2017/10/22 のログ
ジェイル > 「……っぐ…!
 随分と、色気のない場所を選んだものだな…っ」

流石に男が何をしようかと言うことくらいは想像に難くない。
笑う男を睨みつければ、聞かれたことには一言だけ発しようか。

「答える義理などない」

尤も、答えなくても男はわかっているのだろう。
続けざまの質問で、自分の持ち味が今つぶれていると相手がわかっていることがはっきりと把握できてしまった。

「く、そが……っ!
 ……!」

脱がされるまでは予測済みだった。
だがそこから物理的に視界を奪われることは考えておらず。
頭を振って微力な抵抗を試みる。

フォーク > 「なあに、俺はタマってるもんを排泄するだけだ。便所はこれ以上なくふさわしい場所だろ」

女が頭を振って抵抗する。
しかし抵抗をするなら負傷した箇所を抑えて気力を奪うだけだ。
完全にズボンで顔を巻いてしまう。ちゃんと裾を結んで簡単に解けないようにした。

「おいおい、糞なんてお下品なことを言うんじゃねえよ。興奮してきちまうじゃねえか……」

洋式便座の蓋をして、その上に女の顔をおしつける。
自然と女の態勢は、男の方に尻を出す形になるだろう。
そして露わになった秘所を、無骨な指が乱暴に弄ろうとするのであろう。

ジェイル > 「っぐ……!
 なら……っここに、トイレが、あるだろうが…!」

斥候であれば、当然万が一捕まった時の耐性もある。
つまり、拷問等で受ける痛覚にはかなりの耐性を持っている。
抵抗するも、結局視界を塞がれて。

「この…っ悪酔い野郎が…!」

便器の蓋が閉まる音に続いて、上から押さえつけられ。
冷たい感触が、今の自分の姿勢を把握させる。

「やめろ…っ!触るな……!」

乱暴に触れられれば、手を後ろに伸ばしてその手を振り払おうとしてみる。

フォーク > 女がもがくように手をばたつかせる。
しかし片脚が使えず、視界もままならないのでは碌な抵抗にもならないだろう。

「そうだな。まだ、手が使えたんだったな」

女の秘所を弄んでいた男は、ごつい両手を、女の両肩に乗せる。
そしてそのまま女の腕へと掌をスライドさせて、また肩に戻った。

「細い腕だ……。しかし実にしなやかで程よい筋肉もついている」

うっとりとした男の声。
次いで、ゴリッ!と鈍い音がトイレに響いた。
男が、女の肩の関節を外したのだ。
迂闊に腕を振り回すと、肩に激痛が走ることになる。

「斥候を責める時は、脚と腕……だったな。ちゃんとコトが済んだら戻してやるよ。覚えていればな」

ひっく、と男はまたしゃっくりをした。

ジェイル > 当然、視界がない上にリーチもしれている。
大した障害でもなかっただろうが…

「――っっ…!!っあ、ぐ……っ!」

体の内側から、嫌な音が響いた。
それと同時に腕がだらりと落ちる。
例によって意地で腕を上げようとしても、上がらないのだ。

「殺す………!」

ぎり、と歯が擦り合う音が僅かに鳴った。

フォーク > 「殺すなんておっかねえこと言うなよ。ブルっちまうぜ」

唾液で女の秘所を濡らす。
指で丹念に揉むように弄り、挿入がしやすい状態へと持っていく。
陰核が反応するなら、それを指で弾いてからかってみたりもした。

「これからたっぷりと『仲良し』になるんだからさ」

女には見えないだろうが、男の性器は体格に相応しいものだった。
そのどす黒い亀頭はたっぷり女の蜜を吸っていることを伺わせ、野太い肉茎は強く血管が走っている。
男根の真下の肉袋は、ずっしり重たく豊かに揺れていた。

「ほぅれ、ちゃんと腰振らねえと、いつまでも終わらねえぞ……っと」

女の秘所に男根をあてがい、乱暴に押し込もうとする。
その勢いは、激しかった。

ジェイル > 「覚えて、いろ……!
ただでは、済まさん…!」

絞り出すような声だが、ありありと殺意が溢れていて。
秘所を無理矢理に濡らされ、陰核を掠められれば僅かに体をこわばらせる。

「誰が…っ貴様などと…!」

とは言うものの、押さえつけられていれば体勢を変えて闇雲にでも反撃することもできない。
腕が潰れていれば、そもそも上手く姿勢を変えられるかさえ怪しい。

「やめ……――――っ…!」

強引に支度をされた秘所は、そのサイズに苦慮しつつも男を受け入れて。
奥まで一気に貫かれれば、かは、と息をつまらせた。

フォーク > 「ぁ……ふぅー」

肉の交わりが成れば、男は熱い湯にでも浸かったかのような溜息を漏らした。
両手で女の腰をがっちりと掴めば、乱暴に前後に揺さぶる。
その度に肩に痛みが走るだろう。

「なかなか男を悦ばせる名器じゃねえか、悪くないぜ」

男が予想していたよりも女の締りは良かった。
自分のサイズが受け入れられるかと心配もしたが、元々赤子が出てくる場所なので問題は無い。
欲望の赴くままに、女の肢体を貪る。

