2018/06/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 ギルド前」に竜胆さんが現れました。
■竜胆 > 平民地区にあるギルド。
商人ギルド、冒険者ギルド、魔術師ギルド……それだけではなく色々とある。
それぞれはそんなに離れてはいない模様。
此処にあるのは、本部ではないけど支部なのかもしれない。
そこは自分にとっては特に問題ではない、問題なのは……中身である。
商人ギルドは、母親が所属しているので、知っている。
魔術師ギルドと、冒険者ギルド。
他にも、戦士ギルド、盗賊ギルド。
傭兵ギルドと言うのも有るのだ、そう考えると……道というのは色々とある。
立派な姉が居る身として、双子の姉妹でこうも違うことに、コンプレックスはある。
しかしそれに潰されるなんて、ドラゴンとしては恥もいいところ、人としてもダメであろう。
なら、自分というものをいろいろ探るべきだ、と一念発起したはいいのだが。
「思った以上に、いろいろありますわ……」
どうしましょう、ギルドの前でくるくる見回す少女ドラゴン。
■竜胆 > 「うーん……。」
多才で、能力もすごい姉。
姉は、自分のステータスで戦うタイプである……と思っていたが、最近魔術を研究し始めている。
魔法は自分の分野と思っていたが、あっさり抜かれるのは目に見えてわかる。
そう考えると、魔術師ギルドはダメだろう、そもそも被っても仕方がない。
連携を考えるなら、別のところで技術を学ぶ必要がある。一番下の妹は……言うなれば盗賊系、ということは……。
戦士と考えるのが一番わかりやすいと思うだろう、そこが罠である。
姉はもともと戦士である、超重量の剣をぶんぶん振り回すのだ。
妹も、自分より身体能力が高いのである、短剣使っての動き、高速での攪乱や隠密からの奇襲を得意としている。
「……うーん?」
姉が完璧すぎる。中距離、長距離は魔法とブレス。近距離は大剣。
妹も、遠距離はブレス、中距離は近距離は高速移動や特技からの攻撃。
「正直に言って……穴があるの私だけ……っ。」
まあ、それは技術でなんとかしよう。
となると、やはり、戦士とか、前衛職のギルドに入って技術を学ぶほうがいいのでしょうか。
うーん、少女はいろいろなギルドの前をあっち行ったりこっち行ったり。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 ギルド前」にシュルさんが現れました。
■シュル > 朝、明るい内に歩く平民地区。自然地帯、海を抜けて平民地区へとたどり着いた女は
組織の名前が沢山書いてある場所に立っている。魔術師、戦士、冒険者、商人と
様々に書いてある。何かを募っているのだろうが女にはどういう事か分からない。
女は、目の前の事が分からず首をかしげる角度はより深まっていった。
何か分かるような事があるかもしれないとその場から右に左に歩き回って
ココにある物を読んだり、人のやり取りをただ見ていたりして
白い髪を揺らしながら歩き回っている。
姿は、まず身に纏う衣服は行きかう人々が二度見するような場違いな恰好をしていた。
袖のある上半身を構成しているが、それ以外は地肌にハーネスだけを身に着けたように
胴体の皮膚をあまり多くは隠していない衣服。
容姿としては髪も肌も真っ白で、体形は彫刻に似た均衡のとれている体形をしているが
顏は整っているものの作り物っぽく、目は真っ黒で黒曜石のようだった。
人に聞く訳でもなければココがどうなっているかも結局分からなかったのか
入って来れば長い間その辺をうろついた後、往来より少し離れた場所でしゃがみ込み
行きかう人々を眺めていたが、奇抜な恰好に少し注目を集めていた
■竜胆 > どのギルドに……と悩む少女、その通りの隅っこでしゃがみこみ始める女性。
今日のギルドは、普段の120%増し増しの増しで奇妙な状態である。
悩んでいる少女は髪の毛が真紅であり目を引こう、そして身にまとうのは東方でよく着られている和服というものである、背中には竜の翼、そして、竜の尻尾。
