2019/01/26 のログ
トルテ > (実際トルテは色々と残念で頭の悪いところもあるけれど、そんなに心配される程ではないはずだ。まぁ、今の不審な挙動を見れば、ちょっとこの子大丈夫かな? なんて心配が生まれるのも当然だろうが。ともあれ、お尻は軽く打ち付けたが、頭は平気、大丈夫。いつも通りの平常運転です。自分のダメっぷりに多少の自覚があるお嬢様は、困った様な半笑いのみを答えとする。)

「――――…い、いえっ、いえっ、そ、そのような……大丈夫、大丈夫ですから……あっ、ふあぁあッ!?♡」

(黒い布地にはっきりと皺が浮く程下肢を抑え、汗浮く赤面をぷるぷる振るう。大きなキャスケットがずれて亜麻色の艶髪を一房落とす。そこからふんわりと漂うのは、生活レベルの高さを感じさせる上品な華香。善意100%の声音でこちらの背後に回り込んだ彼女の両腕がトルテの上体を抱きすくめ、恐らくはお嬢様が立ち上がる際の補助をしようとしてくれたのだろう。――――が、今はヤバイ。今はこの姿勢、本当にヤバイ。背中にむにぅぅうんっ♡ と押し付けられる形となったおっぱいが、もう、本当にヤバイ。抑えつけたスカートの中、布地面積の小さなショーツからずるんっと大きくはみ出したふたなり巨根。それは押さえていなければ、あからさまに不自然な膨らみでスカートを押し上げてしまうだろう。そんな状態で立ち上がったのだからもう不自然極まりない。おしっこを必死で我慢している幼女の様に、恥ずかしげもなく股間を押さえ付けているお嬢様の図。)

織機セラフィナ >  
っ。

(エロい。
 息遣いとか声色とか、めちゃくちゃエロい。
 思わず生唾を飲み込んでしまう。)

――と、とりあえず、移動、移動しましょう。
座れるとこ、どこか、ね。
歩けますか?

(いかん、市民の安全を守る騎士がこんなことで動揺していてはいけない。
 ナニかを我慢しているようにしか見えないのだけれど、こんな国だ。
 そんな体質の人もいるだろう。
 横に回って彼女の背中に腕を回し、脇の下に手を入れて抱き支えるようにして。
 たしか少し歩いたところにベンチか何かがあったはずだ。
 横目でチラチラ見ているらしい周囲の男どもを視線で牽制しながらゆっくり歩きだす。)

トルテ > 「はっ、はははははいっ、はい。お、お願いいたします。お手数、おかけいたします……。」

(こちらの挙動不審が伝染したのか、先程まではやましさなど欠片も感じられなかった彼女の声音が若干震えていた。ともあれ、その申し出は現状とてもありがたい。何故なら、状況を理解していなくとも、真っ赤な顔で不自然なまでに股間を押さえつけるお嬢様という図式に、こっそりと視線を向けている職人達がムラッとした気配を滲ませているのが分かったから。そして、こんな状態にあっても彼らに色々とバレてしまって犯される自分、という淫らな妄想が浮かんできて、スカートの中で抑えた暴れん坊がビクンッと大きく戦慄いたりするのである。そんなトルテに対して姿勢を変えて、恐らくは人目に付かない場所へと誘導してくれているのだろう彼女に従い街路を歩く。背筋を曲げた前傾姿勢の内股で、両手は黒スカートの下腹を抑えたまま。更には赤い顔にて何やらはぁはぁ呼吸を荒げつつの移動。)

織機セラフィナ >  
(うーんエロい。
 ここまでエロいと辛そうだなとか大丈夫かなとかそういう感覚が芽生えてきて、逆にこちらは落ち着いてくる。
 とにもかくにもゆっくり彼女に刺激がいかないように慎重に歩き、店も人通りも少なくなったあたりに目的のベンチが見えた。)

座ってください。
――あー、ええと。
大丈夫、です、か?