「ふぇー、へらず口を叩いても、やっぱケツの穴は他の女と一緒だな」

一度腰の動きをとめ、繋がったままで女の尻を開く。
そして奥の蕾をじっくりと観察した。
ひくひくと動く蕾と、さきほど凛とした態度のギャップが激しく、それがさらに男を興奮させる。

ジェイル > 「ぐ、っあ、うあぁぁあ……っ!」

乱雑に揺すられれば嬌声とは程遠い、低い苦悶の声を上げた。
実際、入り口は支度ができたかもしれないが中は全くだったのだ。
そこへ男のサイズも相まって、擦れるような痛みしか今は感じず。
痛みに荒れる呼吸に合わせて、秘所は不規則に男を刺激して。

「は……っ、や、めろ……」

感じているものが痛みである間は、自分を保つことができそうで。
一つ深く息を吐くと、再びまず人に見せない場所を見ているだろう男へと拒絶の言葉を投げかけた。

フォーク > 「うるせえよ」

女が抵抗の言葉を出すと、男は平手で強く丸い臀部を引っ叩いた。
痛みは少ないが、音は非常にでかい平手打ちだった。

「安心しろって、ちゃんと中にご馳走してやっから……腹いっぱい味わってくれ」

また強く結合した。
勢いが尽きすぎて、女の下半身が床から離れる程だった。
さらに陵辱は続く。秘所の具合などお構いなしに、女の肉体を味わうのだ。
そして……。

「おまたせ。俺のは濃いぞ……」

女の頭を掴み上げ、壁に押し付けると、そのまま壁に押しつぶすようにして、射精を行う。
馬のような射精だった。

ジェイル > 「っつ……!」

男の腕で攻撃するつもりで叩かれたなら、骨が逝ってもおかしくはなかっただろう。
音を立てるためのそれでも多少は痛み、何よりも屈辱感を与えられた。

「いらん……っ!今すぐ…」

抜け、と言いかけた所で再び強く穿たれ言葉を失った。
自己防衛のために秘所は蜜を溢れさせ、それが下半身の痛みは解決したが腕はどうにもならず。
只々、荒い呼吸と僅かな呻き声を上げながら犯され続けた。

「い、や……だ……」

掠れた声で、それでも拒絶の言葉を発した。
秘所は本来の目的を果たそうとしてか、痙攣するように断続的に男を締め付けて。
下腹に広がる熱に唇を噛み、犬歯が下唇を食い破れば血が一筋流れ出した。

フォーク > 「ふぅ、スッキリした。やっぱり用を足すのは便所に限るな」

抵抗はしてもちゃんと最後は締め付けてきた。
男は満足げに男根を引き抜く。秘所から溢れんばかりの精液が雪崩落ちた。
すると男は思いついた様に声を出す。


「そうだ。ちゃんと名前を書いておいてやるよ。『お気に入りの場所』だからな」

男は懐にしまっていた羽ペンで、女の尻に「F.R」とイニシャルを書いた。
そしてまた女の尻を強く叩くのであった。
肩の関節は戻すのをやめた。手練の斥候なら時間をかければ自分で戻せるはずだからだ。

(はて、この女どんな顔だったかな)

恐ろしいことに、男はすっかりと女の顔を忘れていた。
射精と嗜虐の満足感で頭のネジがまた一つ外れたのだ。
さらに男は一つ思い出した。

「テーブルの弁償しなくちゃな……おーい、店長。テーブルいくら?」

などと呑気な声を出しながらトイレから出ていくのであった。
女一人を残して。

ジェイル > 「は………ッ、は、ぁ……っ」

引き抜かれれば、蓋の上にぐったりと倒れた。
床に、足を伝って溢れ出した白濁が広がっていく。
既に男の声に返事をする気力などなく、尻にイニシャルを書かれて。
当然、ペン先で削られるのだから傷になりそこからも赤いインクを溢れさせ。
叩かれれば一度、どぷりといっきに鮮血が溢れ出た。

「………ろ、す…」

意識を手放しても、まだ殺意を零して。
尤も、それが男の耳に入ったのかはわからないけれど。

男が出ていけば、一人では身動きの取れなくなった女一人が残されて。
次に誰が来たのかは、恐らく本人は覚えていないだろう。
ナンパして無残に散った男たちがその無念を晴らしたのか、はたまた店員がすぐに女性店員を向かわせたのか。
どちらにせよ、女の記憶に憎悪とともに男が刻まれた事は間違いない。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からフォークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からジェイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 急な勢いで振り始めた勢いのある雨。
ちょっとした用事で出歩いていた午前中、もう少しで店に戻れるといったタイミングでのこの事態に舌打ちをしたくなる。
人の少ない通りという事も相まって、雨宿り出来そうな建屋も見当たらず。
走って出来る限り時間を短縮するものの結局体が濡れる事は避けられず。
滴り落ちる程に水分を孕むには至っていない事が不幸中の幸いか。

