2018/10/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 今日は、一日いい天気だった。
なので、本来は、王都で食べ歩きの予定だったのを変更して、歩いたことのない広場や通りを歩いていた。まるで、腕のいい絵かきが描いた様な、抜けるような青空と、秋の涼しい空気は、散歩には最適だった。
そして、その散歩の終わりは、
「うん、おいしい」
星空の下、グラスに入ったホットワインをちびちびと呑む。
広場に面したこの店は、良く晴れた日には外に席を用意してくれる。
他の店に比べてではあるが、周囲に建物が少ないこの場所では、星もよく見える。
「ふぅ……良い休日だったなあ」
■クレス・ローベルク > 「さて、それじゃあ、今度はつまみでも頼むかな」
そう言って、店員を呼ぶ。
秋の夜は、まだまだ長いのだ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
■キュリオ > 夜の帳がもう少しで落ちる時間帯。
大通りでは仕事を終えて帰路に着く者や、これから街へと繰り出す者で溢れている。
その喧騒の一角、一人の男が周囲の人々に焦った調子で声をかけていた。
曰く、道案内をして欲しい、と。
それは何処ぞの商店か、孤児院か、或いは娼館かもしれない。
――尚、男が声をかけている対象は女性ばかりであるのがある種違和感ではあるかもしれず。
■キュリオ > そこから僅か離れた場所には一際目立つ豪奢な馬車が停車している。
その馬車の行者らしい男が必死に道案内を探しているその理由は、馬車の中。
立派な外装と、内装もこれまた立派な割に狭い車内で座る貴族の男は、苛立ち混じりに舌打ちを零していた。
その体を覆う服は無く、だらしのない肢体を曝け出し。
興奮作用を促す香が漂う中、目の前に跪かせたメイドに口奉仕を命じていた。
「ちっ、まぁだ見つからぬのか。」
苛立たし気にメイドの後頭部を掴み、股間へと深く押し付ける。
餌付く様な声を僅かに漏らすメイドであるが、それでも抵抗なく喉奥まで肉棒を受け入れ。
用事――と言っても碌な用事では無いだろうが――のある施設へと道を間違え迷った行者に苛立ちを覚えながらその気分を奉仕で緩和していた。
その主の苛立ちを理解しているからこそ、その生贄にもなるようにと。
女性にばかり声をかけ、何とか供物を用意すべく必死に行者は道案内を探しているのだ。
■キュリオ > その後も行者の必死な呼びかけは続く。
果たして貴族の餌食となった女は誰となったのやら――――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にざくろさんが現れました。
■ざくろ > 閉じた番傘を片手に、のんびりと飲食店どおりを歩く、長身和装の女(いや顔立ちは完全に女なのだが)。
まだ昼にもなっていないので、殆どの店は閉じている。
それでも彼女は、色々な看板を注意深く見て歩く。
ここに来て数年間、もうあるきなれ他通りを、だ。
「ふうむ。違法な薬物を含んだ料理を提供する店を調べろ、ねえ……」
道徳もなにもかもが地に落ちきったわけではない。官憲も機能はしている。
薬物の蔓延は国を内側から、まさに毒殺する。
麻薬の類なら尚更だ。
「じゃあ、見たこと無いお店とかかしらねえ……?」
時々、買い物も仕込みもないときに、こうした冒険者稼業をしている。
理由としては、単純に楽しいのと、報酬で店の機材を買い換えるのが楽しいのだ。
■ざくろ > 「夜通しあけてるタイプなら、この時間が店主、店員のオフタイムだし…… なにかあるかなっておもったけど……」
まだ朝と言っていい時間。交代制で働くにしても、羽を伸ばせる時間だ。
「とはいえー……羽根を伸ばすなら、店の中で酒盛りや、娼館併設宿とかかしらー……?」
そういう違法組織は、末端には「言うほど」金は回らないと見立てた。
なら、安く済ませるために冒険者が立ち寄ったりする朝定食屋などにいないかと……
悩みながら、ふらりゆらり。通りを歩いていく…………
■ざくろ > 「せっ☆」
明らかに酔っ払った、いかにも路地に婦女子を連れ込んで乱暴していますという体の巨漢が絡んできたので
番傘の持ち手で静かに鳩尾に全体重をのせた一撃で「酔いつぶれた人」になってもらう