2017/10/19 のログ
■ミレイ > んっ!?こ、こぉらぁ……!
(予想外のその反応は、それでも厭うような類のものではない。ぺろぺろと舐め擽られるのが火照った肌には擽ったく、蜜液濡れの顔は、そう時間をかけずに唾液濡れへと変貌する事だろう)
そー……抱き枕……ふぁ……ん……っ
(目論み成功、口付けへの誘いにあっさり引っ掛かってくれるのは嬉しいものなのか、啄ばみには啄ばみを、なんて、互いの唇が不規則なリズムで暫し触れ合い続ける事となるだろう。……その合間にも乳房をふにふにと掌が弄ってしまうのは己の習癖からして我慢の難しい代物。女の裸身を前にして指をじっとさせておくのは、彼女のように無防備に触らせてくれる相手ともなれば惜しくなってしまう)
やったっ、じゃあ、フラムは……朝まではだかんぼねーって、ひゃぅっ!?
(このまま宿の部屋に連れ込む魂胆、得意げに紡いだその直後、無防備すぎた首筋へ這う舌には思わず甘い嬌声を上げてしまった)
もぉ…………―――あんまり舐めると……気絶するまでイかせちゃうぞぉ……?
(では舐めなければどうか、といえば眠る間際までの愛撫は続くのだからそう大差のない処遇だろう。そうと決まれば、とでも思っての事か顔を上げると、ココからでは少し遠いカウンター越しに覗き見える店主の首肯。幾度か利用した場所な事もあって己の支払い能力に疑問を抱かれる事も無く、ゆるりと身を起こすと彼女の背を抱き寄せて立たせようとするものの……脱ぎ散らかした着衣を回収する気は、無い)
……おへやまでも、そのかっこのまま、ね?
■ヴェオフラム > 触れ合う肌は生暖かく濡れたままで、淫靡な気配をまとわり付かせているものの、同性の柔らかな肌はやはり心地よくて安心する。
香る匂いも清潔で心地よく、好き、大好き、なんて感情が溢れて抱擁にも力が入る。
無論、痛いくらいに締め上げる程ではなく、幼子が愛情いっぱいに抱きついてくる程度である。
「んっ、よい! みれいも? みれいもはだか? ふらむといっしょ?」
そんなタイミングで犬耳がヒクつく。
それまでシャットアウトされていた外界の音、ミレイとフラム、二人の少女の絡み合いに触発された観客同士の絡み合いが漏らす淫らな声音。
ようやく、自分がいた場所に思い至る。
恥ずかしげもなく、むしろ見せつけるかの様に繰り広げられる痴態に、再び犬少女の鼓動が早まっていく。
彼女に促されるように立ち上がり、ハッと気付いた様に脱ぎ散らかした着衣に駆け寄り回収する。
その場でそそくさと身につけようとした動きが、彼女の言葉にぴたりと止まり
「うぅぅ……、みれいが、いうなら……。」
フラムはこれ以外の服を持っていないので、ここに置き去りにするわけにもいかない。
丸めた着衣を胸元にまとめ、ふさふさの尻尾の揺れる小さなお尻も、淫蜜の跡も生々しい下肢も晒したまま彼女の脇に駆け寄った。
すーすーと涼しげな総身が少しだけ気恥ずかしく感じるけれど、この店の中であるなら問題なかろう。
さすがにこの格好で外に出ると言われれば、芽生えたばかりの羞恥心が抵抗を見せるかも知れないけれど。
■ミレイ > (肌にはしっとりと汗を纏ったまま……己の方はまだ着衣が残されてはいるものの露出面は火照り、密着抱擁ともなれば特有の少し甘いような匂いが彼女の鼻に届く事だろう)
もっちろん、ボクは寝る時、安全に眠れるならハダカの方が寝心地良いしぃ……フラムとハダカ同士でだっこして寝るほうが“気持ち良さそう”でしょ?
(彼女が着衣へ思い至らなければそのまま店主に片付けがてら預けてしまう魂胆だったものの、回収するのならばそこまでは静止無し。となれば、なんて湧いた悪戯心、回収待ちの間にノースリーブのシャツを脱ぎ、淡い膨らみと共にツンと上向きに尖った蕾を外気に晒す。ボトムは身につけた侭だが、床に落とした侭のマントでそれを包んでのトップレスで)
……んふー……良い子だよーフラムー
(なんて言うなり片腕を取り、早速、恥辱の跡も生々しい肌を隠す為の覆いを片方奪う。もっとも、こちらも半裸になっての事、露になった胸は彼女の腕に押し当てられる事となるだろう)
えーっと……むこーの階段からお部屋に行けるから……―――お外の“散歩”は、こんど、ね?
