2019/05/06 のログ
ダスト > 「さて……そろそろ行こうかな」

ここで時間を潰すのも飽きてきた。
気が付けば人通りも乏しくなってくれば立ち上がり。
軽く服を叩いてからその場を後にして。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からダストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・町外れの鍛錬場」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 目を閉じ、集中。
イメージ、両の手から伝わる雷。
武器にまとわりつくその力を固定。小さく走る放電の音が耳に届けば目を開く。

「よぉっし…」

両手に持ったナイフには紫電がまとわりついている。
やはり、間近で見せてもらうとイメージのしやすさが違う。
以前、街道から外れた湖畔で稲妻を見せてもらってからここしばらく練習していたが
ようやく形になったというところか。

「さって…どうなるか」

くるくると手の中で大型ナイフを回してから、目の前の使い古されたダミーに一撃。
下から打ち上げるように斬りつける

「うおっ!?」

すると直撃と同時に大きな音。
雷が落ちたような…破裂音。焦げたような匂いと、ダミーを走る電撃。
成功はしたようだが……

「これは……すげぇな…」

ブレイド > だが、潜伏していたり見つかるとやばいという状態では使えない。
そもそも自分は戦闘においての持久戦はあまり得意ではない。
正面切っての戦いができるほど立ち回りもうまくない。
使い所は限られるだろう。

「ま、切り札があるってのはいいこと…か…」

ナイフを振って纏う稲妻を振り払えば
今度は普通に打ち込みを開始する。
軽めの打音が響く中
打ち込みを続けながらも、身体強化を重ねる練習
速度、攻撃の重さ、それらを急激に上げることができれば
相手の意表を突くことができる。

ブレイド > 攻撃の速度をあげる
自分の体の強化はイメージがしやすく楽だ。
打音が重くなる

「っは…こりゃ…」

いったん手を止めて息を整える。
まるで自分が自分じゃないような。
こういうことができるとなると、自分もなかなかやるんじゃないかと錯覚してしまう。
無論、まだまだ未熟であることは理解はしているが。
それに、いいことばかりではない。

「…はぁ…っ…」

これをやると、めちゃくちゃ疲れるのだ。

ブレイド > ひとまずは休憩。
あまりやりすぎると体が悲鳴を上げる。
すでに経験済みだ。身体強化系はそれがネックと言える。
体の基礎鍛錬ももっと必要だ。

「ふへー…」

この鍛錬場にも簡素ではあるが休憩室が存在している。
そこでひとまず体を休めよう。