鱗の色は黒竜であった、商人ギルドの面々は知り合いもいるのか、軽く見れば納得した様子で通り過ぎるが、ほかのギルドの面々は、某かと窓から覗くものもいる。
視線を気にしていないので、少女はギルドの看板を眺め、考えていたが考えに疲れて視線を看板から外す。
「――――?」
そして、視線を外してみれば、通りの反対側にしゃがみこんでいる人物がいるのが見えた。
その格好は、ここではなくて、娼館が立ち並ぶところで客引きをしている女性の格好に近いか。
この時間にここにいるのは、朝帰りというところであろうか。
考えるのに疲れていた少女は、奇妙な格好の女性に興味を引かれ、近づいてみた。
「お早うございます?」
仕事帰りかどうかわからないし、先ずは時間的に無難な挨拶をして、女性―――シュルの前に屈み込んで覗き込んでみる。
近づいてわかったのは、顔は、仮面に見えるなという感想。
■シュル > 「?…おはようございます?」
声をかけられるとパッと顔を上げ、首を伸ばして彼女の方を向く。
驚いたような、呼びかけにすぐに反応せんとする子供のような反応で、白い顔は目が丸くなり
無表情の方は作り物のようだったのに、呼びかけられ表情を見せると一気に人間ッぽい豊かさが現れる。
疑問形に疑問で返してくる女は、パッと少女のような挙動で立ち上がると
その背は大きい、180近くある、今風の美術品に似たスラリとした白い身体
胸尻は大きく張り出しているが、それ以外のパーツの太さも合わせられ
豊かな身体は局部に反して細い印象は消えない。
女はだた、相手の女性を見つめてくる。最初は人形のようだったが
先述した通り子供のような表情で首をかしげると、無機質な黒い眼が小鹿の様に丸々と
しているように見えるかもしれない
■竜胆 > 「わぁ……。」
しゃがみこんでいた相手が立ち上がると、すごく大きい。
屈んだ自分から見れば見上げる巨人のようで、自分も立ち上がることにするのだが……それでも、頭二つは上に相手の顔が有り見上げる形となる。
人形めいた顔は、途端に生気を持ったようで、落差が凄いわ、という感想をした。
「はじめまして。
こんな所で座り込んでいたので、思わず声をかけてしまいました。
お仕事上がり……でしょうか?」
彼女の体の整い方、自然というよりも作り物めいた雰囲気を感じながら少女は顔を上げて少女のような顔の相手を見る。
自分のことが珍しいようだ、表情からもわかる、この服装も、珍しいものだという認識はある。
小さく笑みを浮かべ少女は一歩下がる。
さすがに見上げたままは首が痛くなるからである。
■シュル > 「おしごとあがり?」
疑問形に疑問で返すのはどうなのだろうか。
女のかしげる首の角度は深くなる、やっと女は目の前の女性の全体を注視すると
自分がソレを言えるかは分からないが、見た事も無い服装に翼、尻尾があり
今まで話をした人達には付いてない物が付いている。
女は女性の方を見てはいるのだが、やや目線は下で、尻尾がメインである。
「紙とか、着てる服が違う人がいっぱいいたから、どんな場所なのかと思って」
「お仕事は、してないよ?」
相手の外見が相当珍しいのか、本当に幼子の様に落ち着きなく首や身体を傾け
その姿を見ている、獣の一部が付いている姿は見てきたが、相手は動物の中でも
どちらかというと爬虫類の類で、それが物珍しいようだった
■竜胆 > 「あらぁ?」
疑問に疑問で返されてしまいました、が、仕事はしていないということが理解できた。
仕事をしてないというと、その格好からどこかの誰かの情婦という可能性が少女の中で膨らんでくる。
趣味でその格好だとしたら痴女だし。この国に痴女は結構な勢いでいると思うけど、一般人から見ればやはり痴女は驚いてしまうものだろう。
…………? 何か、彼女の視線に違和感を感じた。自分の顔を見ているようには見えない。
なんだろう、何を見ているのだろう、と少女は視線を追ってみる。
自分の後ろには、誰もいない。
そうなると、少女は自分の尻尾をあげて地面を叩く。
ズドンと、重々しい音がして地面が少し凹んだ。
「あまり尻尾は見ないでね?
