2017/12/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 仕立て屋」にレイラさんが現れました。
レイラ > とおりの中ほどにある小ぢんまりとした仕立て屋の店内で。自分の冬服の構想を練っていた。でもやっぱりデザインは質素なものに落ち着いてしまいそうだった。

「ほんとうに寒くなりましたわね。冬服も作らないといけないわ。」

選んだのは、色気もそっけもない栗色の厚手の生地。これに飾りもつけずに仕上げようとか思っていて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 仕立て屋」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──おいすー。レイラちゃんいるー?」

おもむろに店の扉が開かれ、そこからにゅっと顔を出した金髪の男は、きょろりと店内を見渡しながら
ごくごく気安い感じで店主である女性の名を呼んで。

やがて目当ての人影を見つければ、へらりと笑みを浮かべつつ中へと足を踏み入れ。

「おういたいた、コンバンハだぜ。……ほむ、これから冬服でも作るところですかな?」

そのまま側まで歩み寄れば、彼女の手にした厚手の生地をちらりと見てから問いかけ。

レイラ > 厚手の生地をかたてにもち、どのような感じに仕上げようかと考えていると、扉のほうから声をかけられ振り返り。

「あら、いらっしゃいませ。こんばんわ、ええそろそろ寒くなってきましたでしょう?なので必要かしらと思いましたの。」

自分のそばまで近寄ってくる相手を目で追って。

エレイ > 「確かにだいぶ寒くなってきたからな一般人は冬物を用意しなければ持つわけもない」

ウム、と大きく頷きながら直ぐ側までやってきて、当然のように肩に手を回しつつ。

「しかし……悪くないとは思うのだがちと地味すぎやしませんかねぇ? いやシンプルに暖かそうではあるんだが……」

生地を改めて眺めてから、首かしげて問いかけ。
そう言えば彼女の私服も質素だなあ、なんて思いつつジロジロと彼女を眺めて。