2018/03/01 のログ
ノア > 単に眠たくなったのか、もしかしたら猫なりに 気を遣ってくれたりしたのか.. 理由はともかく 今、此所は二人きりの空間。そんなに見つめるな なんて言われても、目を瞑ってしまうのが勿体ない。 其れは、貴方と居る実感が欲しかったから。はたまた無意識に、目を閉じれば煙のように消えてしまうのでは と.. 不安に感じているからか

「 ん.. 」

肌はまだ、ひんやりと冷たい。貴方が服に手を掛ければ、するりと女の白い肌を滑るだろう。互いに短い言葉を交わしながらも、口付けをやめられないまま

「 ...............っ、」

不意に貴方が溢した一言に、視界滲ませる。ズルくて 甘くて、大嫌いで 大好きな、貴方の言葉。そんな台詞を聞かされてもなお 想いを心の中に秘めておける程、賢くも大人にも出来ていなくて

「 ..........あい して、 る... 」

吐息混じりに口付けの合間溢れた、小さな小さな声。愛しくてたまらなかったのと、恥ずかしかったから。袖から抜いた白い腕を 貴方の首に回して、余裕のない表情隠すように ぎゅぅ.. と抱き着いた。

セイン=ディバン > 去っていく猫。空気でも読んだか、なんて思いつつ。
男は相手だけを見ている。見ているからこそ。見つめられていることに気付く訳で。

「は……」

触れた肌。その感触。心臓が鼓動を早めていく。
この相手とは、なんども交わったのに。
それでも、緊張するし高揚するし。だからそう。
大切な相手だということも自覚してしまうのだ。

「……オマエさ。こういう時はマジ素直で可愛いよな」

返される言葉に、男は笑いながら言う。いわゆる、余分な一言。
あまりにも、深みにハマってしまいそうだから。
そうして茶化して、逃げるしかなかったのだ。
こういう時? 冗談。この相手は、いつだって可愛いなんて判りきっているのに。
抱きつかれるまま。相手の服を脱がしに掛かる男。
ズボンの中では、息子が自己主張を始めている。

ノア > "馬鹿みたい"  ─── 昔の自分が今の自分を見れば、きっとそう言うんだろう。何かにすがってしまえば確実に、脆くなってしまうのに。場を茶化す余計な一言も やたら手慣れた女の脱がせ方さえ、何だって許せてしまう。

「 .....ひど、 普通 今笑う ? 」

拗ねたフリをして見せるけど、うるさいくらいに鼓動は速まるばかり。コトン と脱ぎ捨てたヒールが床に落ちる。黒いワンピースが脱がされると、柔らかな胸の膨らみも しなやかな身体の曲線も、全てが貴方の前に差し出され

「 セインは こういう時、ほんと意地悪.. 」

貴方の言い回しを真似て返す。ソファーの上、女は白いレースの下着だけを残した姿で。つんと拗ねたような表情のまま、貴方の衣服に手を掛ける。ゆっくりと、一枚ずつ。ネクタイを しゅるりと引き抜いたり、指先で釦を外したり.. ベルトに手を掛けると其処には、窮屈そうな張り。嬉しい癖して ついでとばかり、じぃ と目を細め揶揄ったり。

「 こっちは素直なのに、 ね。」

ふふ、と肩を揺らし悪戯に笑みを溢す。ぎこちなく、もどかしく触れ合う内.. 徐々にまた、いつもの笑顔も取り戻しつつあるか

セイン=ディバン > どうにも。この相手との行為は、ロマンチックに、とはいかないことが多い。
まぁ、それもらしいといえばらしいのかな、なんて思うのではあるけれども。

「カカカ、悪い悪い。でも、こんな時じゃないとオマエのそういう姿は見れないからな」

拗ねたような一言に、更に笑う男。脱がされるに抵抗しない相手。
内心、すぐにでも牙を突きたて、犯したいとは思う。
だけど、それが出来ないほどに、大切な相手でもあるのだ。

