下肢のビクつきと、蕩けきった雌猫の淫らな表情。
「んふふふふっ、盛大にイッてもうたなぁ❤ ほれ、ミユちゃんにもエロカクテル飲ませたるから、しっかりおまんこ締め付けて中身出しぃや❤」
言いながら再び彼女の膣に口付けて、ずぢゅるるるるぅうっなんて淫音も高らかに胎内に残された残滓を啜り上げる。その際には右手で少女のクリトリスを弄び、左手で臀部から垂れた猫尾を激しく扱いて快楽の底上げをする。
そうして先程のカクテルよりも雌蜜の味わいを強めた粘液をたっぷりと口腔に含んだキルシュナは、窮屈に折り畳んだ少女の体躯を開放し、後頭に差し込んだ手でその小躯を軽く抱き起こして顔を寄せる。
カウンターの天板に蜜まみれのお尻を密着させて下肢を投げ出し、喘ぐ乳房に水着めいて露出の高い黒皮衣装に包まれた褐色の爆乳を押し付けて寄せる顔は、しかし、そのまま少女の唇を奪うことなくその直上で動きを止めた。
そして、少女を見下ろす金瞳が閉ざしたままの唇を薄笑みに歪めて言外に告げるのだ。『ここからカクテル垂れ流したるから、お口を大きぅ開いて受け止めや❤』と。
■ミユ > 「はあっ…はあっ…はいっ…」
ミユは言われるがままに、強く膣内を締め付ける…ニュルニュルとした果肉と共に残ったカクテルを
すいだされ…ミユの弱点である尻尾を強烈に扱かれる快感は、絶頂を更なる高みへと押し上げて…
「んふうっ!うあっ!んはあっ!!」
ミユは再びの絶頂を迎える…それは先ほどよりも強く…そして、ミユの躰に走る快感は、限界を超え
苦しみが支配し始める…眉間に皺を寄せながら、それに耐えるミユは、嗜虐心を持つ者としては最高
の愉しみとなろうか…
ミユは完全に脱力しきってる躰を持ち上げられると、自然と顎があがり、上を見上げる状況となる…
そして、目の前に迫るキルシュナ様の唇…しかし、キルシュナ様の唇は直上で止まる…
「…?」
まだ快感に震える躰…そしてだらしなく空けた唇…そして、キルシュナ様を見つめる瞳…
口にカクテルを含んだまま止まっているキルシュナ様がどうしようとしてるのか…
視線で理解したミユは…
「私にも、飲ませてください…」
と呟いて…目を閉じて…大きく口を開ける…
■キルシュナ > 尻尾扱きの喜悦に強く肉壁を締め付けた少女の胎内が、人肌よりも少しばかり熱を帯びた淫蜜のカクテルをキルシュナの口腔に流し込む。酒精も果肉も淫蜜ももろともに吸い上げて、続けざまの絶頂に苦しげな呼吸を繰り返す小躯を嗜虐心たっぷりの金瞳で視姦する。
そうして絶頂の波濤をやり過ごし、心地よい余韻に浸って弛緩する身体を姫君の目覚めを助ける王子様の如き所作で抱き上げて――――こちらの意図に気付いて可憐な唇を大きく開いた少女に対し、んふー❤と満足げな笑みを浮かべて口を開いた。
微かに広げられた唇間から流れ落ちる液体は、甘く上品な林檎酒の香りを残しつつも、恥ずかしい蜜のとろみとキルシュナの唾液の味わいを混ぜ込んだ卑猥なカクテル。
その流れに混ざって時折落ちる葡萄の果肉が、唇を重ねる事なく行われる口移しの淫猥さを更に強くかき立てる。
「んんんぅぅう~~……っ❤ ふふっ、どないやミユちゃん。自分のおまんこでぐちょぐちょにかき混ぜて作られた特性カクテルのお味は❤ 甘酸っぱくてにゅるにゅるしとって、いやらし味わいやろぉ?❤」
唇を重ねる事なく行われる、同性同士の背徳的な口移し。
それも、少女自身の愛液が混ざり込んだ卑猥な粘液。
■ミユ > ミユはお口をあけて、流し込まれるのを待つ… 満足げに唸るキルシュナ様…
そして、口の中に広がってゆく、濃厚で甘酸っぱくて…何とも形容しがたい味が広がってゆく…
最後まで受け取るとそのまま口を閉じ…細く空けた瞳でキルシュナ様を見上げながら、
舌で転がす様に味わい…そしてゆっくりと飲み干してゆく… そして、一言…
「キルシュナ様、とても、おいしいです…」