(とりあえずそこに座らせたものの、このあとどうすればいいものか。
 男性であれば一度吐き出せば収まると聞いたことはあるものの、女性の場合はそうもいくまい。
 というかこんなところで大っぴらに事を始めるわけにもいかないし。
 自分はどうしていたっけと思い返しても、剣を振って発散していたのを思い出した。
 こんなみるからにお嬢様に剣を振らせるわけにもいかないし、そもそもそれこそこんな往来で剣を振れるか。)

トルテ > 「はぁ……、はぁ……、その、助かりました。お礼を述べさせてくださいませ」

(街路脇の建物を大きく抉って作られた休憩スペース。すっかり葉の落ちてしまった広葉樹の下のベンチに腰掛け、ようやく少し安心する。こうして座っていれば下腹に添えた両手も上品な所作に見えなくもないからだ。少なくとも不自然さは消えるはず。熱帯びた顔が「ふぅ……」と小さく安堵を漏らし、改めてにっこりと彼女を見る。大きい。いや、そこではなく。金の長髪。赤い瞳。几帳面に着込んだ騎士服。その硬い服装が、余計にグラマラスな体躯の背徳を強めている。そもそも、騎士団とは男性社会と聞いている。もちろん、幾人かの女騎士様はいるのだろうが、それでも、彼女のように魅力的な女性では何かと苦労も多かろう。もやもや…っと頭の中に、男性騎士の肉便器となっている彼女の姿が思い浮かぶが、慌ててぷるぷる頭を振ってかき消した。いくらなんでも恩人に対して失礼のすぎる妄想である。)

「…………………、あ、の……、騎士、様……? あっ、わ、わたくし、トルテと申します。先程は本当に、その、お手を貸して頂いてありがとうございました」

(そしてこのお嬢様。確かに挙動不審ではあったが、己の発情がとうにバレているとは思っていない。故に、何やら考え込み始めた彼女に対して困惑の微笑を向け、名乗りすらしていなかった無礼に気付いて言葉を紡ぐ。スカートの中は、先と変わらぬガッチガチの鉄柱が熱帯びているものの、しばらくこうしていれば収まってくれるはず。それまではこのまま、立ちくらみでも起こして休憩中のお嬢様を装っていれば問題ない。)

織機セラフィナ >  
あ、あぁ、いえ、そんな。

(彼女の前に立ったまま自分の世界に入り込んでいたようだ。
 我に返って慌てて手を振る。
 経験は皆無に近いとはいえこちらも女だ。
 発情した時の状態はなんとなくわかってしまう。
 ただそれをそのまま言葉にしてしまうほど世間知らずということもない。)

困っている市民の方の力になるのは騎士の務めですから。
あ、私はマグメール王国聖騎士団、織機セラフィナと申します。

(それでもまさか彼女のまたぐらに男の象徴たる肉槍が鎮座――というか屹立しているなど思いもよらないし、それが自分のせいだとも思ってもいない。
 彼女の名前を聞き、こちらも姿勢を正して名を名乗る。
 その拍子に騎士服にぴっちり包まれている胸がゆさりと揺れる。)

トルテ > (『オリハタ=セラフィナ』変わった語感にはほんのりと聞き覚えがある。確か東方出身の商人が、功を重ねて貴族となったという《織機家》。お父様は成り上がり者と評していたけれど、少なくともその子女である彼女は、トルテの知る貴族達よりよほどに貴族らしい《義務》を知っている様に思えた。高潔そうな気配はとても好ましい。彼女の様な騎士様がもっと増えれば、この国は随分良くなるだろうと思う。そんな彼女に愛称だけを伝え、家名どころか本名すら伝えぬ不義理に思う所がないわけでも無かったが、同時にそんな彼女には己の過去を知られたくないとも思った。)

「改めて御礼を。ありがとうございます、セラフィナ様。貴女の様に素敵な騎士様があの場にいた事、神に感謝せねばなりませんね。」

(せめてにっこり上品に、自分の出来る精一杯の微笑で労おうと思う。ようやく顔の炎熱も引き始め、身中にて荒れ狂う淫らな情動も収まってきた。そのまま教本に乗せたいと思うくらいに綺麗な礼が、苦しげに張り詰めた騎士服の胸元を再び柔らかく揺らしたのを見てドキッ♡ とするも、今度は笑顔を崩さずにいられたはず。)

「わたくし、もうしばらくは休憩させていただこうと思います。それで、その……お忙しくなければ、ですけど……その間の伴を願ってもよろしいですか……?」

(そういってベンチの座面、己の隣をそっと撫でる。ここに座って話し相手になって下さいませんか? の意。)

