2018/10/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 「んーッ!今日はよく晴れてて気持ちいい……!」

(平民地区にある良心価格の宿兼ねる酒場。二階は吹き抜けになっていて、ぐるっと囲む廊下は宿泊用の部屋が並んでいる。
廊下に差し込む窓からの朝日に、気持ちよさそうに伸びをする遊牧民の姿があった。

「おはよ!マスター。
ハムチーズと、キャベツのコンソメスープください」

気安いシャツ1枚の姿で酒場のカウンターにつくと、久しぶりに野宿ではない朝ごはんを注文して。
待つ間、横髪についた寝癖を手先でそっと直しつつ。天気の良さにちょっとご機嫌。

タピオカ > 「うんっ、美味しそう。いただきまーす!
あぁ……お休みの日の朝ごはん……。おいしい……」

冒険者ギルドから依頼を受けている間や、お金の持ち合わせが無い時はいつもは簡単に済ませている朝ごはん。
今は昨晩まで働いた報酬を受け取って懐はあたたかいし、今日は身体をしっかり休めるためという事でのんびりがっつり食べる事にする。
ほんのささいな事だけど、自分にとっては十分なご褒美。
朝の遅い客ばかりで人影の少ない、爽やかな朝日が差し込む酒場で美味しそうにスープをスプーンですくって味わう遊牧民の姿があったとか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノーガルトさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にメヒティルデさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からメヒティルデさんが去りました。
ノーガルト > 「……さて、あと足りないものは何だったかな…。」

(昼下がりの商店街、ノーガルトは贔屓にしている肉屋の前で悩んでいた。
確か、食糧貯蔵庫のほうで足りないものがあったはず。
それを今、何を買うのかと待っている店主の前で考えていた。

牛肉、はこの間買い置きしたものがまだ残っているので大丈夫。
牛乳、もこの間買い置きしたものが残っていたはず。
豚肉、鶏肉……。
どちらもこの間買い足しているので、問題はなかったか。
だとしたら買うものは……。)

『ないんじゃねぇの?』
「……うぐ………。」

(そう、肉類に関して買うものはどうやらなかったらしい。
肉屋に軽く謝罪をして、その場から離れた。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシンシアさんが現れました。
シンシア > 彼と買い出しにでたものの
別行動をしてた、娘と一緒に別の店で買い物をしてたから
合流のために戻ってきたけど
その表情は2人とも浮かない…

カバンを肩にかけ、腕に娘を抱いて
娘は…目元が赤くなってて泣いた後の様子

ノーガルト > (結局何を買うこともなく、二人の元に戻ってきた。
足りないものなどなかったことに、もう少し食糧事情も把握しておくべきかと。
そんなところで二人のところに戻ってきた、のだが。)

「……どうした?」

(娘に至っては泣いた後すら…。
何かあったのだろうかと、少し心配そうに近寄ってきた。)

シンシア > 「ちょっと……リホープがね…」

父親の彼を見て、腕の娘は手を伸ばして抱っこ交代を強請る
父親っ子だから仕方ないのだけど…
困って疲れたというように、声のトーンが元気ないまま説明

加工肉をしてる店舗を眺めてたとき
彼用にと買う、スパイスの効いたソーセージを娘が欲しがって
店先で駄々をこねたこと
まだ家にあるから、と娘の欲しがるのは買わなかったことが
拗ねた原因…

「いつも私が買ってるから…それで覚えたんだと思うけど」

彼がお酒を飲むときなど、おつまみとして使うもの
リホープは自分が欲しいのではなく、父親にと強請ったんだと思うと、付け足して

ノーガルト > (抱っこをねだってくるリホープをシンシアから受け取った。
相当ぐずったのだろう、いつもなら遊んでほしいと強要するところなのに、随分とおとなしい。
顔を埋めて、しっかりとしがみついている。

事情を聞けば、そういうことかと苦笑した。
確かにこの子はずいぶんと人のまねをしたがる傾向にある。
母親の飼う姿を見て、自分もと思ったのだろう。)

