2019/05/18 のログ
ロベリア > 軽い愛撫をしているだけなのに体中がじんじんと熱を持ち、疼く。
明らかに何かを仕掛けられているがそれに対して抵抗を見せる事もしない。

「ふぅっ、んぅ……。
ロベリア、って呼んで……」

口づけの位置は乳房へと移っており、時折舌で舐め取る。
そうすると舌までも熱を持つようで、急速に性感は高まっていき既に秘部からは愛液が溢れ出していた。
布地の少なすぎるショーツはそれを抑える役には全く立たない。
もどかしげにそのショーツをずらして脱ぎ去ると、尚もルークスの乳房に顔を埋めながら彼女の股間に出来た新たな器官に触れて。
相当な大きさのそれを愛しげに優しく扱く。

「ふぅん……、そういう事も出来るのね。
それにしても、こんな大きいの、いつも使ってるの?」

乳房を舌で味わいながら、合間に言葉を紡ぐ。
作られた疑似男根はかなりのサイズだが、ロベリアの拡張具合なら何とか収まりそうではある。
そこまで開発されていない素人衆にこんなものを使ったら中々大変な事になりそうではあるが。

ルークス・ルナエ > 「ロベリア、か――覚えた。何年も生きていれば、忘れる事もあるかも知れんが。
 ……む。するとその時は、またあのやりとりを繰り返すのか」

それは面倒だなと自分の冗談に笑いながら、乳房はされるままに任せて。
舌の柔らかさと温度を受けてか、声こそ乱さぬながらその先端は硬く尖り始める。
ロベリアが顔を埋めるならば、片手でその後頭部を抱いて胸の中へ閉じ込めるように。
次にその手が緩むのは、戯れの合間、言葉を挟む時。

「いつも――でも無いな、気分次第だ。
 今宵はつまり、そういう気分という事だ。焦らされた分の借りは返すぞ?」

緩やかに始まる手の愛撫を受けると、その肉槍はビクンと手の中で跳ねる。
だがまだ切羽詰まった様子は無く、固さを増しながら、衰えはまるで見せない。
そして女の片手、ロベリアの頭に触れたそれは――

「濡らしておかんと、多少苦しいやもしれんぞ……?」

彼女の頭を抑え、乳房から更に下。手の愛撫を受けている器官へと押し下げて行く。
そうなればやがて彼女の唇が、先走りの露を溢れさせる鈴口に至るだろう。
口で慰めろ、と。女はそう望んでいる。
無論、愛撫をさせるばかりではない。それに対し女から、返礼のように与えられるもう片手は――

「いや、こちらの用意は……大分調っているな。
 行きずりの女に抱かれるのも慣れている、という訳か」

既に濡れそぼった秘所へ、ロベリアの背中越しに伸ばされた手が触れる。
中指と薬指とを横に並べて、指先で淫裂を探り当てて、少しずつ沈めて行くのだ。
同時に――親指が探るのは、それより少し後方。本来は性交の為でないもう一つの穴。
二つの孔を同時に解して探るのは、今宵の恋人の慣れ具合。
何処まで無理をして良いものか、激しくして良いものか。尊大な口振りとは裏腹、手際はいやに優しく、執拗。

ロベリア > 少し強引にフェラチオを強要されるが、この程度ならプレイの一環でよくある事。
ロベリア自身はじっくりとお互いに愛撫で高め合うのが好みな反面、SっけとMっけどちらも混在しているので強引にするのもされるのも割とある。
既に口内までじんじんとした熱に侵されており、巨根を咥える事に迷いはなかった。
大きく口を開きまずは亀頭を咥えると、ぶじゅるぶじゅると下品な音を響かせる。
やがて息を吸うような音も混じり、喉の奥へ奥へと招いていく。
その間、同時に愛撫されているロベリアの肛門は軽く触れるだけで指を咥えようとするかのように軽く開きひくつく。
暫くご無沙汰であったがこの頃また改めて開発拡張をしているため、肛門は軽く弄るだけで簡単にこなれてくる。
大きさだけでいえば本来の性器である女陰よりもお尻の方が深く大きく飲み込めてしまう程だろう。
誘うよにひくつく尻穴はそれだけ入念に開発されているのであった。