そして、ミユは口角を上げ、にっこりと笑って告げる…
「こういうプレイも面白いですよね…♪」
と。
■キルシュナ > 「にふふふふっ、そっかそっかぁ、おいしかったかぁ❤ それは教えた甲斐もあったっちゅうもんやねぇ❤ んふふふふっ、確かにこういうんも面白いよねぇ❤ いやぁ、ほんまよかった、ミユちゃんが顔に見合わへん好き者で!❤」
絶頂の余韻を残した気怠さの中、小さな唇に柔らかな笑みを浮かべて言う少女に、何故か大仰な同意を示す変態猫。少女を見下ろす金瞳が、そこでチカチカっと妖しげに瞬いたのは、このタイミングで改変していた少女の常識を元に戻したがためである。
「いやぁ、しかしお願いしてみるもんやねぇ❤ まさかこれほど快くおまんこカクテル飲ませてくれるとは、ウチ、思っとらんかったよぉ❤」
絶頂の余韻に浸っていた身体からゆっくりと熱が抜け落ちていき、色惚けていた思考も徐々に戻っていくタイミングで終了させる催淫術。
それは、カウンターの天板の上にぺたんとお尻を付けて四肢を投げ出し、変態装束の淫乱猫に抱きかかえられながらハァハァ言っている少女の脳裏に強烈な困惑と羞恥を湧き上がらせる事となるのではないだろうか。
事実だけを述べるなら、変態猫の突飛な注文をミユが快く受け入れて、言われるがままに秘所を晒してその体躯を好きなように弄ばせてしまったという事になるのだから。
何故そんな事をしてしまったのかと言われても、少女には『その時はそうするのが正しいと思ってしまったから』だとしか思えないのである。
後日、落ち着いてこの出来事を思い出したのなら、あからさまに不自然な思考の動きには精神操作系の魔術の関与があったのだと気付く事も出来るだろうが、未だに絶頂の余韻を引きずる今のミユがそこに思い至るかどうか。
「このカクテル、きっと人気出ると思うんよね。どないやろ、ミユまんこのエロカクテル言う名前で通常メニューに加えてみるっちゅうんは?❤ したらウチ、ちょくちょく飲みに来るんやけどなぁ❤」
ニヤニヤ笑いを浮かべたまま、さらなる言葉の追撃で少女の羞恥を煽り立てる変態猫は、淫術に気付いて彼女が怒るなら悪びれもせずに「にゃははははっ♪」なんてふざけた笑い声を残して店から逃げ去る事だろう。一杯のカクテルへの対価としては過剰に過ぎる一枚の金貨を残して。そして数日後には平気な顔して来店して「ミユちゃぁん、この前作ってもろたカクテル、もっかい飲みに来たんやけどぉ?❤」なんて言葉を投げるのである。
そして少女が開き直ってこの出来事を受け入れるというのなら、「おほっ❤ ミユちゃんってば話の分かる子やねぇ❤ おっしゃ、せやったらこの後、2階でもっと本格的にヤらしいコトしよか❤」なんて誘いを投げて閉店の手伝いをした後に、連れ込み宿で小柄な癖に肉付きの良い体躯をたっぷりと楽しむ事になるだろう―――。
■ミユ > ミユは常識改変の魔法を受けてはいたが、しっかりは掛かってなかったようだ。
しかし、ミユは「愉しむ為」このプレイをそのままに受け取っていた。
そして、常識改変の魔法の効果をそのままに受け取っていたので、理性の欠片はミユを冷静にしていた
非常識なプレイ内容をそのままに受け入れ…されるがままの自分を愉しんでいたのだ…
「ふふっ、キルシュナ様も凄い好き者ですね…それも明白に変態シチュ…愉しませていただきました」
ミユは常識改変などなくても、気分が乗ればこのプレイに付き合っていただろうし、常識改変の魔法を
解かれた後も、特に気にしている様子はない。このあたりはキルシュナ様にとって驚愕だっただろうけども。
ミユは精神操作がなくても、最初からキルシュナ様に魅了されていたのだから。
「ん~。これは裏メニューかなぁ…表メニューにしたら、どれだけの人に提供しなきゃならなくなるか…
これは、キルシュナ様専用の裏メニューということで…♪」
ミユは自分の行動にびっくりもしなければ怒りもしない…