「うへぇ……おぉ、寒ぃ寒ぃ…」

ぶるっと震えながらベストを脱ぎ、カウンターの椅子へとかけ。
適当にタオルと引っ張り出してくると頭に被り、適当に水気を拭いながらお湯の準備をし始めた。

ピング > 軽く湿った感のある服は、けれども着替えに至る程ではなく。
少しばかり悩んだが、お湯の沸く音が聞こえてくるとわしわしと頭を拭いながら店の奥、給湯用の簡易キッチンで湯気立つケトルの前に立ち。
手ずから淹れた珈琲のマグを持ち帰り、カウンターへと腰かけ中身を啜り、人心地。

「ほへぇ……しっかしまた唐突に降ったもんだのぅ。もうちっと外に居たら拙かったかぁ、の。」

ざぁざぁと音を立て地面を叩く雨の音。
日中であると言うのに薄暗い外を店の中から眺めながら、ずず、と湯気の立つ珈琲を啜り味わい。
何とは無しに手を伸ばし、カウンターの上に置いておいたチョコの欠片を口へと放り込んだ。

「……んぉ」

それはジョークグッズ改め悪戯用の利尿剤入りチョコだった。
試食、とポップのはりつけられたそれを見やりながら、ごくり、と喉を鳴らし完全に飲み込んでしまい。
―――まぁしかし、所詮小便が近くなるだけなので店主個人としては大した被害は無いのだが。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にアイゼンブルームさんが現れました。
アイゼンブルーム > 久しぶりの外出、街で何か買い物をと思っていたところに、突然の雨。
慌ててどこか雨宿りをする場所はと見回せば一件の雑貨商。

「済まぬ…突然の雨に降られて……少しばかり雨宿りをさせてくれぬか?」

長い鈍色の髪に雨露を滴らせながら店のドアをくぐって奥に居る店主に声を掛け。

ピング > チョコの効果は気にせずに、甘さに目を細めて珈琲を啜っていると来店の物音。
レインコートでその相貌は見て取れないが、やたらと長身な割に聞こえて来た声は女性の其れ。

「ほいほい、いらはい、いらはい。ってぇ客じゃねぇのな。
 いーよぉ、気にせず寛いでってくんなぁ。」

先ほど己自身も雨にやられた口だ。その気分は良く判る。
とは言え、なんだか平民の緩やかな雰囲気とは異なるその空気。
ふむ、と一つ頷くと余計ないざこざになりそうなチョコはカウンターの下に隠しておいた。

「オイラもさっき雨に降られた好だ。
 ちょいと所用で奥に引っ込んでるがぁ、寛いでっておくれな」

客や知人との雑談用なのだろう、カウンターの前に置かれた椅子。
それを指し示した後に奥へと一度引っ込むと、タオルと、好みがどうか判らぬがまだ湯気の立つコーヒーをカウンターの上に置き。
店主としては不用心極まるが、何ぞ用事があったら声かけてくれぃ、と声をかけ店の奥へと引っ込むのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。
アイゼンブルーム > 「済まぬな…。少し店先を借りるぞ……」
店先で雨が上がらないかと空を見つめ、どうやら無理そうだと悟れば、また雨の中を一目散に駈けていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からアイゼンブルームさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフェロ―さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフェロ―さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフェロ―さんが現れました。
フェロ― > 平民地区にある通り、その一角にある衣服店。
もっと言うならば、下着店。
女性用の下着が特に豊富に用意されている店は、安い物から高い物、あるいは特殊な用途に至るまで品揃えが実に豊富で。

そんな店には当然女性ばかりが集まるのだが、真剣な顔をして下着を手に取り、むむむ、と唸っている一人の客は、男性だった。
とは言え、見目には女性にしか見えないだろうから違和感自体はないのだろうけれど。

フェロ― > 何故か身に付けたくなるのは、女性ものが多い。
下着については――上は、うん。普通に何も着けないけれど。
ショーツについては少し窮屈なときはあるものの、女性ものが収まりが良いのだ。

可愛らしい小さな、薄桃色のショーツを手に取ると、あ、これ可愛い、と呟きそのデザインとサイズ、価格を確認し。
同時にブラも購入しなければならないのが少しばかり余計な出費となるのだが、それも致し方あるまい。
確保、と籠に放り込み、次なる品を求めて店内を歩き――奥まった場所にある、やけにセクシーな下着ばかりが並ぶ場所で足を止めた。

「……わぁ。わぁ。」

布面積が明らかに少ない下着であるとか、煌びやかな刺繍の施された下着であるとか。
あるいは、大事な部分に裂け目や穴の開いた使用用途が明らかに一点特化した代物。
ほんのりと頬を赤らめて、何とはなしに周囲を見渡し、誰の視線も無い事を確認してからこっそりと、それらを手に取り眺めていた。

