2018/09/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区:大通り」にエシル・アルトワーズさんが現れました。
エシル・アルトワーズ > 「ここが、」
エシル・アルトワーズ > 「ここが、王都マグメール・・・か」
エシル・アルトワーズ > がやがやと喧騒に包まれた大通りを歩く。
道には商店が立ち並ぶ。八百屋、肉屋から武器屋、酒場など。
路銀の残りを確認する。
――僅かというほどでもないが、余裕もなし。

「・・・しょうがねぇ、まずは宿探しだ」

日銭を稼ぐにもまずは拠点がなければ話にならない。
安宿を求めて大通りを練り歩く。

エシル・アルトワーズ > 「・・・・・ねェな」

収穫なし。特にそれらしい場所は見当たらなかった。
あっても観光向けの高級宿くらいなものだった。

「ちぇっ、今夜も野宿か・・・たまにはベッドで寝てぇなー・・・」

手を頭の後ろで組み、ひとりぼやきながら食糧の買い込みのため、露店を漁る。

「干し肉かぁ・・・硬ぇし美味しくねぇけど、これで我慢するか」

たまたま見かけた干し肉を売る露店に近づき。
代金と引き換えに何食分かの干し肉を得、食料袋に仕舞い込む。

『まいど。また来てくれよな』
「出来ることならもう来たくはねーがな」

そういい交わし、当てもなく歩く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区:大通り」にダグラスさんが現れました。
ダグラス > 海と陸での戦利品を贔屓にしている商人や貴族に売り払った帰り。
アジトに戻る前に何か面白いものでもないかと街中を闊歩して。
ふと、人混みの中にこのあたりでは見かけない風体の人物が目に留まり。
なれない様子でせわしなく視線を動かす様子から少なくともまだこの街には来たばかりであろうと推測し。
遠目に見た限りでは性差に乏しい雰囲気ではあるが、それは自分にとって些細な問題だった。
口元に下種な笑みを浮かべながら相手に近づいていき。

「よぉ……道に迷っているなら俺が案内してやろうか」

相手をからかう様子で声をかける。
周りはもちろん気づいているのだろうが、明らかに大柄の自分に絡んでくるようなものはおらず。
絡まれていることに気づいたものも距離をとって過ぎ去っていくだろう。

エシル・アルトワーズ > 「あん?」

声をかけられ、振り向く――と同時に一瞬だけ露骨に「うわぁ・・・」という表情がこぼれる。
視線の先には、下卑た笑みを浮かべる男。辺りの人衆があからさまに距離を取るのが分かる。

(胡散臭い奴だな・・・)

案内を申しだされたが、彼女の本能が危険だといわんばかりに警鐘を鳴らす。
とはいえ路銀が心もとないのも事実。

(まぁ、いざとなれば〆てしまうのも手か?)

などと物騒なことを考えつつ、頷き。

「すまねぇな、そんじゃあ“安全な”宿があったら教えて欲しいな」

腹を探るように、警戒の糸を張り。

ダグラス > 「くくく、安全な宿ね……」

気の強そうな相手の言葉により食指がそそられ。
仕事上がりで高ぶる気分を抑えるように殺した笑い声が漏れ。

「いいぞ、ついて来いよ」

相手の装備を見ればそれなりに腕の立つ相手かもしくはどこかのボンボンかと思考を巡らせ。
いずれにせよ、抵抗するようであれば抑え込んでしまえばいいだろうと考えながら歩いていき。
やがて平民地区と貧困地区の狭間にある、人通りの少ない通りに面した平屋に到着し。
躊躇なくそこに入っていき。

「ちとぼろいが、ベッドも食料もある」

相手が続いて入ってくれば軽く手を広げて説明し。
部屋の中ほどまでくればドアが勝手に締まるとともに暗闇から数名のごろつきが現れ。

「おまけに警備もついてて手出しするやつはいねぇ。
 最高のやどだろ?」

エシル・アルトワーズ > 「ハ、本性を現したな・・・」

暗がりでもわかる。囲まれた。
胡散臭いとは判っていたが、とはいえこうなるのも予測済み。
ごろつきの数は多くて4、5人ほどか。ならば一瞬で片はつけられる。
問題はこの男。恐らく、強敵だ。叩き斬るには少し狭すぎる。