織機セラフィナ >  
いえ、当然のことをしたまでですから。

(高貴さには義務が伴う、とは少し違うけれど。
 騎士は国の剣であり、市民の盾なのだ。
 誰か困っているものがいれば手を貸すのは当然だともう一度告げて。)

実は今日は非番で暇を持て余していまして。
私なんかでよろしければ、是非。

(にこりと笑って彼女の隣へ腰を下ろす。
 しかし改めて彼女の衣服や所作を見れば、明らかに高貴な家の娘としか思えない。
 貴族であれば家名を言わないはずはないのだが、きっと何か事情があるのだろう。
 ならばこちらも無理にそれを聞き出すこともあるまい。)

トルテ > 「――――まぁっ♡ ……そうでしたか。今日のわたくしは幸運に恵まれていますね」

(しばしの伴を引き受けるどころか、非番で暇を持て余していたという彼女の言に、トルテの声音は思わず喜色に弾んでしまった。そのはしたなさに慌てて口調を改めて、ドキドキと弾む豊乳の内も笑顔に隠して彼女の着座を迎え入れた。硬い騎士服と分厚い冬服の布地越し、そっと触れ合う二の腕の体温。豊乳を一際大きく膨らませて、ゆっくりこっそり冬の空気を吸い込んだのは、隣合う彼女の匂いが嗅ぎ取れないかという浅ましい考えによるもの。己の下腹、未だに硬く熱い巨根の滾りを押さえつける白手を、許されるのなら彼女の太腿に触れさせたい。もっと身を寄せたい。その情動は果たして、友人の少ないお嬢様の『素敵な女騎士様と仲良くなりたい』という想いから生まれたものか、押さえつけた雄根がもたらす淫猥な肉欲に塗れたものなのか。トルテ本人にも判別が付かなかった。)

「…………………………」

(何を口にするでもなく、柔らかな笑顔のままに彼女の整った顔を見つめる。元より話題の豊富な質ではない。出会ったばかりの女騎士と何を話せばいいのかなんて分かるはずもない。それでも、ただこうして隣り合い、薄く体温を伝えあっているだけでも嬉しく思えた。)

織機セラフィナ >  
そう言って頂けると、嬉しいです。

(幸運とまで言われては流石に少し恥ずかしい。
 この年頃の女性――自分も似たような年齢だが――は、むしろかっこいい男性とお話ししたいと思うものではないのだろうか。)

――トルテ、さん?

(無言で見つめられている。
 にこにこと笑ったまま、じいと見つめられ、気恥ずかしさから顔が赤くなる。
 大丈夫だろうかと名前を呼び、彼女の肩に手を置いて大丈夫かと揺さぶってみよう。
 さすがに寝てるわけではないだろうけれど。)

トルテ > (男の人は、正直少し怖い。淫魔の虜囚となっていた2年間。幾度か男達の相手をさせられた事もあったが、その際には随分乱暴された物だ。大きな怪我をする様な暴行こそ働かれなかった物の、それでも己の肉欲をぶち撒ける事ばかりを優先し、こちらの状態など一顧だにしてくれなかった彼らの事が脳裏によぎるから。それでも、一人遊びの妄想の種の中に男達に嬲られるというシチュエーションが混ざるのは、そういった乱暴な行為にも倒錯的な悦びを感じる程に作り変えられてしまったからなのだろう。そして同時に、己の下腹で今も脈打つ肉の滾りが瑞々しい雌の肢体を求めて止まない。)

「――――はい、なんでしょうか、セラフィナ様?」

(言葉の語尾にハートマークが浮かんでしまわぬ様に、上品さを保つ事で精一杯。彼女の凛と整った顔貌が、じわじわと桃色に染まっていく様子が酷く愛らしい。どこかおずおずと、まるで生まれたての赤子に初めて触れるかの様に、彼女の手指が肩へと置かれ――――。)

「あ……っ♡ ……ちょ、えっ? あ、あの、セ、セラフィナ様……い、一体何、を……っ??」

(思わず甘声が漏れたが、続く揺さぶりには心底困惑した。やんわりと緩んでいたタレ目が丸く見開かれ、華奢な肢体はされるがままにたわわな乳肉をたゆんたゆゆん♡ 揺らしまくる。)

織機セラフィナ >  
あ、ご、ごめんなさい。

(咄嗟に手を引く。
 自分でもなぜそんなことをしてしまったのかわからない。)