フェロ― > いやいや流石にこれは無い、と顔をぶんぶんと振って元の場所へと戻し。
未だ少しばかり火照る頬を撫でた後、会計を済ませ店を後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフェロ―さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/とある宿」にコニーさんが現れました。
コニー > あまり、一つの場所に長く滞在するのは得策ではなかった。
王都にはほかにも王族はたくさんいる。彼らは権力を愛しているし、それどころか権力闘争を愛している。
だから、王族である自分が一つところに留まっていると妙な目を向けられやすい。
と、いうわけで、同じ宿に留まるのは長くて1週間ほどだ。
今日は、宿を変えて最初の日だった。その上、いたずら好きが働いて……

「こんばんは、失礼します」
少女……のように見える少年が姿を現したのは、その宿の中でも一番安い部屋。
一人部屋ではない。客が増えたら、同じように金の少ない客が詰め込まれて相部屋、あるいは雑魚寝にもなるような部屋だ。
明らかに似つかわしくない容姿に、楚々とした振る舞い。
すでにいる数名の客が驚くような視線を向けてくるのがわかったが、微笑みとともに頭を下げて、その反応を内心で楽しんでいた。

コニー > 金の髪はウェーブして広がり、ふわりと甘い香りを漂わせている。
仕立てのいい服の下には、わざわざ腰を膨らませる下着を着けているのだろう。ほっそりしたくびれから広がるスカート。体型に合わせた服装は、明らかにこの安い部屋に泊まるような見た目ではない。

「ごめんなさい。荷物が多くて」
ベッド一つを占領するような量の荷物が運ばれてくる。明らかに、細腕で持ち上がる量ではない。
はたから見れば、怪しい部分だらけだが、それでも、可憐で純真な外見を見れば、「きっと何かわけがあるのだろう」と思わせる雰囲気が漂っている。
……その実、その「わけ」というのは、周りの客が驚き、戸惑う姿を眺めて楽しみたい、というだけのものなのだが。

「こういった場所には、慣れてなくて……ご迷惑をおかけしたら、ごめんなさい」
再び、頭を下げる。……ついでに、視線はまわりの客を伺う。
好みの相手がいれば、わからないことを教えてもらう……なんていう名目で、そばに呼ぼう、というつもりだ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/とある宿」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「あ~、つっ、かれたぁ!!」

ちょっと大き目の仕事を終え、そのまま家に帰るでもなく平民地区の宿に転がり込んでくる少女。
家に帰ってもいいのだが。その前に、戦果の財宝の鑑定もしたいし、少し休みたい。あと、出来ればお酒も飲みたいし。
そんな考えで、ある程度馴染みの店へと来た次第。

「やっほご主人。部屋空いてる? ちっと休憩するだけなんだけど。
 ……ん? 立て込んでるの? まぁ、ちょっと位なら待つわよ」

とりあえずとっとと部屋を取り、埃を落として荷物を整理したかった。
なので、宿の主人に声をかければ、主人は困った表情で、少し待っててほしいという。
なんだろうか、と疑問に思いつつ視線を周りに向ければ。
……あきらかに、こんな安宿に泊まる様な見た目ではない女の子が。大量の荷物と共に鎮座中。
あぁなるほど。そりゃあちょっと時間かかるな、と思いつつ。
少女は、懐から愛飲の細巻きを取り出し、ぷかり、と吹かし始めた。

コニー > 周囲の視線を浴びるのは気持ちいい。
王族に目をつけられないよう、目立つのを控えている立場のくせに、生来の目立ちたがり屋だ。楚々とした仕草で毛布の上に腰を下ろしているだけでも視線を浴びることができるのは、いかにも楽しそうである。
……と、新しい視線を感じれば、ゆっくりした動作で首をかしげ、それから、ピンクの唇と赤い頬で笑みを作る。

「こんにちは。……まあ、お若いのに、たばこを嗜まれるんですね。お体に悪いと聞きましたけど」
宿の中で注目を浴びるのにも飽きてきた。多少、変わった雰囲気……少女のような、少年のような人影に興味を引かれて声をかけ。それから、ぽん、と手を打って。
「ああ! もしかして、私の荷物のせいで泊まれないのでしょうか。それは、困りますわね……」
形の整った眉をハの字にたわめながら。どうしましょう、とばかりに視線をさまよわせる。

セイン=ディバン > 周りの客たちに溶け込むようにしながらも、相手を観察する。
見た目……。輝く美しい髪。すらりと伸びた四肢。瞳の色。自分とは正反対。でも綺麗。
さてもさても。改めて見ればなおのこと、富裕地区にでもいそうな女の子。
なのになんでこんな安宿にいるのかなー、と少し興味が湧く中、声をかけられた。