「こういう時じゃなくって、基本俺は意地は悪いぞ?」

相手の言葉に、心外だ、という様な表情で答える男。
下着姿になった相手。ごくり、と唾を飲めば、そうしている内に、男も服を脱がされてしまう。
互いに脱がせるなんて、なんだか変な気分だ。そう思っていたのに。

「そりゃあ。俺のムスコは素直と元気が取り柄だもんさ。
 ……なぁ、ノア?」

笑う相手。それがあまりにも、以前までの表情そのものだったから。
男はつい、警戒心や気配りを忘れて、尋ねてしまった。
不意に、不躾に、不用意に。尋ねないようにしよう、なんて考えていたのに。

「……オレと会ってない間。いろいろあったみたいだけどよ。
 片ぁ、付いたのか?」

それは嫉妬。それは心配。それは浅ましき独占欲にも似た。
男の内面の、溢れ出た結果であった。

ノア > 弱みを見せない貴方に寂しさを感じたり、いざ垣間見えてしまえば どうしようもなく胸が締め付けられたり。こうしてまた意地悪く笑う顔を見れば、どんどん惹き込まれてしまったり.. とても勝手で、とても単純で。

「 .....そうだった。」

白い指先がベルトを外し、衣服に手を掛け、窮屈そうな其れを解き放つ。取り柄だなんて言うけれど、 "元気" なんて言葉では済まされない気がする。自分で脱がせておいてなんだけど、相変わらずの迫力に 女の頬もほんのり染まって。いよいよこの後、最愛のひとと行われるであろう行為に.. 期待や悦び、恥じらいやほんの少しの罪悪感、色んな感情が入り雑じる。そんな余裕のない状態の女に向けられたのは、不意の問い掛けで

「 ぇ.......... うん、 」

ヤケを起こしたり、行方をくらませたり、オマケに仕事もしくじったりして.. 其れは其れは散々でした ─── なんて、言えなくて。そろり と一瞬視線逸らした後、誤魔化すように口付けを。誰に似たのか.. 都合が悪い時、唇を塞ぐ癖。

ご案内:「平民地区/とある一軒家」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「平民地区/とある一軒家」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にメンシスさんが現れました。
メンシス > 「人居ねぇ~」

飛び交う冷風、それに身をよじりつつ、夜の街を歩く。
周りの様子を見れば人はおらず、街灯が道を照らすのみ。
歩い程度やどや酒場はやっているものの、そこに入る気にはなれず…

「つめたぁ…」

近くにあったベンチに座って、臀部に感じる霊感に声を出す。

メンシス > 「まー…アレだよな」

大きく伸びをして、欠伸を出す。
吹く風に身を縮めつつ、白い息を吐く。

「時間も時間だが、男一人。
 ベンチに座ってこんな時間に寛いでる奴に近づきたくねぇもんなぁ…」

自分が女性だったら絶対そうだ。
こんな所で運のいい出会いなんざ出来ないと思いつつも、誰か来ないか待つ。
にしても寒い

メンシス > 「誰かが見てる気配…」

眉を潜め、周りを見渡す。

「まぁ…いいか」

さむっと身を震わせたあと、歩き出す。
誰も居ないのかとため息を吐き、身を震わせる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からメンシスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 「おぉ、――寒ぃ………っ。」

酒場に入ってきた大男はぶるっと一度、身体を震わせた。
この時期とはいえまだまだ、夜は寒いのだ。両手で軽く体を抱くような恰好。
尤もそれでも、ちょっとでもその体格は縮こまったように見えないが。
マスターへの声かけもほどほどに暖炉の前の椅子に、どすんと陣取って、はあ、と一息。
ようやく、人心地付いた。

「はー、……なんかぬくいの、くれ。」

普段ならばひとまず酒とでも頼もうが。
流石にさむい。強請った注文にやってきたのはホットココア。
子どもかよと苦笑いするけれど、ひとまずその温かさが心地よい。ほう、と息を吐いた。