2018/02/20 のログ
■シチュ― > (さすりとひと撫で。身にそれがなぞられて、同時に寄せられた甘い台詞にもお腹の下がじんと熱くなってしまい。うなじに産毛がぞわりと浮かんで両手を震わせる。振り返って彼を見上げたのは少し潤んだ雌の顔つきで)
アシュトンの……っ、おっきぃぃ、……んっ、はあっ!はあっ……!
硬いとこ、あたって……、あ、……あぁっ……!おまたきゅんってしちゃうぅ……!
――あぁんっ!やぁあっ……!やだぁぁ……!恥ずかしいぃぃぃ……っ!
あああ、あああっ……!こんなのだめ……っ!こんなはしたない事だめなのにぃぃっ……!
(押し当てられて擦られる割れ目の柔肉。彼のたくましい男根の先の硬さと太さにもみくちゃにされて、発情を覚えたそこはいっそう熱心に怒張をすすり上げる。蜜汁がひとつぶふたつぶ、すでに覆い尽くしてぬめぬめとなった彼の男根の裏筋を伝って陰嚢の表面にまで達して。スカートの後ろがまくられたとき、耳裏まで真っ赤になってミレー族の雌は足から獣耳までを硬直させた。小さな悲鳴。けれどそれは甘い悲鳴で。カタカタと壊れた機械人形じみて首を振るが、衆目と外気に触れた恥丘から蜜汁がしとど、足元へと落ちていく。ぱた、ぱたたっ。小さな音たてて2人の足の隙間に蜜の池溜まりができて)
あぁ……!ああぁ……!
う……う……っ!それは……、それは……っ、
あの……アシュトンの……っ……、
――ひゃんっ!?あーっ!ああーーーーっ!
だ……め、……だめええぇ……っ!
アシュトン……っ、アシュトンっっ……!
(怪しい笑みの鼻息がふきあたる頬が、ひくひくと強張って。
指よりもほしいもの、を公衆の前で口にする羞恥に悶えて口ごもる。
開きかけた口からその呼称を告げようとしたとたん、ぐいと持ち上げられた。
まくれあがったスカートから、彼の肉竿の熱にふやけてしまった、ぐしょぐしょの雌孔も時々皺孔が開いては縮む薄桃色の後孔も、蜜液がてらてらと妖しげに光る太ももも全てさらけだされてしまい。真っ赤に茹だった顔を両手で慌てて隠しながら悲鳴を響かせてしまう。羞恥に身悶えしながら、切なげな甘い声を出してイヤイヤと首を振る。
それなのに身体といえば、雌の甘い汗を身体じゅうから漂わせて、割れ目はちゅぷちゅぷ、甘い抱擁とキスを鈴口で塞ぐのだった。奥へ沈んでいく肉杭を包むのは瑞々しい窄まり。未成熟で襞の発達していないきつさが、雁首の裏に迫って引き締める。最奥の子宮にたどりつくまま、そのぽってりとした肉厚な孔が押し付けられる亀頭の硬さに弱ってしまって。じわりと高熱が彼の男根を包んでいき。隠した手の下でへの字に歪む口元。歯を食いしばって太ももが痙攣を起こし)
■アシュトン > 恥ずかしい所も見られちゃってるのに、なぁ、さっきよりもっとぬるぬるになってるのは、何でだろうな。
アッチの方から、じーっと見られてるな。シチューのエッチな姿を思い出して、夜に一人いそしむ心算かねぇ。
折角だから、もう少しサービスしちゃおうか?
(濡れて滴を零す秘所を見せつけるような恰好で、胸元に触れる手が服の留め具やボタンへと。
位置的には見えにくい筈だが、この男、随分と手癖が悪い。
少女の声やら抗議の言葉やら、その辺は完全に無視した手つきで、上の服を肌蹴させ。
小さな胸の膨らみさえ人目に晒してしまえば、見せつけるかのようにゆっくりと撫で上げてゆく)
俺の、何が欲しいって?