「はいこんにちは。……あぁ、これ? 身体には悪いのかもしれないけど。
 沈静効果もあるし、私のこの細巻きの葉はちょっと変り種でね」

相手の言葉に、苦笑しつつ細巻きを揺らす。魔族の国原産、血刀草の細巻き。高級品であり、沈静、一時的な混乱、狂気をも治める作用もある。

「……いやぁ、どうなんだろうね、それ。
 実際どうなん、ご主人」

どこか的の外れた言葉に、苦笑を強めつつ、少女は主人に尋ねれば。
主人は、う~んと唸り声を上げて説明を。
先客、そしてこの女の子の荷物を収めるとなると、やはり部屋数的には厳しい、とのこと。

「あちゃ、そうなの?
 まいったなぁ。もう次の宿まで歩くのもゴメンなんだけど」

とはいえ、宿に部屋が無ければどうしようもない。先に宿に入っていたこの女の子のほうが優先されるべきだ。
少女はため息をつくと相手に向かって微笑んだ。

「まぁ、こういう時もあるわよ。
 なんだかしらないけど、事情があるんでしょ?
 私はここで一服してから、別の宿でも探すから。貴女は泊まりなさいな」

と、酷く大人びたことを口にした。見た目こそ、相手とそう変わらない年齢なのだが。

コニー > 「はあ……たばこが、お好きなんですね?」
やっぱり、どこかずれた返事を返しつつ。小さく鼻を鳴らして、漂う妖しいにおいに不思議そうに瞬き。
しかしそれよりも、今はこの状況が問題だ。困ったように首をかしげながら、二人のやりとりに、ふん、ふん、とうなずく。

「そうなんですの……まあ、いけません。私のせいでご迷惑をかけるわけにはいきません!」
いくらか、強めの口調で答えた。ちょうど、周りの視線を浴びるのも十分に楽しんだところだ。ここはひとつ、考えを切り替えよう。

「ほかに、空いている部屋はございませんか?」
問いかけ。主人の返事は、「一等室なら……」。つまり、最上級のスイートルームなら空いている、ということらしい。
「でしたら、私とこの方はそちらに移ります♪」
ぽん、っと軽く手を打って。勢いそのまま、そっと立ち上がる。

裾をつまみながら、一礼を送ると、
「ご迷惑をおかけしたお詫びに、私と同室でもよければ一等室にお泊まりください。あ、そうだわ。私、コニーと申します」
自己紹介が遅れてごめんなさい、とはにかみながら。有無を言わせぬ調子で、「参りましょう♪」と、さっそく上階へ剝けて歩き始めた。

セイン=ディバン > 「まぁね。仕事に使えるから」

ダンジョンのトラップの中には、精神に作用する物もある。
冒険者としての嗜みと、大人としての嗜みから、少女はこの細巻きを好んでいた。

「あー、いやいや。そこまで迷惑ってわけでも……」

なんだかいきなり口調が強まった相手に、手を振りつつ言うが。
それよりも早く相手は行動を起こしていた。恐るべきアクティブさだ。

「ちょ、ちょちょちょ、一等って。
 私、ちょっと休憩するだけだったし……」

さすがに、ただの息抜きに一等室は割に合わない。
その提案を断ろうとするものの、既に主人と女の子の間で話はまとまってしまったようで。

「……あ~。いや。別に迷惑なんかじゃなかったんだけど。
 ……でもまぁ、ここまでされて断るのも失礼か。
 じゃあ、お言葉に甘えて。コニーちゃんね。
 私はセイン=ディバン。お好きに呼んで?」

相手の勢いに負けるように、少女は自己紹介をし、その後ろを付いていく。
実際、冒険で疲れた身体を癒せるのはありがたいわけだし。
強く断ることでもない。ここは厚意に与るのが良し、であろう。

コニー > 「でしたら、セイン様と。
 ……まあ。ご休憩なら、なおさらです。落ち着いたところでないと」
ふふ、と笑みを浮かべながら、ふんわり膨らんだスカートを揺らして歩いて行く。
階段を上がって上階へ。荷物は、従業員に運ばせることにした。
大部屋とそれほど変わらない広さながら、大きなベッドと調度のそろえられた一等室。
富裕地区の贅沢な部屋ほどではないが、平民にとってみればなかなか手の届かない場所である。

「母に、無駄遣いはいけません、と言われているので、安い方がいいのかと思ったのですが……
 ふふ。いいですよね。一泊くらい」
でまかせである。金なら、一人では使い切れないほどに用意できる。自分が楽しいように使っているだけだ。
ついでに言えば、楽しむには他人を巻き込むのが一番、というわけだ。

「そういえば、セイン様は旅の最中なのでしょうか?
 私、旅は初めてで。気をつけることがあったら教えてほしいんです。
 ……って、いけない。また、しゃべりすぎてしまいました。私ったら、悪い癖で」
じ、と、青い瞳で上目遣いにのぞいてから、すぐにくるりと表情を変えて、頬に手を添えて下を見る。
興味があるのは事実だが、初めての旅などではない。人となりを探ろうとしているだけだ。