ただ、キルシュナ様の頬にキスをして…
「次は二階でね?」
と呟くのであった… その後この二人が、夜を共にする話しは…また別のお話で…
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」からミユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクルトさんが現れました。
■クルト > 平民地区の夕暮れ時、屋台の並ぶちょっとした広場の一角にある串焼肉の店の前に足を運び、じ……と熱い視線を熱いお肉に向ける。
つい先ほどギルドの討伐依頼をこなして懐は暖かく、そして体を動かし腹を空かせていた。
今まさに肉欲は最高潮といったところである。
『兄ちゃん、どうすんだい?買わないなら他行ってくれないか?』
「30本欲しい」
『は?』
「肉、30本」
冷やかしと思い追い払おうとした屋台の親父にじゃらりとコインを渡し、呆気にとられる親父を横目にご機嫌そうにぱたりと髪の毛が尻尾のように揺れる。
数分後、こんもりと膨れ上がった紙袋を手に、乏しい表情に隠しようのない喜悦の笑みを浮かべ、近場のベンチに腰を下ろす。
■クルト > 肉、肉である。
体を動かした後にはやっぱり肉がいい、身体が求めているという感じがする。
昔の知り合いは酒だと言うが薬くさい飲み物がどう美味いのかクルトにはさっぱりわからなかった。
他の知り合いは小便がしたくなるぜぇ!とか言っていたがもっと判らなかった。
自分の身体に流れる狼の血がそうするのか狩りをした後の肉は食欲以外の何かを満たしてくれる感がある。
串を掴んでかぶりつけば少し筋っぽい固い肉が歯を押し返し、噛み締めれば濃いタレの味の後に少々獣くさい肉汁と脂ががっつりと口の中に広がる。
一度奮発して高い肉に手を出してみたが柔らかく脂の多い肉はどうにも合わなかった。
それに安い肉は数を食べられるのがいい、腹が膨れる以上の幸せがあるだろうか。
「……うん」
肉の消え去った串を握り締め満足げに頷くと次の串へ。
内心では大変ご満悦なのだが表情の変化に乏しいせいで傍から見れば無表情に次から次へと肉を食い串を積み上げていくちょっと目を引く光景だったりするかも知れない。
■クルト > 幼い頃に故郷を失い孤児となったが別に食うのに困った記憶はない。
なにせ身体が資本の仕事であり成長や体力をつけるためにむしろ食えないほど疲労困憊でも食えと言われるほどであった。
だがそこには悪しき概念があった、バランスである。
肉だけを食うな野菜も食えと草やら根っこやらを食わされるのである。
ことさら野菜が嫌いというわけではないが野菜で腹が膨れ肉のスペースが減るのは忸怩たる思いであった。
自分の居場所をなくしたのは悲しいがこうして好きなものを好きなだけ食えるというのは独り立ちも悪くはない。
「それにこれは実質野菜…」
タレには摩り下ろしたタマネギや果物も使われている。
肉を楽しみ野菜を食える、完全食ではなかろうか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 依頼を終えた帰り道だった。無名遺跡の浅い階層に沸くように現れたモンスターたちがそのフロアを調査する研究者グループへたびたび襲いかかるようになっていたので、その討伐依頼が寄せられたのだ。幸い魔物の増殖に力の強い黒幕がいたわけでもなく。無事に遂行すれば王都へ戻ってきて。ギルドで報酬を受け取る頃には夕暮れ。
昼頃に簡単に保存食を食べたきりで、1日曲刀をふるっていた身としては平民区の広場に居並ぶ屋台からの香りは非常に蠱惑的な香りであった。
そんな中、冒険者として何度かパーティを組んだ事のある赤髪のミレー族の彼が大量の肉をかきこんでいる様子を見て目元を綻ばせる。
「……クルト!しばらくぶり!
