2018/09/11 のログ
ククィ > 「……ふーん? おにいさんが料理? おにいさんが食べたいものを?
 あ、もしかしておにいさんがくれた果物と洋ナシの両方を使う料理なのかなー? ククィそんなの知らないや!」

男の視線が自らの乳房に注がれていることなど全く気にしないような素振りで、ククィは真っ直ぐ彼を見つめている。
やはりエズラの思惑は彼女には察することはできなかった様子。
よく言えば無邪気で屈託のない、悪く言えばアホの子めいた笑みを浮かべ、白い歯を見せつけるククィ。
……しかし、籠の重みを肩代わりしようと手を伸ばすエズラには、ぐっと力強く身を引いて固辞する。

「……だめっ。この籠はククィのなの。半分はもともとククィのだし、もう半分も今はもうほとんどククィの!
 だからククィが一人で持つもん。自分の荷物は自分で持てるだけ持てってパパが言ってたもん」

赤みの強い褐色を帯びた頬が、ぷっと膨れる。
重くなった果物籠を腰だめに抱え、ククィはエズラからわずか身を離す。
果物の山に下から押されて、ワンピースの襟から覗く乳房が柔らかく盛り上がる。

「でも、おにいさん……エズラさんって言うんだね。エズラさんは、食べ物分けてくれたし、いい人だよね。
 おうちに連れてってくれるのかな? いいよ、ヒマだしいくいく!」

わずか身を引いたとはいえ、やはり赤の他人に対するにしては近い距離感。
そしてエズラが路地裏に入っていけば、籠をぶらぶらと重く揺らしながら、ククィも躊躇なく後に従う。

エズラ > 「おおっと、こりゃすまねぇ、奪い取ろうってんじゃねぇからよ――」

食に対する少女の執念を垣間見て、こちらも素直に身を引く。
言葉遣いや思考はまだまだ幼さを残しているらしい――その身体とは裏腹に。
少女の年の頃は、まだ十代の半ばといったところであろうか――?余計に、己の胸がウキウキと高鳴る。

「さぁさ、こっちこっち――」

少女を連れてきたのは、大通りから一本入っただけの裏路地。
しかし、貧民地区がほど近いということもあってか、いっぺんに世界が様変わり――
まだ昼下がりだというのに人通りは皆無であり、露店街からの賑わいは少し遠く。

「さ、ちょっとそこへ立っててくれるか――その壁んとこ」

彼女のおかげでこちらは身軽――対して向こうは、一生懸命籠を抱えている。
その姿は、何というかあまりに無防備――「荷物はそこへ置いといていいぜ」とうち捨てられたのであろう作業台を指す。

ククィ > 招かれたのは、通りから離れた裏路地。
物心ついたときから王都で過ごしてきたククィだが、つい半年前までは親に連れられる以外で出歩いたことはほとんどない。
当然、表通りを離れた細道の構造など把握してるわけもないが、それでもやはり、彼女に警戒心はない。
喧騒が遠くなっても、陽が陰っても、エズラに付き従う歩調に躊躇は見られない。

「……ん? ここで止まるの?」

てっきり彼の家に連れて行かれるのかと思いこんでいたククィ。
何の変哲もない通りの中途で、荷物を置き壁際に立つように促されると、しばし首を傾げて疑問を呈する仕草を見せる。
しかしそう間を置かずして、こくりと大きくうなずき、誰の所有物ともしれぬテーブルに果物籠を置く。
そしてエズラに言われるがまま、壁を背にして立ち尽くした。

「ふぅ……大通りを外れるとすずしいね。ククィ、汗かいちゃってたから、ここ気持ちよくて好き!」

衣服の襟元をつまみ、パタパタと開閉してワンピースの中へと風を送って見せる。布地の下で柔肉が扇情的に揺れる。
よく見れば、袖なしの服からまろびでた二の腕にも、使い込んだ布靴を履いた脚にも、玉の汗が幾筋も伝っている。

エズラ > 「そ~そ~、そこでいー……――」

見知らぬ男に連れられて、貧民地区との境目の裏路地――とくれば、この先何が起きるかは言わずもがな。
しかし、少女の方にはそんな自覚がさっぱりと言った様子である。
あまりと言えばあまりな姿に、流石に毒気を抜かれてしまう男であったが――柔く吹く風に揺れるワンピース、ふるんふるんと揺れる乳房を目の当たりにすれば――

