2018/02/05 のログ
■ヤシュタ > フードを取り払って容貌を晒せば、身の遣り場の無さは数倍増しに、
少し寒さに身じろぐような、―…若しかしたら多少臆するような、反応をする。
緊張に獣の耳を欹てて、琥珀の双眸を、見上げさせて。
其処までも豪放で不遜な男の笑い声に少しだけ琥珀を眇め、
「いまは、お前のほうが、――――…、
ろくでもない、というより。…どうしようもない、風に、みえる。」
男の部屋に入った時点で、己が躰なんて捨てたものだったけど。
本当に、真逆交渉が成るだなんて思わなかったのだから。
尚更に――度し難いように映ってしまうのだと。
眸は尚も不服を言いたげに、矢張り奴隷と呼ぶには真っ直ぐに男を射貫く。
唇が重なれば乾いた唇から少しの濡れた音を洩らし。
「…、 ……… 」
ぴく、と娘の頬が震え、舌先に唾液を塗された唇が蕾をひらいてゆく。
果実の匂い残す粘膜の空間に沈む濡れた舌先に搦む男の舌に、
女の舌がゆっくりと柔らかく絡んで応えてゆくだろう。
まるで口腔を潤すように施される緩慢な愛撫めいた行為に自ずと湧くのは
羞恥の感情。女の鼻先が息を逃がして薄く啼く。
「… っ、は、…。 でも、頭のわるい、傭兵では、ないのでしょう?
それなら、きっとお前は… 魂を、喰われている、とおもうから… 。」
生きている事が狡猾の証だと、獣の娘が吐息をまろばせて見返す。
マントが脱がされれば露わになるのは砂漠の装束に似た、簡素な衣装。
そして、背にゆったりと揺れる斑の尾。筋肉の塗された引き締まった薄い腹部に
這う指が、腰布に抑えられた布地の内側に入り込む。
娘の腰が逃げるように引け、直後にじわりと蜜が湧く。
■グライド > そうか?ソイツは光栄だな、それなら、俺はまだまだ傭兵で食って行けそうだ。
(――別に、傭兵全てがロクでも無いという心算はないが。
少なくとも凡そは何処かしらがロクでも無い物だ。
けれど女が言うには其れですらなく、「どうしようもない」らしいから
思わず肩を揺らしては、其の評価で一向に構わないと告げて置こう。
其れは其れで、また相手の不服そうな表情を呼ぶかも知れない、が。
……舌先は、噛まれる事無く受け入れられる。
薄っすらと啼く其の唇が、僅かでも潤うなら
本来女が持ち得る艶やかさが、少しは戻るのだろうか。
吐息を紡ぐ合間に、そっと交わす言葉達は、さて、先刻までの様に皮肉の響きとは思えない。
寧ろ、素直な感想で、感情で、想う儘に表現したのだろうと思えば
少しばかり考えてから、ゆるりと、頷いて。)
……否定は出来ねェな。 真っ当に生きて来たなんざ言えねぇ。
何かしらを、其れこそ悪魔にでも食わせちまってるのかも知れねぇな。
(――マントの内から、翻る尻尾。
猫か豹か、きっとその様な獣を想起させる模様に双眸細めては
掌から逃げる娘の腰を、追いかけてゆったりと掌で撫で擦り
湧いた蜜を、其の秘裂へと塗り広げるようにして、中指を押し付けよう。
割り開く入り口を、そっと撫で付けて擦り上げれば、懐柔して行く様に。
再びの口付けと共に、指の先端を孔へと沈め、浅く開けば
ゆったりと擦り上げる、ごつごつとした手指が、けれと慣れた様に娘の悦を、探り始める
羞恥を、穏やかに悦へと、変えて行く様に)。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からヤシュタさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグライドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグライドさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にヤシュタさんが現れました。
■ヤシュタ > 趣味人でも無い、金の湧いて溢れる道楽銭でも無い。
折角の“首尾も上々”な依頼とやらにて手にした金を奴隷一匹に飯を食わせ、
悪魔の出汁に運を買うような男は――娘にしてみたら、卑下でも揶揄でも侮蔑でも無く。
どうしようもない、と思うのだ。男の言葉は思惑の通り、不服に寄るささやかな眉の動きを齎し。
「ええ。きっと。お前は、傭兵なのだと、おもう。… ん、」
微かに零れる息遣いに、猫の琥珀がすうと細まる。
未だ、欲は無い。あるのは状況を受け入れる従順さだけ。時折鳴る唾液の音と、舌のひく滑りに、
かさつきに果実の香りを塗しただけの唇が、じんわりと、年頃らしいやわらかさを帯びてくる。
時々、厭がるともむずがるとも知れない表情が、少しぴくりと、俯けた長く煙る睫毛を震わせて。
「生き延びるものは、死をも味方につけるという。
お前がそういうもの、なら… 、あの酒は、味方をするでしょう、… 。
それに、しても、… 。 …… 、 っ 。」
腰を捕らえる男の大きな掌とは裏腹の、衣服の内側に潜り込んだ手の繊細な蠢きが、気になった。
蜜を割れ目に塗り込んで、指を沈ませてゆく其の緩やかな動きに、
女の痩せた背が震えあがる。温度をもち、包み込むよに媚肉を圧し付ける粘膜が
僅かばかりに波打ちはじめ。娘が下肢を、逃げたがるように僅か動かして、
「まる、で… 砂の壁を探るみたいに、触るのね… ?