相変わらずの食欲だね。お肉をこんなにいっぱい……。
昼間よく働いてたって感じ?」
ひらっと気安く手を振ると、相手のベンチの前に立って空色の瞳覗き込んで笑いかけ。ついでに、「横座っていい?」と尋ねる。
■クルト > 「む……タピオカ」
声をかければ顔を上げ、肉串を口に咥えながら軽く手を上げる。
素っ気無い態度だが特別な対応と言うわけでもなくいつもどおりのこと、むしろベンチの横に寄って場所を空けるあたりは歓迎している、という意思表示である。
20本目の串を無事に攻略し終えると飲み込み満足げに息をこぼして。
「うん、魔物退治。ギルドで賞金がかかってたから、オークの変異種」
時折出てくる普通よりも強い固体、街道近くに出て商人が危ないからと賞金がかけられ、長い追跡からの奇襲攻撃でスパンといった具合である。
ぽんぽんと空けたスペースを手で叩くと、ん…と串焼き肉の入った袋をさしだす。
食ってけ、と言いたいらしい。
■タピオカ > 「うん。ちょっと前にミノタウロスのダンジョンに行った時以来かな?
元気そうでなにより!
ありがと。お邪魔しまーす」
ふにゃっと表情崩して。しばらく前に、彼の刀剣術を目の前で見ることとなったパーティ依頼の事を思い返して。
自分の座る場所を空けてもらえたらお礼を言って腰かけた。
「オークの変異種を?
クルトの事だから、きっと瞬きするうちに手首も首も刀で飛んで行っちゃったんだろうね。
――わ、嬉しい!
実は帰ってきたばかりで、ご飯まだだったんだー。
いただきます……!」
彼は言葉少なに語る退治という台詞に、きっと爽快な切れ味があったんだろうと思い巡らし。差し出された串焼き肉の入った袋に喜色弾ませると袋を受け取り。
一本抜き払うと小口でぱくつく。
すりおろし玉ねぎや果実のタレも絶品で、緩んだ頬やそれを抑える片手。そんな表情で美味しい……!と声に出さずとも表情で伝えて。
■クルト > 「うん、あれは大変だった……俺方向感覚とかしっかりしてるはずなんだけど迷うし。助けられた」
しっぶい顔をして重々しく頷く。
野外ではもちろん初見の建物でも迷わないくらいにその辺りの感覚はしっかりしているのだが、本格的なダンジョンは初めてで感覚をそのものが嘘をつくような感覚に大変苦戦した。
その時に助けられた事を思い出して改めて口にして。
「うん、ムッキムキだった。その上頭が良いみたいで森の奥に潜んでたし見つけるの大変だった……
もちろん、最後は首をズンバラリン」
ふふん、とどこか得意げな様子で珍しく見てわかるほどの笑みを浮かべぐっと親指を立てる。
串焼肉を美味そうに食う様子を見ればどうだ美味いだろうと自分が作ったわけでもなく得意げで、美味そうに食べる姿に釣られもう一本、後ろ髪がパタパタと揺れ。
お互いの間に置かれた紙袋は好きに取れという意思表示である。
■タピオカ > 「ミノタウロスにとっては家だし、人間っていう餌を閉じ込めとく罠だもんね。迷いやすく回り道になってたし。
ふふ、どういたしまして。道を記録するのは得意なんだー。
道標を置いたりするのも、ね。
僕のほうこそ、落とし穴にひっかかった時にとっさにクルトに腕を掴まれてなかったらどうなってたかな。……あの時はありがとね」
彼らとの冒険譚を思い返しながら腰の曲刀をかちゃりと鳴らし。あやういところを助けられた、相手の反射神経の鋭さに感謝を浮かべ。
「あは、見てみたかったよ。その切れ味。
クルトの刀の腕なら岩も木の枝みたいに斬っちゃうもんね。
僕もクルトみたいに刀を振れるように修行しないと。
――このお肉美味しいなあ。一本食べたら、もう一本って手がとまらないよ!」
親指立つ仕草にくすくす肩を揺らし。斬られた変異種としては、何が自分の身に起こったのかすらわからなかっただろう。剣の腕が立つ彼を尊敬じみて見つめつつ。意思表示に甘えてもう一本、と食も進み。
「ねえ、この後クルトは宿に戻るの……?