「……よぉし、んじゃ早速食わしてもらうことにすっからよ――」

そう言うと、じりり、と少女との距離を詰めて、やおらその眼前に膝をつく。
身長差の関係上――正しく男の目の前に、迫力満点の「果実」が大写し。

「オレの食べたいものっつーのはナ、ククィちゃんの持ってる果物さ――アア、心配すんな、そっちの籠ン中のもんにゃ、手はつけねぇから――」

そう言うと、するる、とワンピース越しにもふん、もふん、とその乳房をまずはやんわり揉み込もうとする――

ククィ > 遭遇時こそエズラの巨躯に面食らってしまったが、果物を貰って言葉も交わした今はもう違う。
壁を背にして逃げ場のないククィに男がにじり寄っても、ククィには物怖じする様子はみられない。
まんまるの真紅の瞳2つと、コスモスの花びらのように弧を描く唇で、まじまじと彼を見据えている。

「……んっ……?」

そして男の手が己の乳房に覆い被さり、揉みしだかれても、やはり逃げるような緊張は見られない。
わずか目が伏せられ、喉の奥から詰まった声が漏れる。それもまた、羞恥よりは掻痒感から来たものである。

「エズラさん、そこ……お胸、くすぐったいよ。
 ククィの持ってる果物? ……さっき、胸の中に落としちゃった食べかけのやつ?
 温まっちゃったし、きっと汗まみれになってるから、おいしくないよ?」

ククィは男の述べた比喩表現がまったく理解できてない様子。
先ほど口に咥えていた洋ナシが、未だ2つの柔肉の間に挟まれて残っているのを感じ、それを指しているのかと勘違いしたようだ。
顎を引いて真下に視線を移し、ごつごつとした男の両手に載せられて変形する己の乳房と、その間で転がる果実をまじまじと眺める。
その指使いに合わせて、時折詰まった嬌声を漏らす。その声色は若々しく、艶は薄く、経験の浅さを感じさせるだろう。
それでも、男の掌に感じられる突端のしこりは揉みしだくたびに硬さを増し、雌の体が昂ぶっていることを伝えてくる。
そして同時に、常人よりも明らかに高い体温、裏地からじっとりと布地を濡らす汗の湿度さえも艶かしく感じ取れるだろう。

「んふ……ぁ……。あ、あんまり揺らすと、中の洋ナシ、潰れちゃうよ…?」

色気を帯びてくる躰とは対照的に、ククィの語彙も現状認識も相変わらず拙いままだが。

エズラ > 「むおっ……――」

圧巻――柔さ、熱さ、漂う芳香――何もかもが、瑞々しく艶めいている。
手のひら一杯に感じる「肉」の感触は、薄布越しにもその重量感を存分に感じさせる。
そして、少女の懸念通り、というか信じがたいことに、食べかけとはいえ梨がしっかりと谷間に保持されていた――その圧力にただただ感心しつつ――

「おおっと、こいつめ――お前はそっちへ行ってろ――」

梨に向かって話しかけると、芯をつまんで傍らの籠の中へ。
そのままむりゅんっ!とワンピースの前をずりおろし、窮屈そうな乳房を解放させてやると――

「むちゅるっ、はむっ、じゅるっ……――」

艶めく褐色の乳房を直に鷲掴みにすると、遠慮することなくその先端へ吸い付いた。
そのまま、粘つく水音立てながら、「果実」を味わい始める。
ただ吸い立てるだけではない――先ほどから仄かに甘い響きを帯び始めた少女の「身体」の声を聞き逃していなかった男は、先端を甘く噛んだり、ねっとり舌でこね回したり――
明らかに快感を感じさせようという愛撫である。
むにゅううう……と左右の乳房を真ん中へと寄せると、今度は欲張りにも先端をいっぺんに口に含み、乳肉ごとむちゅ、ちゅむ、と吸い舐める――

ククィ > 「……あっ、ん」

ワンピースの襟元から谷間の中へと男の指が差し込まれ、中に挟まっていた果物を引き抜かれる。
柔肉の圧搾機にかかって輪郭を崩していた洋ナシは、汗とも果汁ともつかぬ液体を散らしながら、果物籠に放り込まれる。