お尻見られてるようで恥ずかしいのです。
それと、触ったらこうしますから。」
にこにこ、と笑顔で注意しておきましょう、ええ、もやし、と言われてるけどそれはドラゴン感覚ですので。
人間で換算すれば、立派に人外レベルの筋力はあります。
しっぽで一般人ひっぱたけば、吹き飛びますし、大怪我必死です。
「あら、あらあら。
ここは、通称ギルド通りと言いまして、色々な職を求めて人が集まる場所なのですわ。」
仕事はしてないことは確定した。
ここがどういう場所か知らないとのことなので、軽く説明してみせる。
爬虫類という地雷ワードが出てないし、竜の少女は気分良く説明して見せました。
一応、爬虫類にしては重厚な鱗に包まれてます、わかってあげてください。
■シュル > 要は脅しである相手の女性の言葉と行動を見ると、女なビクっと身を縮めて
距離を離した、先ほどの好奇心は影を薄めると少し怯えたようになり、表情に影を潜める。
「……ごめんなさい」
すっかり気落ちする女は少しずつ後ずさっていくと元の場所に戻りまたしゃがみ込む。
表情は落ち込んでいるまではいかない物の少し暗くなり、膝を抱えながら
その説明を聞いていた。
「お仕事がココで貰えるの?」
子供のような問いかけだが、トーンは少し落ちている。
目線は下に落ちていて、話しかけられない限りは相手から反らされている
■竜胆 > 「いいえ。
ちゃんと常識を弁えて頂ければ、いいのですよ。
怒っているわけでもありませんし、お友達なら、触ってもいいですし。」
素直に、すぐに謝る相手、彼女の大きさとは裏腹に、幼い気もする。
少女は宥めるように言葉を放って、にこやかにしてみせよう。
しゃがみこむ姿には、少しばかりやりすぎてしまったかな、と少しだけ後悔。
「少しだけ、厳しくしすぎましたわ、ごめんなさい」
視線もあまり合わせようとしない姿に、こちらからも謝罪を言葉にする。
起こってませんから、と彼女と顔の高さを合わせるために、少女も屈み込んでみせる。
「先程の質問の答えですけれど。
お仕事がもらえる、というよりも、お仕事を貰うための役割を貰うところですわ。
自分はこのお仕事できますわ、と知ってもらうための場所といいますか。」
どう、説明したものだろうか、少女はうーん、と考えながら話す。
■シュル > 「業種が、もらえる?」
屈みこんでいる相手と怒っているわけではないと知るとゆっくりとまた
少女の方を向いている。説明してくれた言葉にむー、っと口を堅く閉じる様な表情を見せながら
「おし…お仕事の、斡旋?」
ちょっとこの言動からは予想しにくい言葉で表現した。
合っているか分からないのか、それが正しい理解なのかを
答えを待つような顏をさせ、少し恐怖心が解けたのかちょっとだけ前に身体を近づけ
彼女の目をじっと見ている。膝を抱える彼女の身体は尻の丸みが強調され
太ももの上で大きめの乳房がひしゃげていた。
「お姉さんも、ココでお仕事を貰うの?」
■竜胆 > 「そう、ですわね。
例えば……あちらの、戦士ギルドで登録すれば、皆に戦士として認められます。
そして、戦士としての仕事を貰いやすくなりますわ。
これ、と決めてないのであれば、冒険者ギルドが一番手広くしていると思いますわ。」
性格は幼いけれど、知能は高い模様。分析するのは失礼かなとは思うのだけど……してしまう。
彼女の言葉に関しては、間違って無いので、頷いてみせた。
じっと、自分の目を見る相手に、少女は小さく笑う。
「ええ、まずは業種をもらおうかとは思ってるのですけど。
どれにしようかすごく悩んでいるところなのです。
道が多いというのは時には苦になるものですわね。
遅くなりましたが、私は、ジャンシアヌ・トゥルネソルといいます。
別の言い方では、竜胆とも言われますわ。」
豊満で、均整の採れた、見事な肉体。
その一方で幼い性格、娼館に行けば、すごく人気が出そうですわねと思ってしまう。
柔らかそうな胸のひしゃげる様子、強調されている丸いお尻。
頭が精液で煮詰まっ倒すならすぐ声をかけてきそうねぇと、おもう。
今、彼女が声かけられてないのは近くに、竜胆がいるからだろう。