セイン=ディバン > 「様、ねぇ。ただの冒険者だから、様って言われるほどでもないんだけど。
 ……ま、その言葉は一理あるわね」

階段を上がりつつ、相手の言葉に返答する。言葉遣い、仕草。
やはり安宿になど似合わない気品のようなものがある。
必死に荷物を運ぶ従業員を尻目に部屋に入れば。
なかなか落ち着けそうな部屋で。うん、と納得したように頷き。

「それはそれは。お母様は随分といい教育をなさってるわね」

相手の言葉を鵜呑みにしつつ、そう言っておくに留める。
相部屋させてもらう立場としては、一泊でも無駄遣いは避けるべし、とは言えず。

「いや、旅人ではないわよ。この街を中心に活動してる、定住型の冒険者。
 あぁ、でも結構旅っぽいこともしてるか。
 ん~……そうねぇ。ま、人の噂には気をつけろ、って所かしら。
 危ない場所っていう所にはやっぱり近寄らないのが一番だし」

くるくると喋る相手に苦笑しつつも、一応それっぽいアドバイスをする少女。
なるほど。旅慣れていないのならば、あれだけの荷物を宿に持ってきてしまうのも納得……。

そこまで考えて。少女は強い疑問を抱く。
この子が良い身分の子なのは間違いない。恐らく箱入り娘で。
だから旅慣れてないのだろう。
……なのに。従者、護衛も付けず宿にあんなに荷物を持って入るか?
……ありえなくも、ないけれども。でもどこかおかしいような。
少女は、うむむ? と首を傾げつつ、自身の疑問を内心だけで再度推理、考察していく。

コニー > 「そうですねえ、母には感謝しています」
そうっと答えながら、ベッドに腰を下ろす。……スカートを膨らませるために厚い下着を着けているから、椅子では不格好になってしまうのだ。

「冒険者!私、初めてお目にかかります」
ぱっと顔を上げて目を瞬かせる。顔をじ、っと見つめながら、
「なるほど、なるほど……お若いのに、おひとりで冒険者なんて。セイン様はすごいんですのね」
大きくうなずきつつ。ウワサで何かひどい目に遭ったことでもあるんだろうか……と、心の中で小さくつぶやく。
……そうして、しばしの沈黙が訪れた。

数秒とはいえ、こちらを伺うような視線を感じると、きょとん、と瞬きしながらも。
他人にペースを握られるのは好きではない。再び、ぱん、と手を打ち鳴らした。
「いけません、セイン様はお疲れなのに……ええっと、こういうときは……」
ぐるり、と周りに視線を向ける。水のためられた甕を見ると、
「そうそう。お体を拭ってきれいにしないと。私にも手伝わせてください♪」
せわしなく立ち上がって。てきぱき、水を汲んで手ぬぐいを取り。
わくわくした表情で、「さあ、お体を……」と、相手の服に視線を注ぐ。

セイン=ディバン > 「……」

母に感謝。少女には判らない言葉、そして感覚だ。
自身を人買いに売ろうとした女。そんな記憶しかない。
知らず知らずの内に、表情が強張ってしまっていたのを、苦笑でごまかす。

「あらそう。まぁ、珍しい職業じゃなくなってきてるけど。
 普通なら会ったりしないか……」

身分が高ければなおさら、だろうな、と思いつつ。くつくつと笑う。

「あ~、え~と、まぁ、ね。ハハハハハ」

自身の体のアレやコレについてどう説明したものか。
そう思いつつ、乾いた笑い。ウソをついたり、騙したりしているわけではないのだが。
ちょっと、罪悪感が芽生えてきてしまっている。

そうして、少女が思考の整理をしていれば、突如手を鳴らされ。

「おぅ!? あー、えっと。お構いなく?
 ……って、ちょ、ちょちょ、ちょっと、待って?」

なぜか知らないが。相手が酷く楽しげにコッチににじり寄ってくる。
というか、体。身体はマズイ。なんとかじりじりと後ずさりつつ、どうしたものかと思案。
正直に言ってしまう方がいいだろうか。などと考えていれば先ほどまでの思考は見事に意識の外へと転がってしまい。

コニー > 「いえ、お疲れなのですから、くつろいでいただかないと!」
先ほどよりもいくらか鼻息荒く。楽しそうに押しを強めれば、だいたい説得できる……というのが、この容姿の利点である。
もちろん、最大限に生かして毎日を楽しく過ごすのがこの少女……のような少年の目的である。

「……って、そうですわね。私ってば……」
待って、と言われると、少し身を引いて。口をつぐんでから、
「お一人だけ脱がせるなんて、いけませんよね」
ぽそり、とそれが当たり前、とでも言うようにつぶやく。
すぐさま、ブラウスのボタンを外して、ぱさ、と床に落としてしまう。

「恥ずかしいですが……こういうことは、公平でないと」
当然ではあるが、平らな胸を、ふわりとした下着で包んでいる。
それを恥じ入るように隠しながら、これで……と、うっすら潤んだ視線を向けていた。

セイン=ディバン > 「え、ちょっと待って? なんでそんないきなり強気に!?」

それまでとうって変わって凄まじい押しの強さに、少女もタジタジになるほか無い。
なんとか後ずさっていたものの、部屋の壁にごんっ、と頭をぶつけ、あいたっ、と呻く始末。
逃げ場は既に無かった。

