2017/09/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 暑さも幾分か和らいで過ごしやすくなってきた昨今。
日が落ちた後ともなればそれも顕著で、過ごしやすくて大変宜しい。
相変わらず客の入りは少ない―――というか、今は誰も居ないが――店内にて、リラックスした面持ちでカウンターに座して店番中。

そのカウンターの上には、大層目立つ代物が鎮座していた。
女性の下半身を模した玩具――そう、オナホールだ。

女性器のみを模したそれとは一線を画す、腰から下を切り取った様なその様相は実に存在感のある代物。
見方によっては猟奇的かもしれないが、用途を知る者からすれば実に素晴らしいものなのだ。
むっちりとした尻を突き出すようなそのフォルムに、瑞々しさを感じさせる触り心地。
肌触りの良いその尻部分を手のひらでたぷたぷ撫でながら、何をするでもなくぼへーっと店番中。

つまりは何時もの光景だ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にスゥルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にヴァルファルニフルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からヴァルファルニフルさんが去りました。
スゥル > そっと扉を開けて、ひとりの女性が雑貨屋の店内へと入ってくる。
栗色のロングヘアが外の温い風に煽られてはらりと優雅になびくが、戸が閉じればすぐに落ち着く。
両の胸は、1つが彼女の頭部よりも大きい。腰つきもまたふくよかで、球のように丸い。
そんなシルエットを丈の長い紺のローブで包んでいるが、その布地は極めて薄く、肌に貼り付いて女体の輪郭を露わにしている。

スゥルは人づてにこの奥まった位置の雑貨屋の話を聞いた。といっても「雑貨屋がある」以上の情報ではない。
つまり、初めての来店である。ウワサを聞いていたのをふと思い出し、脚を運んだのであった。

妙齢の女性は、店主のほうに向けて目を細め、挨拶がわりに笑顔と軽い会釈を送る。
そして、とりあえず店の雰囲気をつかもうといった感じで店主に背を向け、店内の品揃えを眺め始めた。
彼女のお尻ももっちりと大きく丸く膨らみ、薄い服の生地が貼り付いてお尻の谷間さえも見て取れるだろう。

ピング > そんな具合で今日も今日とて適当に。
卑猥な道具を前面に押し出す様にして店番をしていたら、扉が開いてお客様のご来店。

「あいあい、いらっしゃーい」

気安い調子で挨拶を返すも、その視線は相手の体にしっかりと釘付け。
何とも扇情的な布地に包まれたその肢体は実に実に美味そうで。
後ろを向くのを良い事に、うぇへへ、とだらしなく表情を緩めて相手の揺れる尻を追う。

見ているだけでもこりゃあ役得だとばかり。
さて相手が気にしている品揃えであるが。

それこそ雑貨屋という名に恥じぬ雑多っぷり。
日用品の棚もあれば不意に食料品が出てきたりと、一貫性も無く。
特に不意打ちの様に大人の玩具が入り混じったり、卑猥な下着が混ざり込んでいたりする比率が高めであるが。

スゥル > 店主から声がかかれば、女性はふたたびそちらを振り向き、よそ行きのはにかみの笑顔で応える。
店主の目の前にある物体……いわゆるオナホを視野に入れてもとくに狼狽する様子がないのは、遠目には正体が分からないゆえか。
女性は何か特定の物品を探しているようで、店を彩る棚を早いペースで検分している。

「……………っ!?」

ときおり、そんな彼女の身体がぴくりと震え、足を止める瞬間もある。ちょうど淫具が陳列された箇所だ。
しかしスゥルは、店主を振り返ったり何か口を聞いたりする様子はない。羞恥心や違和感から店を飛び出す様子もない。
その場所をしばしじっと眺めたのち、また何事もなく、棚に沿って歩き始める。
よく見れば、雑貨が多く置かれた棚で比較的足を長く止めていることに気付くだろう。