っと……はは、俺の方が我慢しきれなかったみたいだな。
っ…、ん。シチューの中、温かくて狭くて、気持ちが良いぜ。
ちっちゃい孔が気持ちよさそうに咥えてる所、皆に見られちゃってるなぁ
(遠巻きに食い入るように見る男性。顔を赤くして小走りに去ってゆく女性。何がなんだか分からないといった表情で眺める少年の目を覆い連れてゆく母親。反応は人それぞれだ。
治安のある平民区故、混ざり込もうとする輩は、居ない様だが。
乱れる様子を敢えて見せるような角度で、突き入れれば花弁は巻き込まれ、引き抜けば形を歪め。
深く捻じ込んだまま腰を動かすと、小刻みに深い部分を突き上げ、子宮の入り口にノックを繰り返し。
未熟なれども快楽に貪欲と締め付けてくる膣壁の感触を楽しみながら、一突きごとに怒張はその熱量を増し)
ほら、アッチで見てる皆にさ。
エッチな雌ミレーが種付けされるところ見てクダサイって、言ってみようか。
(クスリと笑えば律動の合間、胸を揉み遊び。
甘くこびり付くような声で、耳へと囁きを掛ける)
■シチュ― > はあっ……はあっ……!
ちがうの……ちがうのっ……!僕は……っ!あっ……!あっ……!
――そ、そんなの……っ、恥ずかしすぎるようぅぅ……!
え、……えっ……?あぁぁぁぁ……!お胸みえちゃうぅぅ……見られちゃうのおおっ……!
(からかうよな口調で煽られたら、なお熱い吐息が繰り返され。
肩が何度も弾めば、衣服も着乱れた。めくられたワンピースの腰回りや胸元に卑猥な皺が畳んで刻まれていく。隠した両目では、視姦されているかどうかはわかりづらい。
かえってそれが痴態を煽り、相手の言葉をそのまま受け取っては唇がぷるぷる震える。
背中のファスナーを降ろされたら緩む襟元。まだ幼い子供の乳房が先を尖らせたまま空の下に顔を見せ。外気に敏感な乳首がひんひん、上向きによがった。ふわふわお菓子のような触れ心地の乳房。撫でられると微かに柔く手のひらの中で弾み)
う……うぅ……、ぅ……っ!
アシュトンの……アシュトン、の……。ぉ……、おちんぽ……。
――あうぅぅ……、お願い……お願い……、みないで……っ、みないで……っ!
(口ごもりも誤魔化せずにもう一度尋ねられたら、赤い顔をくしゃくしゃにして悶絶する。
太ももを引きつらせて恥ずかしがりながら、蚊の無く声で欲しいものの名を呟く。
自分の両手の隙間から見えたのは、老若男女の反応。痴れたミレー族の乳房や幼裂を見てのそれぞれの様子が、そしてさらに煽る彼の言葉が腰裏にひどく響いて。ひく……ひく……。ときおり、のけぞるようにして下腹部がすくんだ。すくみあがると同時に雌孔の締め付けもきゅむ……きゅん……。甘く波打って肉杭を刺激する)
あんっ……!あううぅ……!あっ、……あああっ、あーっ!
アシュトンっ!奥ずんずんしちゃだめぇぇ……っ!僕の奥とけて……、あああああ、
おっぱいもみもみされたらぁぁぁ、何も考えられなくなっちゃううぅぅぅ……っ!
はっ……!はっ……!はあぁぁぁ……!
――みんなぁっ、みんなぁっ……!見て……、見てくださあああぃぃっ!
えっちな雌ミレーが種付けせっくすで中出しおまんこされるの、見てくださいぃぃぃっ!
(胸を揉みほぐされてしまうと、甘くこびりつく囁き声に理性も溶け落ちてしまいそう。
顔を隠していた両手が、いつのまにか彼の両手首をぎゅぅと愛しげに握りしめ。
眉根を下げた淫らな雌の顔つき。口端から唾液をこぼしながらふしだらな言葉を迸らせた。弱い子宮の入り口を突かれ続けて太ももに力がこもり。内股を向く膝。お尻に浮いたえくぼ。一突きごとにそれらが大きく上向きに踊って。男根を引くにも、中の桃色の肉が外にまでめくれてしまいそうなほど甘く激しく亀頭にまとわりつく)
■アシュトン > 可愛い胸が丸見えだ。先っちょも尖って上向いて、凄いエッチだなぁ。
他にも沢山、見てる奴らがいるぜ。
今日の夜中、どれだけの頭の中で、シチューは滅茶苦茶にされちゃうんだろうな。
(幼い胸元を晒したままに、掌ですっぽりと包めばムニムニと。撫でて揉んで、形を変えて。
ツンと尖った先端を摘まむと、きゅっきゅと絞るように下から上へとしごきあげる)
ほら、シチューの欲しかった俺のおちんぽ。奥までズブズブ入ってるのが分かるだろう。
深い奥の所、突き上げられてるの。皆楽しそうに見てるなぁ。
外でこんな風に犯されてるの見て、どんな風に思われるだろうね。
(羞恥に顔を染める姿を楽しげに眺めながら、囁きかける声は相変わらずと。
人気も集まったり、減ったり。なんだか囁くような声さえも聞こえる。
幼いながらも痴態を振りまくミレーの事を噂しているのだろうか。
向けられる視線をさらに寄せるかの様に、腰の動きは徐々にと力強さをまし。
締め付けてくる肉壁を引きはがし、そして突き入れ、淫猥な音を蜜壺の中でかき鳴らす)
シチューのここの、たっぷりと俺のを注ぎ込んでやるからな。
ちっちゃい胸も、こうやって、一緒に可愛がって……っ、はぁ。
ソロソロ、いきそう、だな……っ
(敏感な胸を揉み解し、それに合わせて腰を打ち付け。
男の声が詰まり始めれば、頂きの近さを知らせるように、膣内で怒張は太さと熱を増し。
彼女手の手がすがりつくように此方の手首を握り締めてくると、動きはラストスパートへと変わって。
動くたびに蜜の滴を散らしながら、膣内全体を擦り上げ、肉厚な子宮口を突き上げ
尖端より滲みだした先走りが、愛液と混ざってゆく)
よく言えました、偉いぜ。
それじゃ、ご褒美に……おまんこの奥の奥に、種付けしてやる、からな。
しっかりと孕め、よっ!!