――狡賢さも持っていやがるとはな。見た目に反して脳筋ではないらしい。

「そうだな、ここなら人目につかねぇ。多少暴れたところで、問題は――ねぇよなッ!」

同時に雷波を周囲に向かって炸裂させる。背後の倒れる音から残るはこの男のみか。
ならば、さっさとケリをつける。

「俺に喧嘩を売ったこと、後悔させてやるぜ――!」

すかさず身を落とし、みぞおち目掛けて拳を突き出す。

ダグラス > 「やれやれ……所詮はごろつきか」

相手の放った雷波の勢いに多少腕で顔を覆い。
後ろに踏ん張る程度で耐えた後、周囲に視線を走らせれば味方は全滅しており。
その光景にあきれたように頭をふり息を吐き出し。
相手が姿勢を下げればすっと太い腕を上げ。

「こんな餓鬼にやられるとは、な!」

相手の突撃にタイミングを合わせるように腕を振り下ろし。
相手の回避が間に合わなければそのまま後頭部を掴み、容赦なく床が割れんばかりに押し付けるように叩きつけ。

エシル・アルトワーズ > 「な・・・っ」

しまった、思ったより速い!
回避も防御もままならない体勢のまま、後頭部をつかまれ、強かに叩き付けられる。
咄嗟に顎を引き、額で床板を割る。直後肌を裂く感覚、少し切ったか。

「ぐぁ・・・っ」

頭がクラクラする、早いとこ態勢を立て直さなきゃマズい。
全身に力を入れ、身体を持ち上げる。
腕力勝負では分が悪いが、少しでいい、身体が持ち上がれば後は抜け出せるはずだ。

ダグラス > 「ふん……」

確実に相手の後頭部をと捕え鈍い音が響けば小さく鼻で笑い。
どうやら致命傷は避けた様子で逃れようとするのを見ればぐっと手に力をいれ。
両手でしっかりと相手の頭部を掴み。

「そんなに起き上がりたいなら手助けしてやるよ!」

そのまま腕力に物を言わせて相手の身体を持ち上げて振り回せば相手の身体を振り回し。
相手が逃げられなければ勢いよく壁に相手の身体を叩きつけてから手を離し。

エシル・アルトワーズ > 「馬鹿にしやがって・・・!」

壁に叩き付けられる直前、身体を大きくひねり頭の拘束を解き壁で受身を取る。壁を転がり椅子を踏み飛ばし。数歩距離をとって対峙する。
所々打ち付けた部分が傷むが、まだ動ける。

「っ痛-・・・脳筋か策士かどっちかにしろっつうの・・・」

頭を払うと今度は一足飛びに相手の顔前へと跳躍し、その鼻先目掛けて膝を放つ。直撃すれば鼻骨くらいは砕けるか?

ダグラス > 「どちらか片方では生き残れない仕事でね」

海賊など、脳筋と思われがちだが陸より何があるかわからない海上で仕事をするからにはそれだけでは不十分なのだ。
相手の跳躍は十分に反応できるもの、狙いは顔面だろうとあたりをつけ。
相手の拳が当たる寸前に顔を横に向ければその攻撃を頬で受け止め。

「かといって、餓鬼の拳でやられるほどひ弱じゃねぇよ」

軽く口内を切ったか血の味が広がるもせいぜいがその程度であり。
自らの範囲にとびこんできた相手の首を掴めばそのまま壁に押し付けて逃げられないようにし。
空いた片手で相手の身体のラインを確かめるようになで。

「気の強いやつは嫌いじゃねぇ。
 俺の情婦になるならここを好きに使わせてやるぞ?」

相手の香りを嗅ぐようにうなじに顔を近づけ。
小さく耳元で脅すようにささやいて。

エシル・アルトワーズ > 「嘘だろ・・・!」

避けるでも防ぐでもなし、頬を差し出して“耐えた”ことに目を見開き。
ゆえに反応が送れた。首根っこを捕まれ壁に押し付けられる。
畜生、身動きが取れねぇ・・・!

