2018/09/22 のログ
■ボブ > (男が住む村のご婦人……平たく言えばおばちゃんたちに都へと行くんだったら一緒に買い物をしておいてくれと頼まれ、
買い物メモを頼りに商店通りをすでに買った買い物を手に抱えながら歩いている褐色肌の男)
「はあぁ~~、おばちゃん達、頼み過ぎだよなぁ~。
おばちゃん複数…それに引き換え、俺一人……どう考えても俺の両腕の許容量を越えてんよな」
(男の口からは愚痴が零れつつも、行動ではしっかりと頼まれた買い物をしているのは男の人が良過ぎる所なのか)
■ボブ > 「ああ……仕事の…木材を運ぶ為に場所を所持している事がこの買出しを頼まれる要因だよなぁ~。
でも馬車がない限りはこっちも飯の食い上げだしな、この買出しも村に馴染む為に支払う税と考えておくか」
(正直ため息が漏れてはしまうが、村に居ついてまだ2年……新参者に大事なお金まで預けて買い物を頼んでくるという事は
少しは信用されている証だと思い、少しずつ村に馴染んでいるんだろうと自分の心に納得をさせながら
男は買い物メモに目を落とし、おばちゃん方に頼まれた買い物をちゃんと済ませるために
商店通りの雑踏の中へと足を進め、その姿を雑踏の中へと混じれ込ませ、消えていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店通り」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリルさんが現れました。
■リル > えーっと、乾物屋さん乾物屋さん、っと……(そうつぶやきながら、都のなかを少年が小走りで駆けていく。体に比して大きなリュック。買い出しか何かにみえる) 「んーーー。使ってた乾物屋さん潰れちゃったから、新しいの探すの不便だよーー……のぼりでも立ててくれればいいけど……それじゃギルドとかに怒られるかなあ……」
■リル > 「もーーー……。干し肉と干し魚ないと元気でないのに……」(身長がまさに子供であるために、店を探そうにもピョンコピョンコとそのばで飛んだりして、いかにも一苦労といった具合) 「ここまでやって全然美味しくなかったら怒るよー?」(以前の店があった場所からそう離れた場所には建てては居ないだろう、と屋台の列と人の波を滑っていく)「明日には出発なのに……買い物さぼりすぎてた……」(どうやら少年は少々長い用事のために出かけるようだ。そのための大きなリュック。そして干し物)
■リル > 「あ! あったあったーっ」(漸く目当ての乾物屋を見つけたらしい) 「はいはいはーい、おじさーん。干し肉と干し魚を…………いいところ6食分くださーいなー」(その姿や物言いはまるでお使いに来た子供である。いや、本当に見た目は子供そのものなのだが) 「んえ……? ちょっと値段たかくない……?」(ぽかんとした顔で、店主の顔を見る。見た目が子供故になめられているのだろうか、と心中で悩む) 「おじさーん。それじゃあ8食分だよー?さすがにそれはないんじゃないー? ……ウチの値段はウチの値段だーって……相場ってあるでしょー?」(ほっぺを少しぷくりと膨らせて怒るそのさまも子供である)
■リル > 「乾物系ギルドの法定ギリギリかー…… 規約違反じゃないけど……違反じゃなけりゃ何していいわけでもないってー。そりゃ、前の店が潰れたのは採算とれなかったからだけどさー」(食い下がるけれど、周囲から見れば子供の駄々である。買い物をしている主婦も小間使いも、微笑ましいなとクスクスわらっている) 「はー……じゃあしょうがないや」(肩を落として、諦めたかのようにみえ、店主も満足げな顔である) 「新しく出たお店は、違法ギリギリの値段で売ってるーって、冒険者があつまる酒場でちゃんと注意喚起しないと……。乾物の大きな顧客の一つだよね?冒険者。あとは隊商とか。 軍隊はもっと元締めがするよね。商売」(冒険者の居る酒場と出されれば、店主も唸る。買い物も戦いである)
■リル > 「ねー。この区画じゃ乾物屋さんはここくらいでしょ? じゃあ胡座かかないで、もーちょっとサービスしてほしいかなー?」(さっきの大きく強く出たことに比べて、今度は軟化した物言いで)「ね?もうちょっと普通のお値段のほうが、絶対ながく商売できるって。値段普通にしてくれたら、こんどは酒場でそれとなく宣伝してもいいよ?「新しい所、結構やすかったよ」って」(硬軟織り交ぜて、というか……弱みに踏み込んでから優しくする。子供に見えてもエルフ。実年齢自体はそこそこだ)
■リル > 「わ!やった! おじさん商才あるよー!6食分のお値段、はい、これ!」(やはり唸るような顔だが、宣伝費用が浮いたと思えば溜飲も下がるか。店主は相場程度の値段で少年に乾物を渡す) 「えっへっへー。これでご飯は、あとは野草の現地調達っと。 ありがとねおじさん!酒場でちゃんといっておくからー!怒られない程度にー!」(満面の笑顔でぶんぶんと手を振って。包みを抱えて走っていく少年。ちょっとした戦いの終焉である)」
■リル > 「さてさてっと。約束は約束だしー。この後は酒場で情報収集と、宣伝かな。 エールは明日かうしー……んー……パン……かってもガビガビなるよなあ……きらいなんだよねえ」(冒険者が食べ物の好き嫌いをするという、余裕というかなんというか) 「ま、いつもの通り異常発生の狼だし、村前であっちゃえば鍋で煮込んじゃえばいいよね」(率先して肉食なエルフ)
■リル > 「それじゃあ、酒場酒場っとー。悪い情報ありませんよーに。強い魔獣とか大嫌いでーす」(およそ子供が言わない言葉ばかりを口にしながら、その足取りも軽く、このあたりで冒険者の立ち寄る酒場へと駆けていった。その姿は無邪気そのものであったが、これでも一応冒険者なのだった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリルさんが去りました。