2018/02/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にカインさんが現れました。
■カイン > 平民地区の歓楽街にある酒場。外の寒さに比例してか、
いつもよりも人の少ない割に酒のみのせいで
騒々しい店内の中カウンターに腰掛けて、
自身も酒を煽っている男の姿があった。
「今日も今日とてこともなし、か。大口の仕事がある訳じゃないんだろ?
こりゃまた用心棒家業を暫くやる事になるかねえ」
依頼の斡旋主の一人である酒場のマスターに視線を一瞥して聞いてみるも、
犬でも追い払うかのような仕草で邪険にされて肩を竦める。
自棄酒という程ではない物の飲まないとやってられない程度には世知辛い。
■カイン > 「冒険者の真似事でもして遺跡にでも潜ってみるか?
いや、でもこの前の二の舞はさすがになあ」
一山当てれば大きいのが遺跡というものである。
心得がまったくないわけではないだけにいけないことはないが、
図らずも潜る羽目になった遺跡での顛末は記憶に新しい。
さんざんな目にあったのを思い出してげんなりとした表情が浮かぶ。
「潜るにしても他の遺跡にするべきだな、あそこは当分ごめんだ」
■カイン > 「仕方ない、明日はいい仕事がでてることを祈って寝るとするか。
マスター。勘定頼む」
店主に向かって言いながら立ち上がり、
支払いを終えればそのまま踵を返して店内から去ってゆくのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からカインさんが去りました。