(腰をゆっくりと退けば、カリ首が見えるギリギリまで肉杭を引き抜き。
一瞬一拍の後、勢いと体重をかけて一気に突き入れると、重い衝撃と共に、尖端を子宮の入り口へと押し付けて。
男の喉元で唸るような声が鳴った直後、白濁が迸る。
煮えたぎるような灼熱の粘液が溢れだせば、子宮一杯に流れ込み。満たして。
少女のお腹いっぱいを膨らませると隅々にまで、染みわたってゆき。
無数の精子が、卵巣目掛けて泳いでゆく
幼い口から放たれた淫猥な言葉に視線は一斉にと集まって、もじどおり、種付される姿を衆目に晒す事となる)
■シチュ― > だめ……、だめ……ぇぇ……!へんなこと考えないでぇぇ……っ!
は……っ!は……っ!
おっぱい……、おっぱいとけちゃうぅ……!ひぃぃ、ああっ!あーっ!
(淫らな腰つき、淫らな下肢を晒しながら。浅い乳房が彼の思うままに歪み。狂おしく熱を孕んだ吐息を何度も何度も吐き出し始める。尖った先をしごかれたら、おさえていた声も限界。大きな声がよがって)
んぅぅ、んっ、あっ、あっ……!
アシュトンっ、アシュトンっっ……!もうやめて、そんな事言わないでぇぇ……っ!
恥ずかしいよぅ、恥ずかしいぃぃいい……っ!
みんなの前で奥までされるの恥ずかしいのっ、こんなにされたら、もう、もう……っ!
僕……、外歩けなくなっちゃう……!
(肉と肉が打ち合う生々しい音。その間隔を埋めるのは彼の囁き声。
煽り立てられると獣耳が困ってしまったようにぺたんと両側に落ちて、赤く腫れるほどにミレー族の雌の身体が羞恥に火照って。小さく小さく身を縮こませる。
それなのに、接合部がぶつかるぱん、ぱん、ぱんと生々しい音には蜜染みによって湿り気をおびてぱちゅんっ!ぱちゅんっ!と艶めかしい水音へうつろう)
ああっ!ああっ!あぁ……っ、あーっ!
おっぱいもおまんこも気持ちよくって……っ!
皆に……いっぱい視られてっ……!
はっ!はっ!はっ!はっ!
あたまが……あたまがへんになっちゃうぅぅ……!
アシュトンッッ、ほしいいぃぃぃ……!
なかにっ、ああああっ、なかにいっぱいぃ、いっぱぃしてえええっ!
いっぱい種付けしてくれなきゃやなのっ、やなのおおおっ!
アシュトンっ!あっ!あっ!アシュトンっ!ああっ!ああっ!~~~~~~~~ッッ!
あああああああっ!
