2017/11/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にティネさんが現れました。
■ティネ > 人々の行き交う、商店の並ぶ通り。
青果店のひとつ、赤々とした苺が詰め込まれ積み重なった箱。
そこに掌サイズの妖精の少女が腰掛けて、両腕で苺を抱えて
ぶらぶらと小さな両足を揺らしてむしゃむしゃとかぶりついていた。
「おいし~」
小さな彼女にとっては苺一つでもちょっとしたボリュームだ。
堂々とした盗み食いなのだが、なぜだか店主も通行人も今のところそれを目に留める様子はない。
様々な意味で不思議な光景だった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフォークさんが現れました。
■フォーク > (俺は今までいろんな怪奇や神秘に出逢ってきたが、こんな不思議な存在は生まれて初めてだぜ)
青果店の向かい側にあるカフェでコーヒーを啜る巨漢はフォーク・ルース。傭兵である。
苺を齧る妖精の様は堂々としたものだが、なぜか青果店の店主も通行人にも姿が見えていないのか、
妖精の姿に気も停めずにいる。
(では、どうして俺にだけ彼……いや彼女かどっちだ。どっちでもいいか。姿が見えているのかというと)
男はテーブルにコーヒーの代金を置くと、すっくと立ち上がる。
「それは俺が神秘研究家だからだな」
カフェを出て、青果店の前に立つ。幸い店主は別の客と話していた。
男は大きな身をかがめて、妖精と視線をかわそう。そして挨拶をする。
「よう、大将。美味そうだな」
■ティネ > 「おわっ」
いきなりかがみ込まれて声をかけられれば、妖精は山積みの苺の上にひっくり返る。
今日は誰も見えていないのだろうと油断していたのだ。
実際のところ、どうしてこの巨漢にこの妖精が見えたのかはわからない。
素質か運か。
「えっへへぇ~。ダンナもおひとつどうです?」
口の周りに赤い果汁をつけたままごまかすように笑う。
盗人として、あるいは珍生物として然るべき場所に連れて行かれないか警戒して身をこわばらせていた。
■フォーク > (知性はあるのか……)
妖精が苺を勧めてきた。
どことなくこちらの機嫌を伺う様子から、自分が体格的に敵わない相手だと認識しているのだろう。
きちんと状況が判断できているということだ。考える力があるということだ。
「いいや、こいつは売り物だしな……盗み食いは良くないぜ。この苺だって農家の皆さんが丹精込めて作ったもんだ」
男は青果店の店主に向かって叫ぶ。
「おーい、この苺全部もらうぜ」
財布を丸ごとポイッと店主に投げ渡した。
そして店主が返答をする前に苺の入った箱を担ぎ上げるのである。
「苺、おごってやるからついてきな!」
と、苺のつまった箱ごと自分の屋敷(おんぼろ)へと連れて行こうとするのである。
妖精について、色々と調べたくなったのだ。
■ティネ > 「よっ! 身体もデカけりゃ金払いもデカい~ってあれー!?
これボク誘拐されてない?」
箱ごと買われ運ばれる急展開にあんぐりと口を開く。
こういう展開で本当に奢られるだけで済んだ試しはあんまりない。
「……まあいっか! ごちになりまーす!」
危機意識がどこかぶっ壊れているこの妖精は深く考えることをせず、
逃げる様子もなく連れて行かれるだろう。
■フォーク > 「まあ、たいして中身入ってなかったしな!」
割と危険なことをしたようだ。
男が妖精を連れてきた部屋は、窓のない部屋だった。
もちろん、逃亡を防ぐためである。男は好奇心を満たすことにかけては如才ない。
苺の入った箱を床に下ろせば、妖精を掴みテーブルの上に立たせる。
そして自分は椅子に腰掛けて、虫眼鏡で妖精を眺めるのであった。
「ふーん、外見は普通の少女って感じだな。なあ、お前さんは何者だい?」
本人に素性を問いただした。
問いただしながら、妖精のワンピースをめくってみたり、妖精をでんぐり返りさせてみるのである。
■ティネ > 連れ込まれた部屋に脱出路が見つからないことに気づけば
ノンキしてた妖精もさすがに不安げな様子を見せる。
「ボク、虫じゃないんだけど」
虫眼鏡越しに観察されれば、そう不満そうに言う。
ワンピースをめくろうとするなら、慌てて両手で裾を押さえるだろう。
しかし、そんなものは抵抗とも感じられまい。
服の下には何も付けていないことがわかるだろう。
「……そっ、そーいうのはもっと仲良くなってから!!