(刻み付けた羞恥は、はたして良い方向に転んだものか否か……野外露出を彼女の口から一度引き出している未練が思わず言葉になってしまうものの早々に連れ出すことは無い。……もっとも、ステージ上で痴態を演じた少女が、観衆となっていた女性陣の間を抜けて階段へと向かうとなれば否応無く己と彼女に視線が集まってしまうだろう)
■ヴェオフラム > 「んっ、んっ! そのほうが、きもち、よい!」
彼女の言う”気持ちよさ”にはおそらく多分に性的な色が含まれているのだろうけど、獣娘の短絡はそこに及ばない。
とはいえ、寝台の中、彼女との淫らなまぐわいに否があるかと言えばそんな事もない。
むしろ嬉々として身体を開いて、肉の悦びを貪る事だろう。
さて、着衣を回収して彼女のもとに戻ってみれば、その上半身、はっきりと分かる肌色面積の上昇ぶり。
獣少女よりも少しばかり小さい胸の膨らみの先端も露わな様子に、思わずフラムはじぃっと目を向けてしまった。
そんな柔肉が絡む腕によって押し付けられるなら、えへーっと嬉しそうに相好を崩して
「……………っ!?」
「お外の”散歩”」という言葉にはびくーっと獣尻尾を跳ねさせて、髪が乱れる程の勢いで首を振った。
そうして踵を伸ばしてがぶーっと彼女の首と肩の中間辺りに八重歯を立てたのは、いたずらな物言いへの抗議じみた戯れ。
歯跡すら残らぬそれは、くすぐったい程度の感触でしかないはずだ。
そんな絡みを合間にはさみ、小さなお尻を晒したまま、尻尾ふりふり階上へと向かう獣少女と銀髪娘。
互いに小柄で華奢で稚気を色濃く残す美少女が、一人は全裸、一人は半裸で艶事の気配も濃厚に残しつつ立ち去る様は背徳そのもの。
店内に残る客のほとんどが名残惜しげな視線を向けるのも仕方無かろう。
その夜、二人の消えた部屋の中からは、はしゃぐような声音とどろどろに蕩けた艶声が遅くまで漏れ聞こえる事になっただろう。
獣少女は、事が終わる頃には全身汗だく、息も絶え絶えといった様相になっているかも知れない。
それでも小さなベッドの中、暖かくて柔らかな肢体に寄り添っての睡眠は獣少女にこの上ない安らぎを与えてくれた事だろう―――。
■ミレイ > でしょ?きーまりっ!
(己の“気持ち良い”にはそもそも素裸で寝る事への心地良さも、肌と肌のみが触れ合う睡眠の心地良さも含まれてはいるとはいえ、今の状態で紡ぐ意味合いとしては性的なモノ。ベットの上となればまたできる事も増えるだろうし、手指を主体とした愉しみ方もあるのだ)
……あたっ……ん、もー……お外で逢った時、ここで全部ーって最初に言ったの、フラムだよぅ?
(歯の感触にわざとらしく痛がってはみせても、実際に痛みは無い。むしろ噛まれた部位がしっとりと湿った所為で体に残る熱が一回り増えたようにすら錯覚してしまう。……錯覚とも言いきれない反応は絡み付く腕に押し当てた胸の蕾がころりと先程よりも芯を帯びた事だろう。
そんな戯れを続けつつ、幾人かの視線に見送られるまま、今宵の寝室へと二人の少女が消え行く事となる。
―――木戸一枚に隔てられた先には、元々“そういう用途”の宿の所為なのか広いベットと簡易的な浴室が備わっているのみ。食事を含む諸々は一階で、というなんともシンプルな部屋での事。連れ込むなり再開された情交はどちらかの体力が尽きるその寸前まで続く事となっただろう。行為の後は、肌と肌を触れ合わせる眠り―――目覚めのキスは、さてどちらが早く相手に落とす事となるか……二人の夜は、そうして過ぎ行く事となるだろう―――)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からヴェオフラムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。