先程のテイルアタック、目の前の少女だけではなくてさっきからこちらを見ていた野次馬たちも怯えて逃げていったのだし。
■シュル > 「じゃん………じゃんし…じゃんしあぬ・と…」
「リンドーさんでもいい?ボクはシュルだよ、よろしくねっ」
すぐ言えるようになるのは諦めたようだった。
周りに人があまりいないのがちょっと気になったのか辺りを見回しつつ
彼女を見ながらかみしめるようにこくこくと頷いていた。
動力源は水のみ、魔術回路に淫魔の心臓と血管を使っているので、魔力を使うのに相手の精を
必要とする。第一印象として狙われそうとかは何度も言われるが、実のところ魔物に作られた身としては
基本的に対象は人ならざる者なので、どんな化物だとしても性を求めてやってくるなら
それらにも耐えられるだけにはかなり頑丈に作られている。
趣味趣向はあったとしても、必要要素の供給を行う行為なので
その恰好から来る影響に対する心配に関しては、女にとっては割とどうでもいい
痛みに対して防衛的な反応は取るし、リアクションにウソ偽りは無いが
地面が凹んでいる竜尾の一撃に関しても動けない程の致命傷には女にとってはあまりならない
「お昼の時間だね」
遠くで12時5分前を知らせる鐘の音が聞こえた
■竜胆 > 「ええ、母も姉も、竜胆と呼びますし。
ジャンシアヌも竜胆も、同じ花を指す名前ですので。
シュルさん、よろしくお願いしますね。」
大体の人は諦めて、竜胆呼びにする、なので竜胆で通している。
ジャンシアヌを覚えてるのは、名付けた母か自分か、あと友人の彼女ぐらいであろう。
よくある話なので、笑って同意してあげる。
そして、キョロキョロし始める彼女に、首を傾いでみせる。
何かあったのかしら、と少女も視線を……人が少ない。昼時なので、食事に出かけたのだろうと。
そして、彼女の言葉にそうね、と頷く。
そろそろお昼の時間でもあるし、ここで延々と座っていても仕方がない。
少女は立ち上がることにした。
「シュルさん、先程驚かせたお詫びとして。
ご飯を奢らせていただきますわ、ご用事とかなければ如何?」
自分も、そろそろ食事を欲する時間でもある。
なので、せっかくだし、ともう少し喋っていたいと思ったので誘うことにする。
彼女の肉体が何で出来ているかとか知らないし、普通に食事しながら会話するのは楽しいものだろう。
彼女がどう返答するかは解らないけれど。
同意してくれるなら、近くのオススメのレストランで会話しながら食事をして別れていくのだろう。
どこにでもある日常の風景として。
■シュル > 「お母さん、お姉さん……」
家族というのがいるのかと、また噛み締めて頷いていた。
言葉として知っているが、その繋がり的な概要にはまだピンと来てはいないようだった。
「ボクも付いて行っていいの?なら行くっ」
食事の誘いにパッと明るくなると、女は無邪気な笑顔を見せて相手に笑いかける。
スルリと滑らかな挙動で立ち上がればピョコピョコと少女のようにして
竜の女性の後を付いていく事になるハズである。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 ギルド前」から竜胆さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 ギルド前」からシュルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 平民地区、屋台通り。朝の屋台通りの何がいいと言えば、そりゃあもちろん手軽にごはんが食べれることだ。
仕事前の急ぎの、ついでにいえば家庭を持ってない連中が特に重宝してる。
この男もそうだった、急いでいるワケじゃあないが、手軽さは好ましい。
「おう、おっちゃん。石蜥蜴の串焼きもう一本おまけ…ダメ?ちぇー、ケチくせえなあ。」
立ち上る色んなものの香り。パンや汁物、朝からがっつり焼き肉の匂いなんかも。
それに紛れて焼かれた串焼き頼んで、もしゃりと食む。
ごった返すような人ごみで、仕事をしてるお父さんたちやら冒険者たちだから、己を避ける人間も少ない。
サイズが目立つことに変わりはなかったが。