それとも、どこかへ遊びに行く……?」
つと、そんな事尋ねて小首かしぎ。
■クルト > 「俺目印とか邪魔なだけって思ってたから、目から鱗だった。あれからは念のためつけるようにしてる。
あの時は驚いた……うん、チームは助け合うのが当然、俺も楽しかった」
元の経歴が経歴のせいで痕跡を残さず自分の頭の中でだけ、というのがクセになっていたせいでやってしまった失敗、あれからはちゃんと冒険者としての流儀に切り替えられた。
そうして思い返せば楽しかったアクシデントの数々にほんのり口の端を緩めて。
「一応、剣の腕は自慢だからね。俺の剣も自慢の相棒。
でもタピオカだって強い……っていうかやりにくい……。
一緒に練習でもしよう、殺しあいにならないよう木剣とかで」
自分のようになんて言われればふるふると首を振って、綺麗な曲刀捌きを思い出してはつい手に力が入り、さらりと物騒な言葉を。
「ん~特に考えてないかな、休むほど疲れてないけどやりたい事もとくにないし、そっちは?」
串肉を全て平らげると紙袋にまとめて、遠くからぽーいとゴミ箱に、見事入れば小さな動きできゅっと拳を握り締め満足げ。
■タピオカ > 「うん!ぜひお手合わせ願うよ。
木刀ごと腕をもっていかれないように気をつけなくちゃね!」
気の荒い遊牧民の出自ゆえ、剣を振るう機会に恵まれたらぱあっと表情を明るくし。物騒さの中に冗句をまじえて笑顔になった。木刀で木刀を両断してしまいそうな、そんな威力がありそうな彼の剣術を絡めて。
「あはっ、ナイス!
――僕はねー。とりあえずお腹も膨れたし、どうしようかな。
予定が無いなら、クルト。……僕と遊ばない?
例えば……。あの路地裏の陰で、とか」
巧みなコントロールに小さく拍手をしつつも。
彼の言葉を聞くと唇に指をあてて物思う表情。
やがてその表情が、どこか熱っぽいものへと替わっていき。
食欲の次に性欲も満たすのはいかが、とばかりにそっと上目遣いになり。
■クルト > 「うん、負けない
大丈夫、怪我させたらちゃんと治療費は出す。お互いそんな感じで」
相手の冗談には真顔で返し、骨が折れるくらいは魔法なり霊薬なりで治せば問題なしと頷く。
別に怪我をさせるような真似をする気はないがやっちゃったもんはしょうがねえやのスタンスで。
「タピオカはほんと……好きだね
いいよ、そっちは負ける気しないから」
いつの間にか雰囲気を変えた友人に呆れた調子で返しながらも綺麗な髪の毛に触れてあるか無いかの笑みを返して。
感情のゆれをほとんど見せない淡白な反応だが、路地裏に向かい首輪に指をかけ外せば戦いの高揚を身にたたえた獣が顔を覗かせて……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にシスター・マルレーンさんが現れました。
■シスター・マルレーン > 教会の依頼であれば何でもする。そう誓った彼女ではあるが。
流行り病で人手が足りなくなった酒場の給仕までさせられるとは思わなかった。
「……はーい、いらっしゃいませ。」
あはは、とちょっと乾いた笑顔で酒のジョッキを運ぶのは、いつもは修道服で仕事をする女、シスター・マルレーン。
本来ならば修道服で、と思っていたのだけれど、依頼状に添えられた紙に、酒場で修道服を着て働くのは控えた方がよい。と記載されていることから、今日だけは諦めてウェイトレスの衣装。
何でもする、とは思ったが、本当に何でもしてるな私、なんて遠い目をしつつ、重いジョッキを一人で6つも8つも持ってあくせくと動く。