「…あれ、食べないの……っひゃあああ!」

次いで、男の手指によってククィの着衣が無造作に引き下ろされると。
薄く柔軟なシルクのワンピースは容易く襟を開き、不相応に巨大な乳房がまるまる露出させられてしまう。ブラはしてないようだ。
ククィも思わず驚きの悲鳴を上げるが、顕になった乳房を隠すような腕の動きは一切ない。

「…ん、涼しい…けどぉ。だ、だめだよエズラさん……お外で服を脱いじゃ……ダメだってパパが……」

つかの間上げた悲鳴は、汗まみれの皮膚が外気にさらされた冷感のためだったようだ。
よほどに汗をかいていたようで、胸の谷間からは蒸気が薄く立ち上る。同時に洋ナシの甘ったるい香りも漂う。

「でも……他の人に見られてなければいいのかな? エズラさんにだけなら……っ!?
 ん! う……ぁ……っ! な、なにっ??」

褐色の双丘の頂上から、桜色の半球と突起が固く膨れてぷるぷると震える。
その突端にエズラの口が食らいつくと、ようやくククィの体躯に戸惑いの震えが走る。
誰にも触れられたことの無かった乳首が、男の唇に挟まれ、歯先の硬さを感じ、舌にこね回される。
その情熱的な愛撫に、ククィのふくよかな肉体は鋭敏に反応し、脂肪の奥にある筋肉の蠕動をエズラへと返す。

「や、ぁ……く、す…ぐったい、よぉ……エズラ、さ……っああああ……!
 …く、ククィの胸、たべちゃ、ダメぇ……!」

柔肉を眼下で手繰り寄せられ、両方の乳首に柔らかく硬い掻痒感が走ると、いよいよククィの反応も激しくなる。
もともと高かった体温がさらに急激に熱を帯び、褐色の皮膚全体の紅潮が増すと同時に汗がどっとにじむ。
母乳など出るはずもないが、代わりとばかりに乳輪や乳首からも甘酸っぱい汗がとくとくと溢れ出す。

エズラ > 「むちゅっ……むはぁぁあっ、すげぇ美味しいぞ、ククィちゃんのおっぱい――ダイジョーブだ、見てンのはオレだけだから心配すんなって――」

熱い――汗ばむ褐色の乳肉に埋まりながら、そんなことを考える。
どうやら少女の体温は常人のそれよりもかなり高いようである――あまつさえ、こうして性的に興奮し始めているらしいのだからなおさらだ。
下乳や乳輪、乳房全体を余すことなく味わいながら――気付かぬ間に、男の両手はもう一つの「果実」てと伸びている。
少女の腿を撫でながら、その手をワンピースの奥へ侵入させ――むにゅう、もにゅう、と尻肉を揉みし抱き始めているのだ。

「ほら、ククィちゃん――今度は壁に手ぇついてな――今度はこっちのほうも味見させてもらわにゃ――」

少女の身体を壁の方へと向けさせながら、さらに大きくワンピースをまくり上げ――
こちらに向かって突き出される形になる尻肉をわしわしと揉み、するすると下着を膝のあたりまで下げていく。
真新しい秘肉を眼前に思わず唾を呑みつつ、ちゅ、ちゅ、と尻肉に啄むような口付けを落としてから――

「ちゅずっ、じゅるるるるっ、ちゅううっ……――」

くにくに、入り口を左右に開いて、舌を滑り込ませていき――淫らな水音響かせながら、丁寧で丹念な「味見」が始まる――

ククィ > 「おいしい……の? んっ、ぅ……ククィの、おっぱい?
 で、でもぉ……舐めるのはいいけど、た、食べるのはダメだよ……っ! ククィは果物じゃなくて、にんげん……」

むくつけき大人の男が、自らの汗まみれの胸に食らいつき、舌や唇を這わす。
世間知らずのククィはその異様な情景と感覚に羞恥はほとんど覚えず、むしろ『喰われる』という恐怖を感じ始めていた。
しかし同時に、身体の芯にピリピリと走る電流に、こそばゆさとは別の感覚も覚え始めている。
肉を噛みちぎられるのは嫌だけど、舐められるだけならむしろ良いような。全身に走る未知の感覚に、心が蕩けていくような。
そしてエズラの情熱的ながらも優しい口使いから、肉を喰われるような真似はきっとされないであろうことも徐々に勘付いている。
それでもやはり、混乱した思考の中で、そう問わずにはいられないが。

