2018/12/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にシンシアさんが現れました。
■シンシア > 昼間はカフェで夜はダイニングバーちっくなお店
以前から、足を向けるのは同じ店だった
今夜は一人だし、と
窓辺のカウンター席、足の長い椅子に座って
軽く足を組む、ホットワインのグラスに口をつけながら
通りの街灯と歩く人の姿を眺めてた
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にノーガルトさんが現れました。
■シンシア > はちみつを入れたホットワインは口当たりに甘くて
(はぁっ)と、ため息をつきながら
頬杖をついて、通りを歩くカップルを眺めてた
腕を組んだり、外目にみても仲良さそうなことがわかる様子が少し羨ましい
また一つ無意識からのため息
■ノーガルト > (このあたりにいるだろうかと、ノーガルトは仕事が終わった後に娘をとあるところに預けて。
いつもならこのあたりのバーで一人、飲んでいるはずだがと。
その窓際のカウンターに、その目的の人物はいた。
もう何度目だろうか、この場所で彼女を見かけるのは。
店内に入り、いつものと温かいものを軽く注文してから、その窓際のカウンターに向かう。)
「またここで一人酒か?…できれば一言、誘ってほしいものだな。」
(半分ほど冗談めかしながら、ノーガルトは隣に腰掛ける。
頼んでおいたサラミとチーズ、そして今日は、ノーガルトも珍しくホットワインを注文していた。)
■シンシア > 「…ノルはお仕事もあるでしょうー?邪魔したくなーいもん」
声をかけられると
その相手が誰かは、すぐわかってた
ちらっとその姿を見るけど、また視線は通りへと
夜に一人でいる場所もばれてるし…
仕方ないと思うしかなくて
「お仕事は?もう全部おわった?」
■ノーガルト > 「そう拗ねるな、だからこうして迎えに来たんじゃないか。」
(どこにもいなければ、おのずと彼女がこの町でいる場所はわかってしまう。
家にいなかったし、教会からも今日はもう帰ったといわれた。
だとしたら、あと残っているのはここくらいだと思い、来てみたらビンゴだったというわけだ。
運ばれてきたホットワインに口を付ける。
やはり、強い酸味がどうしても苦手だ…この酒は。
だが、この酸味が肉やチーズによく合うので、まあ飲めなくはない…というところか。
やはり彼女にあわすものじゃないな、と。)
「ああ、今日の仕事はもう終わりだ。ギルドにも報告したし、あとは3人で還るだけだ。」
(が、今日はここで腹ごしらえをしていこうか。
サラミとチーズだけではやはり腹は満たされない。
特に仕事帰りの、この空腹感はいかんともしがたいし、今日はシンシアもここにいる。
ならば二人で、少し食っていくとしようか。)
「シンシア、何か食うか?」
■シンシア > 「……ぅん、ありがと」
素直にお迎えは嬉しい、居場所を言ってなかったのに見つけてくれたのにも
「じゃあ…ジャーマンポテト」
これなら彼と一緒に食べられるしと、メニューから選んでオーダーする
珍しく彼がエールではなく、ホットワインを飲んでる
自分の近くに置かれてたはちみつを彼側によせて
「少し入れると飲みやすいかも」
甘いのが苦手なのは知ってるけど酸味を飛ばすのなら
少量ならばと口当たりもよくなるはず
■ノーガルト > (寄せてもらったはちみつ、やはり甘いものが苦手だからだろう。
少し首をかしげるものの、ワインに関してはシンシアのほうが飲みなれている。
素直にはちみつを少したらし、ホットワインの中に溶かしていく。
ジャーマンポテトと、マルゲリータを追加注文。
しばらくはかかるだろうし、窓の外をうっすらとみていた。)
「……一気に、冬の装いになったな。」
(つい最近まで、まだ暑い暑いといっていた気がする。
そこから一気にここまで飛んできたのではと思うくらい、季節の移りかw理が早い。
いろんなことを見ながら過ごしているせいか、一日が本当に足りない気がした。)
■シンシア > 「寒いねー…、今夜はコッチで泊まらない?」
この後、あの岬のほうまで歩いて帰るのは
寒くて…娘も一緒なら風邪をひかせそうだったから
同じように外を眺めると、寒いからか
体を寄せて座ってるカップルとかもいる
そんな何気ないことでも、いいなーと羨ましく思ってしまったり
隣を気にして、ちらっと見るけど…すぐに外へと向けて
■ノーガルト > 「……そうだな、風呂はまあ…せっかくだし後で九頭竜の水浴びにでも行くか。」
(一般庶民でも入れる公共の温泉施設。
貴族階級も使うらしいが、まあちゃんと一般人も入れるらしいし家族連れも多いと聞く。
後でそこに風呂に入りに行って、こちらの家で一泊し、明日明るいうちに向こうに帰る。
