2019/02/02 のログ
■イグナス > そんなわけで日も暮れるまでさんざん飲み明かして、楽しんでいったとか――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」に白露さんが現れました。
■白露 > ここは冒険者達の集う、冒険者ギルド。
陽も落ちそうな夕食時に、一人の少女が扉を開き姿を現わす。
「えぇと、確かここで合っている…ようですね」
酒場兼用なのは共通か、それを確かめ呟きながら、カウンター端の席に移動する。
緩やかな動作で椅子に腰掛け、手にする錫杖をすぐ横の壁に立てかける。
しゃらん、と鈴の音のような音が一度、店内に小さく響いた。
このマグメールに一旦は留まろうと考えるならば、冒険者としてギルド登録を行うのが良いかもしれない。
そう考えてやって来たのだ。
とりあえず、少し様子見で店内の様子見か。
ただ眺めているのも何なので、メニューを手に何か頼もうと目を通す。
■白露 > 考えた末に決まったのは、結局はサラダとエールだった。
食事は必須でもないのだけれども、店としての酒場と見れば何か頼むのも筋だろうと考えての事で。
料理に移るマスターを視線の端に、改めて視線を店内へと向けた。
食事時なのだから、食事をしている人が見えるのは当然の事。
食事をしながらの相談をしているパーティーらしき人達、今まさに仕事を終えて戻って来た人達。
掲示板の前に居るのは、そこに張り出されている仕事を確かめているのだろうか?
どの国においても、こうした冒険者の存在や仕事の流れ。
大きく変わったところがないのは、自分としては助かるもの。
そんな事を考えている間に料理が出来たのか、目の前にサラダの器とエールのジョッキが置かれた。
ありがとう御座います、とマスターに頭を下げ、さっそくと料理に手を付ける。
■白露 > 食事中でも、視線は店内へと向けられていた。
色んな冒険者達の、色んな行動。
冒険者達のそんな姿を見るのも、悪くはないもので。
食事を終えた頃には、もう次の行動は決まっていた。
この地で新たな冒険者として、生活をする。
ご馳走様でした、と料理に対する礼と、ついでに冒険者となる為の申請。
他の国でも長く冒険者を続けてはいたのだけれど、ここで新たに冒険者となるのだと伝えた。
立場は新米冒険者だ、常に心新たに活動する事は大事である。
専攻は何だったのかと問われれば、こう答えよう。
「そうですね、癒しと便利系の魔法を少々…後は護身術でしょうか?」
依頼として出来る事が多くはない専攻タイプ。
それでも、自分はそうして冒険者を続けてきた。
そして、これからもそうしてゆくのだろう。
申請が通り、少女は冒険者となった。
これからは、この地で活動をする冒険者の一人として行動をしてゆく事となる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」から白露さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカインさんが現れました。
■カイン > 騒々しい平民地区の繁華街の真っただ中、
露店で買ったらしい飲み物を片手に道行く人を眺めている男が一人、
誰も彼もが随分と忙しそうに立ち回っていく様子の合間を縫って歩いていく。
「いつ来ても騒々しいよなあ、この辺り。
ま、だからこそ飯の種に事かかないわけだが…っと!」
言葉の合間にスリを働こうとしてして商店の間を行き来する子供の頭に一発げんこつくれてやりながら、
一旦壁際に寄って周りを見回して様子をうかがう。今は雑踏だけが支配している状況だが、
いつ何が起きるかわかったものじゃない。
■カイン > 「ん。とりあえずまずは酒飲める場所を探しに行くか。」
何を飲むかなと居並ぶ酒場を一瞥してから雑踏に紛れていく。
軽い足取りを隠すことなく酒の勘定をしながら去っていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフォーコさんが現れました。
■フォーコ > 平民地区の中にある一軒のカフェの中で寛いでいた。
ここは平民地区の中にありながらどちらかと言えば余裕のありそうな客が多い店となっている。
私は煙を吐き出した後、珈琲を口にする。