一晩、お前が使ったところで、壊れたり、しない、のに。…… 、… 」
男の柔い愛撫に、戸惑うように、訝しむように娘が問うた。
搾取されるしか知らない奴隷だからこその言葉。
居心地の悪そうに、―――― 羞恥と困惑に、矢張り顰められた表情と。
拡げた孔の内、潤った肉を撫で擦り懐柔する指に、徐々に昂ぶりを増す熱と跳ねる肉の蠢きが伝わるか。
それは、重なる唇にまろぶ吐息の温度にも。
■グライド > (己なりの金の使い方、物の買い方。
其れを他人に理解されるとは思わないし、されるかどうかなんて如何でも良い。
理屈や理論とか、常識的な考え方なんて、昔からクソ喰らえで生きて来たのだ。
そうして、己が此処まで生きていられた事が、戦いの最後に立ち続けていられた事が
有無を言わせぬ何よりの証明であると、体現すれば其れが全て。
ただ、其れを「どうしようもない」と表現した女には、言い得て妙だと面白がるだろう
確かに、こんな生き方は、どうしようもない。)
……俺は矛盾の塊だからなァ。
酒だろうがなんだろうが、使える物は使わせて貰うさ。
目の前に負けられねぇ戦いが在るんなら、喜んで悪魔にキスしてやろうじぇねぇか。
(――無論、己が飲むばかりが手段ではないけれども。
口付けを、ゆったりと離して、それから女の瞳を覗く。
沈ませた指を揺らす度、其の瞳に、或いは其の身体に伝う震えや変化を愉しむ様
指摘されても尚、開かせ、緩ませ、雌として熱を帯びさせる為に繰り返す愛撫。
徐々に跳ねだす媚肉を掻き分け、擦り上げる動きは次第に強くなって行くだろう
逃げる腰を追いかけて、其の悦から逃さぬ様に与え続けながら、其の最中
指先が、胎側の壁、ざらついた粘膜を捉えて、円を描く様に擦り上げれば
大抵の雌に存在する共通の性感帯を、其れまでよりも明確に、刺激して。)
あん? ……買ったのは俺で、買われたのが嬢ちゃんなら、如何抱こうが俺の自由って奴だ。
もし壊しちまう様なのがスキだってんなら、ソイツは後で考えてやるけどなぁ?
(それに、だ。 壊れるか否かは、シて見なければ判らないだろう、なんて。
指先にまとう蜜を、掻き混ぜる様にしながら解き解す粘膜の中で、指先が、明確に女を追い詰めて行く。
奴隷として、貪られ、奪われ、遣われる事しか知らないと言うのならば余計に
女として抱かれる、と言うことが、如何言う事なのかを――教え込む、為に)。
■ヤシュタ > 「 ――――…お前は、きっと、しぶとく生きる、わ。 」
男の豪放さを映し込んで、一度嘆息めいたものを唇から抜いて…
其の性根を投げ遣りに讃える預言のように娘が囁く。
自分なら、死に口付けるのはまっぴらだ。そう言いたげな可愛げの無い視線も忘れずに加味したけれど。
「…… っ、 、。 」
覗き込まれる女の瞳が、睨み付けるよに細くなる。
抑揚薄い声色にも、呼吸にも、表情にも、のぼる温度は薄い癖に、
男に股の内側に潜り込んだ指を掻き鳴らされる度、双眸が漣だつよに細まるのだ。
真っ先に反応を顕著にし出すのは、何よりも肉を曝け出したその内面。
ひくりひくりと蠢く襞は男の指に絡み出す。じゅぐじゅぐと鳴る水の音と、
指に甘えて媚びる犯される事に慣れきっているのに、与えられる事に不慣れな箇所が、
疼きだすのに、娘も気付かない訳は無い。唇の隙間から息遣いが、音を洩らし。
「ええ。 自由、よ。 どう、扱お、うが、 一晩は。
わたしは、 おまえの――――――… ものだから。 ――… っ、」
言葉は僅かに途切れてくぐもった。金は貰った。契約は成った。其れなら、逆らう意図は無い。
男の指が性感帯を擦り立て、蜜をどんなに卑猥に雑ぜ鳴らせば、女の奥が熱を帯びて、発熱して蕩けだす。
娘の表情が、強張り、色を帯び、堪えるようにまた双眸を顰めさせ。
長い尻尾を燻らせ、腰を揺らす。
「… ッ、 ふ、 ……… 、 ッ、… っ」
充血に膨れたような粘膜の一点。刺激が強めば、娘の喉がひくりと逸れた。
腰が幾度も跳ね躍り、男の腕から逃げ惑う。
濡れそぼった媚肉が痙攣に小さく震撼した。
男の掌までしどどに蜜を跳ね散らかし。奥を淫らに悦ばせて。
娘の爪が、男の着衣の布を堪え難く硬く握り掴み。