何者って言われても……ボクはただのティネだよ。十八の女の子です……多分」
テーブルの上を、反対方向にじりじりと意味もなく後ずさり、距離を取ろうとする。
■フォーク > 「わかっているさ。虫とは思ってないよ」
ただの虫なら興味はない。虫の羽がついている少女だから興味が湧いたのだ。
どうやら抵抗をしているようだが、身体が小さすぎるので屁の突っ張りにもなりはしない。
ワンピースをめくると、丸出しだった。驚いたことにきちんと陰毛も確認できた。
「十八の女の子か。聞くだけで勃起するな」
妖精の顔から明らかな警戒の色が浮かんでいる。テーブルに立ったまま後ずさりを始めた。
さすがに飛ばれては面倒なので、人間の頭を鷲掴みにできる男の大きな掌で捕まえてしまうことにする。
「そうかい、ティネちゃんかい。じゃあもっと仲良くなろうか」
妖精なら性的ないたずらをしても問題はないだろう。財布の中身も人間性も危険な男である。
■ティネ > 「ぼっ……やっぱ今のなし。オレ、男なんだよな~!」
そんなわけはない。
がっしりとした大きい手にいともたやすく捕まってしまえば、
その気になれば簡単に指の力だけで折れてしまいそうな手足を動かし、
逃れようと無駄なあがきをする。
妖精の四肢は、男の指よりもか細い。
「やぁーっ!
やだ! やだやだ! 離して! 離せよこのヘンタイ!!」
欲望を取り繕おうともしない男の態度に、本気の怒りと恐怖に目を見開かせて叫ぶ。
室内に甲高い声がキンキンとけたたましく響くだろう。
■フォーク > 男が一つ懸念していること。
それはこのティネという不思議な少女を剛力で殺してしまわないかということだった。
自分が力が強いというのは知っている。手加減もしているつもりだが、相手に通じるかわからない。
なのでいつまでも掴んでおくのではなく、どこかに縛り付けておきたかった。
「お前さんみたいな面白そうなのを簡単に離す程、俺は人生に絶望してはいないんだ」
紐はある。しかし少女を縛り付けるための手頃な柱がない。
どうしたものか、と考えるとすぐに名案が閃いた。
「まったく俺はお利口さんだな」
ズボンを下ろす。宣言通り勃起した男根が鎌首をもたげた。
巨根に属する男の性器は、少女の背丈よりも長い。そして少女を縛る柱にちょうどよかった。
「ほら、これでもう逃げられねえ」
男は細い紐で、少女を己の男根に結びつける。
グロテスクな男根は怒張しているので、少女にはいささか熱く、湿っていて、臭うかもしれない。
■ティネ > 「ひっ……!」
男が取り出し、自分に突きつける得物に顔を青くする。
相変わらずもがいているので多少手間取ったかもしれないが、
やがては縛り付けられてしまう。
「うっぷ……
やだぁ、やだっていってるのにぃ……」
押し付けられるものへの不快感を隠そうともせず、顔をしかめる。
幹を殴りつけたり、紐を解けないか試行錯誤している。
■フォーク > 少女の小さな力で肉茎を叩かれる。適度な性感マッサージになっていた。
「へへへ、ちょうどいいサイズだな。このまま縛り付けとけばいつでもヤリたくなった時に使えるな」
物騒なことをいう男である。
身動きがとれない少女のワンピースをめくり尻を丸出しにすると、爪の先で性器をくすぐったり悪戯をするのである。
少女の秘所は体格に見合った小ささだが、造りは普通の女性と一緒だ。
なので男がいつも女にするのと同じ愛撫を行うのであった。
「そう言うなって、女はみんなコレが大好きなんだぜ?」
少女の頭を指先で抑え、男根に頬ずりさせた。
■ティネ > 「あっ、うっ」
尻や秘所を指で弄くられれば、がくがくと震え、思わず肉柱にしがみつくような動きをしてしまう。
率直な反応だった。
「~~~っ、このぉっ!」
男根に押し付けられれば、涙目になりながら、大口を開いてそれに渾身の力で歯を立てようとする。
果敢なのか、自分の置かれた立場がわかっていないのか。痛みとして感じさせられるかどうかは怪しい。