この店は煙草の種類が豊富で、中には一般にはあまり流通することのない品も出てくることすらある。
私は店の繁盛ぶりに思わず笑みが浮かぶ。
店が儲かれば儲かる程、私の懐も潤う仕組みになっているからだ。
■フォーコ > 暫く店の品ぞろえを楽しんでから、城へと向かう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフォーコさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
■キュリオ > 平民地区の大通りには多種多様な店が存在する。
そんな店の中の一つである、とある青果店。
先代から店を受け継いだばかりの若い夫婦が切り盛りするその店は、繁盛店、と言う訳ではないが。
馴染みの客を相手に細々と日々の生活を成していた。
そう、成していた、だ。
「何、これは他の店でも実績のある遣り方だ。
たちまち繁盛する事、請け負いであるぞ?くぁっはっは!」
メイドを供にし、声高々に笑っているのは悪名高き税収官。
扉で隔てられた店内には、色とりどりの野菜や果物が並んでいた。
――今はそれよりも尚、目立つものが存在しているが。
瑞々しく並び立つ各種の青果を目で追えば、必ず目に留まってしまうだろうそれは。
椅子に全裸で括りつけられ、目隠しをされた女性であった。
”特価品”と腹部には落書きの様なお品書きが書きつけられ、拘束により閉じる事叶わぬ足は股を開き大通りへと晒す様。
膣と尻穴からは選定された長物類が複数伸び、女の体液でぬらぬらと濡れて妖しく光っている。
■キュリオ > 薬でも使われているのか、妻の口から零れるのは雌の甘い喘ぎ声。
両穴から飛び出している野菜がその声に合わせる様に、勝手に揺れて店内に居る客を誘う。
だらしなく舌を垂らし、穴に野菜を追加される度に甘い鳴き声が響き渡り、遠巻きに此方を見ていた客の目を集め。
「おぉ、貴様の妻は中々に客引きが上手いものだな!
うん?どうした、店が繁盛するのだぞ?嬉しくは無いのか?
―――おい、勝手にひり出すんじゃあない!」
感情の行き場を無くし、何も言えず、できず、項垂れている青果店の店主。
それを見てニヤニヤと笑いながら、恩着せがましい台詞を向け愉しんでいたその時。
んひぃっ♥ と声が上がると共、腰を跳ねさせた妻の股間から、むりゅんっ、と野菜が半分程押し出された。
叱りつける様な声と共、股に平手をぶつけ。
無理矢理に押し込み直すと妻は更に大きく仰け反り、舌を伸ばし絶頂に至る雌の声を押し出した。
■キュリオ > 平和だった青果店での悪夢の様な時間は続く―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルキオラさんが現れました。
■ルキオラ > 武器問屋から車輪の代わりに脚の生えた奇怪なワゴンと、それの舳先部分に乗った小人が出てくる。
通りですれ違った通行人はぎょっとするが、お構いなしだ。
錬金術師であるルキオラはマスケットなどの錬金術でないと製造の難しい武器を造り、民間業者に卸している。
今日はその帰りだ。
「今日はまっすぐ帰りましょうかねぇ……」
人通りの少ない路地を通りながら、ゆるゆると自宅兼アトリエを目指している。
■ルキオラ > 人目のつかない場所を進むと悪漢に出くわすというリスクもあるのだが、
今回は特にそういうこともなかった。
鉢合わせになったのは、ただ、この当たりを縄張りとしている黒猫だった。
「おお……猫ちゃん。猫ちゃん」
ルキオラは自身もほとんど小動物でありながら猫みたいな小さくてフワフワした生き物が好きだった。
人間とか魔族の類は容赦なく実験材料にしたりもするが、猫だけは咎めるぐらいだ。
ワゴンから飛び降りて、そろそろ……と近づいて直に触りに行こうとする始末。
傍から見るものがいればかなり危なっかしく思えるだろう。
多分猫に襲われたらルキオラは勝てない。
■ルキオラ > 幸か不幸か、黒猫は目の前の小さい生き物に襲いかかるのではなく
警戒してさっさと路地の奥のほうへ逃げていくという選択肢を取った。
「あー、はい」
そうだよね。知っていた。そんな表情で、ルキオラは荷車に戻り、
自宅へと帰ったのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルキオラさんが去りました。