ルークス・ルナエ > 「お……ぉ。存外、激しいものだな……っ」

水音と共に亀頭部を咥えられ、喉奥まで招かれれば、声に幾分か濡れたものが混ざる。
長大な肉棒は、先端が喉奥へ触れるまで届いても、全てを飲み込むには至らないだろう。
これより先まで飲み込むなら、喉の中まで犯されるディープスロートへと切り替わる。
それも女の好みではあるが――そうなれば言葉で戯れる事ができない。
故に口を犯す行為は、最後まで至りはしなかった。

とは言え、捉えた頭を軽く揺さぶりはした。
狭い咥内にみっちりと収まった肉棒もまた魔術の対象、触れた箇所から熱を広げる媚毒の如きもの。
故にロベリアは口の中ばかりか、唾液を伝って喉奥も、胃の中までも淫気に灼かれていくだろう。
巨大な根の径に、閉じぬ口が唾液を零し、飲み込まれぬ箇所まで竿を濡らした頃。
ようやく女は手を離し、ロベリアの口を解放する。

「ふふ、よしよし……上手いな、お前は。
 次は私の番だ、どれ、どちらにしようか――」

称賛の言葉を与えて、褒美のように、次は快楽を注ぎ込む。
二本の指でぐちゅぐちゅと中を掻き回し、神経層を探し当てんとする膣内の指。
親指を肉輪に引っかけては弾き、その繰り返しで締まり具合を確かめる後穴の指。
直ぐにも開発度合いの差は分かった――尻穴の方が余程熟れている。

「――此方か。ふむ、かなり慣れている。こちらの方が好みか?
 穏やかな顔をしながら、とんだ遊びを覚えたものだな……!」

弱点を知ってしまえば、後は責め立てるのみ。
膣内の愛液を纏った指が引き抜かれ、親指と合わせ嘴のような形となり、肛門を刺し貫く。
押し込まれた指は中で開かれ、手首の返しに合わせて腸内を攪拌しながら、入り口の肉を緩めて行くだろう。
開発の工程はじっくりと時間を掛けて。この頃再び開発し始めた穴を、巨大な肉槍を受け入れて傷みも無いまで拡張する為に。
三本の指は執拗に、ロベリアの尻穴と腸内を捏ね回す。

ロベリア > 咥えていた肉棒がじゅぶりと引き抜かれると、大きく息をつくロベリア。
呼吸を整えようにも熱の疼きは更に加速している。

「あふぅ……、んぅ……。
お尻、気に入った?」

お尻を弄ると決めたらしいルークスに、首だけで振り返ると淫蕩に笑いかける。
既にロベリアの頭もかなり茹だってきていた。
指で孔を拓かれ、解されている間甘い喘ぎ声が自然と漏れてしまう。

「ふあっ、あ……くひゅっ……!」

喘ぎながらもただ悶えているだけではない。
愛撫されるのも慣れたものだ。
余計な力を抜いて弛緩状態で解されながら、時折肛門を締め付けて愛撫する指を奥に招きあげていく。
そしてまた弛緩すると身を委ね、積極的にお尻の準備を進めていく。
触れられていない秘部からは透明な愛液がもうとめどなく流れ落ちていた。