「………ん、後ろ……? うん……」

両乳首から口を外せば、うっとりと痴情に蕩けきった顔でエズラを見下ろすククィの顔が目に入るだろう。
そして壁に手を付くよう促されると、まるで催眠術にかかった被験者のごとく、ふたつ返事でフラフラと向きを変えた。
ワンピースの裾に手を突っ込めば、色気のない木綿のパンツが下りてくる。汗でじっとりと湿り、重たい。
下着を取り去られる間も、尻の柔肉にキスを受ける間も、ククィは荒い呼吸を続けるのみだったが……。

「……ふあぁぁぁぁああああ!!?」

次いで股間を襲った吸引感と、恥部に差し込まれる舌の異物感には、恍惚と不安の入り混じった悲鳴を高らかに漏らしてしまう。

「や、あ、ああああ!? らめ、そこ、らめっ!! き、汚い、きたないよぉ……!!」

不浄の部位であるはずの股間、女性器からお尻にかけて、男の顔の体温を感じる。
産まれてこのかた感じたことのない異様な熱気に、思わず太腿が締まり脚をピンと伸ばしてしまうが、逃れるには至らない。
無垢な秘裂はキツいながらも熱く舌を受け入れ、濃密な雌の味と香りをエズラの顔にふりかけてくる。
内部はサラサラとした液体で湿りきり、粘膜を擦りあげるたびにさらに湿潤度が増していく。

エズラ > 「じゅるっ……汚ぇわけ……チュムッ、ね~だろ……?ジュルルッ!こっちも思ったとーり……メチャ美味いぜ……――」

五指がムンニュリ埋まっていく尻肉をたっぷりと揉みしだきながら、秘肉を味わう。
ねっとりと舌を差し込み、内側をこねくり回す――時折男の鼻先がこしょこしょと後孔に触れる。
とろとろ溢れ始める湿り気に、満足そうに巧みな舌技を惜しげもなく少女に対して行使し、奉仕する――

「ぷはぁ……――」

ねっとり唾液を引きながら一度唇を離し、むっくりと身を起こす。
背後から少女の柔い身体を抱きしめ――耳元へ唇を寄せ、甘く囁く――

「男ってのはな――ククィちゃんみてーな女の子を見ると、思わず食っちまいたくなるンだ――でもな?安心しろ――頭っから食うわけじゃねぇ――」

びたんっ……と、少女の蕩ける股に、肉厚な熱い肉の竿が触れた。
囁く間に前を晒していた男が、露わになった剛直を直に粘膜へと触れさせたのである――

「――下から、食っちまうのさ――今までのは味見、ってとこだな――さ、いいか……力抜いてるんだぜ~……――」

先走りの溢れる先端をぷちゅ、と窮屈そうな入り口にやんわりと宛がい――ぬむっ、むにゅるっ、と緩やかに挿入開始――
常に少女の耳たぶを甘く食んだり、片手で乳房を揉みしだいて先端を抓り上げながら感覚を分散させてやりつつ、ある一点に達した瞬間――ぐいっ!と強く腰を推し進め、肉棒を根元までみっちり埋めてしまう――

ククィ > 「ふぁ、あ、あーー……へ、へんだよ、変だよぉ……エズラさ…ぁ…」

汚いという主張は否定されたけども、それでも人が人の体を舐める行為はククィの常識の外にあった。
知らない行為を施され、知らない感覚が身体の芯をかけめぐる。ククィにはそれを『変』と表現するよりほかなかった。

しかし他方で。美味しいという感想が耳に届き、熱心に恥部を舐る舌や唇の仕草も鮮明に感じ取れるようになると。
このエズラという男が己の体を素直に褒めそやし、果物を味わうのと同じ舌で吟味してくれていることを理解すれば。
……戸惑いの中に、心地よさを感じなくもなかった。それ自体がククィにとっては未だひとつの戸惑いの種だけれど。