さっきも、その、様子が――調子がよろしくないみたいだったので。
ただ、――あまりまじまじと見られるのは、少し恥ずかしい、です。

(彼女の視線から逃れたかった、というのはある。
 彼女は綺麗だし、気品もある。
 ただその視線に、なんと言えばいいのか。
 見覚えのある色が含まれているような気がして。
 つい、胸を隠すように腕を胸元へ引き寄せた。
 隠しきれるサイズではないし、胸の間からこぼれているけれど。)

トルテ > 【後日、継続予定です。】
ご案内:「平民地区 職人街」から織機セラフィナさんが去りました。
ご案内:「平民地区 職人街」からトルテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーかつ、かつ、とすん…

平民地区の噴水広場…大通りは勿論、市場や冒険者通りにも近い其処は、様々な人々が行き交う憩いの場で。
その象徴とも言える噴水の縁に腰掛け後ろ手に、空を見上げる女が…一人。

「つ……っかれたー…」

文字通り疲れの見える表情で、げんなりとした声を隠しもせず…さすがに大声は出さないが、ボヤく言葉は抑えられなかったらしい。

「えー……城、行った…師団詰所、行った…ギルド、行った…
各種報告…ひと、ふた、み、よ……ぜんぶ、終わったぁ…」

端的に言えば役所巡りのようなもの…ただし、逐一知り合いに捕まってアレコレと問い質されるおまオマケ付きであるが。
…然もありなん。
この女の持つ何もしなくても目立つ紅の髪が、新雪もビックリな驚きの白さになっているのだ。
加えて、どうも普段の覇気がない。
『また何かやらかしたのか』だとか『また無茶をしたのか馬鹿者』だとか…やたらと"また"が付いてまわるのも何となく引っ掛かる物がある、が。

「…私はオウムかっての」

はて、今日だけで何回同じ説明を繰り返しただろうか…
何処か遠くを見るような目で、夕暮れから夜闇へと移り行く黄昏を眺める。

紅月 > 全く、どうせだから休暇申請やら全部纏めて終わらせよう、なんて…気軽に思ったのが間違いだったのだ。
誰だよ『明日やろうはバカ野郎』とか言い出したのは。
どうも身体のキレが悪いし、体力も些か落ちてるし…何より。

「…お外って、こんなに寒かったのか……」

そう、普段あまり感じていなかった冬の寒さが…思いの外、堪える。
先の精霊魔術戦の際、ついつい周囲の命に己の持つ焔の加護を残らず配ってやってしまったのが今更地味に効いている。

「……たまには追い込まれとかなきゃ、ダメねぇ…」

それもこれも、何だかんだ『加護』という魔術的な環境調整能力に甘えてしまっているが故、と思えば…何とも居たたまれない。
"失って気付くモノ"という奴である。
…はぁ、と吐いた溜め息が白く染まり、緩やかに空気に溶けていった。

紅月 > 「また、しばらくは無理出来ないなぁ…」

つい最近復帰したばかりだというのに、また休暇…まぁ、今回のは御貴族様から口止め料(+見栄)という名のついた特別報酬が出た為、お財布事情は全く痛まないどころか潤ったくらいなのだが。
此方としても、ついつい騒ぎの原因拾ってきちゃったから口外するつもりは更々無いし。

「……って、いうか…私は"何"を拾っちゃったのかしら」

色々報告をするついでに、少しばかり調べ物もしてきた。
どうやら己の拾い者はギルドにて『古龍級の危険人物』に認定されているらしいと判った…そりゃあ強い訳だ。
だって太陽降ってきたもん、さすがにヤバいと思ったもん。

「よくわかんないけど…可愛いから、いっか」

モソモソとストールに口許を埋めながら呟く。
わからないものは、わからない。
世の中には"そういうモノ"も沢山ある。

紅月 > 「後、やることは~…
マジックアイテム納品してたトコと、薬草と魔法薬納品してたトコに顔出して…」

折角暇を作るのだ、生産系の仕事に精を出すのもきっと楽しい。
この間まで右腕が御臨終していたから、そういったクラフト関連は全く出来ていなかった。
魔石のランプ、治癒のタリスマン、転移結晶にシールドスフィア…いやいや、ギルドの冒険者食堂でゴロゴロしながら付与師仕事をするのもイイお小遣い稼ぎになる。