ルークス・ルナエ > 「ああ、気に入った。……これなら裂ける心配もあるまい。
 が、念には念をだ。もう暫く続けさせてもらうぞ?」

十分に解れた穴を、まだ女は弄り回す。
ロベリアの口から意図せぬ声が漏れるようになっても、彼女が肉輪を窄めて反応を返すようになっても。
入り口が解れたなら指を纏めて押し込み、奥の腸壁全体を、指の腹で押して広げるようにだ。
幾度もそれを続ける内に、まだ手の触れていない箇所が秘蜜を流す。
中に収めるべきものを待ち望むように口を開いた其処を、だが今はまだ、嬲る事はしなかった。
淫蕩な笑みへと返すのは、上等の獲物を前にした獣の笑顔。
唇の端を吊り上げるようにして、獰猛な顔で女は笑い。

「……起こすぞ」

身体の力を抜いて快楽を楽しむロベリアを、女の手が浮かせた。
両脇の下に手を入れ、向かい合わせに抱き上げ。下ろす先には屹立し天を仰ぐ肉棒の切っ先が。
胡座を掻いた腰の上に、ロベリアを引き下ろす対面座位。
貫くのは無論、これまで散々に解し蕩かした尻穴だ。
指とは比べものにならぬ巨大な質量は、かなりの深さまでを一息に穿つだろう。
それこそ腸内から肉壁ごしに子宮を突き上げる程に。
ロベリア自身の体重を利して挿入されたそれが、付け根まで飲み込まれたのなら、次は腰を揺らして突き上げる。
幼子にアナルフィストをされているような巨大な圧迫感んが、力強い律動のピストンを始める。

ロベリア > じっくりとほぐした後は、いよいよ挿入の時間だ。
時間をかけて愛撫を続けられたが、その分挿入は勢いが良い。
容赦なく体を落とされ巨根を根本まで一気に飲み込んでしまう。

「あっはぁっ、かひゅっ……!」

衝撃に身を震わせ、肺から空気を絞り出す音がした。
しかしそこからもまた容赦はない。
強烈な突き上げを絶え間なく受け続ける。
ルークスのおっぱいにしがみつくようにしながら、一突きごとに軽い絶頂を味わう。
手と顔で味わう幸福な柔らかさと、お尻から突き上げられる苛烈な責め。
異なる快楽を同時に味わいながら、ロベリアの理性は急速に溶けていく。

「ひぎゅぅっ!!んぉぉぉっ♪」

ピストンされるだけでなく、タイミングを合わせて浮かせた腰を叩き落とすロベリア。
受ける衝撃は更に大きくなるが、脳天まで貫くような快感を得ることが出来る。
堪えようのない、悲鳴じみた嬌声を上げ続ける。

ルークス・ルナエ > どちゅっ、ばちゅっ、肉体がぶつかり合う音と、体液の音と。
挿入からの突き上げは激しく、まるで疲れを知らぬものだった。
身体の支えとして女の胸に縋ろうとも、それを引き剥がすような衝撃が身体を貫く。
巨大な質量がごりごりと腸壁を削りながら逆流し、腹の奥を突き回す。
尻穴はみっちりと広げられて肉の厚みを減らしながら、それが突き込まれる時はくぼみ、引き抜かれる時には外側へ伸びるように。
肉棒のあまりの太さに吸い付いて離れぬような、調教された雌穴の味を示した。

「ふふ、ははは……! 良いぞ、ロベリア! 鳴け!
 その声を聞いていると――尚更、滾って来るなぁ!」

強烈なピストンを受け止めるどころか、自ら腰を振り始める様を見れば、興は愈々最高潮に達したか。
突き上げと同時に女は、ロベリアの身体の前後を入れ替えた。
結合部に加わる、普通の抽送ではありえない螺旋状の捻れ。
気付けばロベリアは、背を女の豊かな胸に預け、膝下に腕を入れられ、身体を揺すられているだろう。
支える腕がある故に脚は下ろせず閉じられず、虚空へ向けて秘所を晒すような――
否。ロベリアは虚空に、自らの姿を見るだろう。
姿見がベッド脇に、何時の間にか、引き寄せられていた。
巨大な肉棒を咥えて広がりきった結合部も、何も咥えぬままに蜜を垂れ流す秘所も。
揺さぶられる身体、その度に震える乳房、緩みきった表情、肉棒の形を浮き上がらせる腹まで、全てが鏡に映り、己の目に入る。