「なるほど…そうだったのか。リホープ、たーたのために買おうとしてくれたんだろう?…ありがとうな。」

(頭を撫でてあやしてやりながら、ノーガルトは軽く礼を言った。
勿論それで機嫌が直るならたやすいが、そんなことはないようで。
いまだにしがみついている娘を、あやしながら苦笑した。)

「そういえば…シンシア。肉屋で買うものは…すまんが思いつかなかった。何か足りないものはあったか?」

(こういう時は、情けないがシンシアに聞くのが一番早い。
食糧事情を聴きながら、商店街の中にある、ちょっとしたオープンカフェでも行かないかと誘った。)

シンシア > 小さい娘がしがみつくように抱っこされてる
無意識にため息をついて

「まだ…あるしね、今度ね?」

慰めにもならないだろうけど
小さい背中に声をかけながら
彼の横に並んで

「うーん、足りないのは卵と…お魚関係かな、他のは日持ちするから
 配送で頼んでおいた」

小麦粉やパスタなどは、まとめて1か月分くらいで週明けに届くはずと
他のものも前回、彼が荷台で運んでくれたので
帰りに少し買えるものを伝えて

近くのカフェを見つけ、そこはどうかと
彼の袖を引いてみる

ノーガルト > 『おいノル、あんまり俺らに触らせんじゃねえぞ。』
「わかってる…、そんな心配は無用だ。」

(一応、今は背中に魔剣を2つ背負っている。
まあ、一応魔剣使いの冒険者として少しは名前がしれているので、こんなすがたはなかなか見せられないが。

シンシアから必要なものを聞き、それを売っている店を考える。
そこならば帰り際によるだけでいいだろうし、慌てる必要はないだろう。
シンシアが示してくれたカフェ、そこを見やりながら。)

「リホープ、おやつでも食べようか。…シンシア、果物のケーキくらいなら大丈夫だな?」

(こういう時暗い、甘いものの少しくらいはいいだろう。
最近はすっかりといろんなものを食べるようにもなったことだし。
だが、一応シンシアにも聞いておこうか。)

シンシア > 見つけたカフェに入り、通りが見えるテラス席に
小さい子を連れてたので冷えないようにとブランケットを貰って

「…うんそうね、果物タルトとかならいいかな、私も一緒に食べるし」

まだ小さい娘に人工的な甘味は食べさせたくない
だから季節の果物がたくさん乗ったものを選び
飲み物は…ホットミルクを娘に、自分にはミルクティーにして

「ノルはなににする?」

抱かれた娘を気にしながらも彼にもメニューを開いて

ノーガルト > 「わかった…今ならりんごか……。」

(リホープは、家でよくリンゴを食べている。
それが好物かどうかはわからないが…それなら食べられるだろう。
渡されたメニューを開きながら、何にしようかと考えて。)

「じゃあ……いつも通りコーヒーかな。少し腹も減っているし…。」

(コーヒーとサンドイッチのせってにするか。
それを決めて注文を付けて、そこでようやくリホープが機嫌を直し始めた。
てしてしと叩き、前を向きたいというのでそちらをむかせてやる。

どこで覚えたのか、片手で頬杖を突き明後日の方向を向いて笑っている。
そのしぐさ、シンシアなら見たことがあるだろう。
ノーガルトがカフェで、注文を待っているときの格好だった。)

シンシア > 正面をむくと通りが見えるし、と思ってたら
親子で似た仕草をしてることに気づき

「…ほんと親子ね、そっくり、この間の寝顔と寝相も似てたし…」

お店の人が子供用の椅子をもってきてくれたけど
彼の膝から移る気はないらしく…

そこまで待たず先に自分と娘の飲み物と果物タルトがくる
リンゴと思ってたけど秋の豊作か
ブドウ、柿、栗とか果物がいろいろ乗ってた

「ブドウ、リホープまだ食べたことないよね、食べてみようか」

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノーガルトさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノーガルトさんが現れました。
ノーガルト > 「……そこまで似てるか?」

(確かにここのところ、仕草をマネするようにはなっている。
だが、そこまで似ているかどうかといわれると、妖しいところだとノーガルトは思う。

性格はシンシアに似ているのは間違いない。
だが、そのしぐさが自分を受けついているとしたら、少しだけ嬉しい限りだ。
とはいえ、今のうちだろうとは思うが…。)

