2018/09/30 のログ
ステラ >  
(ここは貧民地区ではない。
 かといって治安がいいというわけでもない。
 そもそもこの国に気を抜いていいほど平和な場所なんて数えるほどしかないことはわかっている。)

――えへ。

(だけれど、多少浮かれたっていいじゃないか。
 こうしてチョーカーに触れていると、どうしても顔が緩んでしまうのだ。
 心なしか足取りも軽くなり、若干跳ねるようにして通りを歩く。)

ステラ >  
――えへへ。

(ふわふわした足取り。
 どうしたって周りへの注意はおろそかになる。
 だけれど止められないものはしょうがない。
 重い戦斧を背中に担ぎ、スキップすら踏みかねない浮きっぷりで自宅へと――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からステラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」にカインさんが現れました。
カイン > 騒々しい平民地区の繁華街の真っただ中、
露店で買ったらしい飲み物を片手に道行く人を眺めている男が一人。
誰も彼もが随分と忙しそうに立ち回っていく様子を何処か他人事のように眺めていた。

「相変わらずこの辺は騒々しいもんだ、
 仕事で来る分にはこの騒々しさが面倒ごとだがオフなら気楽なもんだな」

どこか上機嫌に漏らしながらもどこかで騒動が起きたのだろう、
聞こえてくる怒声の方に視線を向けてヤジを飛ばす始末。
仕事らしい仕事もなくたまには休みと位置付けての散歩の最中だけに、
普段用心棒をしてる時の飯のタネも気楽に楽しめる余裕がある。

カイン > 「俺が仕事してる時はおとなしい癖に、こういう時ばっかりは騒動が起きるんだな。
 同業者の連中には同情するというか…お、やってるやってる」

近くで始まった女の子にちょっかいをかけようとした男に対し、
用心棒らしき人影が仲裁に入った様子に笑いながら見物の構え。
最も男自身、自分で軽口叩くほど平和な事は稀なのだが。
直にちょっかいかけてた男がノされて影に引きずり込まれていく様子に、
残念と言わんばかりに肩を竦めながら見ると無しに道行く人や客引きを眺め始め。

「ま、口説ける相手には事欠かんと言えば事欠かんのだろうが…」

この辺で不用意に声をかけると後が怖いなと肩を竦める。

カイン > 「ま、こんなところで仕事思い出すのもなんだしな。
 折角だし酒でも飲みに行くとするか」

何を飲むかなと居並ぶ酒場を一瞥してから雑踏に紛れていく。
軽い足取りを隠すことなく酒の勘定をしながら去っていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」からカインさんが去りました。