2018/04/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカインさんが現れました。
カイン > 平民地区の歓楽街にある酒場。春の陽気のせいか、
いつもよりも人の少ない割に酒のみのせいで
騒々しい店内の中カウンターに腰掛けて、
自身も酒を煽っている男の姿があった。

「今日も今日とてこともなし、か。大口の仕事がある訳じゃないんだろ?
 こりゃまた用心棒家業を暫くやる事になるかねえ」

依頼の斡旋主の一人である酒場のマスターに視線を一瞥して聞いてみるも、
犬でも追い払うかのような仕草で邪険にされて肩を竦める。
自棄酒という程ではない物の飲まないとやってられない程度には世知辛い。

カイン > 「日銭稼ぐなら護衛の仕事は幾らでもあるにしろ、
 拘束時間が長いのがネックだな。移動する目的なら便利なんだが」

何せ物を運ぶ商人は絶えないし、食事と足は依頼主持ちだ。
歩かされることも多々あるとはいえ、
それでも本当に徒歩で歩くよりは大分楽には違いない。
軽くグラスを揺らしながら以来の張り出してあるボードの方を見れば、
その手の依頼が遠目にも複数の凝ってるのが目に見える。

「ま、行ったら行ったで帰ってくるのが面倒何だが」

カイン > 「それか後は遺跡と防衛線の依頼でも受けるか。
 国境勤めはいつでも仕事はあるはあるんだがなあ」

割に合うかどうかは別の問題だと漏らしながら、
追加の酒を注文て一口舐めるように飲む。
強い酒のしびれるような感覚に大きく息を吐いて、
頬杖を突き騒がしい方に視線をやって肩をすくめ。

「ま、そうそう景気のいい話は転がってないよな」

カイン > 「仕方ない、明日はいい仕事がでてることを祈って寝るとするか。
 マスター。勘定頼む」

店主に向かって言いながら立ち上がり、
支払いを終えればそのまま踵を返して店内から去ってゆくのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にザールさんが現れました。
ザール > 平民地区をぶらぶらと歩く男。
護身用の刀を置いて着てみれば、やはり腰のあたりが寂しい。

いつも刀をぶら下げている左腰のあたり、さすりと撫でて。

ザール > 「さてさて、今日は何処に行くか…。」
そんな呟きを漏らしながら男はのんびりと人ごみの中の道を行く。

だが、込んでいる道も男の体を警戒してか、裂けられるように割れていき、歩きやすくもある。