「リホープ、まんまに頂戴してこい。」

(最近はお祈りを覚えたが、まだいただきますをしたことがない。
だから、リホープをシンシアのほうに渡しながらそういってみる。

すると、リホープは両手を合わせて、軽く上下に振った。)

シンシア > 「うん、似てると思うよ?でも気を付けないとね」

なんでも真似をしたりするのは
何気なくしてる、もしかして悪いとこも真似するかもしれない
言葉は気を付けてたけど…

機嫌の直った様子のリホープを渡される
膝の上に抱いて、飲み物は少し遠くに
お店の配慮で小さい小皿ももらえたので
そちらに果物をのせて…ブドウも一口ほどにフォークで切って

お祈りの真似を済ませた娘の口元に近づけてあげる

『あーん、んんーちー』

おいしいとはまだ言えないのだろうけど、食べた瞬間マスカットの甘いのに気づいたのか
にこーっと笑って口の中にあるのにフォークに手を伸ばしてきたので渡すと
膝上の自分のほうにも伸ばしてきたので、残りの半分を貰って

「ほんとだ、おいしいねー」

ノーガルト > (真似をして覚えていく、というのは少し聞いた。
知育というらしいが…この娘は本当に覚えがいいほうだという。
おとなしくて手間もかからないし、わがままもそんなに多くない。
まだまだ手のかかる時期ではないにしろ、いやになることはそんなになさそうだ。

タルトを食べている横で、ノーガルトは先補とのリホープと同じように、頬杖をついて明後日の方向を見ていた。
そんなに似ていないといいつつ、やはり似ていた。)

「…そうしていると、お前たちも母娘だな…。」

(この二人も、本当に仲がいい。
笑みを浮かべながら、出されたコーヒーとサンドイッチを受け取った。
こっちは、リホープの手に届かない場所に…。)

シンシア > 「そーよ、だって私が生んだんだもん」

ふふっとさっきまでの沈んだ声から元気も出てきた
一口娘が食べると、娘が食べさせにくる
その繰り返し

彼の言葉に気づいたのか
父親にもあげようとリンゴを半分にしてフォークにさしたのを彼のほうに手を伸ばしてた

『たーたん、んーちぃ』

あーん、ではなく、おいしいよ、と言いたいよう
飲み物は遠くに置いてたけど
そのマグにも口をつけながら、彼と娘のやり取りの様子も眺めてて

ノーガルト > 「………確かに。」

(あの時は本当に喜んだものだ。
初めて抱いたとき、あんなに小さかったのに今ではもうこんなにも大きくなっている。
もう、片手では持てないくらいなので…本当に大きくなったと。

半分になったリンゴを差し出してくる。
いつものように、3人で一緒に食べようというのだろう。
差し出されたそれを、フォークで食べさせてもらいながら。)

「……うん、おいしいな。」

(甘いものが嫌いであるはずのこの男だが、果物は大丈夫なよう。
リンゴをかみ砕き、飲み込みながら娘に笑顔を見せてもらう。

サンドイッチを食べながら、コーヒーを飲み。
照れ隠しのように、少しだけ黙った。)

シンシア > 「ね、大きくなったねーどんな子になるのかな」

まだ言葉を覚え始めたくらい
先は長いけど自我が出てくるのはソロソロのはず
リンゴを食べてくれて嬉しいのか、またフォークで今度は大きな柿を突き刺して

『たーたん、あー』

もう一つのフォークでタルトのほうを食べてたけど
スポンジのとこならと小さく切って娘の小皿へ乗せておく

「リホープ、これも食べてみようか」

ノーガルト > 「さてな……、自分のしたいことを刺せてやりたいとは思うが…。」

(それが間違った道ならば、正してやるのが親の役目だろう。
今度は大きな柿を差し出されて…少し大変だったが、一口でほおばる。
上を向き、軽く喉に押し込むようにしてかみ砕き、飲み込むのは。
さすがにほおばった顔を見られたくないという、彼なりのプライドだった。)