「…さて、何をしようか。
全く…本当に、何年あっても時間が足りないや」

ククッ、と、小さく笑って立ち上がる。
…何百年も生きて飽きないのか?
いやいや、いや…飽きる暇など有りはしない。

「……さ、帰ろうか」

星の煌めく夜空に靴音を響かせ、ゆっくりと通りを歩く。
小道を抜けて、裏路地へ出れば…不思議の詰まった不思議な家で、おチビさん達が待っている。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨店」にピングさんが現れました。
ピング > 相変わらず客の入りは少ない―――というか、今は誰も居ないが――店内にて、リラックスした面持ちでカウンターに座して店番中。

そのカウンターの上には、大層目立つ代物が鎮座していた。
女性の下半身を模した玩具――そう、オナホールだ。

女性器のみを模したそれとは一線を画す、腰から下を切り取った様なその様相は実に存在感のある代物。
見方によっては猟奇的かもしれないが、用途を知る者からすれば実に素晴らしいものなのだ。
むっちりとした尻を突き出すようなそのフォルムに、瑞々しさを感じさせる触り心地。
肌触りの良いその尻部分を手のひらでたぷたぷ撫でながら、何をするでもなくぼへーっと店番中。

そしてその美尻の横には“バイトしてみませんか? 給金2000ゴルドから。”という看板一つ。

どんなバイト内容かは推して知るべし。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨店」にリーマさんが現れました。
リーマ > 「こんちゃーす。いやー寒いね?」

(ちょっとした買い出しで店を訪れた近くで飲食店を営む女店主。入店しつつ手袋を脱ぎながら店主の方に顔を向けた瞬間に)

「うぉっ!?殺人事件!!!?」

(人の下半身みたいなものがカウンターに鎮座しており、それを店主が撫でていたものだから、一瞬店主が殺人に手を染めてしまったものだと驚いた。頭の天辺の毛がピーンと立って)


「あぁ、なんだ偽物か……ピングさん、驚かせないでよ。」

(一応、ご近所で商売をやっている同士、店主の名前は知っている。)

ピング > さながら胴をなで斬りにされた猟奇死体とでも言うべきか。
それを手ずから撫でているのだから傍から見れば相手の反応も頷けるというものだ。

たぱんっ、と叩かれた尻部分が瑞々しく揺れた。

「おう、リーマちゃんか。
 ぬぁっはっは、殺人なんぞ出来る程豪胆じゃあねぇよぉ。」

相手の反応を見て笑い、軽く手を揺らしてまさかまさかと。
ぷにぷにと柔らかな尻肉を指先でつつき、そのまま頬杖を突くと会話を続け。

「っと、ちょっと待ってな。茶でも用意しちゃろ。
 ―――んでぇ、何ぞ入用なモンでも出来たんかぇ。」

立ち上がるとカウンターの奥にて茶の準備。
売り物だか備え付けなのか非常に曖昧な椅子がカウンターの前に適当に並んでおり、其処に座れば良いのは多分相手も知っている筈。
茶の準備を進めながら、用向きを尋ねた。

 

リーマ > 「にしてもそれは何?またエッチな道具?」

(そこまで嫌そうな顔ではないが、この店はこういうものがあるのはいつものことなのでさほど驚かない。やれやれという感じでコートを脱げば適当な椅子に腰掛けつつ。)

「っだね……保存用の瓶をえぇと……20ほど、発注したいんだけど。
だいたい600miくらい入ればいいかな?」

(指折り数えて必要な分を数える。スパイスの保存やピクルスみたいな物を保存しておく時に使う透明な密封性の高い瓶。割れたり劣化したりで数が足りなくなったので、という通常業務な買い出し)


「んで、ピングさんバイト募集してんの?こんな暇なのに?」

(ナチュラルに失礼。にしても給金の2000ゴルドはこの店のアルバイトの日当にしては多い気がしなくもない)

ピング >  
「そらもう、エッチな道具。」

何の悪びれも無く首肯を返し、紅茶の準備を終えるとカップに注がれたそれを持ち戻ってくる。
茶の心得なんぞ当然無いので、味は至って普通の代物だ。
湯気の立つそれをカウンター、相手の目の前に置くと、コートが無くなった事でお目見えした相手の豊満な胸元の稜線にほっこりと鼻の下を伸ばした。