ロベリア > 完全にマゾスイッチの入ってしまった今のロベリアに、ルークスのこの声は耳に心地よい。
そして体の前後を入れ替え抱きかかえられるようになれば、更になすがまま。
正面の鏡には、ピストンの度に愛液を撒き散らし挿入された男根でお腹を膨らませる自らの姿が。

「あっ、あは……♪
……おぉっ、おおおおぉぉぉんっ!!!」

既にお尻で細かい絶頂を繰り返していたが、視覚で痴態を認識すると被虐の興奮は更に高まる。
その瞬間、尻奥を突き上げられながら強く深い絶頂に至った。
だがその余韻を味わう間もなく、同様のピストンは続いていく。
終わりのない連続絶頂に叩き落とされ、涎も拭う事も出来ないまま雄叫びや悲鳴のような理性の感じられない激しい喘ぎ声を奏で続ける。

ルークス・ルナエ > 脚を掲げた体勢のロベリアを両腕で固定し、玩具のように揺さぶる女。
身体が一度浮き上がる度にその身には、はらわたを引きずり出されるような快楽が有る。
身体を一度沈められる度にその身には、腸壁ごと子宮を突き上げられる快楽が有る。
その両輪が何時までも休まない。寧ろ絶頂を迎えて尚も、加速するようだった。

「く、は……っ、急に締まったな、達したか……!」

ロベリアが絶頂を迎えたと分かっていても、だからと言って行為は緩むを知らない。
人の知性を失ったが如き顔を鏡越しに見ながら、女も嗜虐欲を昂ぶらせる。
やがて目を付けたのは、少し指で確かめられた後、触れられずに焦らされ続けたもう一つの穴。
無造作に其処へ、指がねじ込まれた。
その指は膣内の粘膜の上から、腸内の肉棒を掴むように曲げられた。
薄い肉壁の向こう、腸壁と擦れ合い膨大な快楽を生み続けるそれを、膣側から扱くように。
自慰の道具のように使われる雌肉に、褒美として与えられるのは、目の裏に火花が散るが如き快楽。

「は、は――ぉ、おぁ、ロベリア……っ、受け止めろ……!」

その言葉と共に止めの突き上げが、腸内から子宮を押し上げる。
そして放たれるのは、腹を膨らます程に多量の、熱く滾った白濁の液。
雄が放つ精液と同じものではあるが、魔の本性が故か、それは口に注がれれば溺れるだろう程の量で。
それが腸壁を灼き腹を膨らませる感触は、被虐の性を見せ始めたロベリアへの止めとなるか。

ロベリア > 慣れる暇もない連続絶頂。
肛門が焼けるように熱いが、その感覚も快感へのスパイスにしかならない。
そううして激しいながらも一定のペースでイキ続けている最中に、膣に挿入された指が腸内の巨根を扱くなどとされては。

「きゅひっ……、くあっ……♥」

余りの連続快感に声もまともに出ない。
口をパクパクとさせるばかりだ。
その間もロベリアは深い絶頂の中にある。
だがそれで終わりではなく、トドメとばかりにその状態で腸内射精。

「っ~~~~~♥」

今度こそ一切声を出す余裕はない。
そのままのけぞるように体を硬直させ、腸内に精を注がれ続けて達した。
相当な量のようだったが開発されきったロベリアは注がれた精液をこぼす事はなかった。

ルークス・ルナエ > どぐん、どぐん、どぐん……その射精は長く続いた。
隙間も無い程に広げられた結合部と、開発が故か、精は外へ一滴足りと溢れて来ず。
だからこそ腸内は多量の精液に満たされたまま、決して解放される事はない。