その流れでも、さして問題はないだろう。
マグメールで暮らしているときに使って居た家は、まだ残っている。
家具もほとんど残してあるので、せいぜい困るのはベッドの大きさ、くらいだろうか。
家出はもう少し大きなベッドにしているので、それに慣れてしまっている今では、少し小さいかもしれない。)
「…………やれやれ、今だけだからな。」
(シンシアの視線、少し感じる。
本当ならあまり、こういう人の目があるところではしないのだが、今は特別。
シンシアの手を握ってやり、腕を組むまでならばと…。
そのまま、自分の腕に巻き付かせるように。)
■シンシア > 「ぁいいね、そうしょう?」
一般の大衆浴場、子供も一緒なら喜びそうで
頷いて喜びながら彼へと視線をむける
ちょうどいいくらいに、ジャーマンポテトとマルゲリータも運ばれてきた
「わ、おいしそー…え?いいの?」
料理のことでなく手をとられ、腕を組むように…そのせいで距離も近くなって
外でしてくれたことに、嬉しくなって喜ぶ
聞きながらも、してくれたことをやめるつもりはない
嬉しい証拠で外のカップルに視線を向けることはなくなって
■ノーガルト > (これを食べて、少しゆっくりとしたら娘を迎えに行くとしようか。
今もまた、いつもの場所に預けているのでそんなに慌てることはない。
腕を組んでいるので、片手は使えないが…既に切れているマルゲリータならばたいして問題にもならず。
ワインを一口飲んでみる。
なるほど、シンシアの言う通り飲みやすくなっている。
酸味の棘が抜けて、まろやかで飲みやすく。)
「……外に出たらつなぐだけだからな、あまり人に見られるのは…。」
(見せびらかすものでもないし、見せたいものでもない。
だが、シンシアが甘えん坊だというのは、もはや考えなくてもわかることだから。
今はこうして腕を組んでいるが…外に出たら、手をつなぐだけ。
それで我慢してもらいたい…。)
■シンシア > 片手は組んであるので…自分も片手だけ
それでも満足で嬉しいから気にならない
フォークで突き刺した、上げたポテトにベーコンもつけて
彼の口元に…家ではないので嫌がられるかもしれないから
少し控えめに、伺いながら
「…ねぇ…ノル」
あーん、とは言わないけど、伝わるだろう
「………わかってるもん」
彼が外で不要なふれあいを好まないのは知ってるけど
羨ましく思ってしまえば、つい自分と比べてしまって寂しくなってしまうから
先に、外に出たら…といわれると、受け入れるしかなく
■ノーガルト > 「………ン?」
(シンシアのほうを向けば、そこにはジャーマンポテト。
フォークに刺されたそれが自分のほうにむけられている。
確かに、これは家ではよくやるけれども…ここではと少し周りをうかがう。
そんなに人の目がないのを確認してから、それを口の中に入れてもらった。
付き合い始め、そして一緒に暮らすようになってからかなり時間がたって居るけれども、あまりこういうことはしなかった。
だからだろう、最近抵抗がなくなってきたのか…あまり気負うこともなくなってきた。
だが、今までの手前…やはりどうしても、というところか。)
「…まあ、見られてなければ……構わんがな。」
(時間帯的にも、そこまで人通りが多くなる時間ではないだろう。
だったら別に、繋ぐだけでなくても構わないかと。
自分も甘くなったものだ、と思う。
さっきからディンが茶化してきているが……スルーすることにしていた。)
■シンシア > 「…ノル、あんまり人から見られるようなことしてないよ?」
彼が外では避けたがること
人目を気にしてのことだけど、自分たちも、そこまで周囲の人をジロジロみてたりしない
だから逆に違和感があるかもよ、なんて伝えながら
食べてくれたので、嬉しくて組んだままの腕に頭を寄せて肩に触れさせる
彼の苦手としてる外でのスキンシップ
目の前の通りのカップルも身を寄せ合って話してたりするし、店内にもカップルの距離はそれなりに近い
「…それとも………」
ないだろうと思いながらも、もしかしてのことが頭をよぎる
2人目が欲しいと言われても、そのようなことにもなってないから
自分が女として残念なのかも…と感じ、のせてた頭がㇲッと離れ、冷めかけてるワインのグラスに口をつける
■ノーガルト > 「………え?」
(そういえば、あまり周りの眼というものを意識していなかったような気がする。
いや、意識していたといえばしていたのだが、それは見られているということを意識していた。
だから手をつないだり、腕を組んだりは少しと。
だが、考えてみれば自分たちがしなくても、周りはしていることだ。
なのに自分たちがしていないともなると、もしかしたら逆に目立っているのかもしれない。
そう考えるとするのは自然なのだろうかと考える。