(雌の胎を孕まそうと獣のように腰が振られると、尻たぶが歪むほど大きく弾んでいく。
子宮の奥を突き上げる衝撃が身体中に響いて、黒髪を振り乱して大きな嬌声を響かせていき。ぶるぶるぶるぶるっ!と発情した全身を震わせたら限界が近づき。つま先立ちになって浮いた踵も切なげに揺れ、口の両端からふしだらに唾液を零し。とろんと下がった目尻に涙の粒を膨らませて。甘い声で彼を求める。雌の小穴の奥が蠢いて、とろとろに蕩けた柔肉が根本から亀頭までを甘しごきする。感じて下がった子宮口が悩ましげに鈴口にひっついて。一度大きく引き抜かれた後、ぐじゅり、と重い肉の房が割り開いて激しく男根を吸い上げ――1拍の間があったのち、同時に絶頂を迎える。粘膜と粘膜が溶け合うほど密着する子宮口が、子種の恵みを強請りつづけ。男根の脈打ちに合わせてミレー族の身体が跳ね上がるほどの弛緩と収縮を繰り返す。そうして放たれた精で下腹部がみるみる膨れ上がるのを、衆目の視線が注がれるままに晒してしまい。視線に囲まれてただ、ふしだらに腰を揺さぶっていた)
■アシュトン > 外が歩けなくなったら……そうだな、俺の家で飼ってやるのも、いいかもな。
そうしたら毎日、エッチし放題だぜ?
もっとも、今のご主人も気に入ってる様子。まぁ上手く後で火消しはしておくさ。
(色々と手回しをして、そう大事とはならないだろう、多分。
このミレーを手元に置いておきたい反面、彼女の主人との繋がりも重要であるし。
とりあえず、それなりの状態で落ち着くと思われる
一応と顔ははっきりと視認しにくい角度のままに、小さな身体をしっかりと抱え込み。
幼い膣穴に、何度も何度もと、雄の杭が突き立てられて)
シチューのエッチな所、ぜーんぶ見られてるぜ。
っ、見られて気持ちよくなりながら、イッちまいな……っ
っつ、はぁ……ちっちゃいお腹がボテ腹になって膨らむ位、っ、種付けしてやるから、な。
全部受け止めろよっ
(奉仕するように蠢く膣壁の感触心地よく、怒張はヒクリと大きく跳ねて。
雄の精を貪欲に吸い上げようとする胎内へと、脈動と共に注ぎ込まれてゆく白濁の液。
身体の芯から絞り出すような射精に、子宮は満たされ、下腹部は膨らみ上がり。
一足早くと妊娠したかのような姿を、通行人の目に晒し。
ドクドクと脈動と共に長く、続く吐精もやがて落ち着き。
ふるりと男が肩を震わす頃には、入りきらなかった子種が僅かに結合部からあふれ出していた)
シチューのなか、凄く気持ちよかったぜ。
さてと……流石にこれ以上は不味いな。
ひとまず場所を移すとするか
(彼女が大きな声を上げたのもあって、そこそこと一角が騒ぎになり始めている。
貧民区と違い平民区には治安が有る訳で、憲兵やら何やらがやってくるのは時間の問題だろう。
軽くと様子を伺ってみれば、精液と愛液でドロドロになった膣内からゆっくりと怒張を抜き去って。
混ざり合った粘液が秘所から零れ落ちる――前、に)
垂れてたら移動しにくいだろうからな、こいつで栓をしといてやるよ
(懐から取り出す、小瓶。男のモノに比べれば、大人しいサイズである。
行為の果てに開いた膣穴へとそれを宛がうと、軽く押し込み、栓として。
そのままの状態でするりと、下着を穿かせてしまう事としよう)
さて、それじゃぁいくかな
(己もズボンの金具を止め直すと、ちょいちょいと彼女の胸元、服装を整えてやり。
小さく笑み掛けた後、お姫様抱っこで己の隠れ家にでも連れ込んでしまおうか)
(なお、その後は何時も通りというかなんというか。
朝日が昇るまで、嬌声を奏で続けたと思われる)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシチュ―さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアシュトンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 平民地区の中でも、この時間には一番の賑わいを見せる酒場通り。
酔っ払い、これから酔っ払うもの
空きっ腹を抱えたもの、満腹のもの
冒険者、平民、旅人…多くのものが通りを行き交う。
少年もその中のひとり。
どちらかと言えば空きっ腹を抱えたものの中のひとり。
ぼちぼち何か腹に詰め込みたいところではあるのだが…
「(なかなかこれってのがねぇな…)」
何かが食べたい、だが、何を見ても気乗りしないというめんどくさい状況。
酒…はなんか、ちがう。
むしろ、先日あった妹分を思い出してしまうのか、飲む気分にもならない。
■ブレイド > 一時期沈んていた気分だがだいぶ持ち直した。
それでも、通りのそば…裏路地への入口を見ると、気分が暗くなる。
できればうまいものでも食って気晴らししたいのだが