「ほいよ、奮発してブランデー垂らしといたから暖まるぞぅ。
 いやしかし。リーマちゃんのおっぱいには毎度癒されるったらないねぇ。
 んで、んー……あいあい、それっくらいなら確か在庫もあったな。後で届けておくわな。」

ちょいと濃いめにブランデーを垂らしておいたのは悪戯心。
当たり前の様にセクハラをかましてから片眉を持ち上げ、店の在庫を思い浮かべれば問題なく準備できる数。
承知、とばかりに頷いてから、続く相手の台詞に、ひゃっひゃ、と軽く笑うのだ。

「暇だからこそかわいい子でもバイトにこねぇかなってな。
 リーマちゃんもどうだい、一口。時間の拘束は少ねぇからよ。」

当然、それなりの日当であるには理由があるが。
その仔細は語らずに、暇つぶしに付き合っておくれといわんばかりに誘うのだった。

リーマ > 「なんか猟奇的すぎて逆に萎えちゃいそうだなぁ……」

(頬杖付きながらお茶を待ちつつそのちょっと気持ち悪いその道具のお尻を突っついて感触を確かめてみたり、リアリティ)

「いやぁ、催促しちゃったみたいで悪いね♪
いただきまーす。
あ~、お茶代と配達料分くらいは癒やされちゃって構いませんよ?」

(特に恥ずかしがりも強調もしない、この店主のセクハラ発言はいつものことで。基本的に酔客も多い店の店主なれば慣れたものだ。
ブランデー入りは酒好きな女には大歓迎。もう全部ブランデーでもいいくらいだ。フーフーしながらそれを飲んで。さり気なくおっぱいの視聴料で値引き交渉までしておいた)

「ん~?時間ある時に手伝うくらいなら全然いいけど……時間拘束が少ないのにそのお給料って何か裏がありそうっていうか……どうせエッチな裏があるんでしょ?」

(両手でカップを持って手を温めながらお茶をズズーッと)

ピング >  
「……あぁ、そりゃあ気合を入れ過ぎたなぁとちょっと思っとる所ではある。
 まぁでもほれ、壁尻だと思えばこう、色々と…。」

それもそれでどうなのだろう、という会話。
リアリティに拘り過ぎて、道具としての本懐を見失っている感はある。

「お、それっくらいなら喜んで!
 んで、そうさなぁ。いんや、こいつもそうなんだがね。
 ちょいと、こう…型を取らせて貰えねぇかなって。」

おっぱい料金でそれであれば安いもんだと笑う辺り、大概だ。
さり気無く視線に力を籠め、見えざる指がその柔らかそうなおっぱいの先端を服越しにぷにぷにと突いているのもご愛敬。
して、当然の様に裏を疑う相手には、気づかれたならば包み隠さず伝える次第。

「リーマちゃんであれば是非、おっぱいの型も取らせて頂きたい…!
 なぁどうだい、ちょっとだけ、な?」

その素晴らしいおっぱいは、是非とも形に残しておきたいところ。
拝むように手を合わせ頼み込むその最中も、不可視の指はシャツ越しにその先っぽをすりすり擦っていた。
如何ともし難い所業。

リーマ > 「壁尻って何さ?……胸をまな板といかいうたとえみたいなもん?」

(なんか知らない単語が出てきた。何気なく、胸に触れる感触に指に力を込めれば僅かに魔力が宿りデコピン。胸の先端を突く魔力の元を弾くのは、もう手慣れたものだ。)

「やだ」

(笑顔で即決してお茶をすすろうとしたら、胸の先端をまたこすられる感触に椅子をひきながら軽く下がって、片手で胸をかばう。ちょっと顔を赤くして咎めるような顔でジトッと睨み)

「型を【ちょっとだけ】って何!?……ていうか頼み事しながら胸触らないでよ?……瓶代5割引にしてよね?」

(むぅっと頬を膨らませて赤面しつつ。一応、お茶はまだ飲むのでそこまで怒っているわけじゃないだろう)

「それに……どうせ変なことに使うんでしょ?
そんなことのためには安売りしませ~ん」

(ベーっと舌を出してお断る。なんか使用目的によっては良いと言っているようにも聞こえるが)