やがて、ひととおりの棚を見終わったスゥルは、ゆったりとした足取りで店主の座るカウンターの方へ歩みを向けた。
その顔はほのかに赤く染まっているのが、遠目でもわかるだろう。
切なげに両腕を巨乳の下で組み、ぎゅっと締め上げている。色っぽい仕草を取ってしまっているのは、意図的か偶然か。
左手の薬指には、立派なルビーの嵌った指輪がきらりと光る。

「……あ、あの。すみません。その……だ、脱脂綿を探しているのですが、どこにありますでしょう?」

卓の前まで来ると、女性は店主の顔をじっと見つめ、やや震える声で問う。
途中、いっそう顔を赤らめて瞬時目を伏せ、恥じらう仕草も見せる。
たかが脱脂綿について問うのにここまで恥じらうのは、それがいわゆる生理用品としての用途のためだ。

ピング > 頬杖をつき、店内を巡る相手を視線で追う。
淫具の置かれたその場所で立ち止まる様を見ては喜悦めいた笑みを浮かべて実に楽しそうにその光景を観察し。
やがてその相手がカウンターへとやってくると、にこにこと人好きのする――所謂営業スマイルを努めて浮かべ。
尚、オナホのみならず男性のペニスを形どったディルドも複数カウンターに置かれている様が近づけば目に留まるやも。

「あいあい、なんでしょうかね別嬪な奥さん。
 うん?脱脂綿?大きさとか、ご希望はあるかね」

指輪の存在を目に留めて、奥さん呼ばわり。
そして近場で見れば何とも見事なお胸である。
いやぁ、スタイル良いねぇ、等とあけすけにセクハラな言葉を世間話の様な雰囲気で投げかけながら。
視線をちらと流すとそこに力を込めた。
じんわりと伸びる不可視の指が、悪戯に相手の股間部分を、つつ、となぞった。
良くやる店主の、無駄に魔法を使った悪戯だ。

スゥル > 問いかけながら、スゥルは空色の瞳で店主の身なりを観察する。
自分よりもひとまわり歳を食ってそうなおじさん。語り口は優しげだが、どちらかといえばタイプからは外れる異性といえる。
比較的大きな店、整った髪や衣装……きっと既婚者なのだろう。

……と思案をめぐらしているところへ、商品に関する質問が返ってくる。別嬪という世辞には素直に作り笑みを浮かべつつ、

「ん……大きさですか。そ、そうですねぇ……ええと……ッ!? ひんっ…!!?」

大きさ……つまり生理用品としてのサイズを問われ、スゥルは己の秘部や下着の形状を脳内に浮かべようとする……が。
それを狙い済ませたかのように、大陰唇にぬるっとした感触が走った。
スゥルはたまらず肩をすくめ、背筋を張り、艶めいた嬌声を上げながら身体を震わせた。
組んだ腕の中で、2つの巨大な脂肪塊がぶるりと波打った。

痴漢を働かれたのか? スゥルは店主を睨み、すぐにその下へ視線を移すが、彼の手は伸びていない。気のせいか。
……と、そこでようやく、カウンター付近に陳列された淫具の数々に気付く。
彼の目の前にある巨大な肉塊めいた物体の正体はよくわからない。
だが、まるで筍のごとくそそり立つディルドの数々には、心を乱されずにはいられない。
いずれも規格外の大きさをしている……非現実的なほどに。失踪しているスゥルの夫も、これほどの立派なブツは生やしていない。

「……………………」

常識的な女性であれば、これほどの淫具の数々を目にし、手段はわからずとも痴漢めいた行為まで働かれたのであれば、逃げ出すのが普通だろう。
しかしこのローブの女性は、足を止めたまま、レジの前に立ち尽くしている。
息をつまらせ、淫具のそれぞれに視線を走らせながら。その瞳は、驚きか興味かはわからないが、瞬きもせずに見開かれている。

ピング > こうしてお話をしている最中に行う悪戯。
それに対する反応が大好物なのだ。
不思議そうにする者や、警戒を露わにする者、或いは恥辱に耐える者。
その時々に浮かべる女性の表情を見るのが堪らないというお話。

素知らぬ態度で相手を見上げ、うん?と首を傾げて見せるその最中も。
向けられた視線から伸びる不可視の指が、はち切れんばかりに波打つ乳房を、しゅに、と摘み撫で。
まるでアピールするみたいに、その手はカウンターの上にある。