「はぅ……っ。エズラさん……ん、男の人、女のひとの味をみるの、好きなの……?
 パパはそんなこと言ってなかったけど……。ん、味だけでほんとーに食べないのなら、ククィはいいけど…」

耳元に顔を寄せられ語りかけられると、ククィは壁の方を向いたままの姿勢で、甘く蕩けた言葉を返す。
そして壁に手を着いたまま、ふぅ、ふぅ、と呼吸を整えつつ背後の気配を伺う……が。

「…………ん? な、なんか、硬いの…」

突然、股間に異物感を覚え、ぴくりと背筋が震える。指とも顎とも違う、熱く硬いモノ。
……それが、無垢な粘膜を割り開き、胎内にずりずりと押し入ってくれば、ククィの総身は激しく戦慄いた。

「っあ、あ、ああああ、ああああーーーーーーーーっ!? や、な、なに、これっ!?
 さ、刺さって、あ、あっ!? おしっこの穴っ、なに、入れてっ……んぐううっ!?」

ぷちん、と何かがちぎれる感覚がエズラの亀頭に走る。ククィもそれを鋭敏に感じ取った。
優しくも力強い挿入によって、ククィの処女は今散ったのだ。
しかし破瓜の血の流れはエズラには感じ取れないだろう……それを洗い流して余りあるほどに、粘膜から愛液が溢れていた。
ひく、ひく、と柔襞が切なく蠢くたびに、タオルから湯を絞るがごとく、サラサラの潤滑液が滲み出す。

「ふっ、う、ううううっ、ぐ、ぅ……はふっ、はふっ……き、きついよ、きついよぉ……エズラさぁん……っ!」

胎内に踏み込み内臓を押し上げる異物感に、ククィも不安の色の濃い言葉を漏らす。突っ張った肩がガクガクと震える。
しかし処女喪失にしてはあまり苦痛を感じてはいないようだ。

エズラ > 「よぉ~しよしっ……!よくガンバッたなククィちゃん、エラいぞ……――」

破瓜の衝撃に身を震わせる少女――それと同じく、処女を破った感触に打ち震える男――
体温と同様、膣内もじんじんと肉棒が痺れるような熱さに、狭くきつい締め付け――
挿入した拍子にぱんっ!と男の腰がたぷたぷの尻肉へ打ち付けられた。

「そのまま、そのまま――いいかぁ、まだまだ力入れずに、リラックスしてろよォ……――」

ぬずるるる……緩く腰を引き、蜜にまみれた肉竿が半分ほど現れ――ぬぷんっ!とまた隠れる。
初めは緩やかに、しかし徐々に小刻みで断続的な動きへと――

「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ――はぁぁ~……こりゃたまんねぇ……メチャ美味だぞククィちゃん……――」

ぱちゅっ!ぱちゅっ!と瑞々しい桃尻を弾けさせながら、男の力強い突き上げが続く。
少女の背に己の胸板を押し当て、壁に向かって拘束するような態勢――その隙間に両手を差し込み、むにゅうん、もにゅうん、とたっぷり乳房を揉みしだく。
くりっ!くりっ!と乳首を丹念にこね回しながら、頬に柔く口づけて――

「ほら、こっち向きな――」

優しく、静かに命じる――彼女がそれに応じれば、その拍子に唇へと吸い付くつもりである――

ククィ > ペニスが半分抜けるたびに、おびただしい量の体液が接合部から溢れ、路地裏の地面にボタボタと落ちる。
再び撃ち込まれると、第二次性徴を経て開き終えた骨盤がなおも押し開かれ、大きな臀部の輪郭を変える・

「んぐ、ぅ、ぃ……ら、らめっ……無理、無理ぃ……エズラ、さ……ククィ、力、抜けな…ぃ…」

力を抜け、リラックスしろ、といくら諭されてもククィの体から緊張は抜けない。
肩も脚も背筋もガクガクと寒気走り、言葉を紡いでない間は歯がカチカチと鳴るほど。
しかしエズラにとってはその震えもまた心地よい刺激となって、抽送するペニスへと響いてくるだろう。
腰の振り方を変えてもそれに合った蠕動で受け入れてくる膣は、まるで熟練の娼婦のそれのよう。

「はふっ、はふっ、はふっ………お、おいしいの、ククィ……? こんなので、味、わかる、の…?
 ………っ、ふ……ククィ、エズラさんがなにしてるのか、わかんないよ……ぉ…」