「ふ、ぅ……声も無いか、ロベリア。その調子ではさぞや満足したか――
 いや、案外に足りてないのかも知れんな。何せ言葉が無ければ分からんのだ、私は」

自らも快楽に染まった息を吐きながら、呼吸を整える為、そんな風にまた言葉で戯れる。
だがその間も結合は解かず、故にロベリアの身体は、魔の精を腹にため込んだままとなるだろう。
やがてその液体は腸壁に染み渡り、より一層の淫気となる筈であり――
つまりこの夜が、これだけで終わる筈も無いのだ。

ロベリアの背が、シーツの上に落とされる。脚を広げられての正常位。
丸く膨れた腹へのし掛かる女の身体は、長身が故にロベリアを完全に包むかのようで。
そしてまた始まる抽送。既に白濁に満たされた尻穴を、再び苛烈なピストンが責め苛む。

「夜が明けるまで、まだ長い――〝楽しませてもらう〟ぞ、ロベリア」

疲れ知らずの女は、日が昇るまでロベリアを抱くだろう。
多量に注がれて、収まりきらぬようになればようやっと解放され、シーツに白濁を吐き出してはまた注がれて。
理性を消し飛ばすような快楽は、まだ、まだ終わる事はない――。

ロベリア > 注がれる精液で腹を膨らまし続け、しかしこれで終わりではなかった。
ルークスの底なしの体力による性交はまだまだ続き、ロベリアもまた強靭な体力により幸か不幸かそれに応じ続ける事が出来てしまった。

「おにゃかぁ!もうげんかいれひゅぅ!
だしゃせてぇ、くりゃはい……!」

呂律の回らない声で腸内の精液を出したいと懇願すれば、恥ずかしい水音を響かせて目の前で白濁便をぶちまけて。

「もれちゃうおしっこぉ、もれちゃうからぁ……、あ、ああ……」

延々と続く行為に尿意の限界も訪れたが、トイレに行くことは叶わずその場で漏らしてしまい。

「ざーめんうんちきもちいのぉ♥
んぅ、ちゅっちゅ……」

終わりのない快感に晒され続け幼児退行を起こしてルークスの乳首を吸いながら尻穴から精液をひり出し。

「ザーメン鉄砲っ、発射ぁ♥
んひぃ♥やった、命中ぅ♥」

自ら脱いだ服を的にして、尻穴から勢いよく噴き出す精液を当てる遊びに興じ。

「ロベリアの、ちんぽしゃぶり穴を使って頂きありがとうございました……、あっ♥」

マゾ性感を刺激され続けた末に。
自ら進んで屈辱的な口上を述べながら、尻から精液を吹き出しながら土下座をするのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルークス・ルナエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロベリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロベリアさんが現れました。
ロベリア > 注文を受け慌ただしく店内を駆け回り、酒と食事を提供する何時も通りの仕事風景。
しかし今日は僅かな違いがあり、そのせいで店内のざわめきは一層大きい。
注目を集めるのはこの店の女店主ロベリア。
程よく脂肪を蓄えた丸みのあるプロポーションで、しかしだらしなく肉が垂れた様子もなく健康的に引き締まった肉体美。
おっとりとした印象の垂れ目がちな顔立ちは、今は溌剌とした笑顔で彩られている。

――流石にちょっと大胆すぎたかなぁ?
――でも、お客さんには好評そうよね。

表面上はいつもと変わらない態度。
しかし、その装いは大きく変わっていた。
メイド服風のウェイトレス制服は大いに様変わりしており、フリルのついたビキニにヘッドドレス。
そして腰から垂らしたエプロンという非常に露出の高い格好。
夏服を求められていたし、ルークスには上を水着みたいにしてしまえと言われた事もあり思いついてしまったのがこの格好だ。
もっとマイクロなのやローライズなものも準備しておいたのだが、比較的マシなビキニスタイルにしてもこの目立ちよう。
制服として皆に着せる名目のため、率先して身につけてみたのだが。
これを見たら何人か辞めてしまうかもしれない。
一晩中お尻を犯された後勢いで調達に行ったせいで頭がピンクになりすぎていた気もするが。

――みんながこれ着たところ、絶対見たいもんねっ!