直後ふくらはぎからなぞるような感覚に鳥肌を立たせる。
耳元から囁かれる声と、その息遣いに身体が小さく震える。
感覚が太腿を越える。時間はない・・・!

「耳元に息を吹きかけんなよ。まずはその口臭直してからにしたらどうなんだ」

相手を煽るように、口端を吊り上げる。安い挑発にキレて拘束を解こうものならこちらのものだ。

ダグラス > 「お前、最高だな」

海賊相手に商売をする娼婦でもここまで気の強い女は少ないだろう。
挑発に切れるどころか獣欲が煽られて。
相手のスカートをめくり太ももから股へと手を伸ばし。
そこにある割れ目に下着越しに指を食い込ませ。

「ますますお前を食いたくなってきたぜ」

ぐっと首を絞める手に力がこもり。
相手の下着に指をひっかければ容赦なく脱がせようと下におろしていき。

エシル・アルトワーズ > 「く、あっ――!?」

スカートの中、秘部に押し付けられる感覚に思わず悲鳴のような声が漏れる。
快感よりも悪寒のほうが勝っているがじたばたともがく位しかできない現状に歯を食いしばり、振り払おうともがいてみる。

「いきなり触るとか、女心わかってなさ過ぎだろ・・・が・・・っ」

悪態をつくも首に込められた力に思わず息が逃げ出す。苦しい。
酸欠が迫る中下着に指が掛けられるのを感じた。

「や、やめ――」

抵抗虚しく摺り下ろされる下着と股下を撫でる風の感触。
羞恥に顔が燃えるようだ。
足が封じられた、これで脱出は無理があるだろ・・・!

「は――っ、か――っ」

息も尽きたか。やばい、意識が――薄れていく――

ダグラス > 「それはすまんな、男所帯で暮らしてるもんでな」

相手の悪態に対しても気にした様子はなく。
逆に煽るように肩をすくめて。

「おっと、簡単に失神するんじゃねぇぞ」

相手の視線が宙を泳いだところで力を緩め酸素を吸わせ。
そのまま相手の身体を抱えてベッドに行けばその上に押し倒し馬乗りになり。
相手の脱出ができなければなれた手つきで服を脱がせて無防備な身体を晒させようとし。

エシル・アルトワーズ > 「は、ぁ――――っ」

急に開いた気道に酸素が押し寄せ、まともにしゃべることも出来ない。
点滅した視界で何がどうしたのかと思えば背中にやわらかい感覚、ベッドか、久しぶり――じゃない、こいつ、馬乗りになりやがって!
腰を留められた所為で身動きが取れねぇ!

マントが取り払われる。ベルトが抜かれプレートが捨てられた。

「畜生、放しやがれ!」

酸素を取り戻したことでいくらか言うことを聞くようになった両腕で抗うように相手の太腕を殴りつける。
しかし勢いも助走もなければ細腕で出せるダメージなど高が知れている。次々と剥かれていく身体、恥辱と悔しさで涙が滲む。

「この野郎、絶てェ・・・殺す・・・!」

せめてこの男の顔だけは忘れないよう、ありったけの凄みを以って睨み付ける。

ダグラス > 「そういう脅しは効かねぇよ。
 俺みたいな人間は好きに生きて好きに女とやるために生きてんだからな。
 そのために命なんざ惜しくねぇ」

相手の拳が体にあたるたびに音が鳴るものの鍛えた体に対してダメージを与えるほどの物はなく。
完全に相手を裸に向いてしまえば小さな胸のラインから下腹部までに太い指を滑らせ。

「胸はちっとばかし小さいが、むしろそれも悪くないな」

勝手に相手の身体を品定めし。
相手の割れ目に指を添えればほぐすように指を潜り込ませて動かし。

「まぁ約束どおり、いいベッドに案内してやったんだからいいじゃないか。
 タダだし、寝込みに殺されることはねぇぜ」

少しずつ指を食い込ませて相手の敏感な場所を探って刺激しながら語り掛けて。