互いの腰がぶつかり合い、体が密着して胸を後ろから揉みしだかれても、なお。
未熟なククィには今行われてるのが交尾であり、女性器に刺さっているのがおちんちんであることを理解できていなかった。
ただひたすら、エズラという雄にもたらされる未知の感覚をその総身に受け止め、弄ばれるしかなかった。

股間に何かを穿たれたまま、後ろを向くように命令されれば。
ククィは深く深呼吸をし、震える脚の片方を持ち上げようとして……脱力した脚の重さに辟易し、すぐに諦める。
そしてグッと背筋を反らし、顔だけでもエズラのほうを向こうとする。
しかしその半ばで、寄せられたエズラの顔と衝突し、唇を奪われてしまう。

「……んっ! ふ、ぅ、ぅうううう……」

処女についで奪われたファーストキスもまた、その重要性をまるで認識してないかのよう、抵抗なく受け入れる。
合わされた唇の奥から、まるでモンスーンのように熱く湿った吐息が吹き込まれる。
それからやや遅れるようにして、大量の唾液が溢れる。
無理な体勢が作用して、膣全体がキュッと締まり、内臓に押し下げられた子宮の重みが亀頭にのしかかる。

エズラ > 「ちゅむっ、はむっ、れろっ……――」

健気に身体ごとこちらを向こうとしてくれたのか――ぎこちない動きのすべてが快感に繋がっていく。
少女の唇を容赦なく食み、ぬろんっ、と舌を舌で捕らえる。
熱い吐息と唾液を味わいながら、処女を散らしたばかりというのに、しっかりと快楽を感じ始めている少女の身体に、尚も腰を打ち付けていく……――



……――人々の往来する場所のすぐ裏で。
まだ陽の高い時刻に、何も知らぬ少女の身体を弄び、繰り返し肉と肉と打ち合わせている――
そんな、とてつもない背徳の時間が過ぎ、程なく男に最大の背徳を行使させる。

「はぁっ、はぁっ、よぉっし、力抜かなくたっていい……シッカリ受け止めろよっ……オレもククィちゃんに、美味しいモノご馳走すっからな……ッ!」

ぱんぱんぱんぱんぱんっ!
褐色の肌すら色づくほど、激しい突き上げの後――どちゅんっ!と子宮口を強く穿ち、むにゅうっ!と両乳房を強く鷲掴みにしたまま、ドビューッ!ビュルルルルウッ!と膣内射精――
どくんっ、どくんっ、と肉棒が震える度、煮えたぎる白濁精液が遠慮なしにまっさらな子宮を満たしてしまう。

「ほらっ……感じるか――?熱いの出てるの――ククィちゃんがあんまり美味しかったもんだから、一杯出ちまってら――」

ドピュ!ドピュ!とむっちり尻肉を腰で支えるようにしながら、最後の一滴まで長い射精を続け――

ククィ > つい数分前まで処女を保ち、今エズラと交わしている行為が男女の営みであることさえ認識していないククィ。
そんな彼女の躰がこれほどまでに潤い、熱く脈打ち、雄を喜ばせているのは。
……まぁ有り体に言ってしまえば『体質』である。生まれ付き娼婦向きの躰であることをククィが認識するのはいつの日か。

「ふっ、う、ん、ぁ………うぁ……エズラさぁ…んっ、エズラしゃ……ん……っ!」

キスを終え、口いっぱいに雄の香気と唾液の味を感じながら、延々と続く抽送に身を委ねるククィ。
腹の中をかき乱すソレの正体を未だ認識せずとも、身体は否応なく解きほぐされていく。
疲労ゆえか、それとも快感に目覚め始めたゆえか、ククィの身体からは緊張が徐々に抜けていく。
四肢が見た目通りの柔らかさを取り戻し、ペニスを受け入れる鞘状器官の蠕動もよりダイナミックになっていく。
そして、後ろで腰を振る雄の体動が熱を帯び、何かを受け入れるよう諭されれば、その真意を理解できなくとも…