結局そのまま欲望で突っ走ったところだ。
でもあんまりアレすぎて怒られたら謝ろう。

「いらっしゃいませぇ♪」

新たにやってきた客に対して愛想良く挨拶をするロベリア。
仕事ぶりに変わりはないどころか、高揚しているのかむしろ元気そうなぐらいであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフェローさんが現れました。
フェロー > 店主の服装も相まって、何時にも増して賑わいを見せる酒場。
それを理由に、という訳でもないが、羽目を外す輩は出てくるものだ。
他の酒場と比べて女性客の比率は多いのかもしれないが、矢張り冒険者向けともなれば男性の酔客も多くなる。
そんな中、性質の悪そうな酔客と同席している少女――に見えるが男性だ――に絡んでいる光景が。

「…んん。やん、駄目ですよぉ。くすぐったいですっ…。」

何時の間にやら両脇を挟まれることとなってから、もうどれだけ時間が経った事だろう。
勧められるままに酒を飲み、楽しくお喋りをしていたら、気付けば酔客たちからのボディタッチが増えていた。
酔っているのか、否定の声は何処か戯れている様で。
もじもじと体を揺らし、恥じ入る様なその姿は他から見れば良い獲物、に見えるかもしれない。
お持ち帰りが叶いそうだと判断したのか、男の酔客たちは下心をありありと見せており。
その実、男が相手だと言うのだから今日も世界は喜劇に満ちている。

ロベリア > 「そこ、ハメを外すのも程々にしといてよぉ?」

絡み酒の冒険者を見咎め、一応注意を促す店主。
当の本人が一番浮かれた格好といえるのだが。

「まあみんな良い年した大人なんだし、最終的には自己責任だけどね?
……ああ、悪いわねこのお店いつもこんなんで。
もうちょっと女の子たちも入りやすいお店ならいいんだけど、大体こんなのばっかりなのよ」

一見少女に見える新顔に一応助け舟を出しながらも、強引に止める程の干渉は行わず。
常連達をこんなの呼ばわりしているがそれも気安く軽口を叩ける仲だからこそ。
しかしそんな事情も知らないであろう新顔に改めて向き直り苦笑しながら。

「ごめんなさいね、ほんとは悪い人たちでは……、まあないんだけど。
どうしてもお酒が入るとねえ」

常連達のフォローをするようで、悪い人ではないとは言い切れない。
冒険者などそんなものだ。

フェロー > 襟元から手を差しこまれ、当然、下着等着けて居ない胸を弄られる。
直に触れたその場所は、肉付き等皆無なれども、乳首の感触に触れてだらしなく男の鼻の下が伸びている。
弾力のある突起を転がし、んん♥と小さく悶えるその仕草に情欲を覚えたのか更なる悪戯を…とした所で店主より助け舟。

ぼぉ、と酒精のみならず、その刺激に感じ入る様に頬を赤らめた状態で見やれば、実に扇情的なその姿。
冗談だよ冗談、と羽目を外している自覚が出たのか手を離した常連。
無実を訴える様に軽口を叩き合うその最中、思わず、物欲しそうに指を小さな口で咥え、フォローしてくれた相手を見上げていた。
ゆらゆらと僅かに体を揺らすその様は、酩酊が酷く進んでいるようにも見え。

「はぁい、気を付けますぅ…。えへへぇ♥」

蕩けた笑みを浮かべての返答は、さてどれほど説得力があるものか判らぬが。
『上で休ませてやったらどうだ?』等と、常連客が店主に向かって提案を。
何なら俺が連れて行くが、と矢張り下心満載の面で告げるのだが。