「リホープ、たーたはもうお腹いっぱいだ。まんまにあげてやってくれるか?」

(とはいえサンドイッチを食べるから、ということで納得して…くれるだろうか。
シンシアが差し出しているスポンジに興味が言った隙に、サンドイッチを少し急いで食べ終えた。
顔ではけろっとしつつも、コーヒーで軽く流し込んで…。)

シンシア > 「うん、そうねー」

いろいろ連れていって、見せて、触れさせて感じさせてあげたい
自然豊かな場所で、どんな感性になるのか

残りの生クリームは先に自分が食べておいた
スポンジにフォークをつきさして、一口食べて

『んーちぃ』

ミルクも冷めてきただろうと
マグに触れて一口、ぬるくなったので…リホープの口元にもっていき
ほおばってるスポンジをミルクを含ませ飲み込みやすく

ノーガルト > (次はどんな所へ連れて行ってやろうか、と考えるのも最近は愉しくなってきた。
この娘が、どこへ連れて行っても毎回楽しくしているので、こちらまで楽しくなってくる。
人前ではあまり表情の変わらないこの男が、いろいろと表情が変わるようになっていた。

コーヒーを飲みながら、初めてのそれに嬉しそうにしている。
こちらは先に飲み干したし、あとは少しだけメニューを見つつ時間つぶし。)

「それを飲んだたら、そろそろ行くか?」

(あとは、卵と魚類を買えば終わりか。
今回はそんなに量も多くないので、荷台をつかう必要はなさそうだ。)

シンシア > 「うん、上手おいしいね」

お店のマグなので手で支えながら飲ませてるけど
上手に食べて飲んだのを褒めてあげながら
自分の分も食べ終わった

「そうね、リホープ、今夜は…オムライスにしょうか、黄色い卵のね」

卵は新鮮なうちに、料理に使いたい
何度かリホープも食べたことのあるもの、黄色い卵にケチャップでお魚を描いてあげるのが好きみたい

あとはエビフライとかホタテのソテーもいいかもしれない
魚介系の彼用のメニューも同時に考えながら

「うん、ノルは他に欲しいのとか必要なのはないの?」

ノーガルト > (オムライス…悪くはない。
意外とそういう美濃も、おいしく食べられる自分の味覚。
いや、別に一人の時にろくなものを食べていなかったことが影響しているわけでは、ないのだが。

リホープも食べるのが上手だ。
あまり汚さず食べてくれるので、とても助かる…らしい。
掃除を時折しか手伝わないこの男だが。)

「そうだな……、少し待ってくれ。」

(いろいろと考えてみる。
必要なもの、冒険用に使うロープやカンテラなんかは足りている。
投擲用のナイフなんかもまだ十分に数がある。
強いて上げれば…傷薬くらいか。しかしそれはシンシアに頼んでいる。
ならな必要なものは…。)

「いや、とくにはないな。シンシアの買い物を終わらせて帰ろう。」

シンシア > 「うん」

膝の娘の食べ具合を見ながら、口の周りと手をふいてあげて終わり
少し考えてる間を外を眺めてたけど
娘が降りたそうにしたので
椅子から膝から下ろしてどこにいくのかと見てると…

椅子を回り込み、隣の彼の椅子にと数歩歩き
彼の膝のとこを、てしてしと叩いて合図ように

『たーたん』

抱っこの要求らしい、手を伸ばしてる

「じゃ卵と…お魚屋さんね、そしたら帰ろ?」

ノーガルト > 「………うん?」

(誰かがひざ元を叩いている。
ふと見れば、娘が手を伸ばして笑っているところだった。
どうやら抱っこをねだっているようなので、机に頭をぶつけないように抱き上げてやろうか。)

「そうだな。…シンシア、ここの会計は任せていいか?」

(そこまで贅沢をしないので、お金に困ったことはない。
家にいくらか入れているので、シンシアに主にお金の管理は任せていた。
そこまで困ったことはないので…間違ったことはしていないのだろう。
彼女自身が必要なものも、たまには買ってもいいのだが。

しかし、後日談になるが娘を抱いて街中を歩いていた姿を、他の冒険者に見られていた。
そのネタで、しばらくはギルドのほうでからかわれる毎日になったという…。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシンシアさんが去りました。