「……ん、うん、うんっ……ククィ、受け止めるよっ、エズラさん、受け止め……るっ……。
 …んおっ!? お゛っ、う…………ふうううううううっ!!?」

腹の中から力を抜きつつ、脚先を踏ん張ってお尻を相手の腰に突き出す。本能のままに、情婦さながらの腰使いを行使する。
それと同時に膣内で肉棒が膨らみ、何か熱い質量が胎内に噴かれる。
ぼっ、と言う音が腹の底から聞こえてきた気がする。子宮に何かが満たされ、その勢いで横隔膜が押される圧迫感。

「う゛っ……あ゛………うぅ……えっ…エズラ、さぁ…んっ………っ! く、う、うううううううンっ!!」

長く重い射精が続き、最後の1滴まで雌の胎に呑み込み終えた、その瞬間。やや遅れて、ククィの体を絶頂が襲う。
子宮が乱雑に蠢き、呑み干した雄のシチューをぐつぐつとかき混ぜるように暴れる。
その振動は膣から臀部全般へと拡散し、これまでにないほど強く膣を締め上げ、エズラの尿道から残滓を絞ろうとする。
まるで全身が膣壁になったかのように、大量の汗が愛液めいて総身を濡らす。色濃い雌の体臭を路地に満たす。
腹の底から沸き立ったはじめての子宮絶頂。その波は1分近く身体の中を駆け巡り、否応なくククィを雌に変えていった。
その波が引くと、ククィは荒い息を続けながら完全に脱力してしまう。

エズラ > 「ふぅおっ、おおおっ、おおっ!?イッってんのかっ……これやべぇっ……!」

射精直後の余韻に浸る――間もない。
今度は少女の強烈で燃えるような熱さの締め付けに肉棒が締め上げられ――壁にシッカリと手をついて耐えるが――

「くぅあっ!?なんっだこれ……ッ!」

男もまさか想像してはいない――少女がこれほどの肉体を持っているなんて。
締め上げられるのに合わせ、己の下腹部が不随意に動くのを感じ――ビュッ!ビュッ!とさらに二度、三度、膣襞に絞り上げられるように、射精してしまう。
麻薬じみた快感には、両脚をしっかりと踏ん張る必要があった――
脱力した少女の身体を全身で抱き留めつつ、はぁ、はぁ、と荒い呼気――

「……たまげたなぁ、オイ――こりゃククィちゃん、おかわりしねぇと気が済まねぇ――」

ぬじゅ、ちゅにゅ――繋がりを解かぬまま、少女の身体を姫のように抱き――耳元へ囁く。

「……まだ、時間あるよな?」

そう、時刻は昼下がり――さらに路地裏の奥へと少女を攫っていった男は――その極上の「果実」を、じっくり時間をかけて食むのである――
無論、食んだ分だけ――少女にも与えるのである――熱く滾る、濃厚な――

ククィ > 行為の正体やその末路さえ知らぬまま、身体の赴くままに胎内を震わせ、子種を搾り取るククィ。
そんな彼女を褒めそやすエズラの言葉にも、彼女はしばらく応えられずただ乱れる息を整え続けていた。
しかし数分もすればさすがに普段の心拍数を取り戻してきたようで。

「……はふ……はふっ……。…エ…ズラ……さん。なんか、おしっこの穴に……いっぱい、でた。
 なんだろう、これ……? おかわりって……何か出されたのはククィの方なのに、へんなの……っ♥」

上ずった、子猫のような声色でゆっくりと問いかけを送る。逢った時とは別人のように艶っぽい。
そして暇があるかと問われれば、自由気ままな独り暮らし、いくらでも遊ぶ時間はある。

「……パパには、陽が暮れるまでには戸を締めてるよう言われてるけど……いいよ。パパ、しばらくいないから……ふふっ」

エズラのもたらす未知の感覚のなにもかもが、事後のククィには甘美な体験として刻まれていた。
ククィは小悪魔めいた笑みを向けて、彼の要求を快諾し、壁の方へと向き直る。

…………

やがて、ククィが『ケアヒ商会』の事務所兼自宅へと送り届けられたのは、陽もとっぷり暮れた後だった。
エズラと別れ、闇に包まれた自室のランプに火を灯す。

「………はふ。……ククィ、結局なにをされたんだろう?」

徐々に明度を上げていく灯火の前で、ククィは湿った衣服を脱ぎ去り、己の下腹部を眺める。
褐色の脚の間に、大量の白濁液がこびりついている。そのコントラストは暗い部屋でも如実に見て取れる。
……しかし、暗くなるまで続いた交尾の果てに、己の股間を穿っていた『固く熱いモノ』の正体はついぞ確かめられなかったようだ。
長い付き合いである父の裸体を思い出しても、エズラの腰に生えていたと思われるソレとは一致しない。