ピング > 諦めずに視線に力を籠めるものの、仔細を知る者にとっては防御するのも簡単なこの無駄能力。
相手の隙をついて悪戯、という時点で、もうそれは自らの指や手でするのと変わりがない。

「…くぅ…!すっかり警戒を…!
 それに変な事とは何事か…!世の中の寂しい男達の為になる、素晴らしい仕事なんだぞ…!?」

手で庇われてはもう何もできはしない。
悔しそうに拳を握りしめ、当然の様にお断りを入れてくる相手に対しその勢いのまま声を大にして自論を語る。

「自分から女にゃ声をかけられねぇ男だって世の中にゃ沢山居るんだ。
 そんな男達の寂しさを一時癒すことが、リーマちゃんが協力してくれりゃあ出来る…!
 お前さんは人助けを「変な事」なんぞと仰るのか…!?」

暴論ここに極まれり。
肩をがしっと掴むと目をくありと見開いて。情熱だけはたっぷりだ。
でもエロはきっと男達を癒してくれるというのは、真理であると思いたい。

リーマ > 「す……素晴らしい仕事!?」

(ガーンとショックを受けたような顔。美味しいものでもてなす事で皆を幸せにしようとする自分はエロとはどこかよろしくないものだと思っていたから意外!そして彼女はお人好しが過ぎる少しアホの子だった)

「そ……そうか……引っ込み思案な人もいるもんね……
人助け……人助けか……」

(すでに陥落しかかっている。肩を掴まれると両手を胸の下で組んで、う~ん?と悩んだ様子で)

「んじゃ……型とりくらい……なら……ぁ、でも。
ピングさんは奥さんいるから要らないよね?
型取る時に、エッチなことしないって約束できるなら……うん。
あと……バイト代はもらうよ?」

(ピッと人差し指を立てて相手の鼻の前辺りに突きつける。約束が穴だらけ)

ピング >  
「そうだ!男達に希望と一時の癒しを与える素晴らしい仕事だ!
 判るだろう?お前さんだって料理を食べて貰って相手が笑顔になりゃあ嬉しい筈だ!
 そこに貴賎はない!リーマちゃんがちょいとその気になりゃあ、いったい何人の男が救われるか…!」

これは言い包められそうだと熱弁を奮い続ける。
穴だらけと言えば穴だらけな弁論は、けれどもその勢いで流せた模様。

「いやいやいや!使用感を確かめにゃ商品にゃ出来んからな!
 それに少しくらいはエッチな事をするぞ?型取りってなぁそういうもんだ!
 リーマちゃんは料理を作るとき、半端なものでも良しと思うってぇのか!?
 よし分かった、5000出そう!だから協力してくれ…!」

商売人としてそれは譲れんと、全然関係ないのに料理人のプライドを刺激する様な台詞まで持ち出す始末。
ついでにバイト代も値上げしておいたのはせめてもの心付け。

リーマ > 「いや~……だから……取った型は確かめていいけど……」

(と弱い反論をしかけて)

「まぁ、ちょっと触ったりとか見たりは仕方ないんだろうけど……
少し……少しだからね?やりすぎないでよ?

あと5500」

(さりげに値上げしながら言いくるめられてしまう。人助けに笑顔に協力。そこを突かれると相当弱いのだった。あとは、腕っぷしになまじ自信があるせいで。あんまりやりすぎだったら力づくでどうにかできるんだと思っているところがこの女の無防備さにつながっている)

ピング >  
「なぁに大丈夫、オイラに任せておけい!
 えぇい、なら6000だ!世の男達の為に背に腹は代えられん…!」

全然大丈夫じゃなさそうな笑顔と共に、胸をどん、と叩いて請け負った。
そして値上げ交渉には更に上乗せして「人助け感」をアピールする次第。

「それじゃあちょいと奥の部屋に着いてきとくれ。
 ぐぅっふっふっふ…!さぁ、やるぞぉ…!!」

無駄な気合の声と共に。
店の奥にある作業スペースへと相手を伴い、移動を開始。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨店」からピングさんが去りました。
リーマ > 「……」

(何が大丈夫なのかさっぱりわからなかったが、大丈夫と言うならそうなんだろうと勝手に納得し)

「え?何いまから?……え?私帰って仕込みしなきゃなんだけど!?」

(と言いながら手を引かれたりすればあっさりと店の奥へと引きずり込まれていくんだろう。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨店」からリーマさんが去りました。