ロベリア > 「そんな調子だと本当にお持ち帰りされちゃうわよぉ?」

一体何を考えているのか。
惚けた態度からはいまいち読み取れない。
無防備に男たちを挑発するような様子に若干呆れながら、男を誘うのが目的ならそれを止めるのも野暮というもので。

「まああれは放っておいて、本当に休むなら部屋貸すわよ?」

ある程度仕事も落ち着いてきて再び新顔の元へ戻ってくるロベリア。
軽口に乗っかる訳ではないが、あんまり酩酊しすぎているようなら休憩用に空いている部屋を提供するのも可能だ。
ついていく男たちがいるなら、まあ後はお気に召すままといったところで。

フェロー > 「お持ち帰りされるならお姉さんが良いですー。」

親切と下心の混じった男の提案に、べぇ、と舌を出してお断り。
振られた!とばかりに大げさに嘆く男達。
さっと今更に、自分の胸をガードするように置いてから、きゃらきゃらと笑うも、はぁふ、と直ぐに息継ぎをする様に深く呼吸を。
改めて、戻ってきた相手を見やると、部屋を貸してくれるという提案に、ワンテンポ遅れてから頷きを返し。

「…少し、ハメを…ふぅ…外しすぎちゃったみたいで。
 お部屋、貸して貰っても良いですか…?」

相手の服装は矢張り、此方の心を掻き立ててくれる。
潤んだ瞳にはぽやっとハートが薄っすら浮かび、ふにゃりと浮かぶ笑顔は先ほどよりも蕩けている。
ふらふらと立ち上がると揺れた足取りで、見ていて危なっかしい。
他の者に案内を頼まれればそれまでだが、店主が案内をしてくれるならば、甘える様にすり寄りたい所。

ロベリア > 「えぇ?
嫌だわ知らない男の人なんて持ち帰らないわよぉ」

誘われるも意外そうな顔をしてつれない返事。
まあ女の子だったら出会って即お持ち帰りしようとはする事もあるのだが。

「閉店までに帰れそうならお代はいいから。
一泊していくなら明日宿泊費貰うわね」

何はともあれ二階の部屋の鍵を手渡す。
本当は休憩でも代金を取ってもいいのだが、この辺りはサービスだ。

「まー断られたんだし、皆襲いに行っちゃだめよ?
合意の上でなら止めないけどね」

性的な事柄に奔放というか明け透け。
申し訳程度に釘を刺すに留め、仕事に戻る。

「何かあったら呼んでねー」

危なっかしい足取りを一応見守りながら、こちらはこちらでまだ仕事が残っている。

フェロー > にべもなく断れると、ぷぅ、と頬を膨らませ。
その男、という単語に、愕然とした反応が周囲から上がったが、それを当人たちは気にしてはいない。
とはいえ、本当に酒が回り過ぎていてそれ以上の思考が回らずに。

礼を告げるとふらふらとした足取りで二階へと向かい、そのまま泥の様に眠ってしまった。
後日、宿泊費と共に飲食した分の支払いを済ませると酒場を後にするのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフェローさんが去りました。
ロベリア > 時々ああいった手合がいるが、あんな調子ではそのうち本当に襲われてしまいそうで心配である。
まあ格好でいえば今のロベリアも大概なのだが。
とりあえず好きでやっているのなら他人がとやかく言う事ではない。
なので過干渉もせず、二階に上がるのを見届けると本来の業務に戻るのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロベリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にティネさんが現れました。
ティネ > 西日が差し込む路地裏。
猫が数匹寄り集まって眠っている猫溜まり……の中に、小さい妖精の少女が混じって寝ていた。

猫の毛のふかふかに小さい体を沈み込ませて寝ているその様子は実に気持ちよさそうだ。
もっとも猫が起きてしまったときに彼女が無事でいられるかどうかはわからない。
そのリスクを犯す価値はこのふかふかにある……と判断して踏み切ったのかもしれない。