「男の人の腰についてるもの……ううん、でもおちんちんは、あんなに固くも大きくも無いし、こんな白いのは出ないし。
 ……こんな液が出る野菜とか果物とか、あったかなぁ? 瓜かな?」

首をかしげるククィ。果たして真実を知るのはいつのことか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からククィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にナータさんが現れました。
ナータ > 秋の気配を思わせる雨も、夜となったこの頃には上がっていた。
平民地区の路地裏、雨宿りに用いた屋根付きの場所。
その奥に隠れるように蹲る一つの姿があった。

「お腹……空いた……」

ぼそり、呟く。
田舎から家出するように街へと赴いた少女
けれどその路銀は今や尽きようとしていた。
それでも幸いにして奇麗な井戸を発見し、所有者に見つからぬように
隠れ使用することで渇きは癒していたが、それでも空腹を満たすには至らない。
このまま職が見つからなければ、更に下層の貧民地区に根城を移す必要もあるだろう。
そうなればさらに職を得ることは難しくなるのは容易に想像できた。

完全に動けなくなる前に何とかしないといけない。
そうは思いつつも、気力も萎え掛け、こうして一日中隠れ潜むように過ごすのが精一杯であった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にユッカさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からユッカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にベアトリスさんが現れました。
ベアトリス > 何かいいものが見つから無いか。
そのために色々な所を探し回るのは半ば趣味を兼ねたような物だ。
今日は平民地区、貧民地区でも意外な広いものをすることもあるがだからと言ってこっちも疎かにはできない。

人がめったに入らない路地裏にまで足を伸ばし。
そしてぐったりしている少女を見つける。
困っている平民ならば一応貴族の務めとしてそれなりの態度は取ら無くてはならず。

「…何をしておる?腹でも空かせておるのか?」

ナータ > やや濡れた足音が遠くから聞こえていた。
街を守る衛兵の類ならば、身元不明の―――一見して浮浪者のような―――少女はひっ捕らえられるかもしれない。
逃げないと、いけないなぁ……そうは思いつつも体は俊敏に動くことはなかった。

「あ……」

近づかれ、漸くその存在を目にして。
小さく呟いたのは相手が衛兵でない安堵からか。
しかしそれ以上に、その相手の出で立ちがこの場所―――平民地区の路地裏に相応しくないことへの戸惑いか。

「何も……してない。行くとこ、ない、から……お腹も……空きすぎてて……」

埃や汗、砂や泥で少女の様相は決して小奇麗なそれではない。
空腹と、心身の疲労から、ぐったりと相手を見上げたままそう答えた。

行くところのない、つまりは、身寄りのない少女のようで。

ベアトリス > 少女の顔をじっと見つめる。
薄汚れてはいるが、顔自体は悪くない。

「ふむ、タダの食い詰め者か、では問題はなさそうじゃな」

行くところもないということは保護者の類はいない。
金も碌に持っていなくて食事も満足にできないのだろう。

「では、ワシが攫っても問題無いな」

そう言うと汚れるのも気にせずに少女を小脇に抱えてそのまま路地裏を離れて外に待機させていた馬車に放り込む。
そしてそのまま馬車を走らせるように命じた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からベアトリスさんが去りました。
ナータ > 「わっ……」
すぐ近くまで顔を近づけられ見つめられる。
その装いからして平民ではないだろう相手。
自分の暮らしていた田舎では決して出会うことの無い存在。

「え……?」

相手―――自分とそう変わらない年の少女に見える―――の、唐突の言葉にきょとん、とした顔を見せた。

そして返事も、同意もないままに脇に抱えられる。大きすぎるほどの胸と尻、それでもその腕に抱えられる力があるようには見えなかったが。

「あの、え?ひゃうっ」

そして抱えられたまま馬車の中に投げ込まれ、馬車はそのまま道を進んでいった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からナータさんが去りました。