「そうそう、大きさは…っと。おぉ、こいつが気になるかい奥さん!
 いやぁ、お目が高い!こいつぁ自信作でなぁ!何せオイラのちんぽそのまま型取ったもんだからよ。
 気に入ってくれたってんなら何よりだ!さぁさ、どうぞ手に取ってみてくれぃ」

喜色満面の面を浮かべ、商品を推す次第。
明け透けに、自らのモノなのだと告げながら、相手の目の前に複数本のディルが台座を下にして直立し。
手作りである事を示す様、黒色だったり、それこそ自前の如く肌色であったり、微妙に反り返る角度や亀頭の膨らみ具合が違ったりと。
適当に一つをつかみ取ると、さぁさどうぞ、とぐいっと相手の胸元へと押し付け。

スゥル > 「うんッ………ふ……」

見せつけるように大きく開いたローブの襟元。日焼けを感じさせない白いデコルテを、不可視の指が撫でる。
今度は背を丸めるように悶え、詰まった喘ぎ声を上げるスゥル。
……この雑貨屋はどこか異様だ。
随所に配された卑猥なアイテム。霊障のように己に纏い付く謎の触感。よく見れば、この店主もひどくスケベな中年だ。
多少失礼でも、すぐに踵を返して店を飛び出したい。理性ではそう考えている。……考えているはずなのに。
スゥルの熟れた身体は魅了されたかのように固まり、それとは裏腹に心臓は興奮で早鐘を打っている。
不安げに震える彼女の手指。左手の薬指に嵌ったルビーの指環が、不自然に赤黒くきらめいた。

「………これ、あなたの手作りなんです……? ……って、う、嘘……そのまま型取り……って。
 冗談でしょう……? ふ、ふふっ……そんな。こんな……り、立派……な……」

荒い息遣いを縫って、途切れ途切れにスゥルの言葉が湿った唇から漏れる。
根は淫乱のスゥルでも、さすがに彼の弁をすべては信じられなかった。この世にこれほど巨大なペニスの持ち主がいるわけがない。
スゥルは店主に促されるがままに、差し出された張り型を受け取り、指を這わせる。
もっちりと脂肪のついた太めの五指が、竿の腹をつつつっと這い登り、裏筋をくすぐり、カリの高さを確かめるように円を描く。
その手つきはまるで最愛の男の最愛の性器を愛でるかのように滑らかで優しい。

「嘘よ、嘘……貴方が、こんな……大きい……なんて……」

空色の瞳もみるみるうちに色欲に濁り、とろんと伏せられていく。桜色の唇の端から、透明な涎が垂れる。

ピング > この時点で逃げ出さない相手は「当たり」の類だ。
にんまりと、笑みに色欲の色を乗せ、見悶える相手を見やり。
薄い布を透過した指先が感じ入るポイントを探る様に蠢き、性感を刺激する。
その柔らかな感触が直に味わえないのは残念ではあるが。
妙に目立つ指輪に時折視線を送る物の、今はそれよりも。

「おう!立派だろう。ちょいと自信あるんだぜぇ。
 あぁでもあれだなぁ。奥さんのデカパイも立派じゃあねっかい。
 オイラのでも埋まっちまいそうだな、そりゃ」

どんどんと物言いは直接的な物に。
指を這わせ、その形を探る指使いに、おお、と嘆息しつつ。
当然の疑問を口にする相手を見上げると、にまぁっと笑い――その頃にはもう、不自然な相手への刺激は消えていた。

「皆それ疑うんよなぁ。よっしゃよっしゃ、ちょいと奥さん、こっちゃおいで。
 疑われるってんならぁ、仕方がない。証拠見せたるから、の?」

手招きをし、カウンターの内側へと相手を誘い。既にカウンターの下ではズボンに手をかけ、下肢を曝け出す準備をし始めており。
相手が此方へと来たならば、まだ勃起は完全ではないものの、その長大さが容易に予感できるペニスがでろりと垂れ下がっている光景が見れる筈。