肉…魚…野菜…あまいもの……どれもピンとこない。
我ながらめんどくさいとは思うのだが。
「(テキトーに店に入っちまったほうが良いかもな…)」
どんなところであれ、店に入ってしまえば注文しないわけにもいかない。
いわば、背水の陣というやつだ。
だが、無理やり食事をして気分が晴れるかといえば首を傾げざるを得ない。
腹は膨れるだろうが。
「この考え方自体がめんどくせぇ…」
自分に呆れてついつぶやいてしまう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエウロペさんが現れました。
■エウロペ > 「あら…ブレイドじゃない、ご飯?」
ふとブレイドの向かいから歩いて来たのは、彼の良く知る女性。
ゆったりと余裕のあるローブに包まれた身体は相変わらずな様子で、大きな胸が歩く度に揺れ動いてしまっており、周囲の視線がちらちらと集まっている。
先ほどまでちょうどこの通りの店の一つで飲んでいたらしく、頬はほんのりと赤に染まったほろ酔いの状態。
それでも意識も足取りもしっかりしていて。
「入る店悩んじゃってる感じかしらねぇ」
彼が迷っている様子を見れば、また何か悩みごとでも抱えているのか。
はたまたただ入る店を悩んでいるだけか。
■ブレイド > 「ん?」
聞き覚えのある声。
そちらへと顔を向ければ、見覚えのある胸…いや、顔。
赤く染まった頬は酒場通りらしいといえるか。
「エウロペか。
まぁ、そんなとこだな…あんたはその様子だと晩酌まですましちまったみてぇだな」
頷いて答える。
店に悩むというか
腹は減ったがいまいちピンとこないという状況なのだが…。
■エウロペ > 「ふふ、軽くは飲んだわね…あとはゆっくり家で飲もうかなってところ」
やはりゆっくり落ち着いて飲めるのは宅飲みのほう。
酒場で飲むのも色んな知り合いと話し込めたりして楽しいのだが、楽しいお酒とゆっくり飲むお酒はまた別物。
「決まらないなら、またウチに来る?
ご飯くらいご馳走するわよ」
店を選び悩んでいるというより食べるかどうかすら悩んでいそうな彼の様子。
こういうのは何かしらのきっかけが必要だろうと自宅へ誘ってみることに。
そう言えば思い出すのは前回家に招いたときのいろいろだが。
■ブレイド > 「へー、家でも飲むのか。あんま深酒すんなよ?」
酔うと人が変わるようなものもいるようだが
エウロペはあまりそのようには見えないので、大丈夫ではあるだろうが。
「ん?いいのか?
ゆっくり家で飲むんだろ?
それに、わざわざ食い物用意してもらうのもワリィよ」
誘ってくれるのは嬉しいが、自分がどうも何が食べたいかはっきりしない。
こういうときに誘ってもらった場合、『なにがたべたい?』と聞かれるコトが多いイメージ。
そして、今の自分はそれに答えられない。
■エウロペ > 「心配ありがとう、大丈夫よ」
寝る前にワインを少し飲む程度なので、それほど遅くまで飲むつもりはなく。
一応、親ではあるのでそういった自覚は持っているらしい。
「気にしなくていいわ、軽く食べるものも作ろうと思っていたし。
それに人に食べて貰うものって考えたらやる気が出るもの。
あ、好き嫌いとか無いわよね?」
食材はあるのでそれでワインにあう軽食か何かを作ろうかと考えていたところ。
用意するといっても手間のかかるものではないので気にしないで欲しいと笑って。
■ブレイド > 「好き嫌いは…、今ん所はねぇかな。
食ったことのないもんとか出てきたらわかんねぇけど」
冗談めかしつつ、手をひらひら。
怪しいものでなくても、山奥の里の出だ。
食べたことのない食材などいくらでもある。
「ま、あんまり強く断る理由もねぇか。
せっかくだし、ごちそうになるかな」
一つ頷いて誘いに乗ることにする。
なんだかんだで母親らしいところをよくみている気がする。
世話好きというか、世話焼きというか…年頃の少年としては少しくすぐったい。
■エウロペ > 「好き嫌いが無いのはいいことね。
そのうち外国の食べ物とか、試してみるといいわよ」
市場には稀に国外の食材などが仕入れられたりすることもある。
そういったものは大抵高値がついているが、興味をそそられることもあるだろう。
残念ながらエウロペの考えている軽食はありふれたものだが。
「よかった、それじゃあ行きましょうか」
エウロペからしてみればブレイドは実の息子のよう。
もちろん子供扱いしているつもりはないのだが、親らしい部分が出てきてしまうものか。
そのまま二人はエウロペの自宅へ向かって、それこそ親子のように歩いていく…
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエウロペさんが去りました。