確かに、人目を気にするのは間違っているとは思わないが、逆に溶け込めないのは…。)
「………それとも、なんだ?」
(何かを言いたそうにしているシンシア、少し自分から離れるのを見て、またいつもの病気が始まったのかと。
軽く肩をすくめながら、頭を撫でる。
決してそんなことはないと言い聞かせるように。)
■シンシア > 「ノルが…ちゃんと触れてくれないから、不安になる…」
彼のせいだ、と真剣にではなくて、拗ねたように彼のせいにしてみる
外での人目を気にして距離があることは、
逆を言えば近しい相手でない人たちならありえる距離
ワインをちびちびと飲みながら、先によぎったことを伝えてみる
頭を撫でられると
なんだか子供扱いされてるような気もするけど、それが悪い気にはならず
「ちゃんと…捕まえててくれないと、やだ」
自分は、彼に想われていると…信じていたくて
■ノーガルト > 「……すまん。」
(決して、こちらも悪気があるとか、そういうわけではない。
自分のせいにされることに関しては何もお言わず、ただ苦笑するのみで。
彼女が頭によぎった、女としては魅力がないのだろうかと。
それ事あり得ない話だ、とノーガルトは一笑した。
そうでなければ選んでいるはずがないし、何より今ここにいるはずもない。
ちゃんと、捕まえていられるようにしているつもりだ。
たとえ自分が捕まえたくても、するりと逃げられてしまうかもしれないから。)
「…そういうお前こそ、ちゃんと俺を見ておけよ。」
(ちゃんと見ておいてくれたら、いつまでも捕まえておいてやる。
先ほど離れた頭を、もう一度自分の肩の上に乗せてやりながら…こちらもワインを飲み、マルゲリータを口に運んだ。)
■シンシア > 「…ううん」
彼に謝らせたいわけじゃなかったから
苦手を強要させたくないけど、寂しいのも本当
自分の我儘に自己嫌悪しながら
頭を寄せられた肩、今度は離れないで
そのままワインを口にする
「…見てるよ…ずっと」
ワインのおかげで体は温かくなってきた、外のカップルは気づいたときにはいなくて
店内は静かだけど、思い思いに過ごしてて周囲の視線などは感じない
腕を組んで手は指を絡めるようにしてつないでみる
■ノーガルト > (誰に見られても構わないと思っていたのに、どこかで邪魔をしてしまっていたのだろう。
そのせいで寂しい思いをさせてしまっていたのだとしたら、悪いとは思う。
もう少し彼女のほうに目を向けて、周囲を気にすることもないかと。
サラミを食べてから、ワインで口の中を流す。
温かいものを飲むと、体の芯から熱を持って…少し熱いくらい。
シンシアが握っているその手も、ほのかに熱を持っているだろう。)
「……だったら、大丈夫だ。」
(見ている限り、自分は彼女を捕まえていられる。
そんな、根拠のない自信のようなものを感じながら、ノーガルトは苦笑する。
随分と、ロマンチストになったものだ、と。)
「……まったく、誰の影響なんだか…。俺がロマンチストなんてな。」
(自分で思う、似合わない言葉だと。
苦笑しながら、今度はエールを注文していた。)
■シンシア > 「…うん」
外にいて冷えてた体もお酒のせいもあり温まってきた
肩に頭をのせたまま、もう食べないでも満足なほど
気持ちは満たされていくのがわかる
「そういうのも大事なの、無駄なことじゃないよ」
自分といるならば、娘もいるのだから
独身者のロマンチストは=ナルシストにもなりそうだけど
家族のある身なら、ロマンチストも大事なことの1つ
娘のためにも、彼にはそうなっててほしいから
自分はワインを飲み切ると、おかわりはしないでおく
■ノーガルト > 「無駄だとは思わないが…ただ、なんだ。似合わないな、とな。」
(人付き合いは苦手なほうのはずなのに、なぜかこうして話をしている。
というよりも、シンシアと付き合うようになって以降、随分と話をするようになった気がする。
他人だろうが何だろうが、よく話すようになったのは…間違いなく彼女の影響だろう。
もっとも、それが悪いことだとは思わない。
むしろいいことなんだろうと、自分自身を納得させている。
周囲に溶け込めるのは、この集団生活の中では悪いことのようには思えないから。
エールは、さっさと飲み干してしまおう。
もうすっかりと片付いた食事を見て、ノーガルトは立ち上がる。)
「さて、もう一人の寂しんぼうがそろそろ泣き出すころだ。シンシア、会計をして迎えに行ってやるか。」
(そのあとは、3人で公共の温泉施設へ。
その道は…珍しいというべきなのか、腕を組むことも手をつなぐことも遮ることなく。
むしろ推奨しているような歩き方だった、とか。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からシンシアさんが去りました。