「……? って、ちょおおおおおおっ!?
 待て、待て待て待て!! 待てってぇぇ!!
 わかった、説明する、説明するから!!」

今度は何を思ったか。いきなり衣服を脱ぎ始めた相手に、少女は絶叫する。
どうにも、この子は何か、いろいろとずれているぞ、と。
どうしたものかこの状況、と。そんな混乱が頭の中で大発生中。
少女は、いよいよ覚悟を決め、相手の潤んだ視線を受け止める。

「……あの。私、こんな見た目だけど。
 中身は、30過ぎのオッサンなのよ。
 で、呪われて……こんな見た目で……し、しかも、フタナリに……」

改めて口にすると凄まじい話だ。とにかく、少女は正直に自分の恥を告白する。
ここで相手が少女の事情や肉体に嫌悪を示すのならば、この宿に泊まることは諦めるしかなくなる。
さぁどうなるか。というか、まずは服を着直してほしかった。

コニー > 「はい……?」
下着と、白い肌をさらしたまま。相手の語る内容に、ふむ、ふむ、とうなずいて。
いきなりすぎる話に、首をかしげながらも、
「……ということは、本当は男性で、今は女性の体で……男性のものがついているお体、なのですね」
言われたことをそのまま、整理して、複雑そうな表情を浮かべるけど。

……もし本当なら、これは面白いぞ、と、頭の奥で考えていた。
そんな面白そうな体を前にして、逃してしまってはもったいない。
そっと微笑むと、相手の手を取った。
「気にしないでください、人の事情は、色々ですもの。
 ……私にも、事情はあります。ねえ……どんな事情か、当ててみてください」

そうして、両手で握った手を引き寄せて。
下着の上から、胸に触れさせる。
ふくらみのない胸の感触、触れさせながら。すっかり困惑している相手のリアクションを、いかにも楽しそうに……先ほどまでの作っていた表情とは明らかに違って、底意地の悪い笑みで……見上げていた。

セイン=ディバン > 正直、冒険者としては呪われた、なんていうのは恥以外の何者でもない。
更に言えば、自身の信頼にも関わるのだが。
まぁ、実は既に広範囲に知れ渡っている部分なので。
改めて口にするデメリットは薄かったりする。

「まぁ、そういうこと……」

なんとも複雑そうな表情の相手。さて、ここからが問題だ、と少女は気を引き締める。
事と次第によっては憲兵が飛んできてもおかしくない状況なのだから。
だが、相手はなんと、少女の手を取ってきた。のみならず、その胸に手を伸ばさせて。

「うえええぇぇぇ!?
 ……って、あ、あれ? 胸……この感触……。
 も、もしかして……コニーちゃん。

 あなた、その見た目で、お、男の子なの!?」

凄まじい衝撃。見た目とのギャップがありすぎる。
自身と同じように呪われていたのかもしれないけれども。
現状の状況から推測すると。出る結論はそれしかなかった。

コニー > 「あはっ、そうですよー♪」
びっくり仰天、と言わんばかりの驚きよう。
あんまり声を上げたら、従業員が心配しますよ、と口元に指を当ててみせる。
相手の手がぺたっとした感触に驚いているのを楽しそうに見上げながら、くすくすと肩を揺らす。

「つまり、ボクは男で、セイン様も男なんだから……
 見られたりしても、恥ずかしがったりする必要はない、ってことですよね♪」
相手とは違って、自分から進んでこんな格好をしているのだ。
しかも、こういうリアクションを楽しむために、だから、タチが悪い。
薬まで使って保っているかわいらしい声でささやきながら、今度は遠慮なしに相手の服に手を伸ばし、驚いているうちに脱がせてしまおう、という手つき。

セイン=ディバン > 「え、ええええええええええ!?」

いままでいろんな見た目の人物に出会ってきた。
でも、その中でも最上級のびっくり。だって、見た目は完全にオンナノコ、なんだから。
相手が口元に指を当てるのを見て、思わず自身も声を切る。

「い、いや。その理屈はおかしい。
 って、わぁわぁわぁ!! ちょ、た、タンマッ!!」

相手の展開した理論に突っ込むものの、その隙に服に手をかけられてしまう。
しまった、と思ったが既に遅い。見事、服は次々脱がされてしまい。抵抗する間も無いほどだ。

コニー > 「大きい声、出しちゃダメですよー……♪」
明らかに雰囲気の変わった、楽しむ口調。
大きな声をあげる反応にいかにも楽しそうに笑みを浮かべつつ、するすると相手の衣服を下ろしていけば、露わになっていく肌。
じっと視線を注いで、パンツまで引き下ろし……相手のほうも、下着姿に。

「ふふ、きれいな肌。それじゃあ、失礼します……♪」
耳元にささやくように、ボーイソプラノの甘い声を聞かせ。
冷えたタオルで首元から肩、腕、脇の下、と拭っていく。
「恥ずかしがらなくていいんですよ。男同士なんですから」
耳元に息がかかるような距離でささやきながら。下着は避けるものの、下半身にも濡れたタオルをすべらせていく。

セイン=ディバン > 「そ、そんなこと言っても……!」

色々な経験はしてきたけど。こういった驚きは経験があまり無く。
なんとか声を殺すものの、脳内の混乱は未だに収まらない。
そのまま服を脱がされてしまうが。そこに表れたのは、下着無い裸体。
そう。下着着用不可の呪いのせいで、少女は衣服の下は全裸だったのだ。

「あ、ちょっ……!」
身体をつめたい布で拭かれる、その感覚。
仕事の間は忘れていた。発情の呪い。その強い発情が、相手の行為で呼び起こされていく。
耳にかかる息がくすぐったい。そのまま、微妙に性感帯になっているような場所を拭かれてしまえば。

「あっ……は、あぁぁぁ……」

すぐに体から力が抜け、床へとへたり込んでしまう。
相手には見えてしまうであろうか。床には、女性器から溢れた蜜が水溜りを作るほどに。
そして、その股間。付いている男性器は。まるで化物のようなサイズに、勃起してしまっているのが。

コニー > 「わあ……」
あっという間に、一糸まとわぬ体を露わにさせてしまうと、今度はこちらが驚くばんだ。美しい肌と、少女の体。からかっているうちに、その気に……なんてつもりだったのに、あっという間にできあがってしまった様子の相手。床の上に崩れた体を見れば、目を瞬かせて。

「すごい、こんなになるなんて……予想以上です」
口調まで、すっかり演技をやめて。力の抜けたからだを見下ろすと、未だスカートをつけたままの姿で床に手をつき。
「ここも……きれいにしないと」
熱っぽく視線を向けながら。足を閉じれば隠せる女性器と違って、手でも隠せない逸物。
四つん這いになって顔を近づければ、れ、るぅ……♪ と、長めの舌で根元から舐めあげていって。

「これも、呪いでこんなに大きくなってしまってるの?」
楽しそうに問いかけながら。ためらいなく、ぺちょ、ぺちょ、っと音を立てて舌を押しつけ。
先端をなで回し、唾液でべっとりとぬらしていく……。

セイン=ディバン > 「……っ」

結局のところ、相手が男性であろうと女性であろうと。
自身がその気になっていないときに裸を見られれば、恥ずかしさしかない。
ましてや、発情の呪いのせいで蕩けてしまっている様子など、見られれば屈辱でしかない。

「……あ、や、めっ……!!
 こ、コニー、くん。男なの、にっ……」

力入らぬまま、やめて、と言うが。長く、ぬめる舌にソコを舐められれば。
鼻から甘く息が漏れてしまう。自身の言葉も、説得力など無い。
実際、最近男の子も食べてしまっているのだから。

「んっ。んうっ、ん~~~~~~~っ!!
 ……こ、これ、は。元から……この大きさ……んくうっ!!」

必死に口元に手をあて、声を殺そうとする。
だが、与えられる快楽は大きい。男性だというのに、女の子……いや。
この『少年』の奉仕のテクニックは、とても素晴らしすぎた。
じんじんと頭が痺れ、もっとしてほしい。そんなことを考えてしまえば。
答える必要もない質問に、普通に答えてしまっていた。
愛液はさらに溢れ、床との間で、ぐちゅ、こぷっ、などと空気と混じる卑猥な水音を奏で。
ペニスは、更に大きさと硬さを増し、ふるふると震え始める。
いまや子供の腕ほどの大きさほどはあるのではないか、というサイズにまで膨張しているそれは、これまた常人離れした量の先走りをドロドロと溢れさせていた。

コニー > 「そうなんだ。ふふ、すっごく立派……♪」
先走りがにじんで溢れてくるのを感じれば、は、ぁ……♪と甘く息をついて。
根元を握って扱き出すように刺激を続けながら、見せつけるように唇尖らせて。
先端に口づけると、「じゅるるるっ♡」と、大きく音を聞かせて、ストローをすすり上げるみたいに。

「男の子らしいことも、したほうがいいかな?」
いかにも楽しそうに、長いまつげを触れあわせて目を細める。
腿に手を添えると、そうっと足を広げさせて。
ぐっしょりと濡れた割れ目に、く、ちゅう……と指を潜らせた。
細い指で中をほぐすようにかき回しながら、真っ赤になった顔を見上げて。

「心配しないで。ボク、えっちな人、大好きだから……♪」
膨らみきった肉棒、口を大きく開けて咥えこむ。
あ、むぅ……と、唇で包みながら、ちゅぷ、ちゅぷ、と首を前後させて。
言葉に違わず、四つん這いになった腰はゆらゆらと左右に揺れて、スカートを左右に揺らし。
咥えこんだ口は、舌を絡ませるようにしながら、「く、んっ♪」と、甘い音を鼻の奥から鳴らしていた。